第4回は前編・後編の全2回。昨年2008年、ゲーム以外では三人にとってどんな気になるモノがあったのか? 前編は小説・漫画・映画について語ります。
だいち「えーと、そうね マンガでしょ? マンガさあ、これかい出して来るかなと思ったけど『ヴィンランド・サガ』」
かい「あーー、それもね、出そうかと思ったんだけどね」
だいち「アフタヌーン・・・月刊アフタヌーンで連載中のヴィンランド・サガっていう、ヴァイキングの話で」
かい「うんうんうんうん」 わたる「ほー」
だいち「ヴァイキングっていうのはワリと、歴史的にも略奪とかを繰り返して、生きてきたみたいなイメージがあるけれども」
だいち「なんかそん中の・・・なんて言うんだろ、『ホントの強さとは?』みたいな」
かい「戦士の、ホントの戦士とは?っていう」
だいち「ホントの戦士とは?みたいなのを、巡っての話なんだよね」
かい「そうだねー」
だいち「『男とは?』なのか?よくわかんない(笑)」
かい・わたる「うん」
だいち「で、主人公の少年のお父さんはその本当の戦士、っていうか、ホントの強さみたいのを『悟り』を開いたんだけど、殺されてしまって」
かい「殺されちゃう」
だいち「主人公はその仇を取りたい一心で、だからあんまりその・・・」 18:00
かい「ね、ヤンチャボーイだよね」
だいち「そだね、メンタル的な・・・何て言うの? 深いこと考えずに、『あいつオレぜってー殺す!』みたいな感じで」 かい「うんうん、うん」
だいち「仇について行ってんだよね」
だいち「で、元々その父さんの、えーっとトールズか」
かい「トールズ」 わたる「うん」
だいち「あってる?」
かい「うん、お父さんトールズ」
だいち「トールズ、お父さんトールズの事を評価していて、その真の戦士っていうのを、トールズが死ぬ前に聞けなかったっていうのを悔やんでる、トルケルっていう」
かい「うん」
だいち「元同僚か」
かい「元、お父さんと同僚だよね」
だいち「うん、そうそう」
だいち「ま、すごい強い戦士なんだけど」
だいち「と、主人公のトルフィン少年の追っかける仇のアシェラッド」
かい「うーん、アシェラッドかっこいいよね」
だいち「アシェラッドかっこいい」
かい「超かっこいいよね(笑)」
だいち「うん」
かい「あいつ主人公じゃん?」
だいち「あいつ主人公だよね、もう(笑)」
だいち「なんかワリとたまに見るスタイルではあるんだけど、主人公より、キャラが立ってしまって」
かい「立ってるね、完全に(笑)」 わたる「立ってるね」
かい「しかも、別にイケメンとかじゃなくてさ」
だいち「オッサンだよね」 19:00
かい「ハゲたオッサンなのにさ、すーげかっこいい(笑)」
だいち「知略に長けてるんだよね、彼は」
かい「うーん、しかも強いしね」
だいち「そうそう、剣の腕もある、ただ、まぁトルフィンは仇を取りたいワケだし、最近はアシェラッドちょっと、なんか肉体的に衰えが見えるじゃん(笑)」
かい「ハッハハ(笑)」
だいち「うん(笑)」
かい「そうね(笑)」
だいち「今後、なんか倒すって流れになるのか、アシェラッドはフェードアウトするような匂いするじゃない」
かい「死ぬ・・・」
だいち「死ぬっぽいじゃん」
かい「だろうという感じだよね、なんとなくだけど」
だいち「まー、面白い・・・よね」
かい・わたる「うん」
だいち「それかな」
かい「うん」
わたる「うん」
♪トコトントン♪
だいち「ハイ」
かい「ハイ」
だいち「えっと、小・・・なんだっけ、小説・マンガと来たっけ?」
かい「うん」
だいち「何? あと? 映画?」
かい「映画行く?」
だいち「映画いこっか」
かい「うん」 わたる「うん」
だいち「ハイ、じゃ、かい」
かい「どうぞ、あ、俺から?」 わたる「映画?」
だいち「うん」 わたる「映画?」
かい「俺ねー、映画は2つあって」
だいち「うん」
かい「1つは、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』っていう」
だいち「ハイ」
