第005回「ゲームの未来はWiiか?」その2アナザー 1ページ目

第5回のテーマは、任天堂のWiiとゲームの未来について。いわゆる「次世代機」と呼ばれたPlayStation3、Xbox360、Wiiの中でも、とりわけ独特の方向性を持っているWiiというハード。果たしてその方向性は未来のゲーム像なのか? 前後編にわけてお送りします。

37:01






  ~オープニングテーマ~

だいち「みなさん、こんにちは~」
だいち「今回、入りが一人なんですけど、だいちです」
だいち「ゲーム脳ばと第5回の後半です、第5回のテーマは」
だいち「『ゲームの未来はWiiか?』というタイトルでお送りしています」
だいち「Wiiが出た当時は、プレステ3かXBOX360か、みたいな議論が多くなされててですね」
だいち「今でも、2ちゃんねるのゲーム・ハード板とか行くとですね、信者同士が煽りあってたりとかですね」
だいち「そういうのをやってるかと思うんですが」
だいち「僕達が目的としてるのはそこではなくてですね」
1:00
だいち「グラフィックがキレイなハードっていうのも、楽しみとしてひとつある」
だいち「スペックが高いハードでできるゲーム体験っていうのも楽しみとしてひとつある」
だいち「ただ、Wiiの目指してるところっていうのはそことは違う方向だなという風に思っているというのもあって」
だいち「その辺を話していければと思ったんですが」
だいち「で、前半は結構そのスジに沿って話していたんですが、後半はですね」
だいち「商売としての、ゲーム市場の中で何がプラスかマイナスかみたいな、そういうちょっと小賢しい話になってきています」
だいち「それでは、後半のほうをお楽しみください!」

