[Verse 1]
行き場をなくしたガキみたいに
俺達はいつも道端で遊んでた
悲しみなんて感じたことなかった
フットボールさえあれば楽しかった
ロニーは俺たちのコーチだった
奴がやり方を教えてくれた
ほとんど毎日さ OK
エヴァーグリーンといえばラリーとマイクとロン
俺の従兄弟ブーも
そこに住んでたたくさんの仲間の一人
シャーローンは根っからのワルだった
ブーはその子分
口のたつ奴で
いつもハーモン通りを騒がせてた
ザックとレオとエドもいたな
俺とジョディーとブープ
ジューンにロッキー
それに
トミーとセドリック
ラモントとグレッグ
みんなそれぞれ個性があった
あの頃は喧嘩もしたけど
いい思い出だ
愛が何かなんて分からなかったが
みんなそれを感じてた
一緒に遊ぶときは
相手を騙すことなんてなかった
俺が今こうして
この曲を書きながら思い出すと
そのうちの何人かは元気にやってるが
何人かはもういない
[Hook]
俺たちは人生を生きるために生まれ
そして死ぬ
人生はひどく短くて
俺にはそれが不思議で仕方ない
[Verse 2]
ガキの頃は
死ぬことなんて考えもしない
そんな重要なことだと思わないし現実味もない
ただ何だろうと思うだけ
俺たちには
朝起きてシリアルを食うことや
土曜日のアニメ番組
空手映画や
スケボーや自転車に乗ることが全てだった
街角でリップルを飲んでたキラ・ジョーだってそうさ
近所のプエルトリコ人のキッズもいい奴らだったな
ノリも合ったし
悪さもしたけどそこから正しいことを学んだ
でも人生はずっと過酷なんだって
俺たちは思い知らされた
仲の良かったスパニッシュの奴が
車に殺された
ショックだった
アルベルトはすぐ近所で撃たれ
唐突に死がやってきた
母親は道の向こう側でヤクをさばいていた
彼は賞をもらったばかりだったのに
リトル・リーグで
ほんの1時間前
夏の終わりさえも見届けずに
7歳なんて若さで死んでしまった
俺はその時分かったんだ
人間の肉体は弱いものだと
子供ながらに
そんな深いことを考えてた
こういうことさ
[Hook]
[Verse 3]
亡くして初めて
どれだけ近い存在だったか気づく
どれだけ近かったのか・・・
星のように
それは深く
癒やすのに時間がかかる
今でも時々
あの時許す方法を知っていたらと願う
彼に
もう許していることを伝えられたら
でも墓の中6フィート下に埋まった彼らには伝わらない
残されたのは
彼の通夜に参列し
それがもし自分だったらと考えること
きっと奴なら昔のよしみで分かってくれる
ちくしょう
俺は動揺した
そのニュースを聞かされた時
ブーがでたらめを言ってるわけじゃないことは
すぐ分かった
まるで分厚い札束みたいに
思い出がよぎった
楽しかった時間 それが今はこんな悲しみに
ガキの頃の仲間が通りに出た
ストリートに出たら
死ぬ時は
そこの掟があるからだ
でもこの場合
何でこんなことになったんだ?
せめて
奴がまだ生きていてくれたらと思う
今は俺の心の中にいる
それとも前頭葉の中と言うべきか
マイク
お前は俺の中に閉じ込めたぜ
それにお前を追いかけて逝っちまった
他のブッシュウィックのブラザーたちもな
ああ
眠りについたあいつの冥福を祈るよ
あいつをマイク・ブギーって呼ぶよ
それがあいつにぴったりの名前だから
[Hook]
こんな感じだ
最終更新:2008年09月08日 15:34