アツェレイ・スカリエッティ(戦闘機人ナンバーは00)
初登場:77話(ただしこの時は仮面を被った正体不明キャラとしての登場で本格的な登場は79話から)
愛称:アツェレイ、アツェレイ様、おじちゃん、ドM
一人称:俺or俺様
性別:男性
魔導師ランク:オーバーSランク(正式にランク認定はしていない、理由は「めんどいから」)
所属部隊:時空管理局機動六課
所属分隊:ナンバーズ分隊(コールサインは「ナンバーズ00(ゼロ)」)
所有固有武装:ピアッシングネイル、スティンガー、ブーメランブレード、イノーメスカノン
ライディングボード、ツインブレイズ
所有デバイス:ダブルカリバー、射撃補助用ゴーグル、カード型多機能デバイス、カード型デバイス専用認証用リーダー
「融合」のカード「黒」「白」、「変化」のカード
使用IS:姉の持つ12のISに加えて自分専用のISであるダブルカリバーの計13(なお、それらのISを自在に複合出来る)
使用魔法:肉体強化系、バインド系、魔力変換した黒い電撃、雷神への変身
本作品の主人公の1人
クアットロの手によって生み出されたエリオのクローン
外見的な相違点は髪の色が黒である事と目つきが悪い事のみ、それ以外は基本的にエリオと同じ
オットーと同タイプの男性型ナンバーズスーツを着用する
名前の由来は作者の妹がガンダムSEED ASTRAY(アストレイ)を「アツェレイ」と読み間違えた事
かつてエリオの敵だったが現在は更生し機動六課メンバーとしてエリオとコンビを組む
エリオのクローンであり、魔力変換資質「電気」も持っているが変換した電気(電撃)の色は黒
この魔力変換資質を最大限利用した新たなフォームが「アツェレイ雷神」と呼ばれるフォームである
エリオとは敵対し殺し合いをした後に和解して友人となる
現在のアツェレイは海より深い情をエリオに感じている、時折その情がいきすぎる事もしばしば…
余談だがクアットロと他の姉の次くらいにエリオを大事に思っている、結構やばい域だと思うが結果は果たして?
エリオ×アツェレイ!これね!!
備考:生みの親、兼姉であるクアットロ大好き、そして、基本的に「受け」
・ゴーグル型デバイス
機動六課フォワードメンバーに加わった後に追加された装備
これを開発したのはクアットロではなくデバイスマイスターであるシャリオ
(ちなみにこれと全く同じデバイスがエリオとティアナにも普及されている)
主に戦闘用ではなく戦闘補助用
使用者の意思によって本人の眼前に覆われる様にゴーグルが出現する
このゴーグルは射撃魔法を使用するアツェレイ、エリオ、ティアナのサポートをする為に開発された
目の前のゴーグル部分に様々な情報が表示され使用者の次の行動をフォローしてくれる
それだけではなく、射撃魔法を行う際にターゲットの位置を性格に把握し、自動で照準を合わせる事も可能
これにより「狙撃」の様に遠くの対象を狙い撃つ事が苦手だったアツェレイも狙撃が出来る様になった
また、隠れた敵の反応も感知して表示させる事も可能、本人が気付いていなくても敵の位置を教えてくれる
意外な使い方としてはアツェレイとエリオが共に使用するIS、ディープダイバー発動時に使用している
ディープダイバー発動時、地中などに潜伏すると周りの様子が殆ど把握出来ない
2人はこのゴーグルを装着する事で擬似的に視界を得る事に成功、作戦行動においての成功率を大幅に向上させた
・カード型補助用デバイス
スカリエッティがアツェレイの為だけに開発したカード型のデバイス
複数枚のカードが一つのケースに入っており、普段はナンバーズスーツの腰部分に装着されている
これはアツェレイの持つ特異体質などを補う為に親としてスカリエッティが開発しアツェレイに贈った物
そのカードはエリオが持つ融合のカードを参考にされている為外見は非常に酷似している
また、性能は各カード毎に異なる為詳細は以下を参照
治癒のカード
アツェレイの身体に治療を施す為のカード
元々生身の身体を持つアツェレイは「戦闘機人」の名を冠しているが純粋な「機人」ではない