    ♪トコトントン♪  

かい「プレステ3ってさ、これはちょっと難しいんだよね」 2:00
だいち「その話はしようと思っていた!」
かい「まったくね!」
だいち「どうぞ! 言ってやって!」
かい「プレステ3ってさ、やっぱわたるが言ったみたいに絵がすごいキレイじゃない?」
かい「で、ブルーレイとかでね、ゲーム作れるから、制作費が一個作るだけでものすごい高くなっちゃうと」
かい「で、それを作れる会社っていうのが、パワーある会社じゃないとムリなのよ、財力というか」
かい「そうすると、他の小さい会社っていうのは参加できなくなんだよね、プレステ3を作るということ自体が」
かい「だから、そうすると他の会社達は淘汰されてっちゃって」
かい「で、でっかい会社しか参加できなくなる」
かい「そうすると、結果的にプレステ3は出るソフトの本数が少なくなるじゃない」
かい「ソフトの本数少ないハードなんて、誰も買わないから」
かい「っていうので、悪循環のスパイラルが起きちゃってるんだけど」 3:00
かい「XBOXの方はなんだっけ? なんかお金出るんだっけ?」
だいち「マイクロソフトが、補助費を出すんだよね」
だいち「開発のね」
かい「ハードの能力としてはさ、プレステ3とXBOXってほとんど同じぐらいなんだけど」
かい「いいとこがあり、悪いところもあるけど、大体同じぐらいのもので」
かい「マイクロソフトの方はお金を・・・奨励金、じゃないや なんつーの?そういうの?(笑) そういうのを出す、と」
だいち「コメントの方で、トラッシュキッドさん」
だいち「ハンドルネーム・トラッシュキッドさん『そこはネットでよく言われているんだけど、じゃ、なんで日本一ソフトウェアみたいのが作れるのか?』とかあるじゃんと」
かい「日本一ソフトウェア?」
だいち「日本一ソフトウェア知らない?」
わたる「ディスガイア? 違うか」
だいち「そうじゃない?」
だいち「ハンドルネーム・スカッドロイドさん『なんでタダの噂が事実みたいになってるの?』って」
だいち「あ、噂なんだ?」
だいち「そうか 申し訳ないです ホントの話だと思ってた」
だいち「ハンドルネーム・トラッシュキッズさん『マイクロソフトが補助費用をだすのは、超極一部のタイトルだけだ』と、『360になってからは特に』」
だいち「あ~~、ゲーム開発者の方なんですね すいません(笑)」
だいち「いろいろ、素人なので聞きかじりがあると思いますが」
かい「『ぼくは普通の人です』(笑)」
だいち「ぼくも普通の人です(笑)」
わたる「手振ってるよ(笑)」
だいち「ただ、普通の人の視点で敢えて言わしてもらうと、そういうのを懸念してるわけですよ、開発費が高くなって」
だいち「すごいリッチな会社しか作れなくなる、あるいは、ソフト1本の値段があがるってことで、すごいゲーム業界っていうのが」
だいち「ニッチな市場になっていくんじゃないか、っていう」
だいち「そうすると、ゲームの本数も減っちゃうワケで、そうすっと遊べるゲームも減っちゃうワケで・・・」
わたる「あと、その辺でちょっと思ったのが」
わたる「プレステの方は、開発費がかかるから、作れる会社が例えば3社しかないとしよう」
わたる「例えばね」
わたる「で、任天堂とかDSとかだと作るのが、そこまでお金をかけずに作れるから、10社かなんか作れると」
わたる「そうしてくると、その10社の中で、新しい発想とか、っていうのが生まれ易いのよ、3社よりも」
わたる「だから、新しい発見とかも、その10コの会社が考えてるほうが数的に3倍じゃん?」
わたる「だから可能性としては成長しやすい」
わたる「っていうのはあるかな、さっきの未来的な話って所でね」
だいち「今いっこ違う視点がコメントの方で言われているんだけど」 6:00
だいち「『DLC』っていうのが」
かい「『ダウンロードコンテンツ』か」
だいち「Wiiか? どこだろう? 最初に始めたのは」
だいち「えーと、Wiiが出してるのは『バーチャルコンソール』っていう古いゲームからWiiオリジナルのゲームまでダウンロードで買って」
だいち「プレイすることができるっていう」