かい「 ポール・トーマス・アンダーソンっていう監督が撮ってんだけど」
だいち「うんうん」
だいち「監督だけかな・・・監督何他に撮ってる?」
かい「『マグノリア』、と」
だいち「うんうんうん」
かい「『パンチドランク・ラブ』っていうのを撮ってて」 20:00
だいち「うんうん」
かい「マグノリアはちょっと有名だっただんだけどね、俺すごい好きな」
だいち「ま、有名な人出てるしね」 わたる「あのカエル落ちてくるやつだっけ、最後」
かい「あー、そそそそそそそ」 だいち「そそそ」
かい「うん、その映画撮ってる人で」
だいち「うんうん」
かい「何か、あの人の作品ってさ、結構、青春群像的なさ、撮り方というか」
だいち「あー、そうだね、うんうん」 わたる「うん」
かい「ちょっと何か、スタイリッシュな」
かい「ちょっと、面白いカット割だったりとか」
だいち「するよね」
かい「っていうのが、すごい作風に毎回出てて」
だいち「うんうん」
かい「で、今回もそんな感じなのかなーって思ってたんだけど」
だいち・わたる「うん」
かい「今回は炭鉱夫の男の話で」
だいち「ほぉ」
かい「結構、なんて言うんだろうな・・・演出は少し変わってるんだけど」
だいち・わたる「うん」
かい「青春群像とかでは全然なくて」
だいち「そりゃそうだよね」
かい「重厚な・・・うん」
かい「どっちかっていうと、キューブリックの作品に近いという感じなのが」
だいち「あー、そうなんだ」
かい「ちょっと不思議なトーンで全体描かれてる」
かい「ま、炭鉱夫の男が、成り上がってって、油田」
だいち「うんうん」
かい「開発の社長ぐらいまでなって」
だいち「おぉー、うん」
かい「・・・ったんだけど、何て言うんだろうな、その主人公の男がすごくイヤなヤツなのよ」
かい「何て言うんだろ、口で説明はできないんだけど」
だいち「えっと・・・行動とか考え方とか、がイヤなヤツなの?」 21:00
かい「うんー・・・何て言うんだろうね、そうだね」
だいち「分かり易い嫌らしさではない?」
かい「ではない、うん それを多分描きたかったんだと思う」
だいち「あー」
かい「うん」
だいち「はいはいはいはい」
かい「それは成功してたと思う、すごく」
だいち「そうなんだ」
だいち「成り上がって行く上でイヤなヤツになって行くとかではなくて?」
かい「うーーーん、そう、なのかもね・・・ なんか」
だいち「そういう感じもある?」
かい「うん、ちょっとなんか捻じ曲がって・・・」
だいち「ちょと風刺っぽいけど、そういうんではない?」
かい「風刺的ではなかったね」
だいち「うーん」
かい「うん、まあまあ」
かい「そ、それが描きたかったんだよ、この・・・アンダットンは」
だいち・かい・わたる「アハハハ!(笑)」
だいち「ね(笑) 言えてないけど(笑)」
かい「アンダトンは(笑) アンダーソンはね」
だいち「もう1本は?」
かい「もう1本は、コーエン兄弟っていう監督・・・」
だいち「うんうん」
かい「いう監督つーか」
だいち「(笑)」
かい「コーエン兄弟が撮った『ノーカントリー』」
だいち「ノーカントリー」
かい「うん、これはアカデミー賞候補になったのか、なんか賞とったような気がする」
だいち「2008?」
かい「2008で、多分」
だいち「ほーほー」
かい「けど、うーん これは毎度毎度だけど、コーエン兄弟は」
わたる「うん」
かい「スゴイいい映像を撮るよ、と」
だいち「映像だ、と」 22:00
かい「もうなんかね、何でも、あの人達が撮った映画って、例えば別の監督が撮ってたら、まっったく面白くない、のよ」
だいち「なるほど」
かい「ストーリーラインがすごいとかじゃ、全然ない」
だいち「うんうんうん」
かい「ところを、あの人達が撮ることによって、なんかひとつちょっとね、作品としてテーマが・・・別のテーマをちゃんと作るというか」
だいち「あ~~」
かい「見てて、受ける印象っていうのは全然違うものになるな、という・・・」
だいち「なんだろうね?それは・・・そういう人たまにいるじゃない?」
