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--ファンタジーでは珍しい、アラビアン風の世界を舞台にしたRPG。全5章構成。 --携帯機でプレイすることを前提としたつくりになっており、プレイ中に電源が切れてもその時点で自動セーブされるため、GGによくありがちな突然の電池消耗にも強いのは特筆もの。 --シナリオも王道ながら手堅くまとまっており、前述のセーブシステムも相まって気軽に楽しめる良作。ただ敵のバランスは終盤かなり強くなってくるので注意。 --余談ではあるが、マニュアルの開発後記に書かれているスタッフの叫びが相当にやばい。 -&b(){ロイアルストーン 開かれし時の扉}(セガ・エンタープライゼス) --前作『アーリエル クリスタル伝説』の流れを汲むシミュレーションRPG(といってもストーリー上のつながりはない)。 --火・水・風・土の4つの属性を駆使した戦闘システムもさらに洗練され、グラフィック面の向上や前作に引き続きキャラクターデザインを行っている九月姫の可愛らしいキャラも相まって遊びやすくとっつきやすい。難易度も難しすぎず易しすぎずの適度な歯ごたえ。 --ただしシナリオは前作とは異なり鬱展開の連続なので、その面でのとっつきにくさが人によってはやや問題といえば問題か。とはいえシナリオ自体の完成度は非常に高いのでやっておいて損はない作品。 **ネオジオポケット(含カラー) -&b(){メタルスラッグ1stミッション&br()メタルスラッグ2ndミッション}(共にSNK) --1st・2nd両作とも本家とは毛色が全く異なるがグラフィックが当時の携帯機の水準をはるかに超え、ゲーム性も40近くの小任務をちょこちょここなしていく内容に大幅変更され「もうひとつのメタルスラッグ」感がよく出ている。 --特に2ndは2名のオリジナル主人公のギムレット・レッドアイそれぞれの視点から見た様々な小任務群であり、シチュエーションや通信会話の多彩さ、そして捕虜探しがとても楽しい。捕虜全100名の名簿を埋めると解禁される、もはや別ゲーともいえるほどプレイヤー性能が変化する「大魔王モード」により二度楽しめる内容。 --両作ともボス戦において手榴弾があまりに強力すぎるという欠点があるが、本家と異なり戦闘がメインの作品ではないためそこまで大きな問題には感じない。 **ワンダースワン(含カラー) -&b(){Riviera ~約束の地リヴィエラ~}(スティング) --手軽な操作と可愛いキャラクター、携帯機の限界ギリギリに挑戦したお色気シーンが好評となった。移植については賛否があるが、GBA版は高額取引されているほどの人気がある。 --ゲーム自体はスティング作品なのでかなり人を選ぶ(ユグドラ・ユニオンほどではないが)。上質BGMと一枚絵背景を堪能する雰囲気ゲーである。 --反面PSP版では過剰なボイス量、ディスクメディア特有のロードの長さに加え、何度もやり直しを求めるゲームスタイルにもかかわらずソフトリセットやロード機能が無いため非常にもっさりとしたものとなってしまい(ちなみに例のお色気シーンも削除されている)評価は散々であった。その後以上の点を修正したスペシャルエディション版が出されるも汚名返上するほどには到らなかった。 **プレイステーション・ポータブル -&b(){イースI&IIクロニクルズ}(日本ファルコム) --現時点でのイースI・IIの最新作。 --原作に忠実なリメイクで、DS等で問題視されてた点(ロードや音質)が大幅に改善。 --ビジュアルも新旧から選択できるため、旧ファンも安心。 --BGMもフェルガナ同様音源の選択が可能。 --体当たり戦法まで再現されている。 //依頼者は本作のみプレイしているため、別の移植作を経験された方に細かやかな情報を執筆願います。 -&b(){俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル}(バンダイナムコゲームス/ガイズウェア 11/1/27) --ラノベやアニメでの人気作『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のPSPゲーム。『とらドラ・ポータブル!』を製作した同スタッフが製作している。 --フォローチャートなどの親切設計になっており、非常に操作しやすく、原作ファンとアニメファン双方が満足する出来となっており、評価が高いキャラゲーである。 --ただ、前作のとらドラPに比べたら大分マシにはなったが、今作も一部のルートは難易度が高い。 -&b(){カルネージハートポータブル}(元気/アートディンク 06/8/3) --PS1の名作が復活。一時はプレミアソフトとなった程の中毒性を誇る。 --チュートリアルが搭載されたが、やはりハードルは高い。しかしハマる人はとことんまでハマる。「購入者の1%しか楽しめないが、その1%は他のゲームの100倍楽しめる」、そんなゲーム。 -&b(){クライシス コア ファイナルファンタジーVII} (スクウェア・エニックス 07/9/13) --FFVIIのスピンオフ作品群、コンピレーションオブFFVIIの一つ。VII本編では回想でのみ登場したザックスが主人公。セフィロスやクラウド・エアリス・ユフィといった面々も登場。 --シナリオについて ---全体的に暗い雰囲気。登場人物もどこか影がある人ばかりの中、ザックスが元気溢れる若者なのがある程度救いか。 ---エンディングはハッピーエンドとは言い難い。そもそも本編に続く話なので当然ではあるが、知っている人ならば本作で少々暗い気分になってしまう事もあるかも。 ---主人公とその周辺キャラの死亡率が凄まじい。そのため鬱ゲー扱いされることがある。 --本作はアクションRPGで、戦闘システムの評価は高い。 ---難易度は低めでARPG初心者でも簡単にクリアできるようになっている。しかしやりこみ要素であるミッションはなかなか難しい。 --グラフィックはPS2にも負けず衰えず、現時点でも見劣りしない。 --やりこみ要素も豊富。ミッションやサブイベントの数も多く、シリーズですっかりお馴染みとなった隠しボスもいる。 --FFVII関連作品の例にもれず、ストーリーには細かい所で後付けや原作との矛盾点が見られるが、今作は無視しても問題無いレベル。 -&b(){グランナイツヒストリー} (マーベラスエンターテイメント/ヴァニラウェア) --育成モードで軍人を育て、1人前になったら戦争モードへ送り出し、オンラインで他のプレイヤーと戦わせるというファンタジーRPG。 --戦闘はコマンド入力式で、互いに4×3マスのグリッド内で、陣形などの効果を考えて配置する。 --戦争モードでは自分で操作するか、自動で進軍するかを選ぶ。