第004回「2008年の気になった○○」その1アナザー 1ページ目

第4回は前編・後編の全2回。昨年2008年、ゲーム以外では三人にとってどんな気になるモノがあったのか? 前編は小説・漫画・映画について語ります。





  ~オープニングテーマ~

だいち「みなさん、こんにちはー だいちです」
かい「かいです!」
わたる「わたるです!」
だいち「ゲーム脳ばと第4回でーす」
だいち「まず、今回はブログの方にコメントをいただいたのでそのご紹介から」
だいち「これは第1回公開直後にいただいたコメントで」
だいち「ハンドルネーム・ジャギーさん」
だいち「ジャギーさんはちなみに僕等とはネットゲ友達です」
だいち「『やあやあ、最近ウィンダス・手の院製の電話のできないiPhoneを手に入れたので、podcast登録したはいいけど、どこから聞けるのかわからず(マニュアルは見ない) 2時間くらい探し回ってやっと聞けたジャギーです』」
だいち「電話のできないiPhoneていうのは多分、ipod touchだと思うんですけどね(笑)」 1:00
だいち「『3人ともよく喋れてるなー ぜひ100回目にしてようやく、思い出のゲーム話まで続くのを期待しています』」
かい「100回目にして、1回目に戻る、みたいなやつね(笑) テーマが」
だいち「まぁ、聞いていただいてると思うので分かる通り、第2回に」
だいち「思い出のゲーム話はしたんだけどね」
だいち「『漏れ的にはキャラ萌えなのかわからないけれども、春〇、か、フル〇』 ん?」
だいち「これ、伏字ですね」
かい「チュンリーだね(笑)」
だいち「春麗か! まぁ原体験という意味でね」
わたる「ま、古いっていっても、今度映画あるけどね」
だいち「あるね、レジェンド・オブ・チュンリー」
わたる「結構、不評らしいね」
だいち「あの主役の人、結構キレイだよね」
わたる「あれ、かわいいね(笑)」
だいち「で、『ネットゲーム始めてからは自キャラスキーだからどうしようもない』・・・というワケですけど」 2:00
かい「キャラクタークリエイトが最近できるゲーム多いからね」
わたる「自分の好きなキャラできちゃう」
かい「俺好きだよ、キャラクタークリエイト」
だいち「時間かけるよね なんなら一日かけるぐらいの・・・」
だいち「ま、ネットゲームなんてそれの最たるもんでさ、自分の操作するキャラは」
だいち「自分で顔決められるし、身長から、髪の色から」
だいち「あ、ネットゲームの話もしたいん、ですが!」
かい「今回はちょっと違う」
だいち「ハイ・・・第4回・今回のテーマはですね、ネットゲの話ではなくて」
だいち「『2008年の気になった〇〇』」
だいち「今回ゲームから少し離れて、僕達3人がゲーム以外の様々な物事について、2008年どんな面白いものがあったか、という話をしていきます」