かい「たまにいる、『説得力』がある、ような映像を」
だいち「こう撮るとこういう効果があるっていうのをちゃんと知っててやっててんのか、直感的にやってんのか」
かい「どうなんだろうね」
だいち「ま、いづれにせよ、そのストーリーラインとか、登場人物の個性とかとは違うトコでさ、映画撮るタイプの監督っているじゃん」
かい「うんうん」 わたる「うん」
かい「俺はなんかその、コーエン兄弟の作品とかは、なんていうんだろうな・・・すごい小説的だな、というか」
だいち「あー、うんうん」
かい「て、思うんだよね」
だいち「うんうん」
かい「文章の中でのさ」
だいち「うん」
かい「しか表現できないものとかっていう、その、何か含みを持たしたものっていうか、行間というかさ、そういうものっていうのを、すごい映像で表現できてるな、と」 23:00
だいち「うんうん」 かい「うん」
かい「だから同じシーンを描いても、その部分でね、差が出るだろうなと、コーエン兄弟の映画はちょっと面白いものになるんだろうなっていう・・・うん」
かい「ちょっと不思議な監督だよね、あの人達は」 だいち「不思議な感じか」
かい「うん」
♪トコトントン♪
かい「映画なんか見た?」
わたる「映画・・・全然最近見てないけど、唯一見たと言ったら、だいぶ・・・あれ一年前か? 『ウォーリー』ってあれ何年前?」
だいち「ウォーリー、昨年末だよ」 かい「あ、それ去年でしょ?」
わたる「あ、昨年末か」
かい「うん」
だいち「ウォーリーどうだった?」
わたる「ウォーリーねー」
だいち「ウォーリー、オレまだ見てないから、ナシね(笑) バレなしね(笑)」
わたる「エーーー!?(笑)」 かい「難しいね(笑)」
わたる「難しいな、もーいい・・・(笑)」
だいち「ハハハ!(笑)」
かい「面白かったの? 面白くなかったの?」
わたる「面白かった、面白かった」
かい「面白かったんだ」
だいち「これね、会社でも話題になってて、で、みんな『面白かった、面白かった』って言う中で、オレがひとりで」
だいち「”イヤ、内容言わないでー 内容言わないでー”って(笑)」
かい・わたる「アハハハハ!(笑)」
かい「超うぜー(笑)」
わたる「言いてー!みたいな(笑)」
だいち「”オレどっか行くから言わないで”、みたいな感じ・・・なんすよ」 24:00
だいち「で、今度出るよね、もうそろそろ、ブルーレイ・DVD」
かい「あー、そうだね」
わたる「あ! じゃあじゃあ、しょっぱな! これは別に言っても大丈夫!って内容言っていい?」
だいち「・・・」
かい「ダメっぽい(笑)」
だいち「そ、その判断をするのは・・・ま、いいや いいよいいよ」
わたる「それはもうホントだいじょぶ」 かい「うんうん」
わたる「要は、あらすじ・・・大体のあらすじは知ってるんだ? 最初の」
だいち「CMレベルでは」
わたる「ボロボロになった世界で、ひとりゴミを片付けてる、みたいな」
だいち「知ってる、知ってる、ダイジョブダイジョブ、セーフ!」
わたる「セーフ!」
だいち「ハイ!」
わたる「で、そこでウォーリーが」
だいち「うん」
わたる「その状況でただゴミ集めだけしててもつまんないじゃん?」
だいち「つまんないね・・・セーフ!」
わたる「セーフ!」
だいち「ハイ」
わたる「で、ウォーリーには、自分の家があるの、掘っ立て小屋みたいの」
だいち「うんうん」
わたる「で、そこに掃除してるときに何か変なガラクタとか、ちょっと面白いなって思ったものを持ち帰って、自分の家にポコッポコッって置いてコレクションしてるんだ」
だいち「集めてんだ・・・コレクション!?」
わたる「うん」
だいち「・・・・・・セーフ!」
わたる「セーフ」
かい「おー(笑) まさかのね、コレクションでひっかかる(笑)」
わたる「その荒廃した世界の中で自分の家があってコレクションしてるところで、何か生活感ていうかさ」 25:00
だいち「あ~~」 わたる「そのキャラというかさ」
わたる「出てるのを見て、ちょっと前の・・・前回の話に戻るけど、フォールアウトで自分の家ができて」