自分の力で確実に変わっていく戦況を見るのが楽しい。 --ヴァニラウェア作品の例に漏れず、グラフィックの出来が素晴らしい。 -&b(){God of War 落日の悲愴曲}(SCE/カプコン) --PSP史上初の333MHzで動作する作品であり、PSPとは思えない超美麗なグラフィックが特徴。 --それでいて過去作同様ロードがほぼ皆無なのも良し。 --携帯機故かストーリーは短いものの、最高難易度や隠しコスチュームなどのやりこみ要素は充実している。 --当然と言えば当然なのだがPS2版とは一部操作が異なるため、慣れるのに時間が掛かる。 -&b(){実況パワフルプロ野球ポータブルシリーズ}(KONAMI 06/4/1~10/7/15?) --2006年度より、毎年PSPで展開されているパワプロシリーズ。 --グラフィックや球場のリアリティ等は据え置き機には劣るが、肝心の野球部分は本家にまったく劣っていない。 --寧ろ本家13以降迷走しぱなしの投手の体感球速調整を今シリーズは自分好みに五段階に調整できるため、こちらの方が上という声も。 --本家との違いにPoTaCaという収集要素があり、これにより登録されている実在選手を自分好みに強化することが可能(制約はあるが)。 --特に、3以降はサクセスやマイライフが導入されたことで、ボリューム的にも本家に全く劣らないものとなった。 --今なら、WEBでOB選手のみならず、現役選手の全盛期の選手データや、メジャー選手のデータもUSB経由で簡単に手に入れることができるのでお勧めである(ただし、これらのデータは改造で作ったものが多いので注意が必要)。 --ポータブル6に当たるはずだった『2011』では「PoTaCa」初め、シリーズの独自の要素が全廃止され、PS3版『2011』と同仕様となった。そのため「ポータブル」としての現時点での最終作は実質、5に当たる『2010』といえる。 -&b(){SIMPLE2500シリーズ Vol.11 THE パズルクエスト~アガリアの騎士~}(D3パブリッシャー) --戦闘をパズルに置き換えたコンセプトのRPG。 --通常の戦闘は一見ズーキーパーに似た運の要素の強いパズルなのだが、繰り返しやるうちにテクニックや知識も多く必要になってくることに気づく。 --更に敵の捕獲、アイテムの作成、魔法の取得、拠点攻略など違う場面でアレンジの違うパズルが設定されている。 --基本ルールは同じなのにアレンジの差で全く別のパズルになっており非常に高い中毒性を持つ。止め時がわからないという声が多数。 --ストーリーは王道なりに手抜きがなくキャラクターもしっかりしており、やり込み要素もかなりのものである。誇張でもなんでもなく100時間以上プレイできる。 --問題点は元々海外作品の移植であるためか誤訳、誤字、脱字が凄まじい。 --また定期的にフリーズが入るのも困り物。(オートセーブなので実害はないが) --以上のようなゲーム性が評価されSIMPLEシリーズでありながら、ファミ通のクロスレビューでシルバー殿堂入りを果たした。 -&b(){GA 芸術科アートデザインクラス Slapstick WONDERLAND}(ラッセル) --アニメ化もされたきゆづきさとこ原作の4コマ漫画「GA 芸術科アートデザインクラス」の外伝的作品。 --オリジナルキャラクターである留学生のマリ(本名マリアンヌ・ファン・ティエネン)を操作し、Aクラスのメンバー5人と共に課題の絵本を製作するというストーリー。 --ノベルパートの合間に絵本製作パートが挟まれて、アイディアをもらうキャラによって絵本の展開が変化、後半では完成した絵本の中を冒険するという展開に。 --好感度の概念があり、会話パートの選択肢などで上下。一番好感度が高かったキャラとの特殊EDが見れる。 --もちろんAクラスのメンバー5人だけではなく、美術部のメンバーや先生達も登場。オリジナルキャラとして巨大なおにわとり様と中庭に埋まってるハニワ、謎のキノコであるカルロスも登場する。その一方でアニメに登場したクラスメイトの吉川が出なかったり、アニメで猛プッシュされたマスコットキャラの「素猫(すねこ)」があまり登場しなかったりする。 ---初回特典としてもおにわとり様のぬいぐるみが付属したが、この点でもファンから「なぜ素猫じゃないんだ」と散々言われた。 --また、スクリーンショットの保存ができるので、好きなイベントシーンをPSPの壁紙にできる。 --アドベンチャーゲーとして謎解き要素などは皆無だが、ところどころ原作愛に満ちておりGA独特のゆるくもドタバタな学園生活を楽しめる。キャラゲーとしてはかなり良質なので、原作ファンならやって損はない。 --主人公のマリはきゆづきさとこ氏デザインで、発売日前後の漫画連載ではゲスト出演もした。 --余談だが、きゆづき氏がキャラデザを担当した「ユグドラ・ユニオン」のキャラ名と会社名が被ってることをネタにされたことも。 -&b(){スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園}(スパイク・チュン・ソフト12/7/24) -''このゲームは発売から3ヶ月経過していません。記事の制作は10月24日以降に行ってください。'' -サイコポップADV『ダンガンロンパ』の続編。 -基本的な流れは変わらないが、「反論」や「賛成ブレイク」といった新要素が追加され、面白味が増した。 --難易度も上昇しており、かなりの手ごたえを感じる。 -ボリュームも増加。やりこみ要素が充実しており、クリアした後の特典も豪華。 -賛否の分かれる点としてはストーリー面だろうか。 --前作でも絶望感が凄まじかったが、今回も「スーパー」の名に恥じぬ凄惨さ。 --また、前作に比べて少々無理やりな感じのする部分が多め。ただし犯行のトリックは好評。 --おしおきが前作よりもポップになっているのも「より絶望感が増した」「少しイマイチかも」と意見は割れている模様。 -&b(){ナルキッソス ~もしも明日があるなら~ポータブル}(角川書店×ホビボックス/レジスタ 10/6/24) --とあるカトリック系病院の7Fにある緩和ケア病棟(ホスピス)を部隊に綴られるADV。 --そこで過ごす患者を中心に様々な人物の生き様がオムニバス形式で語られ、1つ1つに違ったテーマ(非介助者の尊厳、安楽死の是非、どう生きてどう死ぬかなど)が設定されていてとても読み応えがあるシナリオである。 --あるシナリオを読了すると次のシナリオが解放される、という手順を繰り返して進めていき、最終的に14本のシナリオが読めるようになる(そのうち2つはPCからの移植なので、PSP版で起こされた作品という意味では12本が楽しめる)。 --台詞毎に入るロードによって演出テンポが遅延し、オートモードでプレイしたときにどうとも言えないもっさり感がある。