        ♪トコトントン♪ 

だいち「で、このテーマを出してくれたのは、かいなんで、どうよ? 2008年」
かい「2008年は、割と色々ありましたよ、面白いものは」 3:00
かい「僕はちょっと多趣味、というか文科系な感じなものを、一人でコツコツとやっていくっていう」
かい「のが俺(笑)」
わたる「かいの所感か(笑)」
だいち「そんなかいはじゃあ何だ? 本、とか?」
かい「本から行くと、昨年出たやつではなくて、昨年読んだヤツになるんだけど 高村薫」
かい「これは『マークスの山』とか『リヴィエラを撃て』 この2つ」
だいち「どっちが面白かった?」
かい「どっちも面白かったんだよー! それが」
かい「『リヴィエラを撃て』は、海外の情報工作員の話なんだけど」
かい「登場人物が色々、いっぱい出てきて」 4:00
かい「工作員達の話っていうので、けっこう高村薫自体が硬派な作風なんだけれども」
かい「『情報の世界』を書いていくっていう」
かい「のを多分、一つのテーマとして、で、登場人物も主人公に寄らない視点という、色んな人に視点を飛ばしつつ、書いてる」
だいち「一本ストーリーラインをただ追うよりは、『世界』みたいのを描くのが」
かい「そうだね、っていうのも一つのテーマとしてはあったんじゃないかなと」
かい「で『マークスの山』のほうは刑事モン」
かい「で、連続殺人の犯人を追っていく・・・こっちはもうすごい有名だよね」
かい「名作と呼ばれてるだけあって、事件自体は取り立ててすごいトリックがあったりとかじゃないんだよ」
かい「犯人当てでもないんだよ  犯人もうわかってるんだけど」
だいち「割とリアルタッチというか」 5:00
かい「犯人達を追っていく刑事に完全に視点が合ってて」
かい「主人公とか、一課の人たちがどういう風に犯人を追っていくのかと」
かい「すごく焦点があってて」
かい「緻密な構成がスゴイ、この人は」
だいち「それは両作共通して?」
かい「2つともすごい良かった  高村薫すげーなって思った」
だいち「本、わたるは読む?」
わたる「本は読まないけど、マンガは読むな(笑)」
かい「あ! 俺あと1こ言っていい? 『ディスコ探偵水曜日』面白かった(笑)」
かい「舞城王太郎、舞城王太郎俺大好きなんだけれども」
かい「なんて言うの? 世界系っていうの?」
だいち「ぶ厚いなー」
わたる「よいしょーー」
だいち「これはハードカバー、ちゅうか(笑)」
6:00
かい「なんだっけ?このイラスト、有名だよね(笑)」
だいち「今手元にその本があるので、パラパラ見てるんだけど『初音ミク』の人?」
かい「別に、ラノベとかではないけれどもね」
だいち「ラノベも定義が難しいけど、少なくとも読むとラノベではないよね(笑)」
かい「読んでよかったなというか」
だいち「世界系か、ちょっとメタ視点というか、そういう感じ?」
かい「そうだね」

    ♪トコトントン♪  

だいち「新しい本ではないんだけど」
だいち「『クラウド・コレクター』っていう本が個人的に衝撃を受けてですね」
だいち「クラフト・エヴィング商會っていう作者名なのね」
だいち「で、クラフト・エヴィング商會っていうのは、設定としてあって」 7:00
だいち「作者の人が、物とか売る商会の三代目主人っていう設定なのね」
だいち「著者であり、話の主人公なんだけど、ある日おじいちゃんの旅行鞄を見つけるの」
だいち「中を見てみたら、旅行してるときに書いた『手記』と『ビン』がいくつも出てくんだっけな?」
だいち「ビンには酒が入っているんだけど」
だいち「主人公は手記を読み進めて行って」
だいち「おじいちゃんは、どこを旅していたのか?っていうのを探っていくんだけど」
かい「それにまつわるお酒だったりするってこと?」
だいち「そうそう!」
だいち「で、割と序盤で明かされるんだけど、これはおじいちゃんは旅をしてないな、と」
だいち「旅をしてないんだけど、旅で集めてきた物はここにある、っていうことは、この物をおじいちゃんは作って」 8:00
だいち「『旅の手記』っていう体でお話を手帳に書きつけたんだろう、と」
かい「あ~~、なるほどね」
だいち「おじいちゃん何でそんな事したんだろう? っていう話なんだけど」
かい「いい入りだね、すごく」
だいち「キレイな描写というか、世界観みたいのもあいまって」
だいち「すごく楽しく読めたんだけど、いわゆる山場があって、最後にストンって終結してくみたいな形にちゃんとなってなかったんで」
かい「まとまりきれてない感じはあったの?」
だいち「そうだね でも、それが逆に新鮮でさ」
だいち「これは結構、よかった 古い本のはずなんだけど」
だいち「で、『クライマーズ・ハイ』だよね」
だいち「文庫で出たから買って読んだ」
だいち「日航機墜落の・・・そう で、その本として描いてんのは、その墜落事故を取材する記者の話なんだけど」
9:00
だいち「これね、映画になったから割と有名だよね」
だいち「ウチの会社に、元新聞社の人がいて」
だいち「デスクとかの周りが、すごい騒然と常にしてると」
かい「物として雑多だってこと?」
だいち「えと、空気が・・・」
かい「あ~あ~、せわしない」
だいち「大事件が起きると、みんなワーワーしちゃって 誰がどこ行けとか」
だいち「誰が書けとか、だれそれは机にちゃんと居ろ、とか」
だいち「雑然とした空気が、非常に良く書けてると、 ”あのまんまだよホントに” と言ってて」
だいち「あ、じゃあやっぱ描写も正確なんだ、っていう」
だいち「この人も記者だよね? 多分」
だいち「横山秀夫だっけ?」
だいち「で、クライマーズ・ハイから続けて『半落ち』と『震度0』と読んだ」
だいち「半落ちは、面白かったと思うんだよね、オレは」
かい「 自分がやったけど、理由は言わないみたいな」 10:00
だいち「で、それは完落ちとは言えない、からって理由を探していくうちに、みたいな」
かい「あんま好きじゃなかったな、俺はね(笑)」
だいち「チッス(笑)」
わたる「アハハハハ(笑)」
かい「チッス(笑) おつかれっす(笑)」
だいち「すいませんッス(笑) ういっす(笑)」