かい「アハハ あ~~~(笑)」
わたる「何か拾ってきて自分の家に置くのが楽しいなって、それが生きがいというか」
かい「あーあーあーあー(笑)」
だいち「そうつながってくるワケだ(笑)」
わたる「そうつながった、おれは(笑) ハハハ(笑)」
かい「そのさ、ピクサーじゃん、あれって、ウォーリーって」 だいち「意外だなー(笑)」
かい「そのピクサーの作品の・・・わたる見てるじゃない、色々と、そのピクサーの中では」
だいち・わたる「うん」
かい「例えば何番目に入るぐらいだったの?」
わたる「あれ、けっこう好きだったなー」
かい「うん」
わたる「というか、おれ結構見た次からどんどん忘れていくタイプだから(笑)」
だいち「アハハハ(笑)」 かい「ハハハ(笑)」
わたる「もうベスト3には入んじゃない?っていう」
かい「あー、そうなんだ?」
だいち「あー、ああ(笑)」
かい「ふーん」
わたる「ホントに? おれなんだけど(笑)」
かい「マジでマジで」 だいち「マジで」
わたる「『トイ・ストーリー』好きだし・・・あと何あったっけ(笑)」
かい「『モンスターズ・インク』とか」
わたる「あれも好きだった(笑)」
かい・わたる「アハハ(笑)」
かい「おいおい(笑)」
だいち「えーっと」
かい「『Mr.インクレディブル』とか」
わたる「あー、あれも好きだったな」
かい「うん」
かい「ウォーリーもそうだし」 わたる「みんな好きだな・・・」
だいち「『カーズ』見てない?」
わたる「カーズは・・・見てないや(笑)」
かい「ね、なんだろうね? 見る気しないよね」 26:00
だいち「なんでだろ?」
かい「なんとなく」
わたる「あれはもうカンタンだよ、車におれ興味ないから(笑)」
だいち「あ、そゆこと?」 かい「そこかねー」
わたる「車・・・別に、っていう」
だいち「あ、でもでも、『ファインディング・ニモ』は魚に興味ないけど見たよ(笑)」
わたる「おれ、魚好き・・・(笑)」
だいち「あ、そう(笑)」
わたる「昔、多摩川で釣ってたから」
かい「ニモもねぇ」 だいち「うん」
わたる「カーズが例えば車じゃなくて」
かい「うん」
だいち「何だったら?」
わたる「何だったら?」
かい「機関車だったら・・・それは」
わたる「機関車カーズ(笑)」
かい・わたる「トーマスだね(笑) つって」
わたる「何か別のもんだったら見てたかも、おれ」
かい「あー、そうなんだ、馬とかだったら?」
わたる「馬・・・たとえば」
かい「いや、どういう話か知らないけど(笑)」
だいち「レース的な意味ででしょ」
かい「レース的な意味で」
わたる「たとえばネズミだったり、全員が」
だいち・かい「あ~~」
わたる「レミーじゃないけどさ」 かい「それは見てたね」
だいち「『レミーのおいしいレストラン』ってあったね」
かい「レミーも見てないわ、俺」 わたる「あれも見た」 だいち「見てないねー」
かい「あ、見た?」
わたる「うん」
だいち「良かった?」
わたる「うん・・・まあまあまあまあ」
かい「あんまりか、そうか」
わたる「そこまで、他の『トイ・ストーリー』とか、その辺に比べたら下がるけど」
だいち「あ、そうなんだ」 かい「ふ~ん」
わたる「ま、でも面白かった・・・かな」
かい「うんうん」
♪トコトントン♪
だいち「ハイ」
かい「ハイ」
だいち「えーと」
かい「映画」
だいち「映画だよね? なんかねー 振り返ったら、映画2008、あんま見てなくてさ」 27:00
かい「あら」
だいち「で、かろうじて『キサラギ』かな、ぐらい」
かい「あ~~~」 わたる「キサラギ?」
だいち「ちょっと良かった、のは」
かい「うんうんうんうん」
だいち「あれってさ・・・」
かい「日本映画?」
だいち「そうね、なんていうか」
だいち「あのさ、日本映画って、言っちゃうけれど!(笑)」
かい・わたる「うん」
だいち「ハリウッドに近づこう、近づこうとしてるやつって大抵面白くないよね」