クアットロの手によって生み出される際遺伝子操作される事で通常の機人を超える身体能力を得た
これにより生身でありながら「戦闘機人」を名乗る事が出来たのだがそこで最大のデメリットが発生してしまう
それが「治癒・治療系の魔法全てを拒絶する」という特異体質
戦闘によって負った傷はクアットロが開発したアツェレイ専用の治療ポッドを使わなければ治療する事が出来ない
そんなアツェレイの為にスカリエッティが開発したのかこのカード
発動すると傷付いた部分が再生を始めるのでアツェレイのデメリットを軽減する働きをする
しかしあくまでも「応急処置」程度の治療であり最悪の事態を回避する為のものでしかない
重傷を負った場合は治療ポッドを使う必要があり全てにおいて万能では無い様だ
融合のカード
エリオの持つ融合のカードと同質の物
ただし、エリオの持っているカードが紅いカードに様々な文字や装飾が施されているのに対し
このカードは黒いカードに金色の文字と装飾が施されている、まさに「表」と「裏」というべき物
これを使えばアツェレイはエリオと融合を行う事が出来る
それによって誕生したのは「紅(くれない)」ではなく「鉄(くろがね)」と呼ばれるアツェレイだった
・カード型デバイス専用認証用リーダー
スカリエッティが開発し、アツェレイとエリオの2人に送った新装備
形状は左腕に装着する手甲の様な形をしている(早い話がラウズアブゾーバー)
その側面にはカード型デバイスを差し込むスロットが設けられておりそこにカードを差し込んで起動する
融合のカードを使う場合、弱点でもあった音声認識に頼らずとも起動出来る様になった
又、エリオとアツェレイの身体がある程度離れていても融合が可能
距離は数m程度の短い距離だがメリットは多い
アツェレイがザフィーラとの特訓の末に会得した境地
ザフィーラ曰く万物に存在する「ものの流れ」というものを感知する力
この流れを完璧に感じる事が出来ればあらゆる攻撃を回避する事が出来る
ザフィーラクラスになると視界が封じられた状態であってもどこに何かあるのか、何が近付いてくるのか分かるらしい
ものの流れを感じるのは有機物だけではなく無機物に対しても有効
その為相手の武器の軌道も感じ取り回避する事も可能
現在流水の境地に達している人物はザフィーラ、アルフ、アツェレイ、フェリオの4人のみ
ザフィーラの弟子で流水を会得出来たのは今の所アツェレイとフェリオだけ
ミウラは素質はあるもののまだ流水を会得するまでに至っていない
水の流れは決まった形を持たず、決まった型が存在しない
存在しない故に型が無いのが型となる
更に流水には様々な派生が存在しこれまでにアツェレイもいくつか発動している
・流水変態・濁流
「回避」の境地である流水から一転して「攻撃」に移る流水
相手の力を利用するカウンターだが流水から瞬時に切り替えて反撃する為相手の隙を突く事が出来る
・流水変態・乱気流
主に「焔」となったアツェレイが使用した攻撃用の流水
相手の前後左右上下から同時に攻撃を繰り出す
また、濁流との連携で追撃する事も可能
心が闇に染まったアツェレイが発動した真なるトリニティ
攻撃力の「焔」、速度の「雷神」、感知の「流水」
この三つを全て同時に発動する事でキメラすら凌駕する存在となった
だがこの時点で流水の最後の境地に達しておりアツェレイは「何も感じない」
人を殺しても心が痛まない、傷つけても傷つけられても何も感じない
だからこそ最強にして究極の戦闘スタイルと化した
事実この状態のままレイムと戦えば撃破出来ていたとさえ言われている
しかしアツェレイはその後流水の最後の境地にはならなかった
そして二回目に真・トリニティを発動した時は心を闇に染めていない状態
レイムを倒すには至らなかったがそれでも強力な力を存分に発揮したのである
アスカ(裏アツェレイ)
アツェレイの脳裏に突然現れた人格
その正体はまだアツェレイ達ナンバーズがスカリエッティの配下だった頃のアツェレイである
