松平・元信

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*「――これより、授業を始めます」 |【所属】|[[三河]]| |【名前】|松平・元信| |【読み方】|まつだいら・もとのぶ| |【種族】|[[極東人]]| |【元ネタ】|徳川家康| |【字名】|傀儡男【イエスマン】| |【登場巻】|第1巻上| **【人物】 [[三河]]の君主、[[ホライゾン・アリアダスト]]の父親。 部下である[[本多・忠勝]]や大量の[[自動人形]]達とともに[[新・名古屋城]]の[[地脈炉]]を暴走させ[[三河消失]]を引き起こし、その際の莫大な劣化[[流体]]光に飲み込まれて消滅した。 自らを「先生」と自称し、授業形式で語るのが特徴。危機に対応するべく全力で考えないといけない時ほど楽しい、という思考の持ち主。 [[大罪武装]]の制作者で、十年前に事故に遭ったホライゾンの感情を抜き取って大罪武装を製作。 更に「嫉妬」の感情を彼女の[[魂>機械の魂]]に込め九つ目の大罪武装である[["焦がれの全域"]]とし、自動人形[[P-01s]]として[[武蔵]]へ送った。 娘を自動人形に置き換えるという、事故の治療もあるためある意味仕方のないことと思えるが、他にやってることがやってることなので、当のホライゾンには「極道親父」と呼ばれていたりする。 ぶっちゃけホライゾンのほうが時により極道ってか[[外道]]っぽk(ry 実に多くのことに関わっており、[[創世計画]]を組み上げた立役者の一人。 三十年前には各国の有能な者を「どこにもない教導院」に集めて[[末世]]を何とかしようとしたらしいが、「無様な救い」を得ただけに終わったという。 その後、末世を解決する手段として各国に大罪武装を巡る争いを起こさせた張本人であり、少しずつ何をしようとしていたのかはわかってきているが不明な点も多く、 彼らが得たとされる「無様な救い」が何なのかも、今だ不明である。 大罪武装の作成、実の娘の魂を宿した自動人形「P-01s」、事故にあい全身に致命的なダメージを負ったホライゾン本来の肉体に、 創生計画用のOS「P-01m」を流し込んだ準生体式自動人形の[[織田・信長]]に、活動制限のある信長に代わり外界に干渉する器である[[羽柴・藤吉郎]]の制作、 さらには[[旧派反乱]]こと[[島原の乱]]で制作された[[四聖]]にも関与し、[[新・名古屋城]]の地下工房では[[大和]]を制作しているなど、 作中に登場する重要度の高い装備や制作物には大抵元信が関与している。 [[織田・信秀]]の襲名者に師事し、[[内裏]]の真実を知ったことで多方面に協力を仰いだことが9巻で判明し、 実の弟である[[松平・信康]]もまた別のアプローチで末世に関する研究を行っていた。 信康は自害したとされるが実際は[[公主隠し]]に飲まれている。 [[創世計画]]は内裏の真実を知ったことで運命に与えられた人格が問題だと言うのに気がついたのだろう、 [[大罪武装]]を用いて運命の感情を否定することで処刑し、末世を防ごうとしていた。 しかしこれは信康が行った「地脈を通して未来に接触する」研究の結果、[[創世計画が失敗した未来>失敗した創世計画]]の世界からやってきた子供達から得た情報により、 そのままでは失敗する可能性が高いことが判明。 これによって本来使うはずだった大罪武装を成長という可能性に一定の望みを託しつつ、「完全なる創生計画」の立案に走り、 その結果上記のように多方面に協力を仰いだ上で様々な装備などの開発に携わった。 大罪武装で説教されても受け入れるだけで効果がないため、運命を降ろし確実な抹殺を行うための信長、さらに彼女に同期し、 全域焦がれを持って起動する[[断罪武装]]を作成。 これによって信長に降ろした運命に断罪武装を叩き込み、「信長の自害」による運命の人格の消滅を行う。 これが作り直された創生計画である。 「世界を終わらせて、しかし終わらせない」創世計画のため、世界がまっさらになっても人々の生存率を上げるため、 世界を守る船である[[大和]]を作り、それを羽柴の持つ位相空間に移す際の流体の痕跡を消すため、自ら[[地脈炉]]を暴走させ、溢れ出る流体に飲まれ消えていった。 (この際の死に際は地脈を通して伝わってきたと元 猿飛・佐助達は証言している) 娘であるホライゾンに関してどう思っていたのかは定かではない。 しかし現時点では大罪武装を使った末世の解決はほぼ不可能であり、アリアダストの者達の行動は「失敗する未来が確定」している状態にある。 1巻における演説の中で、P-01sであるホライゾンのことを話す際には、娘の身を案じているかのような言葉もあったが、 彼が創世計画のため進めてきた準備の中には娘のいる武蔵に対し有利に働くようなものがあまりに少ない。 三河消失を引き起こしたのも、羽柴が扱う大和の輸送をごまかすためというのも判明しているが、 いまだに彼の真意の全貌が明らかになっていないため、まだ何らかの隠し玉がある可能性がある。 そもそも、羽柴側も全てが解っているならば、池田・輝政に名古屋城の発掘はやらせない。 10巻下で「無様な救い」の真実が明らかとなった。それは犠牲になろうとした自身の代わりに集めた生徒の1人が暴走した運命を抑えるために消滅したというものだった。 黄泉帰りに成功した[[葵・トーリ]]が新たな襲名者となった。 11巻下では過去の世界とも思える光の中で登場。 馬車から降りた直後に娘を色々な意味で奪ったトーリに平手を見舞う。 ホライゾンとの会話で自身の考えが正しかったことに満足しながら、会話を終えると馬車に乗って去っていった。 **【余談】 第一期OPに登場する元信公は本多・忠勝らの後ろで高笑いしている顔が半分闇に塗りつぶされた状態、というものであり、何処からどう見てもラスボスにしか見えないと話題になった。 なお、テレビアニメ版において松平のアクセントが「ま」にあったのは間違いではない。 大雑把にいえば「後の徳川となる松平」の場合は「ま」つだいらと読み、 「それ以外の松平」の場合はアクセントなしの平坦「まつだいら」またはまつ「だ」いら、と読むとなっている。 作中ではこれについての[[聖譜記述]]があったのだろう。 ----
*「――これより、授業を始めます」 |【所属】|[[三河]]| |【名前】|松平・元信| |【読み方】|まつだいら・もとのぶ| |【種族】|[[極東人]]| |【元ネタ】|徳川家康| |【字名】|傀儡男【イエスマン】| |【登場巻】|第1巻上| **【人物】 [[三河]]の君主、[[ホライゾン・アリアダスト]]の父親。 部下である[[本多・忠勝]]や大量の[[自動人形]]達とともに[[新・名古屋城]]の[[地脈炉]]を暴走させ[[三河消失]]を引き起こし、その際の莫大な劣化[[流体]]光に飲み込まれて消滅した。 自らを「先生」と自称し、授業形式で語るのが特徴。危機に対応するべく全力で考えないといけない時ほど楽しい、という思考の持ち主。 [[大罪武装]]の制作者で、十年前に事故に遭ったホライゾンの感情を抜き取って大罪武装を製作。 更に「嫉妬」の感情を彼女の[[魂>機械の魂]]に込め九つ目の大罪武装である[["焦がれの全域"]]とし、自動人形[[P-01s]]として[[武蔵]]へ送った。 娘を自動人形に置き換えるという、事故の治療もあるためある意味仕方のないことと思えるが、他にやってることがやってることなので、当のホライゾンには「極道親父」と呼ばれていたりする。 ぶっちゃけホライゾンの方が時により極道ってか[[外道]]っぽk(ry 実に多くのことに関わっており、[[創世計画]]を組み上げた立役者の一人。 三十年前には各国の有能な者を「どこにもない教導院」に集めて[[末世]]を何とかしようとしたらしいが、「無様な救い」を得ただけに終わったという。 その後、末世を解決する手段として各国に大罪武装を巡る争いを起こさせた張本人であり、少しずつ何をしようとしていたのかはわかってきているが不明な点も多く、 彼らが得たとされる「無様な救い」が何なのかも、今だ不明である。 大罪武装の作成、実の娘の魂を宿した自動人形「P-01s」、事故にあい全身に致命的なダメージを負ったホライゾン本来の肉体に、 創生計画用のOS「P-01m」を流し込んだ準生体式自動人形の[[織田・信長]]に、活動制限のある信長に代わり外界に干渉する器である[[羽柴・藤吉郎]]の制作、 さらには[[旧派反乱]]こと[[島原の乱]]で制作された[[四聖]]にも関与し、[[新・名古屋城]]の地下工房では[[大和]]を制作しているなど、 作中に登場する重要度の高い装備や制作物には大抵元信が関与している。 [[織田・信秀]]の襲名者に師事し、[[内裏]]の真実を知ったことで多方面に協力を仰いだことが9巻で判明し、 実の弟である[[松平・信康]]もまた別のアプローチで末世に関する研究を行っていた。 信康は自害したとされるが実際は[[公主隠し]]に飲まれている。 [[創世計画]]は内裏の真実を知ったことで運命に与えられた人格が問題だと言うのに気がついたのだろう、 [[大罪武装]]を用いて運命の感情を否定することで処刑し、末世を防ごうとしていた。 しかしこれは信康が行った「地脈を通して未来に接触する」研究の結果、[[創世計画が失敗した未来>失敗した創世計画]]の世界からやってきた子供達から得た情報により、 そのままでは失敗する可能性が高いことが判明。 これによって本来使うはずだった大罪武装を成長という可能性に一定の望みを託しつつ、「完全なる創生計画」の立案に走り、 その結果上記のように多方面に協力を仰いだ上で様々な装備などの開発に携わった。 大罪武装で説教されても受け入れるだけで効果がないため、運命を降ろし確実な抹殺を行うための信長、さらに彼女に同期し、 全域焦がれを持って起動する[[断罪武装]]を作成。 これによって信長に降ろした運命に断罪武装を叩き込み、「信長の自害」による運命の人格の消滅を行う。 これが作り直された創世計画である。 「世界を終わらせて、しかし終わらせない」創世計画のため、世界がまっさらになっても人々の生存率を上げるため、 世界を守る船である[[大和]]を作り、それを羽柴の持つ位相空間に移す際の流体の痕跡を消すため、自ら[[地脈炉]]を暴走させ、溢れ出る流体に飲まれ消えていった。 (この際の死に際は地脈を通して伝わってきたと元 猿飛・佐助達は証言している) 娘であるホライゾンに関してどう思っていたのかは定かではない。 しかし現時点では大罪武装を使った末世の解決はほぼ不可能であり、アリアダストの者達の行動は「失敗する未来が確定」している状態にある。 1巻における演説の中で、P-01sであるホライゾンのことを話す際には、娘の身を案じているかのような言葉もあったが、 彼が創世計画のため進めてきた準備の中には娘のいる武蔵に対し有利に働くようなものがあまりに少ない。 三河消失を引き起こしたのも、羽柴が扱う大和の輸送をごまかすためというのも判明しているが、 いまだに彼の真意の全貌が明らかになっていないため、まだ何らかの隠し玉がある可能性がある。 そもそも、羽柴側も全てが解っているならば、池田・輝政に名古屋城の発掘はやらせない。 10巻下で「無様な救い」の真実が明らかとなった。それは犠牲になろうとした自身の代わりに集めた生徒の1人が暴走した運命を抑えるために消滅したというものだった。 そして、黄泉帰りに成功した[[葵・トーリ]]が新たな襲名者となった。 11巻下では過去の世界とも思える光の中で登場。 馬車から降りた直後に娘を色々な意味で奪ったトーリに平手を見舞う。 ホライゾンとの会話で自身の考えが正しかったことに満足しながら、会話を終えると馬車に乗って去っていった。 運命が自殺を思いとどまったことで公主隠しに呑まれた者達は戻ってきた。 だが彼は地脈路の暴走に飲み込まれる形で消えた。 自分でけじめをつけたようでもあるが、やるだけのことはやった、とそういうことなのだろうか。 **【余談】 第一期OPに登場する元信公は本多・忠勝らの後ろで高笑いしている顔が半分闇に塗りつぶされた状態、というものであり、何処からどう見てもラスボスにしか見えないと話題になった。 そのためか、ホライゾンの本編では超序盤にしか登場しないのにも関わらず印象がやたらと濃い。 なお、テレビアニメ版において松平のアクセントが「ま」にあったのは間違いではない。 大雑把にいえば「後の徳川となる松平」の場合は「ま」つだいらと読み、 「それ以外の松平」の場合はアクセントなしの平坦「まつだいら」またはまつ「だ」いら、と読むとなっている。 作中ではこれについての[[聖譜記述]]があったのだろう。 ----

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