葵・トーリ

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葵・トーリ - (2015/03/05 (木) 22:13:50) のソース

*「夢を叶えに、行こうぜ皆」
|【所属】|[[武蔵アリアダスト教導院]]|
|【役職】|[[総長連合]]:[[総長]]&br()[[生徒会]]:[[生徒会長]]|
|【名前】|葵・トーリ|
|【読み方】|あおい・とーり|
|【種族】|[[極東人]]|
|【元ネタ】|三つ葉葵? 青い鳥?|
|【字名】|不可能男【インポッシブル】|
|【戦種】|賑やかし|
|【HN】|俺|
|【登場巻】|第1巻・上~|

**【人物】
[[武蔵アリアダスト教導院]]に通う少年で、[[総長連合]][[総長]]兼[[生徒会]][[生徒会長]]。

アマテラス系の光学神奏術[[ゴッドモザイク]]などのボケ[[術式]]を大量に使用する[[馬鹿]]で、誰に対しても油断しまくりのお気楽系主人公。
すぐ服を脱いだり女装したりするため、というか他の女性キャラが揃いも揃って濃い面々故に境ホラ読者にも「全裸」、「ヒロイン」などと呼ばれている。
戦場や周りからの過剰なツッコミで無事なのは大抵芸人神のボケ術式のため。
どんなに派手に吹っ飛んでも派手に見せる術式のために大抵は無傷。
ただし、常時発動ではなく符の効果のため準備なしの場合はダメージを受ける。
例としては第2巻にホライゾンを見舞いに行った際のコカンパンチャーなど。

幼少より[[武蔵]]で暮らし、[[ホライゾン・アリアダスト]]や[[浅間・智]]などとは幼馴染。
[["青雷亭"]]の店主である[[葵・善鬼]]を母に持ち、父は将軍家において最初に剣術指南役として任命された[[小野忠明の襲名者>小野・忠明]]、年子の姉に[[葵・喜美]]がいる。

武蔵の統治能力を骨抜きにするために、アリアダスト教導院の中で最も無能なトーリが総長(現実における軍総司令官)の立場に立たされた。
しかし、武蔵内での人望は高く、生徒会長(現実における国家首相)に立候補した際圧倒的多数で選ばれた。
統治においても、無能である事を自覚しているために周囲に助力を求めるため、しかも周りの者達が何に秀でてこなせるかを的確に把握しているため、実際に彼ほど武蔵内にて有能な者はいないかもしれない。
「人誑し」の才能は誰よりも高いといえる。
彼の[[拝気]]は40~50後半と彼の年齢から考えると膨大なもので、[[ガリレオ]]は幼い頃から周りに感情を伝える練習をしていたからではないかと考察している。
ピンと来ないかもしれないが、神社の娘として訓練を積んだ浅間が、トーリと同い年で36という内燃拝気量であることを考えると彼の内燃拝気の多さがわかるだろうか。

武蔵の総長であるため無能ではあるが、[[シロジロ>シロジロ・ベルトーニ]]にやる気を出させたり、自動人形のホライゾンの思考を誘導してホライゾン自身の思いを言わせる、前線で戦う者達に喝を入れるなど、頭の回転が速い。
過去には[[ミトツダイラ>ネイト・ミトツダイラ]]を体を張って助けた事もあり、他人に対してチェックが鋭い。シロジロ曰く「餌の釣り方がうまい」とのこと。
実際、学力に関しては平均であり、作中でも「俺、頭が悪いから」とは言いつつも、やるのは人名や用語の(変な)読み間違いくらいである。例行政区分→こーまさくふん、国交会議→くにまじりあいぎ、など。
また、他人の素質を見抜く能力にも長け、対外的には暴君・雷帝として君臨する[[上杉・景勝]]の本当の姿を僅かな時間接しただけで正確に見抜いたり、[[ルイ・エクシヴ]]の使った[[必殺・太陽全裸落とし]]を初見ながらその名前を完璧に言い当ててみせたりした(これは、トーリとエクシヴの本質が似通っているだけでもあるが)。

本業は芸人で、馬鹿な芸(常時)とは別に普通に真面目な芸をする事が可能。
[[IZUMO]]に落下した際“[[さんこ節]]”を披露し、周りから死亡フラグではないかと勘繰られた。
BD特典小説「[[きみとあさまで]]」にて、芸能神への神奏において階位を移行する試験のための”芸”の奉納として、作詞・作曲も行なっている事も判明。