当時のアツェレイは「破壊」という行為そのものを楽しむ危険な思考を持っており彼の姉妹も恐れていた程
その性格は人の命を奪う事を躊躇しない程凶暴であり凶悪
唯一心を許した家族以外には冷徹かつ残忍というまるでドゥーエの生き写し(ドゥーエは生きてるけど)
これまではずっとアツェレイの心の中で眠っていたがそれが「怒り」という感情で目覚め始めていった
時折アツェレイの瞳が金色に変化していたがそれはこの人格が「表」に出始めている事を示していた
(ちなみにこの人格と現在のアツェレイとの相違点は瞳の色が金色か黒かという点のみ)
その後ほぼ完全に覚醒した人格はアツェレイと人格交代
肉体の主導権を得て機動六課の魔道師達と戦闘を行う(その性格もあってか隊長達をも瞬殺する程強い)
最近は冷徹かつ凶暴な性格は変わらないのだが若干アツェレイに対して甘くなり始めている様子
ちなみに「アスカ」という固有名称は「ア」ツェレイ・「ス」「カ」リエッティからとられたもの
名付け親はアルテッツァ・ジータ
イメージとしてはガンダム00の「ハレルヤ」
エリオ・モンディアル
初登場:1話~
愛称:エリオ、エリオ君、エリオさん、パパ
一人称:僕、私(ナンバーフォーム時のみ)
性別:男性
魔道師ランク:陸戦B(初期)、陸戦AA(現在)
所有デバイス:ストラーダ・ボルト(改良済み)、トライトン、飛行用デバイス、射撃補助用ゴーグル
「融合」のカード、「進化」のカード、カード型デバイス専用リーダー
使用魔法:スピーアシュナイデン、スピーアアングリフ、メッサーアングリフ、サンダーレイジ
紫電一閃、リボルバーストライク、アクセルシューター、エクセリオンバスター
ストライクシューター、グラビティブレイカー、サンダーエッジ、戦闘機人モードへの変身
レイムとの戦いにおいて自らの命と引き換えにレイムに大ダメージを与えその生涯を終えた
思えば1話から1124話までほぼ皆勤賞(よく調べたら出番皆無な話もあった)で主役交代したエリオ
ありがとうエリオ、お疲れ様
アツェレイ・モンディアル(ナンバーフォームor戦闘機人モード)
初登場:68話(クアットロの手によって洗脳された状態での登場)
159話(アツェレイから戦闘機人としての能力全てを受け継いでの再登場、エリオの自我はそのまま)
アツェレイから授かった戦闘機人としての能力でありエリオの切り札
元々はクアットロの手によって洗脳されたエリオの姿だった
(上記の「アツェレイ・スカリエッティ」はこの事件の後にクアットロの手によって生み出された純正クローン)
その時はISも使えずクアットロ達の命令に絶対服従するだけでありデバイスも使用せず格闘のみ行っていた
現在はストラーダの補助を受けてその姿を変えるがデバイス無しでも一応変身は可能
ただしその場合発動から変身までかなりの時間を有する為あまり実用的ではない
その能力はほぼ全てアツェレイと同じ
使用出来るISもダブルカリバーを除いた12のISを全て使う事が出来る(複合ISはさすがに使えない)
特徴としてはウーノとオットー以外のメンバーが着用している女性型ナンバーズスーツを着用
一人称は「僕」から「私(わたし)」に変わり元々丁寧な喋り方だったのがもっと馬鹿丁寧になる
この姿では12人のナンバーズの事を「名前+お姉様」と呼んでいる
これはかつてクアットロがエリオを洗脳した時の影響が残っているからと思われるが真意は不明
また、瞳にもハイライトが消え、戦闘中はセッテ、オットー以上に無表情
しかし冗談や皮肉を言えるくらいの余裕はある様子
なお、この状態でも変身前と同様魔法は使用可能
ただしナンバーフォームになる時は大抵AMFが展開中であり魔法が使えない状況の方が多い
それでも使い分ける事が出来る状況ならば魔法とISを併用して戦う戦術を見せる
最近ではエリオ自身やデバイスの掛け声すら発せずいきなりこの姿になる事が多い
平成仮面ライダーも物語中盤~終盤にかけては変身シーンカットもあるしそれと似た様なもの
ユニゾンエリオ(リインフォースⅡ)
