2007-11-07@PRONTO新宿西口店

H.19/11/7@PRONTO新宿西口店
飲み屋はいかがっすかぁ、という新宿はアルタ前の喧噪の中。
一人の遅刻もなし、定刻五分前、18:25に集合。
全盛復古の予感、押さえきれず溢れ出す気魄、そういうものに男たちの魂は早くも早鐘を打ち始めていたのだった……

プロローグ

実に数ヶ月ぶりに、懐かしいメンツが集まった。
見知った顔だ。
どの顔も腹に一物抱えている。
その、もう少し下にも。

俺たちは生まれ変わる。
それは日々己の体に刻まれる人のサガ、代謝の延長
それは何だ?
それは辛く厳しい鍛錬の日々の産声か?
それは傷ついた己を猶、叩き上げる自刃自傷の反復か?
それは死へ向かう古来よりの哲学か?
それは生を渇望するいきものの本能か?
それほど浅いものはない
それほど狭いものはない
それほど小さいものはない
しかし全てを内包し
最も深くなく
最も広くなく
最も大きくなく
どこまでもどこまでもでこまでも
未明の場所へ近づいてゆく
俺たちは生まれ変われない
どこへも行けない

コミュ名はど〜するの?

これから企画を作り出してゆく母体だから、ゲキテツってゆ〜のはいかが?
じゃ、とりあえずそれで。

各自近況

リュウ:サトシっていうプログラマと会った。
  • サトシ:リュウがちょいちょいと弾丸マニアックスの話をしたら、同じことは二度とするつもりはない、という弾丸発足メンバーの真意を言い当てる。リュウ曰く感性の通じる男。
大河:匿名鬼ごっこの話、近いうちにやろう。人選はタイガ思案中
けん:最近参加したイベント 東京デザイナーズウィーク の話。印象に残ったナイキのコラボ企画二つ
  • 早稲田の企画:スポテン
    • スポーツ歩行者天国の略、と思われる。渋谷、新宿などの都市の歩行者天国をストリートスポーツフィールドとして解放する。
  • 東京工芸大の企画:バトラッシュ
    • バトル+都市の通勤ラッシュ。都市で最も退屈な押し込められた窮屈な時間、通勤ラッシュの再定義。
      ラッシュ=障害物と捉え、一定のルールを自らに課しその中でいかに通勤時間を短縮するか、タイムアタックをする。
      展示は映像イメージやユニフォーム、小道具のサンプルで、よくできていた。

おk、前置きは早いとこおしまい。本題に入ろう

創作意欲にむしゃくしゃした俺たちはゲームを作る。

ブレインストーミング

リュウ、くる途中で書いた文章を披露
  • Fateイメージ、伝記もの、ゴシックパンク調?

アクションシーンが描きたい
リアルな戦争、戦争というよりは紛争。戦争というとくらい話が多い。戦争の明るさを描きたい。
戦争の明るさとは?→海外の現代軍事もの小説( 強襲部隊(アマゾン) セイバースカッド、)には闘争本能を掻き立てる血湧き肉踊る戦闘描写がある。そういうものをリアルでありながら描いたヴィジュアルノベルゲームで大勢の記憶に残っているものは思いつかない。新しいのではないか?(個人的解釈から言うと日本の戦争はWW2後はテレビの向こうで、清潔でリアルでない)
戦闘描写かつ明るさ、ということは傭兵ものか。一般的傭兵イメージ、大金、気楽、快楽的合法的殺人。
傭兵の現実、低賃金、娼婦、ビールと暖かいシャワーを求めて戦う。参考: 高部正樹 毛利元貞 柘植久慶 ウィキペディア「傭兵」
(傭兵のイメージは今後しばらくのうちに、 民間軍事請負会社 に代わるだろう。)

演出的な新しさで攻めたい。
漫画のコマ割、というツールをノベルゲームへ。バンドデシネ?それも精確ではない。
動画の使われ方の新しさ、背景が動く、とか。
ミュージカル的演出、動画に音楽を載せるのでなく、音楽に合わせて画を作るのでもなく、画と音に同程度の重きを置く。

物語のアウトライン、プロットの種?