近頃は女装がマイブーム。素材がいいので大抵の人は騙される。挿絵もある(3下65章など)。
「きみとあさまで」によれば、全裸と女装はトーリの契約の[[代演]](3日に1回)とのこと。
女装した姿は[[生子]]と呼ばれる(この時の姿はなんと表紙にもなった)。

彼の名前を知らない人間は「湿った手の男(ウェットマンorウエットマン)」と名付けたりしている。

10年前の事故でホライゾンを喪い、自身も大怪我を負ったせいで運動が苦手。
普段は異常なまでにハイテンションな性格で過去の事など微塵も感じさせないが、事故でホライゾンを失った事は心の奥底に刻まれていた。

母親が経営する"青雷亭"で働くようになった[[P-01s]]にホライゾンの面影を見て、彼女に告白する事を1巻上の序章でクラスメイト達に宣言。
しかし、[[松平・元信]]が行った[[三河消失]]の一件により、P-01sの正体が[[自動人形]]として蘇生したホライゾン・アリアダストである事を知る。
なお、元信公が[[大罪武装]]を作り各国に配った当時から、その存在を怪しんでおり、1巻における事件がなくてもいずれは[[末世]]に乗じて各国と交渉し、大罪武装を集めてホライゾンの供養にしようと考えていたらしい。

三河消滅の後、処刑の決まったホライゾンを奪還する決意をした彼は、[[ヨシナオ]]から武蔵の副王としての権限を取得し、さらに芸能神[[ウズメ]]系・ミツバと[[上位契約]]を結ぶことで、武蔵の[[流体燃料]]の四分の一を自在に他者に分け与えるという能力を得る。
つまり[[彼と共に戦う者は年齢に関係なく無限に術式を使用することが出来るようになる>葵・トーリの術式]]が、絶大な効果を持つ反面、「嬉の感情を持ち続けなければならず、悲しみを得ると全能力を消失=死ぬ」というリスキーなものであった。

[["刑場"]]内のホライゾンとの問答を経て、大罪武装抽出の際に生じる殻に取り込まれるも、その内部で見た「過去の罪」に打ち勝つ事により彼女を救いだす事に成功。
[[本多・二代]]が[[立花・宗茂]]との相対で勝ち取った[["悲嘆の怠惰"]]をホライゾンと共に扱い、[["栄光丸"]]を撃沈、離脱に成功する。

その後は[[英国]]の領域内でホライゾンと共に[[学園祭]]でのデートを楽しんだり、IZUMOで[[人狼女王>テュレンヌ]]にさらわれるなど、主人公らしく(?)活躍。

3巻下にて[[里見・義頼(2代目)]]が[[安土]]に特攻し戦死した際には「悲しみ」を得かけたが、ホライゾンの機転によって救われている。

4巻下にて王としての態度を再認識し、梅組の面々に報告する。

5巻では浅間、ミトツダイラに対して、告白ともとれる言動を見せ、2人を動揺させる。
中断された交渉の合間に巫女に女装して片桐・且元の(無資格で)人生相談に乗り恋愛感情らしきものを持たせてしまう(次の交渉役に指定された)。
その女装セットは霧隠・才蔵(先代)と戦闘で負傷した際に損傷。正純の指示で今後の交渉のために破棄させられた。

6巻ではハッサンにカレーのアイディアを出したり、ノリキの援護をした。

無能扱いされているが実際のところは不明。
両親はともに戦闘系でありネシンバラのような歴史系やシロジロのような財政系、政治系であれば暫定議会の伝手もあった。
また術式に関しても武蔵の王権がなければハイリスキーなだけのもの以外にも翔翼のようなメジャーなものもあったはずである。
初等部からの現在に至るまでの間、芸での感情の伝える練習を主にやっていただけだったようである。
またホライゾンの件がなくとも大罪武装の回収を計画したりと、どこまで計算しているかは不明。
ただし能力があれば総長になることはできず、回りからの人気がなければ生徒会長になることはできなかったはずである。

「ホラ子と愉快な仲間たち」の中では、実況をしているホライゾンの側にいつつも何回も通神文を送るなど、相変わらず奇行が多い。
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