初登場:141話
リインⅡとのユニゾンによって変身したエリオの姿
外見的特長はエリオのバリアジャケットの赤い部分が全て白く変わり紅い髪も金髪へと変化している
初登場時はエリオとゼストという2人の騎士の一騎打ちの場
だがエリオの攻撃を受けたゼストにアギトがユニゾンした事でリインⅡも対抗してユニゾンを決行
この時はシャリオ謹製のカートリッジから流れる膨大な魔力制御を行った
また、その勝負に勝利した後も全身ボロボロでまともに歩けないエリオの為に再度ユニゾンを行う
エリオの内部で回復魔法を掛け続けてエリオの行動をフォローしていた
その後、393話で再び登場
この時はフェイト、ミライ、アツェレイの3人を助ける為に自ら砲撃の中へと突き進んだ
本編では散々な扱いのリインにしては珍しく敗北フラグをぶった切っている
ユニゾンエリオ(アギト)
初登場:334話(333話でユニゾンは行っているがその姿を現したのは334話から)
アギトとのユニゾンによって変身したエリオの姿
外見的特長としてはシグナムとのユニゾン時と同様、上半身のバリアジャケットが破れている
その破れた部分から炎で形成された翼が揺らめいており一見すると見とれてしまう程美しい
髪の色は紅い髪から金髪へと変化している
初登場時、周りを数十分で凍りつかせる巨大な冷凍庫の中に閉じ込められたエリオとアギト
既に眠ってしまい危険な状態となったエリオを救う為に緊急手段としてアギトがユニゾンした
しかしこの時エリオは意識が無い状態でユニゾンした為「融合事故」を引き起こす
暴走状態となったエリオは溢れ出る魔力を全て炎に変換
自らが閉じ込められていた冷凍庫だけではなく周囲の工場全てを火の海にしてしまう
その後駆けつけたシグナム、ヴィータ、アツェレイの連携によってエリオを取り押さえる事に成功
病院へと搬送されたエリオは全身に重度の火傷を負い入院を余儀なくされる
そんなエリオに対して泣きながら謝るアギトだがエリオは怒る事はせずむしろ謝った
融合事故を起こしたのは自分が未熟だったからだと言いアギトを慰めたのである
エリオがマリアージュ事件を捜査している最中に複数体のマリアージュが出現
取り囲まれたエリオとアギトはこの状況を打開する為に再びユニゾンを決行する
その際融合事故を起こす事は無く完全な融合を成功させマリアージュを撃破した
ユニゾン状態で放つ技は片方の腕に纏った炎、もう片方の腕に纏った電気
この両腕の力を巨大な刃へ変換し敵へと振り下ろして切断する
炎を纏った腕で斬り裂くのが「炎一閃(ほのおいっせん)」
電気を纏った腕で斬り咲くのが「雷一槍(いかずちいっそう)」
両腕にそれぞれの力を纏わせるのが「電光烈火(でんこうれっか)」
ユニゾンエリオ(リインフォース)
初登場:855話
エリオとリインフォースがユニゾンした姿、基本的に外見的変化はリインⅡとのユニゾン時と同じ
ただしリインⅡやアギトとのユニゾンとは違いリインフォースは魔力制御をする程度しか出来ない
実体を持たないからかは不明だが実力的にはリインⅡとのユニゾン以下である
アツェレイ紅(くれない)
初登場:540話(539話で融合した場面があるが実際に登場していない)
エリオとアツェレイの2人が融合して誕生した姿
特徴は青いナンバーズスーツが真紅に輝いている事、それ以外はエリオのナンバーフォームとの違いは無い
スーツが真紅に輝くのは実は常時魔力及び戦闘機人としての力を放出し続けている為
その後「リンカーコアで生成された魔力が常時放出する際にスーツが紅く見えると」クアットロが解説している
例えるなら水道の蛇口が常に開いた状態でありすぐにガス欠を起こすので長期戦には向かない
元々はエリオとアツェレイが本来ならありえない「全く同じ存在」である事がきっかけで誕生した姿
リョウが起こした事件のクライマックスにおいて2人はリョウに勝つ為に一か八かの賭けに出た
2人の賭けは成功しアツェレイ紅が誕生
紅となった事で新たなISである「デュアルIS」を会得し見事リョウを撃破する
