第005回「ゲームの未来はWiiか?」その1アナザー 2ページ目

第5回のテーマは、任天堂のWiiとゲームの未来について。いわゆる「次世代機」と呼ばれたPlayStation3、Xbox360、Wiiの中でも、とりわけ独特の方向性を持っているWiiというハード。果たしてその方向性は未来のゲーム像なのか? 前後編にわけてお送りします。

31:45





だいち「で、そっちを見てみたいの方が、単純に勝っちゃったんだよね」
かい「どうなんだろうというか、全く新しいジャンル出てきたぞみたいな所で」
だいち「今、わたるの親がやってみたいね、てのが象徴的で、ゲームっていうもの自体のの層がちょっと広がったじゃん」
だいち「DS、Wiiのあたりで」
だいち「それって結構ゲーム業界に取ってすごいプラスだと思ってて」
かい「今まで獲得できなかった層を獲得し得るものが出たっていう」
わたる「プレステ3ってゲームをやり尽くしたコアなユーザー層を、もっとすごいの出しましたよって感じで取り込んでる感があって」
わたる「で、Wiiの方に関しては、今までゲームをしたことない人に、ゲームって面白いよ、みたいな」 16:00
わたる「こんなことできちゃうよみたいな所を攻めた気がするんだ」
かい「うん じゃあさぁ、ちょっとさ進めたとして、その話を進めていくとして」
かい「プレステ3っていうのって、このまま進化してったら、実写と変わらないぐらになってくんじゃないかと」
かい「その次どうなんのか?って言ったら、俺3Dになるんじゃないかと思ってるの」
かい「メガネをかけてやる、みたいのじゃないけども(笑)」
かい「うん、なんかヘルメットみたいのすんのかもしれないけどね(笑)」
わたる「3Dカメラとか今あるしね」
かい「そうそうそう、みたいな形になってくのかと思うんだけど」
かい「っていう進化が見えるじゃない」
かい「逆にWiiとかだと、俺はその進化の方向として、何?どうなっていくのを予想してんの?」
かい「こう、手になんかつけて、物をつかんだら画面でも物つかむみたいな、そういう?」 17:00
かい「手に手袋みたいなのして、それが画面と同期するようになってて」
だいち「疑似体験みたいな?」
かい「そうそう、みたいな方向」
わたる「なんかあんまり想像ができないんだよ、Wiiのほうには、次何やってくるかっていうのが」
かい「そこも面白みではあるってこと?」
わたる「あ、これ言っちゃ失礼なんだけど(笑)」
かい「俺別にプレステ3側じゃないからね(笑)」
わたる「映像がキレイになった後の3Dっていうの、なんか想像できちゃうのよ」
わたる「とりあえず、その後は3Dだよねっていう(笑)」
だいち「Wiiの将来っていうのはあんまり想像してなかったね、正直」
だいち「将来が楽しみってよりも、Wiiってハードの上でできることってまだある気がすんのね」
だいち「きっとまだ発見されてない使い方がある」 18:00
だいち「それがすごく面白い可能性がある」
だいち「なんで、その先のことはまだ考えないでおこうか、みたいな」
わたる「今の、ゲームというものをもっと逸脱した次の世界へステップアップじゃないけどさ(笑)」
わたる「例えば、走るっていうのをゲームとしちゃったワケじゃん」
わたる「次、じゃあどーすんだろ?みたいな」
かい「俺さあ、その『ゲームの未来はWiiか?』というテーマなんだっけ?これって」
かい「俺はね、『棲み分け』られていくと思うの」
かい「ていうのは、Wiiってさ、体感できて面白いし」
かい「だれにでも土俵ができるっていうさ、土俵の広さっていうのはいいと思う、ものすごく」
かい「なんだけど、身体を動かしてテニスをするとかっていうのって」
かい「ユーザーのストレスがでかすぎると思うのよ」
かい「要するに、『疲れる』単純に」
かい「ゲームっていうのは指しか動かさないじゃない?」 19:00
かい「いつでもブンブン振り回してやれるかって言ったら、それはやりたくないけどゲームをコントローラーだけでしたいっていう場合って絶対あると思うんだよね」
かい「だから、それで分かれて行くと思うの」
かい「Wii方向の体感できるゲームっていうのの方向と、いままでのフォーマットにのっとったコントローラーでやる、画面を見ながらやる、全然疲れないゲームっていうのの方向に俺は2分化されていくんだと思うの」
だいち「このままだとね」
かい「ガンダムのさ、なんだっけ、俺ゲーセンでやったことはないんだけど」
だいち「『戦場の絆』?」
かい「戦場の絆っていうのって、あれってちょと微妙な所じゃない? 体感ぽくもあり、なんていうの? 自分で操作してんでしょ?あれ」
だいち「ゲーセンだとさ、ちょっとハードから作りこめるところがあるから、またちょっと違うと思うけど、そうね」
かい「『鉄騎』とかさ、あれもすごかったじゃん(笑)」
かい「あれもさ、どっちかっていうと発想はWiiの方に近いと思うんだよね」 20:00