メディアインストールも行えないので微妙にストレスが貯まる。また件の読み込み時にとても大きなシーク音が発生する点も残念なところである。 --システム的には少し残念な本作であるが、キャスト人の快演もあってノベルゲームとしての完成度は高い。 --現代日本を舞台に、しかも結構リアルに作られた本作の世界観は、いわゆる奇跡が起こらない。故に主人公たちは否応なく死に至るのだが、それに赴く家庭を過剰に演出せず淡々と描写することでプレイヤーに自然と命や人生について考えさせてくれる。 --出荷数は少ないが、機会があればぜひ触れてみていただきたい一作。 //カタログに同作品の記事あり。 -&b(){流行り神 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル&br()流行り神2 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル}(日本一ソフトウェア 1:05/12/15、2:08/8/7) --両作品ともに所謂「都市伝説」を題材としたアドべンチャーゲーム。PS2版からの移植作品で、PSP版は追加要素がほんのりとある部分も。 --プレイヤーに推理を問う選択肢が存在し、それによって「オカルトサイド・科学サイド」の2つの流れに大きく分かれる。読んでいて面白い作品である。 --選択肢によって大幅に流れが変わるに加え、ボリュームがそこそこあるため、片方だけでも良いのでしっかりとプレイされた方の執筆をお願いしたいです。 //-&b(){Fate/EXTRA}(マーベラスエンターテイメント/TYPE-MOON、イメージエポック) //カタログにて記事作成されたのでCO。 -&b(){メタルギアソリッド ポータブルオプス}(KONAMI) //Wikipedia等では「ポータブルOPS」という表記になっていますが、あくまで公式の表記に基づきました。 -有名ステルスアクションゲームにおいて「メタルギア・サーガ」に含まれる作品群の中では初めてのPSP作品となる。 --PSPにおいては既に「メタルギアアシッド」シリーズが存在するが、今回はタイトルの通り外伝ではなく「本編」の物語に属する。 -新たなシステムとして「敵兵捕獲システム」が登場。敵兵を拉致し説得する事で仲間にする事ができるようになった。 --兵士にはそれぞれパラメータやスキルが存在し、誰にどのような任務をさせるかという戦略的要素も加わっている。 ---ただし敵を無力化した後いちいち回収場所までひきずって行かなければならない点が不評であった。これは続編の「ピースウォーカー」において改善されている。 -ストーリーもメタルギアらしい手堅い出来。強大な敵、仲間との出会いと別れ、手に汗握るクライマックスなどは特筆に値する。それを引き立てるキャラクターは「メタルギアソリッド・バンドデシネ」においてアーティストデモを担当したアシュレイ・ウッド氏が担当しており、渋カッコイイ画風も魅力。 --しかし、女性キャラにもその渋さが適用されてしまっている為''とてつもなくブサイク''になってしまっている事は不満が多かった。その為「ピースウォーカー」ではアーティストデモを新川洋司氏が主に担当しており、アシュレイ氏はゲストとして参加している。 -&b(){モンハン日記~ぽかぽかアイルー村~}(カプコン/フロム・ソフトウェア) --今やカプコンの主力ゲームとなった『モンスターハンター』シリーズのスピンオフ作品。 --舞台はモンハンのアイドル的存在「アイルー」達が住む村。主人公の分身もハンターでは無くアイルー。 --全体的にキャラデザインが可愛らしくなり、アイルーやプーギーは無論、なんとリアルだったモンスター達もどことなく可愛く見えるデザインになっている。 --おっちょこちょいだけど頑張り屋で愛くるしい見習い受付嬢や、村の長なのにドジばかり踏むが、どこか憎めない村長など、登場猫物も豊富で個性豊か。また、シリーズお馴染みの人族(人間)キャラも少数ではあるが登場する。 --攻撃でモンスターが血しぶきをあげたり、虫系モンスターを倒してバラバラになる事は無く、子供達にも優しい。CEROレーディングはAである。 --夏には続編である『モンハン日記~ぽかぽかアイルー村G~』が発売された。 -&b(){勇者30 second}(マーベラスエンターテイメント/オーパス) --勇者30の続編だが前作とは基本は同じながらもまったく違う作品である。 --画面は相変わらずドットだが、前作よりも細かく描かれている。 --王女30や魔王30と言った別モードは廃止され、RPGに一本化された事でボリュームが増している。 --物語自体は前作同様に章分けされており、それぞれのシナリオで主人公が異なる。本作は三人の主人公が存在するが、メインの主人公以外も「魔王」や「騎士」ではなく、「勇者」である。 ---尚、勇者は三人とも前作のような顔なしキャラではなく、性格付けがされている。 ---主人公ではないが、四人目の勇者も登場する。その正体は・・・。 --ステージ選択制だった前作とは異なり、ワールドマップを歩いてストーリーを進める。 ---ステージが開始されると前作同様の超速RPGが始まる。凄まじい速さでレベルが上がり、金も湯水の如く溢れるが、ステージが終わると全部没収(所持金は1割だけ残る)。 ---ステージ外では普通のRPG同様、敵を倒してダンジョンを探索したりするが、レベルは上がり難く、バトル報酬も少ない。しかしこちらは没収されない。 --(以下、評価点)前作のノリを継承しながらも、ドラマチックに展開されるストーリーが魅力。王道の部類に入るが、洗練されたテキストと魅力的なキャラクターで、良い王道を貫き通していおり、ドット絵のゲーム画面から想像出来ないほど燃えて泣け、そして想像以上に笑える。 ---感動要素も健在。特に終盤のステージ『勇者30億 Ragnarok』は霜月はるかの歌う「遥かな空間へ」と、その秀逸な内容の相乗効果で号泣必至である。 --相も変わらず豪華過ぎる製作陣。イラストレーターは元より、今回の作曲陣は伊藤賢治、光田康典、なるけみちこと言った大御所が軒並み参加している。BGMのクオリティはゲーム史上屈指とさえ言える。 --前作のキャラも多数登場してストーリーに関わるので、シリーズファンには非常に嬉しい。 ---特に"あのキャラ"との再会は前作のトラウマ経験者は必見である。 --やりこみ要素の充実。探索するべき場所は山ほどあるし、ステージ内もギミックに富んでいて飽きさせない。 ---クリア後も隠しステージやタイムアタック、勇者無限(時間の許す限り魔王を倒し続けるチャレンジモード)に称号集めとやることは盛り沢山。 ---オリジナルのステージも作成可能。手間は掛かるが設定項目は豊富で、自分の好きな通りにステージを作る事が出来る。