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ガイアポリス - (2011/03/29 (火) 01:59:45) の1つ前との変更点

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**ガイアポリス 【がいあぽりす】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード|~| |開発・販売元|コナミ|~| |稼動開始日|1993年|~| *概要 得点によるレベルアップや隠し武器の存在など、RPGの要素を持った縦画面のアクションゲーム。天空の城を奪い地上を滅ぼさんとするザハーク帝国を倒すため、プレイヤーは「炎の騎士」に導かれながら天へ到る道を求めて世界を旅する、という内容。&br() ファンタジー風の世界観や縦スクロールという点では「ワルキューレの冒険」らに似るが、シューティングやジャンプアクションの要素を持たない点では「ファイナルファイト」等の流れを汲んでいるといえる。&br() 亡国の王子ジェラード、妖精の生き残りエレイン、追放された竜人ガラハッドといった、特徴ある3人のキャラクターからプレイヤーを選ぶ方式をとっている。&br() 正式タイトルは「ガイアポリス ~黄金鷹の剣~」である。 //「黄金鷹」の読みが不明であるため、勝手ながら記事タイトルからは省かせていただきました。 序盤では中世ファンタジー的世界観が前面に出るが、中盤以降はメカニックなデザインの敵や浮遊都市・動力機関などスチームパンクな雰囲気も見せるようになる。&br()これはこのゲームの舞台が「災害で超古代文明が滅びた後復興した世界」であるという設定を持っているためだが、その文明の存在については劇中ではあまり語られず、背景物などでの描写に留まっている。その描写からは、見方によっては「超古代文明」=「(実際の)地球の現代文明」とも受け取れ、色々と考えさせられる。 ***特徴 王道ながら質の高いオーケストラ調のBGMや美しいグラフィック、世界中を股にかける壮大な展開がユーザーを魅了する。 また、自キャラの周囲をなぎ払い人型ザコをほぼ確実にダウンさせる回転攻撃が緩い制限で使えることや、自キャラの代わりに敵を攻撃させる使い魔(傭獣)の存在により、類似ゲームに比べて安全確保がやりやすくなっている。&br() 攻撃ボタンを押しっぱなしにしていると盾を構え(エレインの場合トンファーを交差させて構える)、正面から飛んできた飛び道具を防いだり攻撃をはじいたり出来る。またこの状態では敵から受けるダメージそのものを軽減させることが出来るため、この防御の活用によってかなりの頑丈さを得ることが出来る。その代わり一度死んだらゲームオーバーであるが。&br() 集めた宝石アイテムを消費して、切り札である魔法を使うことができる。宝石3個分の魔法より2個分の魔法の方が強かったり、宝石9個の魔法が役に立たなかったりというような妙なミソがついているが。 ただ、攻略をスムーズに進めるためには、獲得点すなわち経験値アップにつながる隠しフィーチャーの有効活用が要求されることがあり、知識の有無が難易度を左右しがちである。&br()また後半になると、体力ゲージ(最大8本まで増える)のうち1本強を平気で奪う敵が群れを成して現れたり、ボスの攻撃が避けづらく強烈になったりするなど、難易度そのものの上昇も顕著である。&br()特に終盤のボス「ワックスマン」はやたらに広い攻撃範囲、ガードの上からでも1ゲージ、モロに貰えば3,4ゲージは持って行く異常な攻撃力、全ボス中2位に相当するタフネスを誇っており、プレイヤーの心にトラウマを刻み付けている。&br() その代わりに、ゲームオーバー時のレベル、装備や進行状況をパスワードとして保管する機能があり、難易度がある程度下がった状態で続きをプレイできる、というような一種の救済措置が用意されている。 ちなみに、ステージ5のあるポイントを攻撃し続けると1点ずつだが無制限に打ち込み点が入るバグ(?)がある。それでも1コインでレベル30(最大)にするのはそのバグを使わないと著しく困難である。 ***時代の影響 本作の出た1993年は、ストIIの新バージョンである「スーパーストリートファイターII」や、餓狼シリーズ初期の集大成である「餓狼伝説スペシャル」をはじめ、対戦格闘ゲーム全盛期の時代であった。&br() そのためアクションゲームである本作はさほど注目されず、また下手するとプレイ時間1時間オーバーに至りインカムに悪影響を与えかねない内容であったため、業務用ゲームとしての寿命は短いものであったという。&br ボス戦のみの面やボーナスも含めて全16ステージというスケールのでかさが、完全に裏目に出てしまった形となる。 ***その後の展開 1998年に発売された格闘ゲーム「バトルトライスト」にて、プレイヤーキャラの紅一点であるエレインが隠しキャラとして出ている。しかしトライスト自身が殆ど知られていない。&br() 現在は「クイズマジックアカデミー」シリーズの問題でちょっと触れられるくらいの扱いである。移植版も存在しない。 ----