だいち「要は、パッケージングしたりそういう費用がかからないシステムだよね」
だいち「で、プレイステーションは『プレイステーションストア』っていうので、PSPとプレステ3とPCから利用ができる」
だいち「XBOXはマーケット・・・XBOXライブマーケットだっけな、ちょと名前は不確かだけど」
だいち「そういう所でダウンロードコンテンツの販売とかをしてるハズなんだよね」
かい「なんだっけ、『バーチャロン』の『オラトリオタングラム』が出たでしょ?」
だいち「あ、マジで?(笑)」
かい「XBOXかなんかで、オラタンが」
かい「俺超やりてー」
だいち「今やるとしたらXBOXでしょ」
かい「出たのか、出るのか・・・」 7:00
だいち「あ、出る 出る予定」
かい「そう! あれいいよねー(笑)」
かい「あれすげー面白い・・・やったよね?」
だいち「コントローラー出れば、やりたいね」
かい「コントローラーなんだっけ、ファイズがいってたけど」
かい「発売するのか」
だいち「マジで!? アツイね(笑)」
だいち「ガッ、ガッ、でしょ?(笑)」
かい「うん(笑)」
だいち「ガッガッガッ!でしょ(笑)」
かい「ガガンガガンガガン!つって(笑)」
かい「ジャンプ、着地、ジャンプ、着地、みたいな(笑)」
だいち「あー、コントローラー出るんだー」
かい「あー、出るね 出るみたいだね」
だいち「『Wiiウェア』っていうのもありますね、」
だいち「最近だとDSⅰっていう新しいDSが出たけど、そこだけで」
だいち「『DSⅰウェア』っていうのもやってる、かな」
だいち「『PSP2』の噂があって」
だいち「で、PSP2はどうもUMDレスになるじゃないか、ダウンロードコンテンツあるいはデータ販売みたいので対応してくんじゃないか」 8:00
だいち「それたぶん、海賊版防止的な意味も込めてだと思うんだけど」
わたる「なるほど」
だいち「いっこ、話題として今回話したかったのは、ダウンロードコンテンツなり、データ販売みたいな形に将来なってくのかなーって」
だいち「iTunesストアが割りと成功してるけど」
かい「そだね、なってくんじゃないの?」
かい「ならない理由がなくない? もうここまでパソコンっていうのが流行ってWebってのがさ」
わたる「なんか、パッケージで欲しくて、説明書欲しくて(笑)」
かい「わかるよ? ジャケ買いとかっていうさ(笑)」
だいち「物を所有する喜び的な(笑)」
だいち「あと、われわれデザイナーじゃないですか」
かい「廃れてくよ、つって(笑)」
だいち「パッケージデザインも仕事じゃん(笑)」
かい「いいじゃん、お前だってWebだろ?(笑)」
かい「オマエどんどん栄えてくよ、オマエお金くれればいんだよ(笑)」
だいち「で(笑) その話もあるよね、次世代機だから、高いソフト開発になるとか」 9:00
だいち「クオリティがっていう」
かい「でもさ、スーパーファミコンのさ、カセットって1万ぐらいしたよね?」
わたる「高かった」
わたる「あれはなんか、ローディング時間とかがなかったからあんな高かったの?」
かい「それはあれだろ、メディアの媒体の話でしょ(笑)」
かい「今は、コンパクトディスクをレーザーで読むっていう形になってるからじゃないのかな?」
わたる「いや、ソニーがプレイステーションでCDで出したけど、任天堂は最初それでもカセットで新しく出したじゃん、こだわって」
だいち「64だよね」
わたる「それって、ローディング時間の問題があったとかそういうんじゃないの?」
だいち「それは、そう」
だいち「だけど、イコール カードリッジが高かったていうのとは違う話だと思う」
だいち「たぶん、カードリッジ自体が、光メディア、ディスクとかに比べて、単価が単純に高かったって話 もしくは」
だいち「相対的な話で、そんときにサターンとか、プレステ2とかまだだったじゃない」 10:00
だいち「ま、PCエンジンの方で光ディスク使ってたけどさ」
だいち「で、スーファミが一番売れていて、シェアもでかかったから単純に高くても売れていたっていうのもあんのかな?」