    ♪トコトントン♪  

だいち「さっきわたるから出た、マンガの話をわたるから行こうか」
わたる「2008年ぐらいに出てたマンガで、少年ジャンプで言うと『トリコ』っていう」
だいち「トリコ(笑) ・・・オレでしょ?(笑)」
だいち「ツイッターID:トリコロールです よろしくお願いします(笑)」
わたる「主人公はグルメハンターで、食材を集めて戦ったりするような」
わたる「絵はね、すごい小学生っぽい絵なんだけど」
わたる「すごい読みやすいんだ、わかりやすいというか」 
だいち「何で読みやすいんだろう?」
わたる「ま、絵もちょっと勢いっていうか(笑)」
わたる「あと、ストーリー展開も小難しくないというか」
だいち「あ~ ジャンプっぽいね」 11:00
だいち「グルメハンターは何する人なの?」
わたる「グルメハンターっていうのは、 ”食材” があって」
わたる「グルメ時代といわれてる世界観があるんだけど、食材という食材はみんな ”生き物” なのよ」
わたる「例えば、巨大マンモスの肉だとか、ガララワニの霜降りとか」
わたる「例えばワニとかは、実際には100mぐらいでかくて、みたいな(笑)」
かい「デケエ(笑)」
わたる「その肉を使ってフルコースを作る、とか」
わたる「そんな話なのよ、だから、格闘ありき、料理ありきだな(笑)」
だいち「素材を獲りに行く、獲りに行って、それで調理して食うみたいな」
わたる「モンハンみたいな(笑)」
わたる「話的には、グルメ連合みたいのワケのわからんすごい連中がいて」
わたる「そいつらと今、バトルというか」
わたる「ちょっとそこの辺はハンターハンターみたいな(笑)」 12:00
わたる「人対人になった(笑)」
かい「ぽいよね、ハンターハンターぽい気がする」
だいち「オレはさ、『世紀末リーダー伝 たけし』がダメだったので」
かい「あ、ダメだったんだ?」
だいち「だからなんとなく食わず嫌いで」
かい「ボンチューでしょ」
だいち「え?」
だいち「や、ダメだったじゃない、読んでないから(笑)」
かい「ボンチューでしょ(笑)」
だいち「いや、知らないけど」
かい「ボボンチュー(笑)」
だいち「(笑) もういいから(笑)」
わたる「チュアー!」
だいちかい「ハハハハハ!(笑)」
だいち「わかんないつってのに!(笑)」
かい「ボボンチュアー!つって(笑)」
だいち「なに? セリフ?」
かい「なんか殴るときに、ジョジョのオラオラみたいな」
かい「ボボンチュアー!」
わたる「で、えとマガジンで注目してて好きなのが」
わたる「熱血番長とかそんなような・・・」
わたる「熱血番長じゃないな、ま、番長ものの話があるんだけど」
わたる「それは、今の世の中が腐ってるから・・・東京23区で、それぞれ『番長』がいて町に」
わたる「その番長つーのも、スケ番番長とかそんなんじゃなんくて」
わたる「『ガンマン番長』だととか」 13:00
わたる「『怪獣番長』とか、ふざけた・・・『歌舞伎番長』とか(笑)」
かい「すごいピーキーなんだよね、キャラクターがはっきりしてる(笑)」
わたる「トンデモ系なのよ、でまたバトルなんだけど」
かい「キン肉マンみたいな感じだよね、なんとか超人みたいな」
わたる「で、主人公は、超熱血」
わたる「曲がったことはゆるさねー!みたいな超筋肉隆々の(笑)」
かい「すーげデカイんだよね(笑)」
わたる「そいつらで1位を決めて、1位になったやつが東京をというか日本を治める、とか(笑)」
かい「すげえ(笑) 戦国時代(笑)」
わたる「そそそ(笑) すごいパワフルなマンガなんだけど」
わたる「なんか、その辺の、さっきかいがチラッと話したんだけどさ」
わたる「今、不景気っていうのもあって、元気のある主人公像ってのが」
わたる「求められてるってことで、出てきたのかなーなんて思って」
わたる「見ててやっぱり清々しくて気持ちいいんだよね」
かい「あれなんだってよ、景気が悪くなると」
14:00
かい「グラビアの子のおっぱいが大きくなるんだって、大きくなるっていうか(笑)」
かい「おっきい子が、人気が出てくるんだって」
わたる「あ、そうなんだ」
かい「っていうのは雑誌界では定説だって、何かで聞いたよ俺」
だいち「どういう、なんかメカニズムなんだろうね?」
かい「で、景気がいい時は、逆にスレンダーな子が流行るんだってよ」
かい「そういうのと似てるのかもしんないよね」
だいち「マンガの傾向と」
かい「元気なマンガが流行ったりとか、時代の流れと反比例するというかさ」

