[Hook]
ご褒美旅行の真っ最中
オレのダチに何が起こったか教えてやろうか
どこへ行ってもマイクだけは手放さないぜ
ニューヨーク、L.A.、ノースキャロライナ、ヴァージニア
[Hook]
オークランド、L.A.、サンフランシスコ、セント・ジョー
みんなに注目されたら、堂々としてりゃいいのさ
女の子に囲まれてキャーキャー言われるのって気分がいいもんだぜ
ニガーども、コートを脱げよ、女たち、上品に振る舞いな
オレたちが賛美歌を披露するから
インディアンみたいに大人しく座ってなよ
オレの詩のテクニックはF1ドライバーのマリオ・アンドゥレッティ並み
ラップがトロいとみせかけて、実は笑っちゃうくらい超高速スピードなのさ
80年代へ逆戻りさせてくれ
ジェイムズ・ブラウンはプロモーションの真っ最中
オレたちは強盗を働いてまで稼ごうとは思わないからな
それはそうと、今度はクイーンズのことを喋らせてくれ
話題はブルックリンにまで及ぶんだ
それともブラック居住区に侵入してきた連中が住む地区まで
足を伸ばそうか
オレたちがすぐにそこへ行くから、二番目の息子を頼りにしてな
そういうオマエもブラック・マンに違いない、そのうち、心を失ってしまうぜ
オマエはホワイトらしくクールに振る舞ってるつもりだろうけど
下らない冗談はよせ
いいかい、オレのラップは世界中に轟いているんだ
オマエも自分自身のことをよく知った方がいいぜ
こんなに鋭い感性でラップできるのはオレぐらいのもんさ
Rat do rat do do da rat dat dat, Rat do rat do do da rat dat dat
最高にノッてきたな、けど、仲間のニガー連中のところへ戻らせてくれよ
オレたちがブラザーだからって逃げる気かい
研究授業でラッパーの育成法を学んだのさ
オレにもアマチュアのラッパーを育てさせてくれよ
これでお終いにしないためにもな
[Hook]
中華街、スポーカン、ロンドン、東京
[Hook]
ヒューストン、デラウェア、ワシントンD.C.、ダラス
89年、オレは溜まり場にいたのさ、見渡す限り、ダチの顔、顔、顔
大勢のガキどもがラップしてたけど、どいつもこいつも似たりよったり
ア・トライブ・コールド・クエストのことを
てんでダメだと言った奴がいたけど、今じゃどうだい?
オレはマイクを握りたくてウズウズするのさ
マイクがなけりゃ、まるでクリプトン追跡子とスーパーマンだぜ
とっておきの曲を引っ提げてオレが登場したら、急いでこっちへ来いよ
ステージでのオレはダイナマイトさながらさ
最後に笛の音を聞いたのはいつだい? 作詩者名は匿名にしてあっても
オレが誰かの真似をしたラップをすることは絶対にない
最高の出来映えさ、ベイビー、駄作なんてあり得ないんだ
オレたちの可能性は無限大
ア・トライブ・コールド・クエストの力を信じてくれ
うーんとリラックスして、ジッと座ってばかりいないで楽しくやってくれ
目の前にはダンス・フロア、思い切り踊ってくれよな
それでもオレたちを信じられないなら、その目でステップを確かめてみなよ
オレが刻むリズムはいつだって複雑なのさ
ジムで体を鍛えてりゃ、時間はアッと言う間に過ぎるってこと
ニガー連中は先刻承知
銅像に向かって“オレってカッコいい?”なんて訊いたりしないぜ
ブレーブスやヤンキースの選手が打つヒットよりも
多くのヒットを放ってやる
ケタ外れにデカい奴みたいにやりたい放題に生きるのさ
どうしようもないラッパー連中がオレの周りをウロウロして
オレのことをケナそうとしてやがる、笑っちまうぜ、全く
オレの曲はDC-20型航空機より長いのにさ
今度、オレにちょっかいを出そうとしたらもっと違う手を考えな
それともオマエらみたいな下らないラップは
誰も知らないような僻地で披露するんだな
[Hook]
ワシントンD.C.、メリーランド、ニューオーリンズ、モータウン(デトロイト)
[Hook]
中華街、スポーカン、ロンドン、東京
[Hook]
ヒューストン、デラウェア、ワシントンD.C.、ダラス
[Hook]
ニューヨーク、L.A.、ノースキャロライナ、ヴァージニア
最終更新:2008年09月09日 11:15