EMZ-18 MALDER(マルダー)


全長:8.5m 全高:6.5m 全巾:4.3m 重量:34.6t 最高速度:100〜120km/h

武装:
胴体右部:加速ビーム砲
胴体中央に格納:自己誘導ミサイルランチャー
胴体左部に格納:中口径電磁砲
頭部:レーザーセンサー ×2
コックピットは単独で飛行可能


マルダーは大きな外郭をコンテナとして使用でき、重量物資の運搬や建設機械として使用されていた。
馬力は小型ゾイドはおろか中型と比較しても高く最高速度は120km/hにも達した。
この能力は脚部とも胴体ともいえる機体下面のキャタピラとホバーの性能をあわせ持つ
「生体無限軌道」の恩恵だ。
このシステムはどのような地面の不安定な場所でも機体を安定させることが可能だ。

マルダーの戦場での働きは多大な積載能力を活かし、
多種類の砲撃用測定センサーと大量の弾薬を搭載、対地対空を問わない支援砲撃任務が主である。
またその強固な外郭を使用することで急造のトーチカとなり味方機の盾としても機能した。

非武装マルダーは同モルガとならんで民間での使用が盛んであり
それらを改修・強力な武装を施され、その生産性と能力からコストパフォーマンスの高い機体であった。
(引用:ゾイドグラフィックスVol.3付属冊子内「ゾイド機体解説 ヒストリー・オブ・ゾイド」より)


(以下、同梱冊子裏面の「発売当時のパッケージ裏再現」での説明文)
帝国側小型メカの中では最も重く、他
のメカと共に機甲部隊を組むことが難
しいため、主に後方からの支援や、移動
トーチカとして使用されている。


(以下、同梱冊子内での説明文)
ゼネバス帝国初の本格的な支援砲撃ゾイド。敵と直接交戦するため
には設計されておらず、主に後方からの支援や移動トーチカとして使用
される。いわば戦車ではなく自走砲。乗員は厚い装甲と本体に収納可能
なコックピットの防御システムにより生存性も高く、小型ゾイドとしては
めずらしく操縦者と砲手の2名が搭乗する。機動性は低いが本体に予備
弾頭や燃料などを大量に搭載することができて長時間の作戦行動も可
能である。支援砲撃のほか輸送。回収任務などもこなす。


1999年のゾイド再スタートから本品が出るまで一度も復刻したことがないキットである。
そのためネットでの予約も早いうちに埋まり、店舗販売も極短期間で全滅するところが多かった様子。
ゾイドに興味がある人には是非組んでみてもらいたいキットなのだが、
いまから購入するのは難しいかもしれないのが非常に残念である。



複雑そうに見えるが、単純な構成でできている。
単純でありながらも優れた動きを見せてくれる傑作キットだ。

  • 強さの目安
○=左記ゾイドの勝ち
△=引き分け
×=左記ゾイドの負け
/=戦闘不能

○マルダーvsガリウス
○マルダーvsグライドラー
○マルダーvsエレファンタス
○マルダーvsグランチュラ
/マルダーvsアクアドン
○マルダーvsゴルゴドス
○マルダーvsハイドッカー
○マルダーvsペガサロス
○マルダーvsスパイカー
/マルダーvsフロレシオス
×マルダーvsゴドス
△マルダーvsガイサック
×マルダーvsバリゲーター
×マルダーvsカノントータス
×マルダーvsプテラス
△マルダーvsスネークス
(参考資料:小学館スペシャル4「ゾイドバトルストーリー」戦力比較表)





最終更新:2011年06月03日 05:59