かい「そっちじゃねーよな(笑)」 わたる「近づこうとしてるヤツは、ぜんぜん面白くない(笑)」
だいち「そうそう」 かい「そっちの方向じゃないよね(笑)」
だいち「ない、じゃん?」
かい「うん(笑)」
だいち「そういう意味で」
かい「クロサワ的な方向に伸ばして欲しい」
だいち「キサラギはさ、なんかあれって、元・・・原作が芝居だっていうのもあって、すごい芝居らしい感じがしたじゃない」 かい「あ~ そうだね」
かい「うん、舞台も動かないもんね」
だいち「そそそ」
だいち「で、あの感じって ま、映画じゃなきゃできない表現ではないんだけど」
かい・わたる「うん」
だいち「それこそ舞台のほうが向いてるかもしんないんだけど」
かい「うんうん」 わたる「うん」
だいち「やっぱちょっと邦画にもわりと見るものがあるなって思わせてくれた一本ではあったね」
かい「そうだね」 わたる「お~」
かい「うん、面白かった」
だいち「うん」
かい「見たけど」
だいち「他なんか見たかな?って思って、あんまなくて」
かい・わたる「うん」
だいち「パッと出てきたのが、舞台つながりと言えば舞台つながりなんだけど」
かい・わたる「うん」
だいち「ラーメンズの」
かい「おー 来たね」 わたる「おー」 28:00
だいち「2007年の公演の『TEXT』」
かい「うんうん」 わたる「うん」
だいち「っていうヤツをNHKBSで放送したのかな?」
かい「やってたよねー」
だいち「うん」
かい「録画しちゃった」
だいち「それを見て、あ~・・・」
だいち「ラーメンズ元々好きでさ」
かい・わたる「うーん」
だいち「見たからっていうのもあると思うけど、まー 面白い・・・ あの人はホントに・・・ コバケンは」
かい「コバケンは」
だいち「頭の回る」
かい「やるヤツだよ、あいつはー」
だいち「うん」
わたる「コバケンどっちだっけ?」
だいち「えっと(笑)」
かい・わたる「アハハハ(笑)」
だいち「モジャモジャじゃないほう(笑)」
わたる「モジャモジャじゃないほうね(笑)」
かい「ギリジンじゃないほうね」
だいち「ギリジンじゃない」 わたる「はいはい(笑)」
だいち「ね、やりすぎでちょっと鼻につくっていうのも、ありつつ(笑)」
かい「っていうか、今回のTEXTは」
だいち「うん」
かい「まさにそんな感じだったよね、ちょっと俺はやりすぎな感じはあったかな」
だいち「コン・・・トっていう枠をちょっと」
だいち「良い・悪いは置いといて」
かい「うん」
だいち「出ちゃった感じはあるね」
だいち「もちろん笑えるんだけど」
かい「なんかちょっと、上手いことをする舞台、みたいな(笑)」
だいち「(笑) そうそう(笑)」
かい「なんかうまく言えないけど」
だいち「元々さ、手品の実演販売してたんだよね、あの人」
かい「うーん」
だいち「だからそういうトコに染み付いてんのかな? なんかビックリさせるのが気持ちイイ!みたいな」
かい「あ~~」 わたる「うーん」
だいち「まー、びっくりするよね」 29:00
かい「今回のテーマとしてそうだったのかもね、そういうさ」
だいち「あ~~」
かい「TEXTって題がついていて」
だいち「うん」
かい「言葉の、ネタがすごく多かったりして」
だいち「そうそうそう」
かい「で、そのせいで多分、ちょっと狙ってやってる部分ていうのが表に出るようなネタが多くなってたっていうのもあって」 だいち「多かったね~」
わたる「うん」
だいち「もうピッチリさー、こういう流れでこういうオチで、みたいな」
かい「うん」
だいち「意外とそういうのって、大笑いできなくて」
かい「そうだね、感心しちゃうっていうね(笑)」 だいち「ほ~~~って」
だいち・わたる「うん」
かい「感じだったね、面白いけど(笑)」
だいち「そういう意味で言うと、片桐仁のひとり舞台みたいのが絶対入るじゃん、公演に」
かい「アハハ(笑) 今回なんだっけ、馬のやつでしょ(笑)」
だいち「馬、馬(笑)」
かい「ジョッキーの(笑)」
だいち「ジョッキー」
かい「うん」