    ♪トコトントン♪  

だいち「じゃあ、かいマンガはどうよ? 2008年」
かい「マンガは2008年はね、まあ、1コ挙げるならば」
かい「『機動旅団八福神』」
だいち「ハイハイ(笑) 八福神ね」
かい「たぶんね、マイナーなんだよ」
だいち「アレ何、雑誌? ビームとか?」
かい「ビームかな?」
かい「ま、戦争モノでさ」
かい「軍隊に入ろうと思ってる若者達が、『八福神』だから8人、いるんだよね」
だいち「あ、そいつらが八福神なの?」
かい「八福神に乗る、というか着るというか」 15:00
かい「まぁ、8人いるのさ」
だいち「パワードスーツ?みたいなこと?」
かい「うん  で、8人いて、そいつらが自衛隊みたいのに入るとこから始まる」
かい「で、それぞれに入った動機がある」
かい「戦争ってものを良くないなと思ってるけど、入って自分が体験しないことには、ノーと言うことはできないんじゃないか?」
かい「と思って入ってるヤツとか」
かい「自分は、軍隊ん中で、人を殺さない部隊を作りたいって言って、それを目的に入ってるヤツとか」
かい「日本に爆弾が落とされてるっていう設定なんだけど、その爆弾が落とされてるときに爆心地に居たんだけど、トンネルの中にいたから助かっちゃったヤツもいて」
かい「『助かっちゃった』ことで、自分だけ助かってしまったことに、罪悪感を抱いちゃって、それを復讐する相手を探してるヤツとかもいるのよ」
かい「ちょっと入り組んだ感じなんだけど」
かい「で、そんな動機を色々持った8人が」
かい「軍隊に入って、8人共、八福神ていう、『福神』ていう」 16:00
かい「変なカエルみたいな、でっかいカエルのパワードスーツみたいなの想像してもらえるといいと思うんだけど」
かい「カエル型の着ぐるみみたいのに、乗って戦う部隊に配属されんの」
かい「その福神っていうのは、中にジェルが入っててさ」
かい「ジェルがすごいかぶれちゃうんだけど」
かい「それに免疫があって、ワリとダイジョブな人達、っていうので偶然その8人が選ばれたっていうとこからはじまんの」
かい「で、その部隊になって、で、軍隊ってホントは上官がいてさ」
かい「そいつが命令して、あそこに行ってこいとかって言うんだけど」
かい「『福神隊』っていうのはスタンドアローンだ、と」
かい「独立して、独断で行動できる」
かい「で、それのリーダーになってるやつが、名取不二雄ってヤツが主人公、なんだよね」
かい「8人とも主人公なんだけど、そいつがメインの主人公みたいので」
かい「そいつが色々考えながら、軍隊を動かしてったりとか、するんだけど」
かい「ま、戦闘シーンとかが中心ではなく、それぞれの戦争に対する、向かい合う姿勢」 17:00
かい「どういう風に戦争と向かい合っていくのか、みたいな」
だいち「それぞれが」
かい「そう」

    ♪トコトントン♪ 







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最終更新:2012年08月21日 12:34
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