マナ

《マナ/Mana》

このオールグリーンの世界に存在する一種のエネルギー物質。
オールグリーンの樹木から発生し、あらゆる物質に溶け込み自然現象を起こす要因となっている。
太陽の暖かさにしろ火を起こすにしろ、全ての事象は
マナの存在なくしては成し得ぬことで、常に人々の生活に関わってきた。

マナには大きく分けて7つの属性(七大元素)が存在し有機無機問わず、
全ての物質はこれらの属性を基にこの世に存在している。
以下のような場所ではそれらの属性の1つが偏って発生し、多く体内に吸収することができる。

・光・・・日中、太陽の日差しが当たる場所。快晴時が最適。
・闇・・・夜中、明りのない場所。月の光がない新月が最適。
・火・・・焚き火やランプの灯など。火山の火口付近が最良。
・水・・・河川部や湖など。海辺、或いは直接水に触れるのが最適。
・風・・・風通しの良い場所。台風や竜巻が発生した日が最良。
・土・・・舗装されていない地面。栄養豊富な土壌が最適。
・雷・・・電気が発生しやすい場所。雷が落ちた場所が一時的に最良。



その正体は、era1の頃から発生した次元の歪みやジャッジメントデイによる大絶滅、
更にその後の気候・地殻の変動といった様々な要因によって、
"霊力"と呼ばれる上位次元のエネルギーが半物質化したもの。

オールグリーンの木々や自然の地形から放出されているものは、
その土地から溢れ出た『余剰の生命力』とでも呼ぶべきものであり、大気中を浮遊するうちに、
人類種をはじめとする生物の意思(生存本能)に引かれ、徐々にその体内へと吸収・蓄積されていく。

特に、《魔術回路》という特殊な器官によってマナを大量に取り込めるようになったエルフ種は、
蓄積したマナを優先的に消費し代謝することができるために、他の人類種に比べ圧倒的に長い寿命を獲得している。

また、マナを吸収・蓄積出来る量の上限は―個体差や鍛錬によるある程度の増加はあるものの―
種族ごとにおおよそ一定なのだが、極稀にその『上限値』が突出して高い個体が発生することがあり、
そのような個体が生き永らえた末に"星の命"と同調することで発生するのが《霊獣》と呼ばれる存在である。


なお、このマナの発生―霊力の半物質化―によって、
それまで上位次元から"霊力"を引き出して行っていた小人の魔術は、同じ手順で周囲のマナを操作するという、
わずかに、しかし根本的な部分が異なる技術へと変質してしまい、彼ら自身の間でも廃れ、忘れ去られることとなった。

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最終更新:2022年08月28日 22:35