新章 人物紹介


第八十五話(奇襲を仕掛けます!!)~


大亀流


黒鉄 我間(くろがね がま)
 この物語の主人公。16歳。一年前まではつるちんだったが、現在つるちんなのか不明。
 大亀流を裏切った父・陣介を倒し、捕らわれているヒロイン(直善様)を助け出そうとしている。
 戦闘能力や戦意のない者を斬る意味はないというポリシーがある。
 可士太郎との修行で気配を消す術を習得、更に人体の筋肉の一つ一つを制御できるようになりつつある。
 東条には陣介とともに「天覚ノ眼」を持つと評されている。
 キャラデザインに関して、髪の色を黒にするか白にするかで悩んだらしい。
 母親についても考えてあるそうだが、今後の作中で描かれるかはわからない。
 ※大亀流列伝・1(19巻)

千石 伊織(せんごく いおり)
 我間の兄弟子。大亀流最強の男。
 最近は弟弟子の前ということでおとなしくしていたが、
 その本質は常に己の強さと強敵を求める超自己中な戦闘バカ。
 その武への純粋さ故に、亀じいは陣介をも超える可能性があると評している。
 新章でも圧倒的な力と体さばきの俊敏さ、冷静かつ迅速な判断を見せる。
 登場当初は、ラスボスになる可能性もあったらしい。
 味方にも敵にも作者にも愛されるキャラ。
 陣介と互角の勝負を繰り広げるが、最後は虎穿無刀(ただの掌底?)をくらい、一翁もびっくりするくらいの吹っ飛びっぷりを見せ敗北。
 ※大亀流列伝・4(20巻)

桜 真ノ丞(さくら しんのじょう)
 我間の兄弟子。大亀流の現当主。
 流麗かつ目にも留まらぬ剣さばきに善丸の感想:「名付けるなら大亀流連舞」
 一天流の件から大亀流を守ろうという責任感は誰よりも強いが、
 そのため既に満身創痍。
 初期の頃は、大事な場面で方向音痴っぷりを発揮するなどしていたが、
 変なストーカーにつきまとわれたせいで最近は妙に怖い人になってしまっている。
 ※大亀流列伝・3(20巻)

一ノ瀬 善丸(いちのせ ぜんまる)
 我間の兄弟子。
 定長をかなりの剣速で振る、圧倒的な攻撃力が持ち味。
 いわゆる落ちこぼれキャラだったが、清盛・蟻丸との闘いを通じて覚醒してしまった。
 悪役キャラとしてデザインしたのを、気に入ったのでそのまま仲間として登場させた。
 ピアスなんかは自分が弱いことを隠すために頑張って着けたんでしょう。
 善丸を描くと気持ちが伝わってくると担当に褒められるが、
 中丸ぁぁん本人は「自分が元ニートだから感情移入しているわけではない」と言い張っている。
 ※大亀流列伝・2(19巻)

大泉 亀伝坊(おおいずみ かめでんぼう)
 大亀流先々代当主。まだまだ強い。
 年齢は60歳くらいの設定。
 ちなみに娘の千花さんは18歳くらい。(「千代さん」は写植ミス)
 ※大亀流列伝・6(20巻)

可士太郎(カシタロウ)
 麟太郎の息子で大亀流指南役。
 中丸ぁぁんが愛してやまないもやしっこのド変態メガネ。
 ケツの穴にリンゴを入れたがるというエピソードは、
 アシスタントのファルコン松木氏が観たAVネタから生まれた。 
 我間と善丸の戎簾山での師匠。
 生まれつき体力、特に筋力が劣っており、短刀しか扱えないが、
 究極の身体操作を武器に「後の後」をとる剣で闘う。
 独自に考案した第六ノ型・最終奥義“神威”を、我間と善丸だけに見せた。
 ※大亀流列伝・5(20巻)

椿原 宗介(つばきはら そうすけ)
 我間の回想に登場。
 我間より一年早く大亀流に入門していた少年。我間や善丸と仲が良かった。
 大亀流が仲間割れした際、我間を庇って死ぬ。


