田中一太郎 19歳 男
戦場のモラトリアム、非日常に退屈する男、人生行き当たりばったり
名前は今のところ適当に決めた。普通すぎる名前に胡椒をふった感じにしたい。
紛争地域で営業するディスカウントストア、サンチョ・パンサでバイト店員として働く青年。
元々平和な国で不自由なく育ったが、日常の退屈さから逃げ出すために高校を中退。
その後半ば自分探しの旅の感覚で、紛争地域に足を踏み入れる。戦場に行っちゃう俺ってすごくね?的な感覚。
最初は国際組織のボランティアプログラムでその地に入居するが、自分が思い描いていた戦場ボランティアのイメージからかけ離れていたため落胆。そこからもドロップアウトする。
とりあえず職を得るために、ボランティア中に知った世界展開の巨大ディスカウントストア、サンチョ・パンサでバイトをしている。
同じバイト仲間の女の子に憧れているが、言い出せない。ちなみに女の子は店長と不倫している。
戦場に身を置きながらも、そのことを全く意識しないかなり天然な一面を持つとともに、銃撃戦に巻き込まれても流れ弾一つにもあたらない奇妙なほどの強運の持ち主。
しかしそういうことを不思議とも思わない能天気さは、彼の天然さ故か。
周りから見るとド天然の純朴な青年に見えるが、彼自身は、何をしても自分の人生は退屈でつまらなく、変化がない、そういう日々がずっと続く、ということにうんざりし、行き詰まりを感じている。
彼の話は、バイト先の女の子以外にも3、4人女の子を登場させて、うじうじする主人公がいろんな女の子間で翻弄されつつも、最終的に誰かとくっつく感じのギャルゲのベタな感じをだした、シュールでコミカルな展開にしようかと思う。
つまりかなりふざけた感じを真面目に作る感覚。
サンチョ・パンサの設定
歴史
世界規模でチェーンを展開するワオングループ(以下ワ社)が自社企業イメージアップキャンペーンの一環として、何を血迷ったか混乱地域に数年前、初出店したディスカウントストア。
出店当時ワ社は自社利益を優先するあまり出店する地域の経済衰退ばかりを引き起こしていた。そのことが識者間のワ社バッシングを招き、その攻撃の緩和として緊急回避的にキャンペーンが提案されたのだった。
評判悪化による自社株の暴落を恐れた委員会は、唯一反対する取締役の首を飛ばし、ろくな現地調査もなしに出店を決定。
しかし突貫的な決定のために経営体制の改善はされていなかった。
そのため、当初は国際資本の参入による生活の向上→治安の改善を期待した現地民に歓迎されたが、利益なしと知れるや否や、地方軍閥、反政府組織、民兵と、ありとあらゆる現地武装組織から武装テロを仕掛けられ、開店から三ヶ月を待たずして本社は当地における資本の完全撤退を決定。
ワ社の撤退後、都市の一等地に残された店舗後を巡り、過去最悪の武力衝突が勃発。その熾烈さは周辺地域の平均年齢、総人口を著しく引き下げるほどとなった。
そして血で血を洗う戦闘の繰り返しの後、事態を重く見た国際平和組織が介入、超大国の監視のもと和平プログラムが進行。
和平会談の後、地元商店主からなる初の商工会組織“砂漠の馬”が発足。これは同じく現地初めての、どの武装勢力にも加担しない完全中立、非武装組織であり、ワ社撤退後の店舗該当地および周辺区域の管理を負うこととなった。
ワ社が現地出店することによってディスカウントストアの利便性を知った地元民は、跡地に同じ機能を果たす施設を希望。
かくして皮肉にも跡地には地元商工会の運営する、ワ社の流れを汲むディスカウントストアが誕生する。
完全中立を保つため、社員、店員は全て外国からの登用を基盤とし、何の因果か商工会が、初代店長兼社長に任命したのは件の元ワ社取締役。そして現在に至る。
由来
- スペインの騎士道物語ドン・キホーテに登場する、従者のサンチョ・パンサから。
- ドン・キホーテはご存知、実在のディスカウントストアチェーン。
