《妖精の木/Tree of the fairy》
賢精イズの古屋の近くにある大木。
その木には妖精が集まり、来た人を癒しの光に包む。
そこに行くと傷が癒え、疲れがとれ、更に幸せになれると噂される。
しかしこの木にたどり着けた旅人はほとんどいないという。
『どうやら私は森で迷ってしまったようだ。だがこういうのには慣れている。
迷いながらも歩いて行くと何やら光る木があったのでそこに行ってみた。
するとわたしの周りを光が包み疲れが一気にとれていった。なんとも不思議な体験だった。
この大木には神の御加護がかかっているのだろうか。
私は木に安全を祈ってからイズの古屋を探すことにした。』
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探検家ゴッヘルザッホの手記より
最終更新:2022年08月30日 22:15