協力者


鬼崎 玄斎(きざき げんさい)
 居合剣術流派である神成流創始者&当主。
 非実用と一般に考えられていた居合を実戦で“鬼の閃光”と恐れられる域にまで高めた。
 海原大仕合にも参加していたが、その正体は亀伝坊の昔のケンカ友達で協力者。
 1年前より顎がスラっとして格好良くなってる。
 海原藩が“鬼の巣”と呼ばれるきっかけになった人物。
 陣介が台頭する前は、海原最強の一人と評され、“剣鬼”と呼ばれていた。
 かつての弟子・四門に敗れ、味方側では(中泉流の人達を除いて)初の死亡者となった。
 ※敗北者列伝・41(20巻)

中泉 新(なかいずみ あらた)
 中泉流当主。弓使い。ニューさん。
 大仕合で我間に助命されてから、スレの住人の間で再登場が待望されていた。
 安吾・理一郎・万里と手下どもに囲まれて絶体絶命の真たちを助けに颯爽と登場。
 ぼっちだった1年前と異なり部下8名を連れてきたが、部下は全員土龍にポロリンチョされてしまった。

内川 万次郎(うちかわ まんじろう)
 元・無宝流第二十一軍団長。利虎の部下。
 利虎の指示により大亀流に協力している。
 本誌掲載時は「万二郎」だったが、単行本では万次郎に変更されている。


無宝流


黒鉄 陣介(くろがね じんすけ)
 ラスボスにして主人公の父にして無宝流のトップ。36歳(たぶん)。
 多くのファンと多くのアンチをもつカリスマ。
 大亀流元当主で、「千人斬り」「剣鬼」と称される伝説の武芸者。
 海原藩を制圧した後、鷲津直善を新たな藩主に仕立て上げて利用している。
 最終的には、将軍家を滅ぼし、絶対的な力を持った覇王となることを目論んでいる。
 終盤は、病に蝕まれた身体で伊織との死闘を演じた。
 ※敗北者列伝・45(22巻)

参謀

無宝流六参謀。うち3人は大亀流、3人は他流派出身らしい。
直属兵団の連中とは異なり、部下の人望はかなりある様子。

九条 麻里央(くじょう まりお)
 元大亀流。参謀長。オールバック、ロン毛、メッシュ。
 可偉や伊織のことよりも、真さんを高く評価していた。
 裏切り者で幕府の手先らしい。
 時代遅れの無宝流を売って、剣に代わる新たな権力を手に入れようとしている。
 陣介さん以外でただ一人、大亀流五行の技を全て極めた男(師範だった)。
 ゲスい手で可偉に勝ち、これまたゲスい手で善丸を追い詰めるが
 最後はキレた善丸に切られ死亡。
 ※大亀流列伝・8(21巻)

一ノ瀬 可偉(いちのせ かい)
 元大亀流。善丸の兄。陣介さんのファン。
 無宝流を裏切った九条に勝負を挑むが、奇襲兵にやられてしまう。
 その後、善丸をかばい死亡。実は弟思いのイイ兄ちゃん。
 名門の家に生まれた人なので言葉は丁寧。
 目が線のキャラを一人は出したかったので、それなりに重要なポジションで出してみたキャラ。
 中丸ぁぁんの中では最初から最後までイケメンだった。
 ※大亀流列伝・7(21巻)

村雨 利虎(むらさめ りこ)
 元大亀流。前髪パッツン。
 相手の攻撃を分析し先読みする鉄壁の守備「鉤ノ燈籠(かぎのとうろう)」を誇る。
 破壊力に特化した鋸刃の刀「絃奉(げんほう)」を使う。
 かつての仲間である大亀流と潰し合いをすることには当初ためらいを感じていたが、
 甘さを捨てて陣介と共に進化を求めることを決意、門の警備を自ら志願する。
 大亀流時代には一撃も入れられなかった我間に傷を負わされ、大亀流の可能性を認識し、
 門を通すばかりか部下までつけてくれるツンデレちゃん。
 ※敗北者列伝・31(15巻)

花村 理一郎(はなむら りいちろう)
 元宗陣流、先代当主・花村圭二郎の嫡男。
 女性キャラよりも可愛い顔をしているが、時々ヤバイ目つきになる変態。
 斧槍(ポールアーム、ハルベルト)の使い手。
 第四十七軍団を使って人間強化剤「茱丸」の実験を行った。
 キタナイ手を使い性格が悪いのも魅力の一つという設定だったが、
 その歪んだ性格ゆえ(?)に、城内で何者かに暗殺される。
 この漫画はミステリーじゃないんですけどね。
 ※敗北者列伝・34(16巻)