エディットモードのタイトルは「ロマンシング・ツクレール」。色々と大丈夫なのだろうか・・・。 --(以下、不満点)前作のラスボスの扱いが酷い。ラストバトル前に戦ったボスがラスボス扱いされており、真のラスボスは殆ど存在を抹消されている。精々、隠しステージのチョイ役で登場する程度。 --グローバルレベルの導入により、レベルを上げ過ぎるとステージが簡単で味気なくなってしまう。特に最強ダンジョンの「魔人迷宮」クリア後はそれが顕著である。 ---最高難易度ステージはそれぐらいの状態になっていないとまともに太刀打ちできない。 ---尤も、タイムアタックでは規定のレベルになるので大きな問題は無い。 --前作の主人公達の名前はデフォルトで固定なので、自分で付けた名前に愛着があった人には少し残念。そう言ったシリーズものは珍しくないが、本作は前作のセーブデータを読み込む場所があるので、そこで反映できてもよかったのではないか。 ---因みに、前作のデータを読み込んだとしても、隠し武器が登場するだけ。しかもそれは特に強い訳でもないただのコレクター要素。 --おまけ要素「女神の部屋」のイラストの選定が謎。もっと載せるべき重要キャラはたくさん居るのに、グラフィックが殆ど違わない終盤のあるボスキャラは丁寧に全パターン載せているなど、基準が判らない。 --前作にはあった一枚絵のCGが表示されるイベントが無い。よって本作はオープニングからエンディングのスタッフロールまで全てドット絵の画面である。 ---尤も、この点は前作でも「ゲーム内容とギャップがある」と言う意見もあった為、必ずしも短所と言い切れるものではない。 --(総評)前作の長所は継承、発展させ、短所は殆どを改善させた「正当進化」と呼ぶに相応しい作品である。 //前作のページの「その後の展開」に同じような事を書きましたので、そちらも参照して頂けると良いかもしれません。 -&b(){勇者のくせになまいきだ。シリーズ}(SCE/アクワイア) --魔王を捕まえるためダンジョンに訪れた勇者を、ダンジョンを掘って生み出した魔物により魔王を捕まえる前に倒すという、所謂タワーディフェンスの亜種。1作目、2作目『or2』、3作目『:3D』まで発売されている。 --いくつかの定石はあるものの、ステージひとつに様々な攻略法が存在していて、リプレイ性が高い。 --非常に多いパロディは分かる人にはわかるという程度のものから、ほとんどの人が分かるというものをまである。 ---例として「ぼくに このてを よごせというのか」や「かあさん このあじどうかしら? 」などがある。 ---さらにRPG定番のあの名前の勇者が恨みを晴らさんと、凶悪な強さで登場する。 --掘って魔物を出すというシンプルながらも熱中できるシステム。 ---それでいて魔物によって様々な戦略が生み出せる。 ---新要素が追加されていきながらゲームバランスは崩れていない。 --BGMはリコーダーを中心とした演奏で良曲が多い。 ---:3Dではさらに楽器が増えて豪華な演奏になった。 --PSPの性能を使った綺麗で素晴らしいドット絵。 ---魔物や勇者の動きがよく表現されており、かわいく動く ---エンディングのドット絵の気合入れようは異常である、みたらきっと驚くだろう。(特に:3D) --プレイヤーは「破壊神」であり、直属の部下となるのが「魔王」になるのだが、この魔王が王というにはあまりに俗っぽく小市民的。ヲタ知識にも妙に詳しい。顔はコワイが、彼の存在がこのゲームイメージを決定づける親しみやすさを醸し出している。 ---魔王やムスメの台詞が面白い。 --図鑑のネタ度の高さ。 ---モンスターや勇者など、いずれの項目も読んでいて面白い。特に勇者は物語として繋がっているものも多い(サトルやエリカなど)。 ---余談だが、:3Dの最終面の勇者の項目では一種のノスタルジーを感じた人も多いのではないだろうか。 --問題点は難易度の高さと魔物が多くなることによる処理落ち。 -&b(){リッジレーサーズ}(ナムコ) --携帯機初のリッジレーサー(海外ではRidgeRacer DSが出ているので二作目)でPSPのローンチタイトルの一つ。 --スタッフ曰く「本作でPSPの性能を使い切った」と豪語するそのグラフィックはPS2のVと見間違うほど綺麗、このグラフィックが60fpsでヌルヌル動くのである。 --コンセプトは「リッジレーサーの同窓会」であり、初代からR4までに登場した車種やコースがリファインされて収録されている。 --シリーズの名曲やリミックス曲も収録されており、サントラとしての価値も高い。 --本作から搭載された「ニトロ」は後の作品にも標準搭載されており、ファンからの評価は分かれている。 --2006年には2も発売されており、本作の内容に加えて9コース追加、リミックスや過去曲含めた12曲追加、デュエルモード・サバイバルモードの追加等、大ボリュームを実現した。 -&b(){煉獄 弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.}(ハドソン/ネバーランドカンパニー) --人造人間の「ADAM」を操作して、「煉獄」と呼ばれる塔の最上階を目指すことが目的のARPG。 --敵を倒してパーツを奪い、それを頭・腕・足・胸の五カ所に装着することでキャラをカスタマイズできるのが特徴。 --一部のパーツを覗いてほとんどが全身に装着できるので、頭に銃や剣を装着なんてこともできる。 --当時のPSPソフトとしては高水準なグラフィックなのにも関わらず、驚異的なロードの速さを誇る(それもメディアインストールなしで)。 --方向キーによる簡単操作に加え部位ごとに○×□△ボタンが攻撃に割り当てられているので、直感的な操作が可能。 --一部バランスを崩壊させる武器が存在するが、結局のところ使わなければ問題ない。 --世界観はかなり陰鬱で救いようのない世界なため、鬱ゲーに分類されるかもしれない。 --操作性やインターフェース、ロードの速さなど、あらゆる要素が携帯機に最適化された隠れた名作アクションである。 -&b(){みんなのスッキリ}(SCE/クラップハンズ) --ミニゲーム集。掃除機で大量のゴミを吸い取る・野菜をひたすら切りまくる・様々な武器で戦場を暴れ回る・・・等々、"スッキリ"出来るシチュエーションの数々をミニゲーム化。着眼点が面白く、実際のゲームの出来もよい良作。 **プレイステーション・ヴィータ -&b(){GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動}(SCE 12/2/9) --重力をテーマにした3D箱庭アクションゲーム。 ---モーションセンサーと左右のアナログスティックで重力を操り、壁や天井などあらゆる場所に立ったり高速移動したり、重いものを持ち上げたりできる。 ---戦闘も重力キックや高速回転といった重力を利用した技で敵を倒す。 --重力操作による様々なアクションは多少癖はあるものの浮遊感や移動の爽快感が素晴らしい。重力操作は若干慣れが必要だが、その分自在に飛び回れるようになったときの爽快感は格別。 --グラフィックや音楽も美しく、重力アクションの自由度の高さもあいまって街の中の色々な場所を探索してみたいという意欲にかられる。 ---街自体が1つのダンジョンと言えるほどに広く構造も複雑なため、「ただ街を散策しているだけで数時間経っていた」と言うこともザラにある。 --ボリュームがやや少なかったりリトライが面倒だったりと細かな欠点がないわけでもないが「重力」を使ったアクション性の高さはそれらの点も霞んでしまうほど操作感に新しさと気持ちよさがある。 --ありそうでなかったコンセプトをVitaというハードの特性を生かし切って実現させた名作といえる。 //-&b(){テイルズオブイノセンスR}(バンダイナムコゲームス) //カタログwikiの方で記事作成されたためCO
''このページを利用する前に、[[執筆依頼]]ページの『執筆依頼ページでの注意点』をご一読下さい。'' #contents ---- **ゲームギア -&b(){アーリエル クリスタル伝説}(セガ・エンタープライゼス) --火・水・風・土の4つの属性を駆使した戦闘システムが特徴のシミュレーションRPG。 --GG初期の作品故にまだチップグラフィックは貧弱なところがあるものの、3すくみが特徴となるシステムは単純な力押しの攻略をさせない点でも非常に優秀。 ---敵の正体が最初は不明であり、戦闘前の事前の確認は判別魔法をかけないと判別できないので、MPとの相談も相まって適度な緊張感を得られる。 ---また、属性対策として中立モンスターを仲間にして代わりに戦わせることで弱点をカバーする戦術も取ることが可能。 --ストーリーは王道系。ただし死亡したキャラクターは復活しないので注意。 --キャラクターデザインはモンスターメーカーシリーズで一躍名を挙げた九月姫が担当。その可愛らしいデザインも相まってとっつきやすい作品。 --また、本作は対戦ケーブルを用いた対戦プレイが可能。対戦向けのシステムではあるのでなかなかに完成度は高い。 -&b(){イン ザ ウェイク オブ ヴァンパイア}(シムス) --ゲームギアで出た、何とも『悪魔城ドラキュラ』ライクなアクションゲーム。だが単なる二番煎じでは終わっていない。 ---ロンドンの各地を舞台とし、ドラキュラとはまた違うホラー演出が光る。 --ゲームギアだけあってグラフィックには力が入っている。 --システムも少々変わっており、サブ武器どころか、メイン武器すらも複数存在する。メイン武器選びは戦略上意外と重要である -&b(){シャイニング・フォース外伝 ファイナルコンフリクト}(セガ・エンタープライゼス/ソニック) --GGで展開されていたシャイニングフォース外伝シリーズの最終作。ストーリー的には本編のIとIIの間を繋ぐストーリーで、IIの時代から50年前のパルメキア大陸~グランシール島が舞台。 --遊びやすいシステムはそのままに本陣でのキャラの掛け合いシーンが追加され、より奥深くストーリーを楽しめる。 -&b(){シャダム・クルセイダー ~遥かなる王国~}(セガ・エンタープライゼス) --ファンタジーでは珍しい、アラビアン風の世界を舞台にしたRPG。全5章構成。 --携帯機でプレイすることを前提としたつくりになっており、プレイ中に電源が切れてもその時点で自動セーブされるため、GGによくありがちな突然の電池消耗にも強いのは特筆もの。 --シナリオも王道ながら手堅くまとまっており、前述のセーブシステムも相まって気軽に楽しめる良作。ただ敵のバランスは終盤かなり強くなってくるので注意。 --余談ではあるが、マニュアルの開発後記に書かれているスタッフの叫びが相当にやばい。 -&b(){ロイアルストーン 開かれし時の扉}(セガ・エンタープライゼス) --前作『アーリエル クリスタル伝説』の流れを汲むシミュレーションRPG(といってもストーリー上のつながりはない)。 --火・水・風・土の4つの属性を駆使した戦闘システムもさらに洗練され、グラフィック面の向上や前作に引き続きキャラクターデザインを行っている九月姫の可愛らしいキャラも相まって遊びやすくとっつきやすい。難易度も難しすぎず易しすぎずの適度な歯ごたえ。 --ただしシナリオは前作とは異なり鬱展開の連続なので、その面でのとっつきにくさが人によってはやや問題といえば問題か。とはいえシナリオ自体の完成度は非常に高いのでやっておいて損はない作品。 **ネオジオポケット(含カラー) -&b(){メタルスラッグ1stミッション&br()メタルスラッグ2ndミッション}(共にSNK) --1st・2nd両作とも本家とは毛色が全く異なるがグラフィックが当時の携帯機の水準をはるかに超え、ゲーム性も40近くの小任務をちょこちょここなしていく内容に大幅変更され「もうひとつのメタルスラッグ」感がよく出ている。 --特に2ndは2名のオリジナル主人公のギムレット・レッドアイそれぞれの視点から見た様々な小任務群であり、シチュエーションや通信会話の多彩さ、そして捕虜探しがとても楽しい。捕虜全100名の名簿を埋めると解禁される、もはや別ゲーともいえるほどプレイヤー性能が変化する「大魔王モード」により二度楽しめる内容。 --両作ともボス戦において手榴弾があまりに強力すぎるという欠点があるが、本家と異なり戦闘がメインの作品ではないためそこまで大きな問題には感じない。 **ワンダースワン(含カラー) -&b(){Riviera ~約束の地リヴィエラ~}(スティング) --手軽な操作と可愛いキャラクター、携帯機の限界ギリギリに挑戦したお色気シーンが好評となった。移植については賛否があるが、GBA版は高額取引されているほどの人気がある。 --ゲーム自体はスティング作品なのでかなり人を選ぶ(ユグドラ・ユニオンほどではないが)。上質BGMと一枚絵背景を堪能する雰囲気ゲーである。 --反面PSP版では過剰なボイス量、ディスクメディア特有のロードの長さに加え、何度もやり直しを求めるゲームスタイルにもかかわらずソフトリセットやロード機能が無いため非常にもっさりとしたものとなってしまい(ちなみに例のお色気シーンも削除されている)評価は散々であった。その後以上の点を修正したスペシャルエディション版が出されるも汚名返上するほどには到らなかった。 **プレイステーション・ポータブル -&b(){イースI&IIクロニクルズ}(日本ファルコム) --現時点でのイースI・IIの最新作。 --原作に忠実なリメイクで、DS等で問題視されてた点(ロードや音質)が大幅に改善。 --ビジュアルも新旧から選択できるため、旧ファンも安心。 --BGMもフェルガナ同様音源の選択が可能。 --体当たり戦法まで再現されている。 //依頼者は本作のみプレイしているため、別の移植作を経験された方に細かやかな情報を執筆願います。 -&b(){俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル}(バンダイナムコゲームス/ガイズウェア 11/1/27) --ラノベやアニメでの人気作『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のPSPゲーム。『とらドラ・ポータブル!』を製作した同スタッフが製作している。 --フォローチャートなどの親切設計になっており、非常に操作しやすく、原作ファンとアニメファン双方が満足する出来となっており、評価が高いキャラゲーである。 --ただ、前作のとらドラPに比べたら大分マシにはなったが、今作も一部のルートは難易度が高い。 -&b(){カルネージハートポータブル}(元気/アートディンク 06/8/3) --PS1の名作が復活。一時はプレミアソフトとなった程の中毒性を誇る。 --チュートリアルが搭載されたが、やはりハードルは高い。しかしハマる人はとことんまでハマる。「購入者の1%しか楽しめないが、その1%は他のゲームの100倍楽しめる」、そんなゲーム。 -&b(){クライシス コア ファイナルファンタジーVII} (スクウェア・エニックス 07/9/13) --FFVIIのスピンオフ作品群、コンピレーションオブFFVIIの一つ。VII本編では回想でのみ登場したザックスが主人公。セフィロスやクラウド・エアリス・ユフィといった面々も登場。 --シナリオについて ---全体的に暗い雰囲気。登場人物もどこか影がある人ばかりの中、ザックスが元気溢れる若者なのがある程度救いか。 ---エンディングはハッピーエンドとは言い難い。そもそも本編に続く話なので当然ではあるが、知っている人ならば本作で少々暗い気分になってしまう事もあるかも。 ---主人公とその周辺キャラの死亡率が凄まじい。そのため鬱ゲー扱いされることがある。 --本作はアクションRPGで、戦闘システムの評価は高い。 ---難易度は低めでARPG初心者でも簡単にクリアできるようになっている。しかしやりこみ要素であるミッションはなかなか難しい。 --グラフィックはPS2にも負けず衰えず、現時点でも見劣りしない。 --やりこみ要素も豊富。ミッションやサブイベントの数も多く、シリーズですっかりお馴染みとなった隠しボスもいる。 --FFVII関連作品の例にもれず、ストーリーには細かい所で後付けや原作との矛盾点が見られるが、今作は無視しても問題無いレベル。 -&b(){グランナイツヒストリー} (マーベラスエンターテイメント/ヴァニラウェア) --育成モードで軍人を育て、1人前になったら戦争モードへ送り出し、オンラインで他のプレイヤーと戦わせるというファンタジーRPG。 --戦闘はコマンド入力式で、互いに4×3マスのグリッド内で、陣形などの効果を考えて配置する。 --戦争モードでは自分で操作するか、自動で進軍するかを選ぶ。自分の力で確実に変わっていく戦況を見るのが楽しい。 --ヴァニラウェア作品の例に漏れず、グラフィックの出来が素晴らしい。 -&b(){God of War 落日の悲愴曲}(SCE/カプコン) --PSP史上初の333MHzで動作する作品であり、PSPとは思えない超美麗なグラフィックが特徴。 --それでいて過去作同様ロードがほぼ皆無なのも良し。 --携帯機故かストーリーは短いものの、最高難易度や隠しコスチュームなどのやりこみ要素は充実している。 --当然と言えば当然なのだがPS2版とは一部操作が異なるため、慣れるのに時間が掛かる。 -&b(){実況パワフルプロ野球ポータブルシリーズ}(KONAMI 06/4/1~10/7/15?) --2006年度より、毎年PSPで展開されているパワプロシリーズ。 --グラフィックや球場のリアリティ等は据え置き機には劣るが、肝心の野球部分は本家にまったく劣っていない。 --寧ろ本家13以降迷走しぱなしの投手の体感球速調整を今シリーズは自分好みに五段階に調整できるため、こちらの方が上という声も。 --本家との違いにPoTaCaという収集要素があり、これにより登録されている実在選手を自分好みに強化することが可能(制約はあるが)。 --特に、3以降はサクセスやマイライフが導入されたことで、ボリューム的にも本家に全く劣らないものとなった。 --今なら、WEBでOB選手のみならず、現役選手の全盛期の選手データや、メジャー選手のデータもUSB経由で簡単に手に入れることができるのでお勧めである(ただし、これらのデータは改造で作ったものが多いので注意が必要)。 --ポータブル6に当たるはずだった『2011』では「PoTaCa」初め、シリーズの独自の要素が全廃止され、PS3版『2011』と同仕様となった。そのため「ポータブル」としての現時点での最終作は実質、5に当たる『2010』といえる。 -&b(){SIMPLE2500シリーズ Vol.11 THE パズルクエスト~アガリアの騎士~}(D3パブリッシャー) --戦闘をパズルに置き換えたコンセプトのRPG。 --通常の戦闘は一見ズーキーパーに似た運の要素の強いパズルなのだが、繰り返しやるうちにテクニックや知識も多く必要になってくることに気づく。 --更に敵の捕獲、アイテムの作成、魔法の取得、拠点攻略など違う場面でアレンジの違うパズルが設定されている。 --基本ルールは同じなのにアレンジの差で全く別のパズルになっており非常に高い中毒性を持つ。止め時がわからないという声が多数。 --ストーリーは王道なりに手抜きがなくキャラクターもしっかりしており、やり込み要素もかなりのものである。誇張でもなんでもなく100時間以上プレイできる。 --問題点は元々海外作品の移植であるためか誤訳、誤字、脱字が凄まじい。 --また定期的にフリーズが入るのも困り物。(オートセーブなので実害はないが) --以上のようなゲーム性が評価されSIMPLEシリーズでありながら、ファミ通のクロスレビューでシルバー殿堂入りを果たした。 -&b(){GA 芸術科アートデザインクラス Slapstick WONDERLAND}(ラッセル) --アニメ化もされたきゆづきさとこ原作の4コマ漫画「GA 芸術科アートデザインクラス」の外伝的作品。 --オリジナルキャラクターである留学生のマリ(本名マリアンヌ・ファン・ティエネン)を操作し、Aクラスのメンバー5人と共に課題の絵本を製作するというストーリー。 --ノベルパートの合間に絵本製作パートが挟まれて、アイディアをもらうキャラによって絵本の展開が変化、後半では完成した絵本の中を冒険するという展開に。 --好感度の概念があり、会話パートの選択肢などで上下。一番好感度が高かったキャラとの特殊EDが見れる。 --もちろんAクラスのメンバー5人だけではなく、美術部のメンバーや先生達も登場。オリジナルキャラとして巨大なおにわとり様と中庭に埋まってるハニワ、謎のキノコであるカルロスも登場する。その一方でアニメに登場したクラスメイトの吉川が出なかったり、アニメで猛プッシュされたマスコットキャラの「素猫(すねこ)」があまり登場しなかったりする。 ---初回特典としてもおにわとり様のぬいぐるみが付属したが、この点でもファンから「なぜ素猫じゃないんだ」と散々言われた。 --また、スクリーンショットの保存ができるので、好きなイベントシーンをPSPの壁紙にできる。 --アドベンチャーゲーとして謎解き要素などは皆無だが、ところどころ原作愛に満ちておりGA独特のゆるくもドタバタな学園生活を楽しめる。キャラゲーとしてはかなり良質なので、原作ファンならやって損はない。 --主人公のマリはきゆづきさとこ氏デザインで、発売日前後の漫画連載ではゲスト出演もした。 --余談だが、きゆづき氏がキャラデザを担当した「ユグドラ・ユニオン」のキャラ名と会社名が被ってることをネタにされたことも。 -&b(){スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園}(スパイク・チュン・ソフト12/7/24) --''このゲームは発売から3ヶ月経過していません。記事の制作は10月24日以降に行ってください。'' --サイコポップADV『ダンガンロンパ』の続編。 --基本的な流れは変わらないが、「反論」や「賛成ブレイク」といった新要素が追加され、面白味が増した。 ---難易度も上昇しており、かなりの手ごたえを感じる。 --ボリュームも増加。やりこみ要素が充実しており、クリアした後の特典も豪華。 --賛否の分かれる点としてはストーリー面だろうか。 ---前作でも絶望感が凄まじかったが、今回も「スーパー」の名に恥じぬ凄惨さ。 ---また、前作に比べて少々無理やりな感じのする部分が多め。ただし犯行のトリックは好評。 ---おしおきが前作よりもポップになっているのも「より絶望感が増した」「少しイマイチかも」と意見は割れている模様。 -&b(){ナルキッソス ~もしも明日があるなら~ポータブル}(角川書店×ホビボックス/レジスタ 10/6/24) --とあるカトリック系病院の7Fにある緩和ケア病棟(ホスピス)を部隊に綴られるADV。 --そこで過ごす患者を中心に様々な人物の生き様がオムニバス形式で語られ、1つ1つに違ったテーマ(非介助者の尊厳、安楽死の是非、どう生きてどう死ぬかなど)が設定されていてとても読み応えがあるシナリオである。 --あるシナリオを読了すると次のシナリオが解放される、という手順を繰り返して進めていき、最終的に14本のシナリオが読めるようになる(そのうち2つはPCからの移植なので、PSP版で起こされた作品という意味では12本が楽しめる)。 --台詞毎に入るロードによって演出テンポが遅延し、オートモードでプレイしたときにどうとも言えないもっさり感がある。メディアインストールも行えないので微妙にストレスが貯まる。また件の読み込み時にとても大きなシーク音が発生する点も残念なところである。 --システム的には少し残念な本作であるが、キャスト人の快演もあってノベルゲームとしての完成度は高い。 --現代日本を舞台に、しかも結構リアルに作られた本作の世界観は、いわゆる奇跡が起こらない。故に主人公たちは否応なく死に至るのだが、それに赴く家庭を過剰に演出せず淡々と描写することでプレイヤーに自然と命や人生について考えさせてくれる。 --出荷数は少ないが、機会があればぜひ触れてみていただきたい一作。 //カタログに同作品の記事あり。 -&b(){流行り神 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル&br()流行り神2 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル}(日本一ソフトウェア 1:05/12/15、2:08/8/7) --両作品ともに所謂「都市伝説」を題材としたアドべンチャーゲーム。PS2版からの移植作品で、PSP版は追加要素がほんのりとある部分も。 --プレイヤーに推理を問う選択肢が存在し、それによって「オカルトサイド・科学サイド」の2つの流れに大きく分かれる。読んでいて面白い作品である。 --選択肢によって大幅に流れが変わるに加え、ボリュームがそこそこあるため、片方だけでも良いのでしっかりとプレイされた方の執筆をお願いしたいです。 //-&b(){Fate/EXTRA}(マーベラスエンターテイメント/TYPE-MOON、イメージエポック) //カタログにて記事作成されたのでCO。 -&b(){メタルギアソリッド ポータブルオプス}(KONAMI) //Wikipedia等では「ポータブルOPS」という表記になっていますが、あくまで公式の表記に基づきました。 -有名ステルスアクションゲームにおいて「メタルギア・サーガ」に含まれる作品群の中では初めてのPSP作品となる。 --PSPにおいては既に「メタルギアアシッド」シリーズが存在するが、今回はタイトルの通り外伝ではなく「本編」の物語に属する。 -新たなシステムとして「敵兵捕獲システム」が登場。敵兵を拉致し説得する事で仲間にする事ができるようになった。 --兵士にはそれぞれパラメータやスキルが存在し、誰にどのような任務をさせるかという戦略的要素も加わっている。 ---ただし敵を無力化した後いちいち回収場所までひきずって行かなければならない点が不評であった。これは続編の「ピースウォーカー」において改善されている。 -ストーリーもメタルギアらしい手堅い出来。強大な敵、仲間との出会いと別れ、手に汗握るクライマックスなどは特筆に値する。それを引き立てるキャラクターは「メタルギアソリッド・バンドデシネ」においてアーティストデモを担当したアシュレイ・ウッド氏が担当しており、渋カッコイイ画風も魅力。 --しかし、女性キャラにもその渋さが適用されてしまっている為''とてつもなくブサイク''になってしまっている事は不満が多かった。その為「ピースウォーカー」ではアーティストデモを新川洋司氏が主に担当しており、アシュレイ氏はゲストとして参加している。 -&b(){モンハン日記~ぽかぽかアイルー村~}(カプコン/フロム・ソフトウェア) --今やカプコンの主力ゲームとなった『モンスターハンター』シリーズのスピンオフ作品。 --舞台はモンハンのアイドル的存在「アイルー」達が住む村。