詳細
24時間営業。
現地での通称は“サンパ”。
マスコットキャラクターは痩せた馬。ロシナンテ。(群馬のマスコットゆうまちゃんを殺伐とさせた感じ)
戦場にあっても、完全中立、平和かつ呑気さの象徴。
物語中のサンチョと同じく経営方針は、正直であること。
全ての商品は安く、海外製品は基本赤字で売られる。そのため店舗の利益は、全て従業員の生活費と店舗に並ぶ輸入品の購入の赤字補填に充てられる。また、そのことが中立性保持に一役買っている。つまり商品の供給のみにおいて、地域に利益を還元している。
可能なものは、地元から仕入れる場合もある。その際もなるべく公平に、各地域から均等に納入する。
金さえ払えば、誰にでも、何でも売る。しかし組織相手の一括取引はしない。来店する個人客にしか商品は売らない。
扱う商品は日常レベルで消費する、食料、雑貨が主だが、その品揃えは駄菓子、加工食品、飲料、酒に始まり、薬品、衣料、海外家電製品、台所用品、果ては代表的な銃火器、各種銃弾、砲弾、携帯ロケット発射筒まで、恐ろしく品揃えは幅広い。
しかし、生鮮食品は置いていない。
その利便性とリーズナブルな価格のため、あらゆる組織員や個人が日常的に利用するため、管理地域は暗黙の了解で中立地帯となっている。
宣伝文句は
「サンチョ・パンサは地域のお役立ちマート!うまい棒からカラシニコフまで、みんなの欲しい!をいつでもお安く提供しております!」
一階の半分がジャンクフードショップで、残りの半分と地下がカジノとして営業している。
八階は娼館になっており、中でも元ハリウッドの敏腕プロデューサー、アゥタム=オリジン・ヘルスィ氏が、
“抱けない娼婦”ד脱がない踊子”→“会えばイケるアイドル”
という逆転発想のコンセプトからプロデュースした世界初の次世代アイドル本番厳禁娼婦ユニット「BTC48」は世界的にカルトな人気を呼んでいる。週末はライブを見に大勢の人が行列を作る。
BTCとはBitchからiとhを抜いたもの。
- ユニット名他案
- BTC holy mate
- BTC sorry 性奴
- BTC 放置聖徒
- 以上三つはBTC+フォーティーエイトに似た音感、という構成で考えた。シャッフルして考えてもいいかも。
ファンクラブ名「ポールの会」
コレ
から取った。ほんとのファンに殺されるか、やっさんに訴えられるかな?w
2007-11-15/07:16:35/けん
(追記)
この田中一太郎は僕自身の煮え切らない部分をおもしろおかしく作品に出来ないかと思って考えた。
だからいっそのこと一太郎編は全編実写で、僕の写真でかまわない。というか僕を使ってくださいw
でもエロシーンでは何故か普通の画になってしまうという不思議。
一太郎「どういうことだー!!」事情です。w
一太郎編で、攻略可能な女の子を全てクリアすると真のエンディングがやってくる。
一太郎の気持ちのもやもやに一段落ついて、
さぁこれでハッピーエンド!気持ちよく終わってよかったね!おめでとう一太郎!
これで一太郎のお話はおしまいです。最後までプレイしてくれてありがとうね。
ではスタッフロールです。
……
……
……
エピローグ的な映像が流れる。(またはスタッフロールが流れてる後ろにそういう画があってもよい)
しかしその中で、すでにここまでプレイした人から見れば、死亡フラグとも言える「折り鶴」が……
開かれたサンチョパンサのドア。入店する一人の女。
(シフトが終わったか、バイトをやめたか)サンチョパンサを後にする一太郎。
その意気揚々たる姿の後ろで突如火をあげるサンチョパンサ。遅れて轟音、衝撃波。
そう、物語はまだ終わらないのだ。
二部(全体のまとめ編の一部)へ続く……
というつなぎだろうか
2008-09-17/11:26:09/けん
最終更新:2008年09月17日 11:26