九龍 安吾(くりゅう あんご)
 元牙雲流。矢印まゆげ。
 長巻「竜桐(たつぎり)」「長子丸」を使う。
 猪突猛進タイプに見えるが、伊織の怪我を見抜くなど冷静な一面もある。
 海原城本丸で伊織と対峙し奥義“崩塊斬”を放つが、長巻の刀身を折られてしまい、
 相打ち覚悟で伊織に向かっていくも素手であぴぃ~された挙げ句に
 75点から0点に格下げされた。
 『ストーリーが最終局面だったので、もうどうでもよくなっちゃった』とかではございません!
 ちなみに茱丸反対派。
 ※敗北者列伝・42(21巻)

月影(つきかげ)
 アキャさん。
 元流派が不明な謎の人。
 初登場時は日本語を話せるかすら謎であったが、会話はちゃんと通じる。
 実は幕府隠密で、伊織に情報を流していた内通者。
 無宝流を潰すため、大亀流に共闘を持ちかける。
 戦いは最早幕府側の勝利目前というところで、つい浮かれて昇進のことを考えてしまい
 その隙をつかれ、土龍と神空にお仕置きされる。
 この漫画で最後の断末魔をあげた人物。ポ…ポコ?ポヘ…?チン…?

当主直属兵団

陣介さんの言うことしかきかない困った人たち総勢十名の集団。
小藩の一つや二つは軽く潰せる程の戦闘能力らしい。

伊藤 乱丸(いとう らんまる)
 陣介さんの大ファンにして我間のライバル。下まつ毛野郎。
 陣介自ら剣を指南したほどの天稟の持ち主。
 陣介に心酔し、実の息子である我間や、陣介に特別視されている伊織に対して嫉妬心を隠せない。
 学園もので例えると、転校してきたスカしたやつが自分の親父に惚れてるうえ、
 何かにつけて上から目線で「(キリッ」とドヤ顔してくるウザキャラ。
 最近は直善様の警護役も務めており、直善様の大切な友である我間にますます嫉妬している。
 交叉法使いなので、半端に攻撃すると返り討ちを喰らう、はず。
 理一郎暗殺時、月影の発言に惑わされず犯人が複数で組織的に動いていることを見抜き
 更には一般兵の殺害状況から、相手の奥義を一瞬で見破るなど探偵としても中々優秀である。
 我間との死闘の末、神威の前に敗れ死亡。
 一部の直善さんファンにはものすごく嫌われていて、「我間と直善の仲を引き裂いた乱丸許せん!!」という手紙も来た。
 中丸ぁぁん的には嫌いでも好きでもないくらいのキャラだったらしい。
 ※敗北者列伝・43(22巻)

宮藤 四門(くどう しもん)
 元ストーカー兼スカウト。パシリや解説役もこなす。
 よく陣介の傍にいるあたり、懐刀的な存在のようだ。
 一番作画とキャラが安定しない人。
 陣介以外は誰も来歴を知らない謎の人だったが、
 実は直属兵団で、しかも元々は神成流の玄斎の弟子だった。
 神成流の新当主を決める際に、同門の周助を殺める結果となってしまい、
 二人の実力の差を知っていながら真剣勝負をさせた玄斎を恨んでいた。
 神成流最終奥義“卍抜き”を一撃で見極め、同じ技で玄斎を殺す。
 玄斎のことは人として大嫌いだが、剣士としては最後まで尊敬していた。
 最終話では、神成流の技を引き継ぎ、土龍と神空と共に、陣介の遺志を継ぐために残った仲間たちのもとへ旅立つ。
 作品初期から登場しているが、設定は二転三転したキャラで、
 無宝流の設定は陣介登場あたり、玄斎の弟子設定は玄斎が大亀流に協力するあたりで決まった。
 ※敗北者列伝・44(22巻)