768話においてS級ロストロギア「レプリエイター」によってコピーされたコピーエリオと融合
ある意味で「完全なアツェレイ紅」となった紅は同じく「完全な鉄」と共にコピーマリアージュ達を一掃する
「紅」には別の進化系統である「深紅」という姿が存在する
詳しくは深紅の項を参照
アツェレイ鉄(くろがね)
初登場:710話
スカリエッティによってもたらされたアツェレイ専用の融合カードによりアツェレイとエリオが融合した姿
外見的特長はナンバーズスーツが「漆黒」になった程度、その他に違いらしい違いは見られない
この黒いナンバーズスーツも紅と同様にアツェレイの体内の魔力が常時放出している為にそう見えている
ベースとなっているのはアツェレイであり紅とは逆
戦闘スタイルは接近戦による格闘をメインとしており融合した事で基本能力も向上した為相性が良くなった
デュアルISや通常のISも使用可能ではあるのだがそれはあくまでトドメにしか使っていない
鉄本人は素手による格闘を望んでいる節がある
マリアージュ事件のクライマックスにおいて全ての攻撃を解析され成す術がなくなったアツェレイがエリオと融合
多少追い込まれるも自身のデュアルISにおいて最後のマリアージュを撃破した
768話においてS級ロストロギア「レプリエイター」によってコピーされたコピーアツェレイと融合
ある意味で「完全なアツェレイ鉄」となった鉄は同じく「完全な紅」と共にコピーマリアージュ達を一掃する
「鉄」には別の融合体である「銀」という姿が存在する
詳しくは銀の項を参照
アツェレイ・深紅(しんこう)
初登場:903話
真なる深紅の登場:971話
エリオがアツェレイとの融合の「別パターン」を発動し、融合した姿
言うならば「もう一つの紅」である
スカリエッティ曰く
「融合はカードを発動したものがベースとなり、もう1人を取り込む事で生まれる
融合時のお互いの比率は8:2となっており、紅ならばエリオが8でアツェレイが2
この比率が融合時においては最も安定し、最もバランスが取れている」
その融合の比率を5:5にしたのが深紅と呼ばれる新たな姿
深紅に融合する為には2人がまったく同じタイミングで互いの融合カードを発動する事が必要
初めて同時融合をした時はエリオの腕に装着されたデバイスに二枚のカードを同時に差し込む事で発動している
また、次に登場した時はアツェレイの融合カードはそのままだがエリオは「進化」のカードを使用した
これはスカリエッティがエリオ専用にと開発したカードでありエリオに「進化をもたらす」効果があるらしい
特徴は紅の時と同様にナンバーズスーツが真紅に輝いている事
だが深紅の場合はその色がもっと深い紅となっていた、「深紅」の名前はここからとられている
最初にこの姿になった時は暴走状態となり手がつけられない大暴れをしたが次に登場した時は完全な姿となった
これまでの融合体とは違い「紅」「鉄」「銀」の様な個別の人格が生まれた訳ではなく
エリオとアツェレイ2人の人格が共存した状態になっている
深紅が発言する時は言葉遣いもそれぞれの特徴が現れたりと他の融合体とは違った部分も多い
互いの人格が共存している分これまで以上の力を発揮出来る為融合後の状態の中では一番優れている
現時点で「最強のアツェレイ」
アツェレイ銀(しろがね)
初登場:955話
スカリエッティが鉄の次に考案した新たな融合体
しかしその融合する相手はエリオではなくアスカ(裏アツェレイ)
元々スカリエッティは今後エリオとの融合が出来なくなる事に気付き、融合の対象をアスカに定めた
素体となっているのはアスカであり瞳の色も金色
特徴としては他の融合体同様、ナンバーズスーツが純白に輝いている事
「銀(しろがね)」とあるが銀色ではなく白である
また、「複合ISを含むISを一切使えない」という特異な存在でありその点でも他の融合体とは根本が違う
だが代わりにその分のスキルを全て肉体強化に振り分ける事で圧倒的な身体能力を得た