大人向け、渋い感じ。蒸留酒の合うような。
複数の主人公、単一の主人公。
今回に限らず、全作品に同じキャラが一人必ず出てくる。(作品の現実世界への浸食効果のことだろうか)
手塚作品のキャラクターの俳優化のようなことか?
タイプムーンのような作品世界のつながりの匂わせか?

膨大な一見無駄と思える作り込み。普通にクリアしてエンディング見るだけには不必要な。メタルギアソリッドの無線会話集の様な。すべての設定をテキスト化して印刷すると辞書のような量になる。

ギャルゲと言えば学園モノ。学校という枠が欲しい、ただガンパレードマーチとは違う風味で。
部活で戦争、戦争部?(ぶっ飛び過ぎじゃないか?ってかんじでそれ以上追求しなかった)
学園がクーデター→近代日本史のイメージ、青年将校とか。あるいは全共闘世代ぽい、69(村上龍、著)かw
文化祭で戦争やろう→七日間戦争(宗田理、著)ぽいイメージだね。共同制作の作品が学園ロボ(完全ギャグだね)

紛争という舞台、日常の生活は営まれているが、常に沸点ギリギリで戦闘が頻発する。
緊張状態の北アイルランド(テロリズム)、ソマリア(現代戦の内紛状態)

主人公?と思われる男のアイディア

エミヤキリツグのイメージ
けだるい感じ。派遣されたくたびれた公務員的な。
事務所でプロジェクター使ってビデオゲーム。
ハードボイルド探偵モノイメージ。
トリガーハッピーな本心←葛藤→装うクールさ
公務員的な流れ作業感の殺人というか、戦い
モーゼルピストル、馬賊殺しの無骨な拳銃
ティーン、11歳くらいの娘と一緒
  • 血縁関係は?
  • もの静かなイメージ。リアルゴスロリ少女。
  • オヤジが女を抱くすぐそばで、膝を抱えて座っており男女の発する声を静かに口まねしている。

主人公2?女

ツンデレな女
精神崩壊
ビッチ

全体の骨組み

過去の話題同人ノベルゲームを踏まえて、新しい構造を考案したい。
  • (月姫:膨大なテキスト量、ミステリ的キャラクター要素、ガジェット{叙述トリック、双子の入れ替え}の導入、単一主人公で一つの物語構造を探索し、全体を解明→複数予定調和マルチエンディング)
  • (ひぐらしのなく頃に:月姫を踏まえた膨大テキスト偽史昭和史ミステリ、選択肢の消滅、擬似的な選択感覚、複数視点主人公による構造の解明→擬似未来変化マルチエンディング)
シュレディンガーの猫的、選択的マルチエンディングの感覚
通常ノベルゲームのグランドフィナーレまでをマルチエンディングの一要素と捉える。つまりテキスト膨大を超える膨大。
いつ終わるのか、どう終わるのか予定調和破壊構造。
複数主人公のそれぞれのストーリーラインでのフラグ組み合わせでハルマゲドンの内容が決まる(グランドフィナーレを超えるグランドフィナーレ)
現実世界に予定調和は存在しない、選択次第で主人公も変わる。
全ての主人公が誰かのトゥルーエンドで死亡している可能性を内包している。
つまり主人公不在。
これは全てを内包する、この現実世界そのものの、姿。象徴。

ブレストを経て、今後の動き

今回話し合った内容をたたき台に、H.19-11-10/24:00を〆切として、各自キャラクター三人分のアイディア、プロット、とにかく物語のイメージの湧くものを考えて来ること。

見返り美人、は版画の名前だが、みかえりっ!びじんっ!とやると新作のエロゲに思えなくもない。

振り返ってみてこんなものだったでしょうか。
以上、括弧内やリンクは僕個人の主観で付けたものです。たぶんそれ以外にも誰も言ってないこととか入ってます。思い返しての主観です。
冒頭プロローグは練習のつもりで書きました。頑張って書いたらダサクて熱い感じになりました。感想、評価、評論ください。ほめられるとうれしいので基本素直にほめてくだし。

読み返して、自分の発言と違う意図だったり、新たに付け加えたい、あるいは今後も役立ちそうな情報のリンクなど、補足お願いします。

2008-09-17/08:58:51/けん
最終更新:2008年09月17日 08:58
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