松本 無楽(まつもと むらく)
 元卍卍流当主。鎖鎌使い。
 無宝流がスカウトに来た際には二十名以上の兵をも死傷させたが、
 我間達の話を聞いて無宝流入りを受け入れる。
 回を追うごとに増してゆく変態っぷりは、無宝流内でも既に周知の事実。
 今までに愛したオトコ達から奪った頭髪で髪帷子を制作、着用している。
 我間君の毛が欲しい。
 鳴神(完成形)×虎穿で胴体を貫かれるが、我間への執念もとい愛で勃ち上がり再び攻撃を開始。
 致命傷を負いながらも正確かつ強力な攻撃を繰り出す。
 しかし最終的に我間に間合いを潰され、盛大にフラれた挙句、内臓を切り裂かれてしまった。
 ちなみに髪帷子は「ハゲてるし髪フェチだよきっと」という根拠のない理由から生まれた。
 中丸ぁぁんはもっとやりたいこともあったけど、少年誌だからこのへんにしといてやった。
 ※敗北者列伝・38(18巻)

土龍(つちりゅう)
 口元を覆面で隠している忍者風の男。鴛鴦鉞使い。
 亀じいの投げた刀を素手で受け止めるなど、なかなかの実力者で、いつも仕事は完璧。
 約束を破った西尾の代わりにお詫びしたり、立ち去るときに「サラバ」と挨拶をする礼儀正しい人。
 趣味は(真っ赤な)お花摘みと意外と乙女チック。
 ちなみに、戎簾の里に来たときは、大仕合伝令役と同じ仮面を付けていた。
 スレでは水川流シェフと共に「創作日本料理 つち竜」等の料理人ネタでも親しまれている。

大宮 万里(おおみや ばんり)
 元明神流。四神槍の一つ、「九曜」を使う。「フ」が口癖。
 四門に誘われて無宝流に入った。
 自らの父が陣介に殺された過去を一天流壊滅事件に重ねあわせて、勝手に真さんをライバル認定している。
 林道を抜けたところで真さんと立ち会い、顔に大きな傷跡を残す。参謀の乱入により決着は先送り。
 海原城へ向かう真さん・善丸の前に現れ、真さんに最終決戦を挑む。
 管槍の間合いと連撃、そして最終奥義「八星開眼」で真さんを追い詰めるも、
 自らの身体を犠牲に流派を守るという真さんの行動に思いが至らず敗れる。
 冷酷そうに見えて父を尊敬していたり、父の名誉を守ろうとするなど父親思いの一面もある。
 たまに、言ってることの意味が作者の中丸ぁぁんにすらわからなくなった。何言ってんだコイツ?
 管槍は中丸ぁぁんのお気に入りの武器で、DVDで管槍の突きを見てすげぇと思い、
 四神槍のボス的存在である万里に持たせてみた。
 ※敗北者列伝・40(19巻)

山ノ上 清盛(やまのうえ きよもり)
 元絃魂流(創始者)。地元じゃ“凶拳王”と呼ばれていたオシャレ坊ちゃん。
 舶来物の上着を羽織っているのだろうか。
 指の筋力が異常に鍛えられている体術使い。
 空気読めなすぎて人を怒らせる天才だが、優れた武芸者への敬意はあるようで、
 可士太郎の身体操作を絶賛し、また筋力が劣ることを惜しみながら死んでいった。
 それじゃ、心臓潰しますね。
 名前の由来は今年のNHK大河ドラマ。
 中丸ぁぁんの頭の中には、地元での呼び名の他にも、一子相伝の武術を受けつぎ
 暗殺などを生業としていた色々な過去がある気もするが、面倒なので描かれなかった。
 ※敗北者列伝・33(16巻)

水川流 進介(つるまる ちんすけしんすけ)
 元神垣流。苗字が読み辛い髭のイケメン。直属兵団集合時に清盛にキレてた。
 初登場時は「水川流」と「氷川流」の表記が混在していたが、どうやら正解は前者。
 二本の刀を合体させて一つの両刃にする「双炎丸」を使う。
 伊織に一太刀入れたり、斬られた右手を気合で動かすなどさすが直属兵団というべき底力を見せるが、
 清盛や土龍に比べキャラ性が弱く、
 スレ住民の心配通りあっさり本気モード伊織に双炎丸ごと斬られてしまった。
  さらに伊織とサシで対決したのに単行本の表紙に出して貰えないなど、どこまでも扱いが酷い。
  当初は我間の鳴神か新技で死ぬ予定だった。
  半分使い捨てキャラだったため、中丸ぁぁんにあまり良い武器を持たせてもらえなかった。
  やられたときの人気は良かったらしい。
 レストラン無宝流(~イタリア料理 M'u Ho~)シェフ。
 伊織の採点:70点
 ※敗北者列伝・35(17巻)

