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九律 令

くりつれい、と読む。帝都に住むただのしがない古道具屋の店主である
自身は古道具にそれほど興味があるわけではないのだが、曾祖父の代から続く店を潰すわけにもいかずのんびり営業中
興味があるわけではない、とはいっても商売柄鑑定眼は必要なわけだが、彼のそれは少なくとも人並み以上
というよりも、他とは違う物、を見分ける事が出来るのだ。それは付喪神であったり曰く付きの品であったり、色々である
妖怪や幽霊と言ったあちら側の世界の生き物に好かれやすい体質と相まってか、彼の周りには何時も何かが居る
普通に考えれば非常識なそれらを、ある物はあるんだからしょうがないと割り切れるあたり肝は据わっているようだ
まだ二十代前半にも関わらず妙な落ち着きがあるのは、恐らくその当たりに関係しているのだろう



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最終更新:2008年01月22日 02:38
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