西暦2305年
南アメリカ ジャングル
ジャングルの中を進む一機のMS
AEUの最新鋭機であるヘリオンベルベトゥウムである
青く塗られたその機体の肩部には鮫が描かれていた
「こちらギル、順調に進んでいる」
パイロットが通信を行う
「りょーかい!頼むぜギル」
「あぁ・・・わかっている」
ヘリオンのパイロットはレーダに目を向ける
レーダーには何も映ってはいない
「もう・・・すぐだ」
パイロットは視線をモニターに戻す
「ピィン!」音とともにレーダーに赤い点が3つ現れた
「来たか・・・!」
前方から何かが近づいてくる
「アンフ」
パイロットがつぶやく
それは人類革新連盟(通称 人革)が開発した
化石燃料で稼動するMSである
「ウィーン・・・」
ヘリオンがその場にしゃがみこむ
「ガシィーン!・・ガシィーン!」
アンフの駆動音が辺りに響く
「目標まで3000・・・2000・・・」
パイロットはトリガーに指をかけた
「1000・・・!!」
「ズガガガッズガァツ!!」
茂みの中から銃弾が飛び出す
「ドゴッズガッ!」
銃弾は左方のアンフに命中する
アンフから黒煙が上がる
「ガシャッ」
他の2機がヘリオンの隠れる茂みに機銃を向ける
最終更新:2009年02月28日 23:28