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黒蝿宇治徒(くろばえ=うじと)

遠い異人の血を引く、とされ、一種独特の土着信仰の祭司を代々務める黒蝿氏の今代。
眉の濃い禿頭にショウジョウバエの如く飛び出た眼窩と、毛むくじゃらの顔と言う異相の持ち主で、
伝家の奇書、「耀昌秘抄(=妖蛆秘抄)」と秘せられた題の本を経典として持つ。
「アマツミカボシと呼ばれる星の神々が列を成す時は来た!」そう嘯いており、
薄暗い僧房の奥深くに閉じこもった彼は、
夜な夜な怪しげな鏡を前に生贄を捧げ、奇怪な呪を唱えているのだという……

……そう言えば、最近彼に付き従う信徒や村人の数が随分と減った気がする。


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最終更新:2008年01月04日 20:24