ただのパンチで必殺級の一撃となり、その拳はガンダニウム合金ですら突き破る
なのはやティアナの射撃魔法をノーガードで受けても「くすぐったいぜ」程度
全力の砲撃をノーガードで受けても「痛てててて」レベルの防御力を誇っている
攻撃力や防御力だけではなく跳躍力(速さ)においてもこれまでとは比べ物にならない程向上された
脚力に絶対の自信を持っていたホッパー(キメラ)に跳躍力で勝るくらいに速い
銀自身はISが使えない特異な身体よりも圧倒的な力で戦うスタイルに満足している様子
ちなみに使えないのはISだけであり魔法は普通に発動が可能
しかし銀(アスカ)そのものは殆ど魔法を使わないので雷神くらいしか使わない
だが雷神との併用時は元々の身体能力と相まって超人級へと達する
アツェレイ暁(あかつき)
初登場:1007話
ロストロギアが作り出した異空間内において消滅の危機に瀕したアツェレイ達が融合した姿
ただし、この融合は他の融合とは異なりエリオとアツェレイの2人が融合した姿では無い
紅(エリオ)、鉄(アツェレイ)、銀(アスカ)、なのは、フェイト、はやて
シグナム、ヴィータ、シャマル、ミライ、スバル、ティアナ、キャロ、リインⅡ、アギト
と総勢15人の同時融合によって誕生した存在
本来ならばありえない融合なのだが全員が異空間内においてデータ化した事によりそのデータを改ざんする事で可能となった
外見的特徴は他の融合体とまったく異なっている
見に纏うのはバリアジャケットでもナンバーズスーツでも騎士甲冑でもない異形の装備
身長が伸び髪の色は金髪で腰まで届く程に長い
そして自己主張の激しい胸と尻が特徴
つまり性別が男ではなく女となっている
理由は不明だが恐らく融合素材の大半が女だからであろう
喋り方は殆どアツェレイ、又はアスカと同じ
一人称も「俺」だが人格がアツェレイとなった訳ではなく深紅以外の融合体と同じく「暁」という人格が生まれている
戦闘能力はこれまでの融合体で最も優れており融合素材となった者達のデバイスや魔法を自由自在に扱う事が出来る
初登場時はアクセルシューター、エクセリオンバスター、ハーケンセイバー、トライデントスマッシャー
ブラッディダガー、火竜一閃、振動拳をチャージタイム0秒で発動して見せた
アツェレイ雷神(らいじん)
アツェレイの魔力変換資質を応用して変身する強化形態
アツェレイの持つ魔力全てを電気に変換し、それらを全身に張り巡らせる事によって肉体の反応速度を限界以上に引き上げた
通常の動作でさえ目にも止まらぬ速さになり単純な攻撃力も大幅に向上する
この状態で発動するISは正に一撃必殺クラスの技
ただし、魔力全てを電気に変換する為魔力切れを起こしやすい
実際魔力が尽きると強制的に元の姿に戻り、その後しばらくは満足に動けなくなってしまう
アツェレイ焔(ほむら)
初登場:1016話
エリオが変身した新しい姿であり力
あくまでフォームチェンジであって紅、鉄、銀、深紅、暁と違い融合体ではない
(早い話が雷神と同じ)
姿形は通常のナンバーフォームと同じだが全身から炎が噴き出しておりその炎を駆使して戦う
しかしエリオ自身は炎の魔力変換資質を持たない為この炎は焔限定での力である
その攻撃はナンバーフォーム時以上の攻撃力を持ち通常のパンチですら必殺級の威力を出した
この姿でエリオは自らの炎とライドインパルスを複合し、複合ISを発動
見事キメラを倒し拘束する事に成功する
エリオが焔に変身する為にはエリオの中にある荒ぶる魂(激情する感情)が必要である
ちなみに焔への変身を促すカードは「融合」でも「進化」でもなく「変化」
魔力変換資質が電気から炎に変わったのもこのカードの効果が関係しているだろう
また、エリオ消滅後、形見として持ち歩いていた変化のカードをアツェレイが使用
姿形は普段のアツェレイと変わらないが同様に全身から炎を噴出する焔へと変身した
この時、焔・雷神・流水を同時に発動した真トリニティも登場している
何やら表示容量の最大値を超えてしまったらしいのでそれ以外の登場人物はこちらに…