便器の上に腰掛けて、金を数えているのさ
スポットライトが当たって、全てがゆっくりと動いてゆく
低い声を出してみると、まるで電話で喋ってるようさ
よろよろとした足取りで家路について
電話に手を伸ばすんだ
ドッグ、調子はどうだい、オレの計画を聞いてくれ
金を稼ぐ計画さ、今は釣りにでも行きたい気分だけどな
何でもいいからオレも連れていけよ
もうずっと金を触りたくて、手がムズムズしてんのさ
オレは車を取ってくるから、オマエは好きにしな
そこへ着いたら、オレたちは“また明日な”って言うに決まってんだから(簡単だな)
オレは噂で聞いた大金をモノにするために
南部を目指して行くぜ
安全の確認だけはしとけよな
オレもダチもヘマだけはしたくないのさ
今日の警備員は厳しいらしいぜ
オレたちの盗みの邪魔をしなけりゃいいんだがな
チクショウ、もう昼かよ
そろそろ警備員がシャワーを浴びる時間だな
そして制服を着て出掛けるんだ
身支度を整えたなら、犯罪防止のために
応援を要請するんだろうな
オレが口から出任せを発したなら、その泥棒野郎は45口径の銃を手に取るはずだぜ
いいから連中のことは強張らせておきなって
オレの玄関先でラップしてるのは誰だい、オレの仕事の邪魔になるからやめてくれ
オレはST、調子はどうだい、良さそうだな
オレに安全確認をさせてくれ
Yo そこのガキ、ここは異臭が漂ってるな
ここからずらかる前に木と木を縛りつけておこうぜ
オレたちが一文無しになったとしても
オレたちに抜かりはないってことを知ってるだろ
けど、そんなことはアッと言う間に解決してみせるさ
結果がどうあろうと、とにかくこのドル札だけは頂くとするぜ
行動に移すより、口先だけで喋る方が簡単さ
角に立ってるドレッド・ヘアの奴を見張ってろよ
もしかしたら銃をブッ放すかも知れないからな
何だか悪い予感がしてきたな
大金のことは忘れて、やることだけはやろうぜ
オマエがバーの奴を縛りつけたことぐらい、オレたちはお見通しさ
外で落ち合おうぜ、オレの銃は車の中なんだ(そう、そう)
アイツが窓からその命をなげうつ前に
どれだけ遠くへ行っていれば安全なんだい
Yeah yo オレたちは今、仕事の真っ最中さ
アイツに銃を向けるハメになるだろうな
必ずそうなるはずさ
何しろ悪い予感がするんだ
Yeah アイツにオレたちが何をやってるのかを教えてやる
Yeah そして落ち着けって言うのさ
アイツにそれを知らしめてやる
何もかもが左側に落ちて、ヤバいことになったぜ(何だって)
私服の警官が一部始終を見てたんだ(Oh チクショウ)
状況をわきまえろ
Yo この場は逃げるしかないな(早くこい)
車に乗り込む時には銃をブッ放してやる
この場で見ていた連中はひとり残らず命がないからな
なァ、どうしてアリバイをでっち上げて
オレたちをここから助け出したんだい
全てが滅茶苦茶になっちまった、そうさ、オレたちは悪党
それでもニガー連中に温かい手を差し伸べようとするポリ公がいるんだからな
オレたちから銃を取り上げて、代わりに餌をくれたのさ
それから大人しくドッグ・ハウスに帰るかって?
冗談じゃねぇ、次に銃をブッ放す機会を狙っているのさ
あのポリ公がオレたちを置き去りにしたんなんて信じられるかい
オレたちからヤクを取り上げて、仲間のひと
いくらでマリワナを買ったかなんてことも調べやがった
きっとポリ公もアイツが隠したあり金にありつけたはぜだぜ(決まってるだろ)
聞いててムカムカする話だろ
とにかく、オレはアイツのことが気に入らなかったんだ
けど、ポリ公とのいたちごっこもなかなか楽しかったぜ
オレもポリ公風の新しいファッションを試してみようか
オレたちの曲のビートに合うような格好をさ
まぁ、それはともかく
筋金入りの悪党のやり方ってもんが分かっただろ
スミフ・ン・ウェッスンのためにもう2発ブチかまそうぜ
ヘルタ・スケルタ、OGCはノリにノッてるぜ、ベイビー
最終更新:2008年09月08日 18:14