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サクラチトシオー19

宝塚記念。

ファン投票第1位はトシマサル。直線一気の派手な競馬でこれまで朝日杯、ダービー、大阪杯とG1を3勝。陣営も「2000~2400はこの馬の適距離。自信をもって送り出せる」と自信を覗かせる。

ファン投票第2位はトゥシグトーシー。先行早め抜け出しの安定した脚質でこれまで皐月賞、有馬記念、ドバイシーマクラシックのG1を3勝。鞍上の安藤勝乙は「ここはワシが志願して出走を決めてもらった。完全決着を果たしたい」と覚悟を決める。

ファン投票第3位はコイントシ。マイル戦線を沸かせてきた4歳世代の1角が中距離初挑戦。これまでNHKマイルカップ、香港マイル、安田記念とG1を3勝。陣営も「スピードは一枚上手。あとは距離が持つかの勝負だ」とコメント。

ファン投票第4位はサクラチトシオー。スタミナを活かした大逃げを武器にこれまで菊花賞、天皇賞(春)とG1を2勝。ポンコツ調教師は「天皇賞で古馬最強を証明したにも関わらず、4位と言う順位は納得いかない。直近で負けた馬に順位で負けているのはおかしい」と投票結果に不満たっぷり。

以下はポトシェ、クロノジェトシス、ジャックトーシらが続く結果となり、4歳世代がファン投票上位を独占する結果となった。

レースも4歳世代を中心とした見方が多い中、状況を一変させたのは世界最強牝馬・トシヴの参戦。

トシヴと言えばクイーンエリザベスでトゥシグトーシーを下している。鞍上には世界のトップジョッキー・デットーシを配する必勝態勢。

陣営は「日本の競馬は近年上がってきている。今後の為にも、それを肌で実感したい。リスペクトをもって挑む」と勝算を覗かせる。

~厩舎では~

どんどん「ついに大一番、春のグランプリですね」

ポンコツ「ようやくチトシオーが最強であることを証明する時が来た。有馬記念で負けたトゥシグトーシー、大阪杯で負けたトシマサル、海外から参戦のトシヴ。相手にとって不足なし」

どんどん「人気もかなり割れているみたいですよ」

ポンコツ「フン、皆見る目がないんだろう。何故ファン投票で4位だったのか、理解できない」

ノブン「まあ上位3頭は3つG1を勝っているのに対して、チトシオーは2勝ですから」

どんどん「調教の動きもよさそうですね」

ポンコツ「今思えば…小さな牧場で生まれ、買い手が付かず牧場長が主取りをした馬がよくここまで成長したなと思う。立派です。立派ですよ」

ノブン「どうしたんですか急に」

ポンコツ「本当にあの馬は立派な馬です(号泣)」

どんどん「情緒不安定か?」

ノブン「さあ」

淑之「ポンコツ先生にはお世話になってきて…何か恩返しが出来ないかと頑張ってきました。G1と言う素晴らしい舞台で先生に恩返しの勝利を届けることが出来て、騎手冥利に尽きます(号泣)」

どんどん「お前もかよ」

ノブン「気持ち悪い…」

淑之「これからもチトシオーの応援をよろしくお願いしまうぉぇぇぇぇぇぇぇぇげろろろろろろどばばばばばっびちびち」

どんどん「はあ…」

ノブン「オーナー以外の関係者がヤバすぎる」

~小林牧場では~

小林「ふう、種付けシーズンもひと段落だな」

スタッフ「この時期は出産に種付けと、忙しい時期ですからね」

小林「そんな中、天皇賞のサクラチトシオーの走りには勇気をもらったね」

スタッフ「まさかウチの牧場からあんな馬が出るとは…私たちの誇りですね」

小林「今週は宝塚記念に出ると聞いている。楽しみだよ。グランプリの優勝レイをウチの牧場に飾れたら、これ以上のことはないね」

スタッフ「宝塚が終わったら牧場に帰ってくるんですかね?」

小林「特に予定は聞いてないけど、そうなるんじゃないかな。夏場は休養して秋に備えるのが普通だからね」

オートシー春日「トゥーシ!ということでね、今回、私はサクラチトシオーの生まれ故郷、小林牧場さんにお邪魔しております」

スタッフ「テレビの取材が来ましたね」

オートシー春日「まずは牧場長であり、サクラチトシオーのオーナーでもある小林さんに話を伺いましょうか」

小林「よろしくお願いします」

オートシー春日「個人経営の牧場だと聞いているんですが」

小林「その通りです。繋養している馬の数はそんなに多くはありません。少数のスタッフで頑張っています」

オートシー春日「トゥーシ!!!」

小林「まだ生まれたばかりの子馬も居ますので、あまり大きな声は出さないでもらえますか」

オートシー春日「ハッ!!トゥーシ!!!!!」

スタッフ「ちょっと!」

オートシー春日「追い出されてしまいました」

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最終更新:2022年06月29日 04:09
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