【名前】 |
笛吹男の神隠し |
【読み方】 |
ふえふきおとこのかみかくし |
【詳細】
笛吹き男の奏でる
通し道歌に合わせるように大量の児童が行方不明になったとされる事件で、後数百年にわたって数度発生し、奴隷商人による人さらい等、様々な憶測が飛び交っているがいずれも定かと言えるほどのものではない。
この
怪異は
公主隠しとの関連性が示唆されており、
源・九郎・義経によれば内容としては近似のものだという。
なお、この神隠しを始めとして同様の事件において連れ去られる途中引き返した子供たちによれば「霧の中、真っ直ぐな道がつづいていて怖くなって帰ってきた」と皆が一様に口を揃えて証言している。
そのことから"―――引き連れたのは一人。ついていったのは130人。置いていかれたのは2人"と言う「ハーメルンの笛吹き男」と言う童話との関連性によって此の名がつけられた。
だが、この怪異が発生したのは400年も前の話であり、公主隠しが発生したのは最近、しかも10年位前から活性化し始めたという。
公主隠しの真実に関しては判明したものの、この怪異に関して言及したのは義経程度であり、この怪異にまつわる真実はいまだ定かではない。
村単位で一夜にして消失したりとかは珍しくなかった時代とされるが、果たして。
最終更新:2017年10月27日 13:02