制度上、学園創始者・劉一門の子女しか就任できない学生理事長職は、誰からも掣肘されない絶対権力ともいうべき権限を持っている。 しかしながら、後期蒼天会の再スタート以降、理事長職は慣習的に「お飾り」となっており、実際に政務を行うのは連合生徒会役員のはずであった。 しかし、ここ十年以上の間、理事長のパートナーである「学園副理事長(家政科)」が、制度を盾に学校運営を壟断し、そればかりか、理事長退任後も学園中枢に居続け、さらに院政を布くケースが増えてきているのだ(いわゆる太后化現象)。 そして、そんな太后臨朝に拍車を掛けているのが、理事会に直属する秘書室の存在である。
彼女らは徒党を組み、制度の隙を巧みにくぐって、蒼天会の持つ権限を自分たちで掌握し、理事長、副理事長、および前副理事長、という理事会の権力者を意のままに操るほどの勢力となっている。 もはや学園の中枢は、秘書室を通さなければ何も決定できない、というのが、学園暦七十年の時点での状況である。
いわく、「カムロ(秘書室のあだ名)にあらずんば人にあらず」
であった。
IP:122.21.181.198 TIME:"2009-12-09 (水) 19:08:26" REFERER:"http://gukko.net/gaksan2/index.php?cmd=edit&page=%E5%AD%A6%E5%9C%92%E7%B5%84%E7%B9%94" USER_AGENT:"Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; Sleipnir/2.9.1)"