"拒絶の強欲"

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"拒絶の強欲" - (2011/02/13 (日) 20:17:06) の編集履歴(バックアップ)


「……哀しまぬ幸いを望みなさい、境界線上の強欲よ!!」

【名前】 "拒絶の強欲"
【読み方】 アスピザ・フィラルジア/きょぜつのごうよく
【正式使用者】 トマス・シェイクスピアホライゾン・アリアダスト
【対応大罪】 「強欲」
【登場巻】 第2巻・上~

【人物】

英国に在籍する八大竜王の一人、トマス・シェイクスピアが用いる白と黒で構成された盾型大罪武装
ホライゾン・アリアダストの「強欲」に関する感情を元に制作された。

通常駆動では防盾効果、そして超過駆動は使用者が受けたあらゆる痛みを流体に変換し、使用者の内燃拝気として内部に流体を蓄積する効果を持つ。
ちなみに、条件に当てはまる痛みとは物理的なものでなくとも、傷ついたものを思ったり、批判や叱責を受けたりした場合でも流体に返還される。

蓄積できる総量は他の大罪武装超過駆動の全解放時一発分。
トマス・シェイクスピア経由でトゥーサン・ネシンバラからこの大罪武装を受け取ったホライゾン曰く「他の大罪武装の予備バッテリーではないか」とのこと。
しかし単なる超過駆動では蓄積した流体燃料を一気に使用できず、大罪武装のような高出力武装が稀であるため他の術式や武装用に少しずつ供給することしかできない。
全解放するには魂の駆動が必須となり、それを行った"悲嘆の怠惰""怠惰な嫌気"による束縛を受けた掻き毟りを倍加させ、他に発動していた二つの聖譜顕装すら物ともしないほどの高出力を発揮した。

3巻中にてシェイクスピアが行っていたように、ホライゾンは自分への批評を見ることによって流体燃料を蓄積していたが、自動人形故に批評を見ても悲嘆のエネルギーを上手く貯めることが出来なかった。
そのため、里見・義康協力のもと、八犬武神"義"に打撃させその「痛み」を燃料としている。
ただし、ホライゾン・アリアダストの"感情"であるため彼女から切り離されている状況下では超過駆動でも燃料を蓄積するスピードは遅く、さらに痛みを連続で与えても"慣れて"しまうためチャージするスピードはさらに落ちてしまうらしい。