アクセルの冒険 漆黒の天使編



     第11話  ゲルニアの攻防



ゲルニア

量産型オレガー「隊長、シティ周辺のエリアのDモンスターの排除完了

しました」

オレガー「わかった、全兵士に帰還命令を出せ!」

量オレ「了解しました!」

ゲルニアのいつもの平穏な空気は悪しき者達によって失われていた

イエルモ基地には天使軍のO部隊が本部を置きDモンスターの排除にあたっていた

Dモンスターの排除に成功したもののオレガーの表情は曇っていた

オレ「(ガルドを1時間程で壊滅させた奴らがこうも簡単に倒せるとは・・・)」

すると偵察中の部隊員から緊急通信が入った

量オレ「レンジナ渓谷に悪魔軍兵と謎のワープゲートを発見しました!」

オレ「謎のワープゲートか・・・恐らく罠だろう・・・」

オレガーは考え込んだがすぐに答えをだした

オレ「レンジナ渓谷に向かう!装備を整えるんだ!!」

量オレ「了解!」



レンジナ渓谷

レンジナ渓谷では悪魔軍兵が謎のワープゲートを守っていた

オレガー「全機突入!一機たりとも残すな!」

突如あらわれた天使軍に悪魔軍兵は困惑した

デルゴン「て・天使軍!う・うてええ!」

デルゴンが合図するとデルビン達は一斉に砲撃した

オレガー「当たるか!!」

だがオレガー達は砲弾をすりぬけデルビン達を破壊していく

デルゴン「ひ・ひぃいいい!」

オレガーが放った光弾がデルゴンに命中した

デルゴンは倒れたが笑みを浮かべている

デルゴン「貴様らの負けだ天使軍!俺達はダミーだ!

本隊はいまごろイエルモ基地を襲撃している!」

だがオレガーに驚いた様子などなく平然と立ち尽くしている

デルゴン「俺達のナイスな作戦に声もでないか!」

オレガー「1・2・3・4・5・6・7・8・9・・・・・」

オレガーは数を数えている

デルゴン「何のまねだ?」

するとオレガーはデルゴンにサーベルを向け

オレガー「残念だったな・・・たったいま貴様らの本隊は壊滅したよ」

オレガーの言葉にデルゴンは声を失った

デルゴン「な・なんやて・・・」

オレガー貴様らの作戦は最初から読んでいたんだよ

そうともしらず現れた奴らは一網打尽になったわけだ」

言い終わるとデルゴンをサーベルで一突きにした

デルゴン「ぐぉつ・・・・よくもお・・・さ・・・た・・様・・・」

デルゴンは爆発した

オレガー「ミッションクリアだ、基地に帰還するぞ!」

オレガーが命令を下したとき

量オレ「た・隊長!ワープゲートが!」

周囲のエリアを結ぶワープゲートが悪魔軍に破壊されていた

オレガー「なっ!・・・」

量オレ「巨大な物体がゲートから転送されてきます!」

ワープゲートからは真っ黒に染まったメガホネボンが現れた

もはやオレガー達に逃げ場は無かった

Dメガホネボン「消エウエチマイナ!!!!」

Dメガホネボンの手から漆黒のビームが放たれた

放たれたビームはオレガー達を次々と破壊していく

ビームが消えた時残っていたのは多数のオレガーの残骸だった

オレガー「ぐっ・・・私以外・・・全滅だと?・・・・」

「フィーン・・・」

ワープゲートから一体のロボが現れた

オレガー「き・貴様は・・・さた・・・・」

オレガーは力尽きた

現れたロボは不適に笑みを浮かべた

ロード・オブ・サタニス サタニーゼルは一言ささやいた

サタニーゼル「君が先の先を読んでいたならば・・・

私は先の先の先のを読んでいたのだよオレガー君」



                                   ガルドに続きゲルニアまで制圧した悪魔軍



                   最凶最悪の策士サタニーゼル



                     彼ら止めることはできるのか!?





               次回  ロード・オブ・サタニス
最終更新:2008年12月27日 10:24