キャット&チョコレート 幽霊屋敷編





超要約


???「山田くん、例のものを皆さんにお配りして」


概要


手札のアイテムカードを駆使して、
幽霊屋敷で遭遇する様々なトラブルを切り抜けるカードゲーム。

一応、勝敗はあるものの、回答することそのものを楽しむ、
コミュニケーションゲーム的な要素が強い。
プレイヤーが使用することになるアイテムも、
標題にもなっている『猫』や『チョコレート』、
他にも『札束』や『タキシード』など、
とてもトラブルの解決に使えないアイテムが多数ある。

勝ち負けを競うゲームというより、
寧ろ、「大喜利」に近いと考えた方が良いだろう。

2010年に日本の個人製作サークル「Qvinta Essentia」が製作・発表し、
同年の「日本ボードゲーム大賞」投票部門で1位に輝くなど人気を博した。

絶版となり市場在庫も殆ど無い状態となったこともあったが、
最新版となる「第3版」が、2012年秋より発売を開始したことにより、
販売元である「cosaic」のオンラインショップや、
同社の親会社となるグループSNEの出展するイベント等で、
比較的容易に入手できるようになった。

姉妹作品として、ビジネスの世界で遭遇するトラブルを題材にした
「キャット&チョコレート ビジネス編」がリリースされている。
また、幽霊屋敷編はTwitterと連動したオンライン版が無料で提供されている。
どんな風に回答すれば良いか、等を手軽に試すことができるので、
本作に興味をお持ちの方は、是非プレイしてみてほしい。

人数:  3~6人
時間:  20分
年齢:  8歳以上


ゲーム準備

版によってルールやパッケージ内容物が若干異なるため、
2013年1月現在の最新版となる「第3版」に準拠して記述する。

まずは陣営カードを使ってプレイヤーの陣営(チーム)分けを行う。
陣営カードには「結社」「教団」の2種類があり、
これらのカードをシャッフルし、各プレイヤーが裏向きで引く。
尚、陣営カードは、自分を含め、ゲーム終了まで誰にも見せてはいけない。

次に、アイテムカードの配布を行う。
アイテムカードの山をシャッフルし、各プレイヤーに3枚ずつ配布する。
残りは場に置き、アイテムカード補充のための山札とする。

イベントカードは、事前に「END」と書かれたカードを抜き取り、
残りのカードをシャッフルする。
その後、ENDカードを束の中央付近に挿入し、場に置いて山札とする。


基本ルール


ターンプレイヤー(順番は、適当に決める)は、
イベントカードの山からカードを1枚引き、場に表向きで置く。
表にしたイベントカードの記述が「遭遇したトラブル」であり、
残った山札の最上部裏面に描かれた数字が、アイテムの使用数となる。

ターンプレイヤーは、手札から指定された数のアイテムカードを使用し、
それらのアイテムをどのように使ってトラブルを切り抜けるか、
その方法を考え、他のプレイヤーに説明する。

説明が終わったら、ターンプレイヤー以外のプレイヤーが判定を行う。
一斉に親指を立て、その方向が、上なら「SAFE」、下なら「BAD」を示す。
「SAFE」が過半数であるなら、イベントクリアとなり、
そのターンプレイヤーは、イベントカードを獲得できる。

その後、手札のアイテムカードを3枚になるまで、
すなわち、使った枚数と同じ数だけ補充し、次のターンに移る。

これを各プレイヤーが順番に繰り返して、
山札から「END」のカードが出てきたら、
そのターンの終了をもってゲーム終了となる。
(尚、ENDカードが出たターンでは、
 プレイヤーは手札のアイテムカードを3枚全て使わなければならない)


勝利条件

最初に各自へ配布した陣営カードをめくり、
イベントカードの獲得枚数の合計が多いチームの勝利となる。

尚、プレイヤーが5人(3対2)の場合は、
3人居る陣営の得点は、陣営内で最高得点のプレイヤーと、
最低得点のプレイヤーの得点の合計となる。
また、プレイヤーが3人(2対1)の場合は、
1人しか居ない陣営の得点は、プレイヤーの獲得した点の2倍となる。


尚、プレイした時の記憶に基づく為、ゲーム概要はその都度更新されます。



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最終更新:2013年02月02日 21:13
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