神空(じんぐう)
 仮面さん。意外と気さくな人のようだ。
 素顔はマイルド。

蟻丸(ありまる)
 地下に住んでるオネエ口調の異形。人間。
 中丸ぁぁんは男キャラのつもりで描き始めたが、担当が「彼女」と呼んでいたので
 じゃあ女でいいや…ということになった。
 砂地帯に張り巡らされた地下通路から地上に刀を攻撃を仕向けるかと思えば、
 真さんに一撃食らうと地上に出てきて馬鹿力で善丸と戦う。
 が、覚醒した善丸の敵ではなく、あっさり朱円月でやられる。
 かませ的にあっさりやられてしまったが、何気に大亀流に与えた被害は大きい。
 ※敗北者列伝・39(18巻)

東条 春嶽(とうじょう しゅんがく)
 直属兵団最古で最強と言われる男。
 江戸偵察の旅に出ていた。
 酒壺を常に持ち歩き、薙刀で闘う、梅庵ぁぁぁぁぁぁんの師匠。
 我間との戦いの最中に幕府隠密に囲まれてしまい、
 ひとまず勝負を中断して我間を城に向かわせる。
 我間のことを気に入っている。


軍団長


善福 尽行(よしふく じんぎょう)
 第二軍団長。長巻使いの(たぶん)元牙雲流。安吾の部下。

西尾 元慈(にしお もとじ)
 第三軍団長、対大亀流先鋒隊隊長。
 十手型の刀と直刀の二刀流。
 黒Tシャツを着て腕組みをしたらラーメン店主になれそうな風貌だ、とスレで話題になった。
 約束の期日前に戎簾の里に奇襲を仕掛けるが、亀じいの奥義「霧氷ノ迅雷」で脇を切られて死亡。
 実は軍団長の中ではトップクラスの強さという設定だった。
 ※敗北者列伝・25(14巻)

久路 一(くろ はじめ)
 第四軍団長。斧槍使いの(たぶん)元宗陣流。理一郎の部下。
 ベッカムヘア。タマネギの妖精。

蓮川 鬼一(はすかわ きいち)
 第五軍団長。長巻使いの元牙雲流。顔に傷がある人。安吾の部下。
 それなりに活躍するはずだったが作者的には特に必要がなかったのと、隙だらけなので玄斎に瞬殺された。
 ※敗北者列伝・29(15巻)

藤堂 虎真(とうどう こま)
 第九軍団長。斧槍使いの元宗陣流。理一郎の部下。
 宋陣流の先代当主であった理一郎の父に、理一郎を遥に凌ぐ才を持つ武芸者として
 実力を認められており、一時期は直属兵団入りの噂もあったらしい。
 理一郎の暗殺に関して、アキャさんと通じていた可能性が高い。
 陣介を呼び出して殺された師匠の仇討ちを行おうとするが、敵うはずもなく死亡。
 ※敗北者列伝・36(18巻)

押見 泰輔(おしみ たいすけ)
 第十軍団長。
 蓮川(第五軍団長)と全く同じ顔だが誤表記だったらしく、単行本では蓮川に修正されている。

間宮 鈴ノ介(まみや すずのすけ)
 第十一軍団長。レイピアアアン使い。ナイスかませちゃん。
 右目下のホクロは、作者お気に入りのチャームポイントなのである。
 動けない川崎君の目の前で夢路を殺そうとするが、修行から戻ってきた我間に虎穿無刀でばなぁーーされた。
 生死やその後は不明。
 まがりなりにも軍団長の実力を見せ付けた数少ない人物。
 ※敗北者列伝・24(13巻)

古橋 玄矢(ふるはし げんや)
 第十三軍団長。長巻使いの(たぶん)元牙雲流。安吾の部下。
 本誌掲載時に同じ顔の人が「香月」と呼ばれていたが、単行本では修正されている。