    ♪トコトントン♪  

かい「将来的にどんなゲームになるの? どんなゲームやりたい?」
だいち「ゲームって将来どうなるの?ってこと?」
かい「あのさ、俺はもうホントに電脳でさ」
かい「ゴンって挿して(笑) で、そうすると、『電脳コイル』じゃないけども(笑)」
かい「この世界が電気になってて、俺の分身みたいのが出てくんのビョーンつって、こっから」
だいち「俺が、じゃないんだ?」
かい「そうそう(笑) 『俺が』出てくるの(笑)」
だいち「出てくんだ(笑)」
かい「そうそう(笑)」
だいち「なにこれ?(笑)」
わたる「アハハハハ(笑)」
かい「で、FPSみたいにさ、なっちゃったりとかすんじゃね? なったらどうする?」 11:00
だいち「えー、ゲームやめる・・・かな?(笑)」
だいち「やんないやんない、怖い怖い」
わたる「怖い!」
だいち「えー、でもゲームの将来でしょ?」
かい「未来はWiiなのかといわれたら、どうなの?」
かい「てか、最終的にゲームってどうなったらいいの?」
だいち「オレが今いちばんスゴイ心配してたのは、さっき言ったことで」
だいち「市場がすごいちっちゃくなっちゃったら、ヤダなって話なのね?」
だいち「で、最近オレがやってんのは携帯機ばっかりですよ、DSとPSPばっかりなんですよ」
だいち「だから、ゲーマーとしての意見というか希望は、あまりスペックに走りすぎないものが、一人一つ手元にあって」
だいち「で、パーソナルデバイスみたいになって、みんなゲームやってたら」
12:00
だいち「ま、DSでもいっすよ」
だいち「みんなゲームやってたら」
かい「ケータイを持ってるようにみんなゲームやっているっていう」
だいち「共通の世界観としてのゲーム、っていうのが成り立つんじゃないか」
かい「テトリスってみんなやるじゃない あんな感じ?(笑)」
かい「テトリスはソフトだからな、ハードじゃないしな」
かい「けど、なんだろうなー 例えば、今WBCやってますよ」
かい「野球のね」
かい「じゃ、WBCってすごい人気でさ、みんなワイワイやってるけれども」
かい「俺はあんまり興味なくて」
かい「試合とかもあんまよくわからんのよ」
かい「っていう人たちってさ、いるわけじゃない」
かい「で、それと同じように ま、ゲームっていうのがものすごい流行る、流行ったとしても」
かい「もう、全員が持ってるとかっていうさ、ぐらいのまでの規模にはまずなんないと思うんだよね」
かい「全人類の半分が持つかってつってもそんなんにもならないと思うし」 13:00
かい「でも、ケータイとかって流行ってるのってさ、それは必要に迫られてというかさ」
かい「コミニュケーションツールとして、っていうのが下地にあったからケータイって流行ったと思うの」
かい「電話するなり、メールするなりっていうのが」
かい「なきゃ困るっていうところまで来ちゃったから、みんなが持ってるっていうところなんだけど」
かい「ゲームってさ、そういうのじゃないじゃない プラスアルファというかさ、遊びの部分じゃん?」
かい「必要に迫られてやるものではない、から」
かい「しない人もいるし、興味がない人ってのもいるから、難しいのかなっと思って」
だいち「なるほど」
だいち「そう、わたるは?」
だいち「この先ゲームというものがどうなって欲しいか?みたいなの」
わたる「おれけっこう、現状で大満足してるんだけどね(笑)」
わたる「だから、次なんか新しいのが出たら、ちょっと興味持ってやるっていう感じだけども」 14:00
わたる「ゲームについては、もう十分なとこまで来てるかなって、むしろこれ以上行っちゃうと怖いなっていうのがある」
かい「わたるはね、前科があるしね(笑)」
わたる「前科があるしね(笑) フォールアウトでね(笑)」
だいち「第3回で(笑)」
かい「フォールアウトやれなくなっちゃったって話ね(笑)」
わたる「リアルであればリアルであるほどさ、なんか現実との区別ができなくなっちゃうつーかさ(笑)」
だいち「いわゆる、『ゲーム脳』っていうの言われ方みたいな」
かい「ちょっと、これ話ずれるけどさ」
かい「最近俺ゲームをやってて、このポッドキャストでこんな事言うのかっていう感じだけど」
かい「俺ゲームやってて、なにひとつゲームから学んだことってねーなって思ってさ」
だいち「エー(笑)」
かい「なんて言うんだろうな、本とかさ、映画とかを見てる時って、その映画から学んだこととかっていうのって」
かい「ま、ちょっとはあるんだよね」
かい「うん こういう表現の仕方があるのか、とか」
かい「そういうのってゲームでもある、と思ってたさ」 15:00
かい「なんだけど、じゃあ、パッと思い出せるゲームから学んだことってなんだろうっていったら」
かい「いっこも出てこなかったのよ」
かい「あれー?と思って、ゲームの中で使われてた言葉で、身になった知識とかっていうのはもちろんちょっとはあるよ」
かい「だけど、そういうのじゃなく、実生活において役立った事とかっていうね」
かい「もう、あんまねーなと」
かい「0ではないと思う、もちろんね」
かい「なんだけど・・・と思って、それってさ、俺ゲームやってるときって頭カラッポなんだなと思うワケよ」
かい「もう、なんにも」
だいち「それじゃダメなの?」
かい「いや、そういうもんだけど、時間の浪費だなーって思う、ときがある(笑)」
だいち「あ、罪悪感みたいなものがあるってこと?」
かい「そうだね、他にこの時間で他の事やってた方が、絶対いいって思うもん(笑)」
かい「て、思っちゃった最近ね、一瞬」
わたる「あと、映画とか見るときってさ、タメになると思いながらちょっと見たりする部分があるじゃん」 16:00
わたる「でも、ゲームするときってさ、タメになると思いながらしてないじゃん」
わたる「何も考えずにTVから、画面から流れてる情報をただ従ってやってるだけっていうさ」
かい「あれってさ、考えてるわけでもなく条件反射的で手が動いてるみたいなさ、感じだったりするじゃない」
だいち「ま、そういうのもあるよね」
かい「ゲームによれば」
だいち「よればね」
かい「よく、これもホントかどうかわからんけども、ネットとかでさ、ゲームをやってるときの脳波は」
かい「頭が全く働いてない時の脳波だ、みたいな感じのことをなんだらかんだら書いてあったりやってたりするじゃない」
だいち「まー、ホントかどうかわかんないけどね」
かい「ホントかどうかはわかんないけどね」
かい「でも、俺はちょっとそうだねって思っちゃった(笑)」
かい「何も考えてないね、って思った俺(笑)」
だいち「なんか、オレ個人的には逆なんだよね」
だいち「いままでずっと・・・ホント個人的なんだよ?」
17:00
だいち「ホント個人的なんだけど、ずっとゲームって全然何のタメにもなんなけど、それでいいと思ってやってたの」
だいち「だよね、好きだし、娯楽だし」
だいち「ただ、最近気づいたんだけど、オレ本気でユーザーインターフェイスの仕事を始めたじゃない?」
だいち「その視点で改めて見てみると、結構『宝庫』だよねゲームって」
かい「あー、そういう意味ではな」 だいち「UIの」
だいち「こういう見せ方は、分かり易い、分かり易くない」
だいち「こういう見せ方は別の場合だと分かり難い、分かり難いけど、この場合はこのUIでOKだみたいな」
だいち「そういうのすごい勉強になるなって」
だいち「なって、今結果的に得をしている」
だいち「から、ゲームやめないよーオレ」
かい「俺もだから・・・ちょっと待ってくれよ、俺も辞めないよ(笑)」
かい「俺もやめないんだけど、そういうのはあるよね」
かい「俺もなんかさ、会社の仕事でさ」
かい「ケータイのモバイルゲームのイラストを誰も描ける人がないからつって」 18:00






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最終更新:2012年08月20日 11:58
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