**ガイアポリス 【がいあぽりす】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード|~| |開発・販売元|コナミ|~| |稼動開始日|1993年|~| *概要 得点によるレベルアップや隠し武器の存在など、RPGの要素を持った縦画面のアクションゲーム。天空の城を奪い地上を滅ぼさんとするザハーク帝国を倒すため、プレイヤーは「炎の騎士」に導かれながら天へ到る道を求めて世界を旅する、という内容。&br() ファンタジー風の世界観や縦スクロールという点では「ワルキューレの冒険」らに似るが、シューティングやジャンプアクションの要素を持たない点では「ファイナルファイト」等の流れを汲んでいるといえる。&br() 亡国の王子ジェラード、妖精の生き残りエレイン、追放された竜人ガラハッドといった、特徴ある3人のキャラクターからプレイヤーを選ぶ方式をとっている。&br() 正式タイトルは「ガイアポリス ~黄金鷹の剣~」である。 //「黄金鷹」の読みが不明であるため、勝手ながら記事タイトルからは省かせていただきました。 序盤では中世ファンタジー的世界観が前面に出るが、中盤以降はメカニックなデザインの敵や浮遊都市・動力機関などスチームパンクな雰囲気も見せるようになる。&br()これはこのゲームの舞台が「戦争で超古代文明が滅びた後復興した世界」であるという設定を持っているためだが、その文明の存在については劇中ではあまり語られず、背景物などでの描写に留まっている。その描写からは、見方によっては「超古代文明」=「(実際の)地球の現代文明」とも受け取れ、色々と考えさせられる。 ***特徴 王道ながら質の高いオーケストラ調のBGMや美しいグラフィック、世界中を股にかける壮大な展開がユーザーを魅了する。 また、自キャラの周囲をなぎ払い人型ザコをほぼ確実にダウンさせる回転攻撃が緩い制限で使えることや、自キャラの代わりに敵を攻撃させる使い魔(傭獣)の存在により、類似ゲームに比べて安全確保がやりやすくなっている。&br() 攻撃ボタンを押しっぱなしにしていると盾を構え(エレインの場合トンファーを交差させて構える)、正面から飛んできた飛び道具を防いだり攻撃をはじいたり出来る。またこの状態では敵から受けるダメージそのものを軽減させることが出来るため、この防御の活用によってかなりの頑丈さを得ることが出来る。その代わり一度死んだらゲームオーバーであるが。&br() 集めた宝石アイテムを消費して、切り札である魔法を使うことができる。宝石3個分の魔法より2個分の魔法の方が強かったり、宝石9個の魔法が役に立たなかったりというような妙なミソがついているが。 ただ、攻略をスムーズに進めるためには、獲得点すなわち経験値アップにつながる隠しフィーチャーの有効活用が要求されることがあり、知識の有無が難易度を左右しがちである。&br()また後半になると、体力ゲージ(最大8本まで増える)のうち1本強を平気で奪う敵が群れを成して現れたり、ボスの攻撃が避けづらく強烈になったりするなど、難易度そのものの上昇も顕著である。&br()特に終盤のボス「ワックスマン」はやたらに広い攻撃範囲、ガードの上からでも1ゲージ、モロに貰えば3,4ゲージは持って行く異常な攻撃力、全ボス中2位に相当するタフネスを誇っており、プレイヤーの心にトラウマを刻み付けている。&br() その代わりに、ゲームオーバー時のレベル、装備や進行状況をパスワードとして保管する機能があり、難易度がある程度下がった状態で続きをプレイできる、というような一種の救済措置が用意されている。 ちなみに、ステージ5のあるポイントを攻撃し続けると1点ずつだが無制限に打ち込み点が入るバグ(?)がある。それでも1コインでレベル30(最大)にするのはそのバグを使わないと著しく困難である。 ***時代の影響 本作の出た1993年は、ストIIの新バージョンである「スーパーストリートファイターII」や、餓狼シリーズ初期の集大成である「餓狼伝説スペシャル」をはじめ、対戦格闘ゲーム全盛期の時代であった。&br() そのためアクションゲームである本作はさほど注目されず、また下手するとプレイ時間1時間オーバーに至りインカムに悪影響を与えかねない内容であったため、業務用ゲームとしての寿命は短いものであったという。&br ボス戦のみの面やボーナスも含めて全16ステージというスケールのでかさが、完全に裏目に出てしまった形となる。 ***その後の展開 1998年に発売された格闘ゲーム「バトルトライスト」にて、プレイヤーキャラの紅一点であるエレインが隠しキャラとして出ている。しかしトライスト自身が殆ど知られていない。&br() 現在は「クイズマジックアカデミー」シリーズの問題でちょっと触れられるくらいの扱いである。移植版も存在しない。 ----

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