丸山三兄弟/一太・輝二郎・光三(まるやまさんきょうだい/いちた・てるじろう・こうぞう)
 第十八軍団長、及び綾中林道守備隊長。
 瞬殺軍団長の中で、最も中丸ぁぁんに愛情を注がれて描かれたキャラたち。
 「黒辻(くろつじ)」「銀廓(ぎんぐるわ)」「青霞(あおがすみ)」の三凶刃で真さんを切り刻もうとするが、
 もう何が何だかワケが分からんとか思っているうちに全員斬られて死亡。
 ※敗北者列伝・28(14巻)

新納 学進(にいな(にいの) がくしん)
 第十八軍団長(丸山三兄弟の後任?異動?)。
 自己アピールの激しい17歳。早雲のオッサンとは仲が良かった。
 大人っぽいイケメンに成長して再登場、今度こそ戦果を挙げようと正面門の最前線に立っていたが、
 学進ブレードを披露する暇もなく玄斎の居合いで斬られてしまった。
 中丸ぁぁん的には、我間と同年齢のエリート武芸者というイメージ設定だった。
 ※敗北者列伝・30(15巻)

安曇 仁(あずみ じん)
 第二十四軍団長。アズミン。
 愚弄された部下達の名誉を守るために、処刑上等で清盛に斬りかかったが、
 ゴメンなさいを早口で言えなかったので心臓ぶち抜かれて死亡。
 清盛の能力と強さを紹介するためにミスターカマセにされてしまった。
 部下には慕われていた。
 ※敗北者列伝・32(16巻)

熊櫛 三蔵(くまくし さんぞう)
 第三十八軍団長。
 東門を守備していたが、ヒロイン(直善)を助けたい一心の我間に瞬殺される。
 中丸ぁぁんによると、たぶん弱いらしい。
 ※敗北者列伝・29(15巻)

鬼部 流方(きべ りゅうほう)
 第四十七軍団長。巨大金棒「黒梳爪(コクソソウ)」を武器に使う。
 ヤバい薬(茱丸)を多めにキメたあげくに「銀鬼」と名乗る厨二病患者。
 とある剣術流派の家に生まれたが、父親が無名の剣士に敗れ流派の看板を失った過去から、
 勝利と強さに執着するようになった。
 茱丸の実験の影響で体中の色が失せている。額のあれは第三の眼とかではなく刺青。
 軍団長の中ではたぶん一番強くて、筋力だけなら今までの敵の中でブッちぎり一位という設定。
 ※敗北者列伝・27(14巻)

上山(かみやま)
 斧槍使いの、理一郎の部下。
 ニューさんの“破王”から理一郎様を守って、右腕を吹き飛ばされた。
 技の威力を表現するためのキャラ。
 ※敗北者列伝・29(15巻)

モリモト(もりもと)
 斧槍使いの、理一郎の部下。
 綾中林道での五人同時攻撃の際、真さんの脚狙い担当だったが、
 中泉流の弓で自分の足を射貫かれた挙げ句に真さんに斬られて死亡。
 中丸ぁぁんの記憶には無い。
 ※敗北者列伝・29(15巻)

師団長


猿又 堅蔵(さるまた けんぞう)
  第二十七遊撃師団長。馬庭と同様、戦場に丸腰で臨んだと思われる阿呆。
  十人がかりでも善丸に勝てなかったので、狼煙で本隊を呼ぼうとするが、出くわした真さんに首をパァンされて死亡。


軍団員や、階級が不明な人たち


那智(なち)
 海原藩密事頭取。陣介の下についている。
 最後まで怪しい人のまま終わってしまい、結局何者なのかわからなかった。
 生死不明で、中丸ぁぁんは「幕府軍に捕まり処刑されたんじゃないかなぁ~」と思っていたが、
 「我間乱 -修羅-」に登場、二年後の某所にて幕下大仕合に関わっている。
 ※敗北者列伝・46(22巻カバー下)

矢七(やしち)
 第四十七軍団所属。厨二病の鬼部(銀鬼)を崖の上から見守る、解説役のガングロ男。
 鬼部とは長い突き合い。
 鬼部と自分を見逃してもらった見返りに、我間たちに直属兵団の情報を教える。