かい「こんなでっかいコントローラーがあって、ボタンがめちゃくちゃ付いててさ」
かい「起動するだけのボタンがあるとかさ(笑)」
かい「バカみたいじゃん?(笑)」
かい「でもすごいいいと思うんだ(笑) そういうので、乗ってるっていうのを感覚を味わえるっていうのがあると思うんだけど」
かい「でも、操作するのはすごい大変なの」
かい「そっちの方向と、もうコントローラーだけでやっていく方向っていうのに分かれていくんだろうなーというか、そうあるべきじゃないかなというか」
かい「どっちかに固定されるっていうのはあんまりないような気がすんだよね」
わたる「今、かいのほうで話出たけど、テニスとかで腕が疲れるってあったじゃん」
わたる「で、プレイステーション3では、映像がすごいキレイで、もう選手とかも本人の顔というか実写かのような感じで滑らかに動くていうの」
わたる「コントローラーでできるわけじゃん」
わたる「だけどWiiの方は、実写ではなく、丸っこい2頭身のキャラが動いてるかもしれないけど」
わたる「実際に自分が振って、スマッシュした瞬間にキャラもスマッシュして、っていうのがすごい楽しいっていうか」 21:00
わたる「スポーツは見るもんじゃなくてやるもんだ派なんだ」
わたる「テニスとかもカチカチやってても、おれ全然面白いと思わないんだけど」
わたる「テニスを実際にWiiでやって、疲れるのが楽しいの」
かい「そっちはそっちであると思うんだよな、俺」
だいち「今、かいが言ってたのは、わたるの方向と、かいが今言ってたプレステ3の話で言ってた方向っていうのの、2つに分かれて行って」
だいち「で、オレはすごい全然違う考え方をしてて」
だいち「体感っていう所に・・・Wiiのゲーム体験として、体感するゲームって所にとどまらないんじゃないかな?という希望的観測みたいな」 22:00
だいち「ラケット振った、ボールが弾かれて飛んでった、みたいなのって単純に楽しいけど」
だいち「で、ウチら年末に集まってさ、大勢でやったたりして、ものすごい瞬間的に楽しいんだけど、一方でコツコツ」
だいち「今、モンハンやってるってつったけど、モンハンみたいに、コツコツ自分のキャラクターを強くしていくとか、そういう面白さっていうのもあるじゃない?」
だいち「それがWiiのハードで実現できるかっていうと、できるかもしんないけどそれって従来のゲーム寄りな方向になって行くワケで」
だいち「そっちってWiiが行くとかじゃない、気がすんだよね」
だいち「Wiiのコントローラーが、6軸センサー付いてて、ポインティングデバイスが付いてて」23:00
かい「あれシックスアクシスって別に必要ないよね、プレステ3のやつ(笑)」
だいち「逆に言うとプレステに6軸センサーをつけるっていう決断が何でされたのかオレは全然わかんなくて」
だいち「急に『コントローラーを振れ!』みたいなのが出てくるゲームとか、わーって振っても」
だいち「プレステ3なんだから別にこっちでやらしてくださいっていう風になるし」
だいち「DSの初期とかって、タッチペンっていう入力機器があるってことで、それに引っ張られてゲーム製作をしてたメーカー多いと思うんだよね」
かい「『カスタムロボ』を俺ちょっとやってたんだけどさ」
かい「カスタムロボの製作者かなんかが、インタビューで言ってたんだけど」
かい「最初、全然ペン使わないやつにしようと思ってたんだって」
かい「で、カスタムロボって対戦型のゲームで、普通に操作はコントローラーでやるわけよ」
かい「やるんだけど、ロボットが戦ってると段々汚れてくるの」 24:00
かい「戦い終わった後に、それを拭いてキレイにしましょうっていう、それ別にいらないし、前までなかったシステムっていうのが追加されてて(笑)」
かい「自分のロボットを映して、ペコペコペコペコつって超振って、なかなか消えないのしかも、汚れを拭くっていう」
だいち「それタッチペンが使いたいために?」
かい「タッチペンが使いたい、じゃなくて『使え』っていう圧力がどうやらあったっぽい、のよ」
かい「っていうような事をインタビューでほのめかしてて」
だいち「それどっからあったんだろ?任天堂?」 
かい「任天堂からでしょ? たぶん」
かい「で、多分初期のゲームだからっていうのもあんのかもしれないけど」
かい「タッチペンを使わなきゃいけないっていう所を、なんらかの形で圧力があったのかなー?って思っちゃった」
かい「ような所はあって、うん、まあ、任天堂も任天堂だな(笑)」
だいち「いや、それだったらちょっと残念だな、任天堂的にどうだったのかわかんないけど」 25:00
だいち「タッチペンでやったほうが気持ちいい操作と」
だいち「十字キーとボタンでやったほうが気持ちい操作ってあると思うんだよね」
わたる「タッチペンってすごい面白いじゃん、表現としてさ」
わたる「カチっとか擦ったりとかいうのができるじゃん」
わたる「で、その要素ってのは多分、上手く取り入れたらすごい面白さになる」
