銃の発射システムに関する発明
無反動発射機構
無反動砲の仕組みを小銃に応用したもの。これによって大口径高速弾の反動を大きく抑えることに成功し、ライフルマンの体格のアドバンテージが少なくなった。
構造を簡単に説明する。
まず大きな特徴として発射するカートリッジの薬莢部分と弾丸の両方に燃焼室があり、二段階構造になっている。射手がトリガーを引くと薬莢のパウダーが燃焼し弾丸を銃身から射出する。バレルには施条が切ってあるのでこのときに弾丸に回転がかかり弾道を安定させる。
銃本体では、発射ガスが薬室後部で圧縮された後、排出される。このエネルギーで反動を軽減できるので、身長が140cm以上あれば子供でも取り扱いが可能になる。
発射された弾丸は数十m飛翔した後、弾丸内のパウダーに点火して加速する。
有効射程1800m、最大射程4200m(最大射程モデル)
欠点
射撃時、構造的に射手後方に小さなバックブラストが出るため極端な局所では使用できない。射撃姿勢にも気を付けないと背中が焦げる。
連射速度が90発毎分程なのでアサルトライフルほどの連射性は望めない。連射には適さない。(そもそも超超長距離射撃向けに開発されてる)
今のところライフルサイズ以下のものはない。子供でも打てるデザートイーグル、とかではないってことです。
以下備考
主にスイッチに狙撃銃を扱わせる場合に、子供に精確なガンコントロールを望むのが難しかったので最初考えた。彼のモデルは有効800m、最大1700m程の射程で現在ある対物ライフルの反動軽減版と想定した。
また二段階の加速が弾丸にあるので、命中性の課題があると思われるが、それは発達した科学に預けようと思う。現代でもOICWなど次世代火器の榴弾砲には、プログラミング弾頭があるのでそれの応用ライフル弾バージョンと考えればよいかと思う。ただ弾代は安くはなさそうだが。
超長距離射撃のさいは、スコープからレーザーサイティングをして誘導することで命中率をあげれば良い。被発見率はあがるだろうけれど。
あ、プロットとかではないです。あしからず。
2008-02-29/00:39:56/けん
最終更新:2008年02月29日 00:39