コニャさん(仮)
 第四十七軍団員。チャクラム使い。
 「コニャ」「・・チャク・・ラム・・」「ニャム!!」等の台詞で、“萌え”の新たな方向を提示した。
 胴体に爆弾を巻き付けて、吊り橋ごと自爆。
 コニャさんが爆死した回で、絶好調だった人気がムチャクチャ落ちたらしい。
 ※敗北者列伝・26(14巻)

帽子野郎(仮)
 第四十七軍団員。コニャさんとともに自爆。
 ラーメン無宝流2号店店主。
 ※敗北者列伝・26(14巻)

シャブ シャブ(仮)
 第四十七軍団員。
 ※敗北者列伝・26(14巻)

浦泉 伴(うらいずみ ばん)
 たぶん学進の部下。亀じいに斬られて死亡。

榊 壮太(さかき そうた)
 たぶん学進の部下。亀じいに斬られて死亡。

しちゃおうさん(仮)
 屋根の上から遠眼鏡で湯屋を覗いていた奇襲部隊の隊長格の人。
 「殺しちゃおう」「暴れちゃおう」「本気出しちゃうか」等、台詞が特徴的。
 自信満々で現場へ向かおうとするが、約束を破ったので副官さんともども無楽さんにお仕置きされた。

メイス(のようなもの)使い(仮)
 屋根の上、と見せかけて窓の障子をぶち破って襲ってきた人。
 右目の部分に傷がある。
 我間に瞬殺された。

赤龍、青鈴(せきりゅう、せいりん)
 偵察隊の、鉄鞭二刀流使いの忍二人組。
 青鈴的には「下衆チビ」は褒め言葉。ニャハ。
 我間に瞬殺された。
 ※敗北者列伝・37(18巻)

小見山(仮)(こみやま)
 奇襲部隊の生き残り。
 おかっぱ頭で、やや異人風にも見える顔。
 「A-BOUT!」に登場する“流星の小見山”に似ている。
 無楽さんに部屋の掃除を命じられる。
 無楽さんの愛を理解できなかったので頭を割られて死亡。

薬師寺 栄馬(やくしじ えいま)
 日向兄弟、新と初期のキャラクターが次々登場する中、薬師寺も再登場が期待されていたが、
 東条に連れられ、梅庵の長刀を持ち、敵として再登場。
 我間への強烈な恨みを原動力に、東条には梅庵を超えたとまで評される。
 相討ちになってでも梅庵の仇を討とうという執念を見せるも、
 現在の我間の敵ではなく、あっさり返り討ちに遭う。
 強烈に無念がりながら死んでいったが、彼岸で梅庵と再会することへの安堵も伺える。
 梅庵への愛は我間にも理解された様子。

舘原 吟二(たてはら ぎんじ)
 本日この辺りの警備にあたっていた人。
 怪刀“霞白定”を使う。
 本人のみならず武器まで命名された気合入り雑魚キャラは丸山三兄弟以来ではなかろうか。
 玄斎に二度斬られたことに気づかず瞬殺。
 以後お見知りおきを。


その他


鷲津 直善(わしづ なおよし)
 この物語のメインヒロイン。鷲津直正の二十八男。
 物語の後半はほとんど囚われの身だった。
 我間より乱丸と仲良くなってしまった感もあったが中丸ぁぁんは気にしてない。
 直善さん登場回は比較的人気が低く担当は嫌っていたようだが、
 一部の熱いファンからはファンレターやプレゼントが届いていた。
 ※大亀流列伝・11(22巻)

じゃがバターさん(仮)
 アキャさんが無宝流と海原藩を潰すために放った幕府隠密の一人。
 鉄鞭の使い手だが披露する前に乱丸にアペられる。
 前回の引きで衾の向こうから登場する刺客は一体誰なのか期待させておきながら、
 本当に誰かも分からない新キャラが登場した事で読者は混乱のるつぼに叩きこまれた。
 スキンヘッドにバッテン印の傷が入った様からじゃがバターと命名される(バッテンさん二世とも)。
 どう見てもイッちゃってる外見と言動から変態認定されたが、行動自体はただアキャさんの命令に
 従っているだけなので、職務に忠実な隠密と擁護する声もある。

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最終更新:2018年03月13日 14:08