「パパ、これは慎重に扱わなきゃいけないテーマだよ」
(1st verse)
医者が初めておまえを腕に抱かせてくれた時から
おれは分かってた
おまえを危険にさらすぐらいなら死を選ぶって
それでも頭に疑問が立ち上がる
おれは信頼に足る男だろうか
あやまちと戦い
正しい判断で立ち上がれるだろうか
その最初の夜 病院からの帰り道
車のシートを固定するだけで1時間
まわりの車がスピードを出すから気が気じゃなかった
無事におまえを家に連れて帰り
ベビーベッドに寝かしつけても
あの夜は一睡だってできなかった
自分のベッドを抜け出して おまえのところへ這っていき
頭をそっと撫でたら 心が溶けていくのを感じた
人生よりもおまえを愛してると知ったから
それで床に膝をつき 神に祈った
どうかおれをいい父親にしてください
愛、知識、教育
この子が求めるすべてを与えてやれますように
おれの人生をおまえに捧げる
おれたち二人だけで やってみればできるよ
おれたち二人だけで
二人だけで 空に城を築こう
おれたち二人で おまえとおれで
(2nd verse)
5歳はコメディの到来
おまえを見るたびに思う ちっちゃいおれだ そっくりだって
見てな いまにでっかくなるぞ
笑っちまう 耳までそっくり受け継いでるんだからな
ときどき考える おまえは何になるんだろう
将軍 医師 もしかしたらMCかも
いつだっておまえにキスしていたい
でもいたずらをしたらおしおきだぞ
本当だぜ 「なんでそんなことをするんだ」って
タフな父親になろうとするが おまえには笑わされてばかり
息子の目を見てると 狂いそうに嬉しくなる
おまえに誓って言うよ おれはいつだって
できることならなんだってする
どんな人間になるべきか手本を示すんだ
威厳 高潔 それに名誉
負けたって構わない 挑んでいる限りは
泣いたっていいんだ 恥なんかじゃない
おれとママはうまくいかなかったけど
いざというときには 愛がおまえを守ってるから
世界に立ち向かい 攻撃にさらされ
道から弾きとばされたときは
本当のことをひとつだけ思い出せばいい
おまえにはおれがついていると
おれたち二人だけで やってみればできるよ
おれたち二人だけで
おれとおまえで 世界に立ち向かおう
二人だけで 空に城を築こう
おれたち二人で おまえとおれで
(3rd verse)
いいパパでいるのはフルタイム労働
おまえはおれの時代よりずっと物持ちだし
遅れをとらないよう勉強していかなきゃな
CDロムの101匹ワンちゃんだって
見てな パパはなんだって知ってるってふりをする
パソコンのどこにCDを入れるのかも
でもな 永遠に続くものはないから
いつの日かおれはおまえの前からいなくなる
ショックだろうけど だけど大丈夫
それでも人生は続いていくから
でもまあ念のため
これがおれの秘密の連絡先だ
いつか女の子に振られることもあるだろう
失恋の痛みほど辛いものってないんだ
ひどく傷つくだろうが 次には引きずるなよ
人生には 腹の立つこともある
おまえを侮辱し ひどい仕打ちを与える人もいる
そういう人たちのことは神様に委ねなさい
心に憎しみを抱けば おまえもすり減ってしまうから
いつも正直でいて 祈りを忘れず
人のためにドアを開け 椅子を引き
汚い言葉は控えめに
夢が叶うことを おまえの存在が教えてくれた
愛してるよ おれはいつもここにいる
おれたち二人だけで やってみればできるよ
おれたち二人だけで
世界をものにしよう
二人だけで 空に城を築こう
おれたち二人で おまえとおれで
誰もおれたちを倒すことはできない
パパの手を握って
二人だけで 空に城を築こう
世界に乗り込もう
おれはいつだって おまえのそばにいる
振り向いてごらん おれはそこにいる
必要ならいつだって呼べばいい
一緒に乗り込もう 一緒に輝こう
必要なときにはいつでもそばにいる
パパはおまえを愛してる パパはおまえを愛してる
命のあるかぎり
おれたち二人で
「ほんとにいい曲だね。
それでボクのギャラはいくらなの?パパ」
最終更新:2008年09月08日 16:28