わたる「DSってのはそれができる機械だから、ただゲームを十字キーだけでやるのをDSで出しちゃうのはもったいないっていうのがあるのよ」
だいち「最初はまあそうだっただろうね」
わたる「上からそういうことを言われたから無理やりつけた、っていうんだとすごいマイナスなんだけど」
わたる「でも、それを使って、その機能があるからこそ、こういう風にしましたっていうのがあるとすごい楽しいよね」
わたる「ま、それはあまり良くないパターンで今、ロボットのやつがあったけど」
だいち「今ちょっとUstreamのコメントの方にですね」
だいち「ハンドルネーム・スカッドロイドさんでいいのかな?」 26:00
だいち「『DSはタッチペンより2画面にもうちょっと注目したほうが』っていう」
かい「あれは上手いよね、2画面はさ」
だいち「うん、確かにいままでは1画面で」
かい「うん てかその発想がないじゃない? 2画面ていうのが」
だいち「『じゃあ2つにしちゃうかー』みたいな・・・」
わたる「昔『ドンキーコング』とか2画面だったね」
かい「あれ、どういう発想で2画面になったんだろうね? 情報を処理するモニターと」
かい「動きを見せるモニター的な感じで使われてるのが多いじゃない?」
わたる「『どうぶつの森』とかだと、下は地面の方で、上は空だったりする」
わたる「だから画面が広くなったっていうのも捉えれるし、あとは」
だいち「情報を分けるっていうのも、ね」
わたる「例えばRPGで、下の画面ではキャラクターたちがトコトコと歩いてて、上には全体が写った簡易マップがあるって場合もあるし」
だいち「要はいままで、スタートボタンなり、メニューボタンなりで表示してた情報っていうのをずっと見られるうになったっていうのは」 27:00
だいち「新しいことが出来る可能性ていうのはある、とは思うんだよね」
かい「俺さ、今話してて思ったんだけどさ」
かい「DSってさ、ちっちゃくなるじゃん、閉じてて」
かい「で、別にあれさ、大きさとか考えなければ、でっかいモニターを1個つけて、そん中で画面を2分割するなりしないなりすればよかったと思うの」
かい「ソフト作る側が、じゃ上は情報だけなんだけど」
かい「画面の上半分は情報だけ処理しろ、画面の下半分でアクションを見せようっていうのでも良かったと思うんだけど」
かい「たぶん、コンパクト化しなきゃいけないわけじゃない? 携帯ゲームだから」
かい「っていうので、でっかい画面1個だとコンパクトにならないねっていうので、2つに分けようかって話になったのかな?」
かい「とも思う」
だいち「オレは違うと思っていて、もう2つにするっていうのが先ありきだったと思うの」 28:00
だいち「なぜかってというと、1つのでっかい画面でできることっていっぱいあると思うのね」
だいち「でっかい画面で1つキレイな絵を見せる、みたいな」
だいち「のもあると思うんだけど、2つ画面があることで・・・なんて言うんだろなー・・・ちょと上手く説明できないなー」
だいち「そこに新しいクリエイティビティみたいのが、出てくる可能性は」
だいち「逆にね、制限されることで、ある気がするんだよね」
かい「2つの画面でまったく別々のキャラクターの今現在を表示・・・描写するとかっていうのは」
かい「なんかであったけど」
だいち「あれであった・・・なんだっけ、名前が出てこない」
だいち「『グラスホッパーマニファクチュア』がRPGを」 かい「『花と太陽と雨と』?」
だいち「ちゃうちゃう、RPGを作った」 かい「『コンタクト』?」
だいち「コンタクト、コンタクト あれが、そんな感じだったんだよね」
だいち「そそそ、そういう事を考える・・・」
かい「最初からそうしようと思ってたのかね?」
かい「ちょっとズレてきてるか、わかんないけど」
29:00
だいち「両方言えることはさ」
だいち「2画面である・タッチペンという操作方法がある」
だいち「ていうのに、メーカー側が引っ張られてしまって、無理やりその要素を使おうとしたゲームって」
だいち「大抵良くない・・・なんか面白くない」
かい「なんか押し付けられてる感じがするときはあるよね(笑)」
わたる「お金の問題どうとかは別として、そのハードで売ったほうが売れやすいからというのは別として、本来タッチペンとかを使った方がこのゲームは面白くなるなって物に関してはDSで出すし」
わたる「そうでなければ、映像がよりキレイなプレイステーションポータブルとかで出した方がいいなっていうのはあるだろうね」
わたる「ただ、実際に売れ行きとかそういう問題を考えたときに、DSで出しといたほうがいいだろと」
わたる「多分プレステとかで作ったらさ、細かいとこまで作んなきゃいけないからさ」
かい「そうそう、これはちょっと難しいんだよね、プレステ3っていうのは」 30:00
だいち「その話はしようと思っていた!」
かい「まったくね!」
だいち「どうぞ!言ってやって!」

