畑が恋人バーツは今日も早朝からせっせと野良仕事
そこへアップル女史がやってきました。
「おはようございますバーツさん」
「あ、あ、あ、アッポーさん!」
バーツ青年はときめきながらオッハーとばちこん挨拶をかえします。
バツイチが好きです、でも眼鏡っ子はもっと好きです!
と、日ごろパーシヴァルと語り合っているうえに
彼女の名前はバーツの愛する果実、森の宝石アップル。
罪の果実となればこれはまざにおれがアダムでお前がイブで。
恋のフォッサマグナです。
ひらたく言えばバーツはアップルに好意をもっていました。
「お、お、おれのバナナを食べませんか!」
変態の意味と、普通の意味と、どっちにも取れる言い回しは見事です。
今日のバーツはちょっぴり大胆、そう思いながらバーツは言いました。
挨拶をしただけで、呼び止められるとは思わなかったアップルは
突然の申し出に首を傾げます。
「ばなな?」
問い返すようにアップルが言いました。
まだ朝焼けがつづく静かな朝に、男と女がバナナと言葉にする。
それだけで変態バーツはたまりません。
「もしくは、あんたのリンゴジュースを飲ませてくれ!」
バーツは下半身をむずむずさせながら言いました。
ちょっと露骨な言い方で、さすがにアップルもなんとなく悟ります。
そしてアップルの顔は林檎さながら真っ赤にそまっていきます。
「な、何いってるのよ、か、からかわないで、スレ立て乙!」
「ミックスジュースを二人でつくろう保守!」
バーツはこの人オシに弱そうだな、と想い、その場で押し倒しましたとさ。
最終更新:2008年10月28日 17:19