だいち「あーゆー、あのパターンのさ、舞台ってのは、ちょいちょいアドリブが入ってくるから」
かい「うん」
だいち「ギリジンの」
かい「うん」
だいち「笑いという意味では、そっちのほうが笑えたんだけど」
かい「あー」
だいち「なんかその、同じ作品の中でさ、”ものの本によると”」
かい「ハハハ(笑) ”ものの本によると”(笑)」
だいち「そ、”ものの本てなんじゃいー”ってさ」 30:00
かい「うん」
だいち「台本の事である、つって」
かい「うんうん」
だいち「”全部台本どおりじゃー!”つってたっしょ?」
かい「うんうんうん」
だいち「その通りなんだよね、なんかやっぱり何て言うんだろ」
かい「全部、ここで笑う、みたいな」
だいち「そうそう、台本ありきだなーと思うのは、そのコントを笑いとして見たところでは評価どうなるかわかんないけど」
かい・わたる「うん」
だいち「オレは、単純にその舞台の上での表現として、すごいよかったなー」
だいち「ラーメンズは毎回、感心さしてくれる」
かい「そうだねー、ちょっと、笑いとは別に、笑えるだけじゃない部分は」
だいち「うん」
わたる「お笑いっていうよりは、舞台・・・役者? 舞台役者じゃないな」
だいち「そうなのかな・・・ま、本人は」
わたる「イッセー尾形みたいな感じ?」
だいち「あくまでコントと言ってるけど」
わたる「あ~」
だいち「ただ・・・まぁ、自己表現の手段だ、とも言ってるから」
かい「うん」
かい「なんか多分アレだよね、コバケンの言ってるさあ」
だいち「うん」
かい「事を聞いてるを、今コントと言われてる」
だいち「あー! うん」
かい「ジャンルとしてのコントって言われてるのって、お笑いだけ」
だいち「うん」
かい「笑わせる為の装置だっていうような感じになってるけども、コバケンはもっとコントで表現できるものの幅っていうのは笑いだけじゃなくて広いもんなんじゃ?っていう感じなのかな?」 31:00
わたる「ほぁ~~~」
かい「なんかインタビューとかを見てると、そんな感じはちょっと受けるな」
わたる「へーー」
かい「もっと他のコトできるんじゃないの?っていう」 わたる「最先端行ってるね(笑)」
だいち「ま、そこを、それを指してコントと呼ぶかどうか?みたいな議論てあると思うんだよね」
かい「ん~、そだね」
だいち「そこがたぶん、好みの分かれる所っていうか、ラーメンズってアンチも多いからさ、きらいが」
かい「そりゃ、分かれるよ、気取ってるもん(笑)」
だいち「気取ってるからさ」 わたる「気取ってんの?」 かい「言っちゃえばさ(笑)」
わたる「でも、なんか新しいことやってるから、それを見るのは楽しいよね」
だいち「楽しい! すごい刺激になるしね」
かい「刺激になる」
だいち「うん」
♪トコトントン♪
だいち「ハイ!じゃあ、映画の話が終わったところで、1回ちょっと長くなってきたので切ろうと思います」
かい「ハイ」
だいち「ハイ、あ、そうかアレやんないといけないんだ」
だいち「えーと・・・ちょっと待ってね(笑)」
かい「うん」
だいち「ゲーム脳ばとでは皆様からのコメントをお待ちしています」
かい「うん」
だいち「Eメール、もしくはブログへのコメントでお願いします メールアドレスは
[email protected] ブログURLは www.misikika.com/gamenou」 32:00
だいち「また、ツイッターからのリプライかダイレクトメッセージを送っていただく事も可能です。詳しくはブログの方をご覧下・・・さい」
だいち・わたる「ハイ」
だいち「じゃ、次回後半の配信は来週を予定しておりますので、よろしくお願いします!」
かい「よろしくお願いします!」 わたる「す!」
だいち「それでは皆さん、また次回お会いしましょう」
かい「さよなら~」
だいち・わたる「さよなら~」
バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は?
お手数ですが、メールでお問い合わせください。
最終更新:2012年03月18日 14:10