    ♪トコトントン♪  

だいち「・・・ハイ!というところでちょっといいところなんですが、時間の方が」 BGMスタート
だいち「来てしまったので、ちょっとこの辺で1回切りたいと思います」
だいち「こういう討論系のテーマっていうのはわりと聞いてる方としても言いたいことみたいのが出てくると思うので」
だいち「そういったことは是非、メールなり、コメントなりでこちらにお知らせいただければと、いう風に思います、ハイ」
だいち「ゲーム脳ばとでは皆様からのコメントをお待ちしています」
だいち「Eメールもしくはブログへのコメントでお願いします」
だいち「メールアドレスは [email protected]
だいち「ブログURLは www.misikika.com/gamenou です、ハイ
だいち「またツイッターからリプライかダイレクトメッセージを送っていただくことも可能です」
だいち「詳しくはブログの方をご覧ください、ハイ」 31:00
だいち「ということで、後半は来週の配信になるんですけども、前半と違ってですね、ちょっと市場がどうとか」
だいち「売上がどうとか、商売としてのゲームがどうとかという話と共に、この収録のときにUstreamでいただいたコメントなどを」
だいち「たくさん紹介していきたいと思っています、ハイ」
だいち「それでは皆様また次回配信でお会いしましょう さようなら~」








バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は?

お手数ですが、メールでお問い合わせください。
最終更新:2012年08月20日 11:55
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。