03 Sucker MCs 　

[Run]
2年前友達に
MCライムを喋ってくれないかと頼まれ
今から言うこのライムを喋ったんだ
それも最高のライムだったんだ、こんなふうに
MCになるテストを受けたら
オレンジ・クラッシュが驚いてしまった
それでラリーがキャデラックに乗せてくれて
運転手が車を出して、俺たちは二度と戻らなかった
デイヴが芯までレコードをカットして
今じゃ俺はマイクでロックしている
それからしゃべって、サインをして
こんないいことがあるんだ
シャンペンにキャビア、泡のお風呂
それが俺が送る生活だ
お前らアホなMC共を喜ばせてるんだ
それを受けて、下がれ、心臓発作でも起こせ
世界でRUNに欠けているものはないんだ
B-ボーイ・スタンスで俺はめちゃくちゃ寛ぐ
そしてマイクで盛り上がって、女のコたちが
踊りたくなる
空の上にいる鳩のように飛んで
マイクをロックしてる俺をラン・ラヴと呼んでいい

俺にはセヴィルと違って長いキャデラックがあるんだ
横に書かれているのは「めかし込んでいる」
クルーズしている俺を見た時は道を開けてくれよ
お前たちをみんな乗せるだけの場所がないんだ
先着順で決めようか
お前を素敵なところへ連れてって楽しもう
お前たちが喜ぶためにユニークな俺だ
そしてアホなMC、お前はなんか違うんだよな
一生ごまかして、カミさんを裏切って
ナイフを所持してチンピラのように町を歩く
街でブラブラして、ダチとツルンでいる
みんなお前がやって来たことを知っているよ

そして1、2、3、3、2、1
仲間のラリー・ラーと俺の名前はDJ RUN
ハイとベースでこの場所でやるのさ
俺はリズムにロックしている、この顔を見ろ
アップタウンへ行って地面に降りてこい
アホなMCは酷い顔のピエロだ
お前は5ドルの少年、俺は百万ドルの男
アホなMCでいながら俺のファンなんだ
せりふを言おうとしても、俺のライムだ
カルバン・クラインを履いてるアホなMC
町一番狂った地域から出ている
ラップしようとしてもノリが悪い
お前は英語すら分かってないんだ、動詞や名詞とか
悲しい顔をしたピエロのアホMCなんだ
だからDMCもし準備がいいなら
みんなしっかりロックしている
デッカイ車に乗って、ゲッティでガソリンを入れる

[DMC]
俺は相応しい場所にいるDMC
セイントジョン大学へ通っている
幼稚園の頃から知識を身につけて
高校を卒業してから大学へ進んだ
ライト・スキンでクイーンズに住む
チキンと野菜が好きなんだ
俺はめかし込むよ、そのスタイルが好きなんだ
多才なMCだってことはご存知の通り
俺は信頼されている
クレジット・カードには番号ではなく
名前が表示されている
アップタウンへ行って、帰ってくる
自分一人とマイクロフォンと
俺のライムは甘い喜びばかりだ
だからもうひとつ噛ませてやろう
俺がライムする時はやめたりしない
新しいライムができた時は言うだけだ
エンタテインって苦労するんだ
アホなMCは苦痛にさえ思える
ヒップにホップじゃパーティは盛り上がらないんだ
止まらないって教えないといけないよ
ライムは（意味が通ってないといけない）
どこから始めるか把握してないといけないんだ
（ビートが入ってくる時・・・）