主人公の分身もハンターでは無くアイルー。 --全体的にキャラデザインが可愛らしくなり、アイルーやプーギーは無論、なんとリアルだったモンスター達もどことなく可愛く見えるデザインになっている。 --おっちょこちょいだけど頑張り屋で愛くるしい見習い受付嬢や、村の長なのにドジばかり踏むが、どこか憎めない村長など、登場猫物も豊富で個性豊か。また、シリーズお馴染みの人族(人間)キャラも少数ではあるが登場する。 --攻撃でモンスターが血しぶきをあげたり、虫系モンスターを倒してバラバラになる事は無く、子供達にも優しい。CEROレーディングはAである。 --夏には続編である『モンハン日記~ぽかぽかアイルー村G~』が発売された。 -&b(){勇者30 second}(マーベラスエンターテイメント/オーパス) --勇者30の続編だが前作とは基本は同じながらもまったく違う作品である。 --画面は相変わらずドットだが、前作よりも細かく描かれている。 --王女30や魔王30と言った別モードは廃止され、RPGに一本化された事でボリュームが増している。 --物語自体は前作同様に章分けされており、それぞれのシナリオで主人公が異なる。本作は三人の主人公が存在するが、メインの主人公以外も「魔王」や「騎士」ではなく、「勇者」である。 ---尚、勇者は三人とも前作のような顔なしキャラではなく、性格付けがされている。 ---主人公ではないが、四人目の勇者も登場する。その正体は・・・。 --ステージ選択制だった前作とは異なり、ワールドマップを歩いてストーリーを進める。 ---ステージが開始されると前作同様の超速RPGが始まる。凄まじい速さでレベルが上がり、金も湯水の如く溢れるが、ステージが終わると全部没収(所持金は1割だけ残る)。 ---ステージ外では普通のRPG同様、敵を倒してダンジョンを探索したりするが、レベルは上がり難く、バトル報酬も少ない。しかしこちらは没収されない。 --(以下、評価点)前作のノリを継承しながらも、ドラマチックに展開されるストーリーが魅力。王道の部類に入るが、洗練されたテキストと魅力的なキャラクターで、良い王道を貫き通していおり、ドット絵のゲーム画面から想像出来ないほど燃えて泣け、そして想像以上に笑える。 ---感動要素も健在。特に終盤のステージ『勇者30億 Ragnarok』は霜月はるかの歌う「遥かな空間へ」と、その秀逸な内容の相乗効果で号泣必至である。 --相も変わらず豪華過ぎる製作陣。イラストレーターは元より、今回の作曲陣は伊藤賢治、光田康典、なるけみちこと言った大御所が軒並み参加している。BGMのクオリティはゲーム史上屈指とさえ言える。 --前作のキャラも多数登場してストーリーに関わるので、シリーズファンには非常に嬉しい。 ---特に"あのキャラ"との再会は前作のトラウマ経験者は必見である。 --やりこみ要素の充実。探索するべき場所は山ほどあるし、ステージ内もギミックに富んでいて飽きさせない。 ---クリア後も隠しステージやタイムアタック、勇者無限(時間の許す限り魔王を倒し続けるチャレンジモード)に称号集めとやることは盛り沢山。 ---オリジナルのステージも作成可能。手間は掛かるが設定項目は豊富で、自分の好きな通りにステージを作る事が出来る。エディットモードのタイトルは「ロマンシング・ツクレール」。色々と大丈夫なのだろうか・・・。 --(以下、不満点)前作のラスボスの扱いが酷い。ラストバトル前に戦ったボスがラスボス扱いされており、真のラスボスは殆ど存在を抹消されている。精々、隠しステージのチョイ役で登場する程度。 --グローバルレベルの導入により、レベルを上げ過ぎるとステージが簡単で味気なくなってしまう。特に最強ダンジョンの「魔人迷宮」クリア後はそれが顕著である。 ---最高難易度ステージはそれぐらいの状態になっていないとまともに太刀打ちできない。 ---尤も、タイムアタックでは規定のレベルになるので大きな問題は無い。 --前作の主人公達の名前はデフォルトで固定なので、自分で付けた名前に愛着があった人には少し残念。そう言ったシリーズものは珍しくないが、本作は前作のセーブデータを読み込む場所があるので、そこで反映できてもよかったのではないか。 ---因みに、前作のデータを読み込んだとしても、隠し武器が登場するだけ。しかもそれは特に強い訳でもないただのコレクター要素。 --おまけ要素「女神の部屋」のイラストの選定が謎。もっと載せるべき重要キャラはたくさん居るのに、グラフィックが殆ど違わない終盤のあるボスキャラは丁寧に全パターン載せているなど、基準が判らない。 --前作にはあった一枚絵のCGが表示されるイベントが無い。よって本作はオープニングからエンディングのスタッフロールまで全てドット絵の画面である。 ---尤も、この点は前作でも「ゲーム内容とギャップがある」と言う意見もあった為、必ずしも短所と言い切れるものではない。 --(総評)前作の長所は継承、発展させ、短所は殆どを改善させた「正当進化」と呼ぶに相応しい作品である。 //前作のページの「その後の展開」に同じような事を書きましたので、そちらも参照して頂けると良いかもしれません。 -&b(){勇者のくせになまいきだ。シリーズ}(SCE/アクワイア) --魔王を捕まえるためダンジョンに訪れた勇者を、ダンジョンを掘って生み出した魔物により魔王を捕まえる前に倒すという、所謂タワーディフェンスの亜種。1作目、2作目『or2』、3作目『:3D』まで発売されている。 --いくつかの定石はあるものの、ステージひとつに様々な攻略法が存在していて、リプレイ性が高い。 --非常に多いパロディは分かる人にはわかるという程度のものから、ほとんどの人が分かるというものをまである。 ---例として「ぼくに このてを よごせというのか」や「かあさん このあじどうかしら? 」などがある。 ---さらにRPG定番のあの名前の勇者が恨みを晴らさんと、凶悪な強さで登場する。 --掘って魔物を出すというシンプルながらも熱中できるシステム。 ---それでいて魔物によって様々な戦略が生み出せる。 ---新要素が追加されていきながらゲームバランスは崩れていない。 --BGMはリコーダーを中心とした演奏で良曲が多い。 ---:3Dではさらに楽器が増えて豪華な演奏になった。 --PSPの性能を使った綺麗で素晴らしいドット絵。 ---魔物や勇者の動きがよく表現されており、かわいく動く ---エンディングのドット絵の気合入れようは異常である、みたらきっと驚くだろう。(特に:3D) --プレイヤーは「破壊神」であり、直属の部下となるのが「魔王」になるのだが、この魔王が王というにはあまりに俗っぽく小市民的。ヲタ知識にも妙に詳しい。顔はコワイが、彼の存在がこのゲームイメージを決定づける親しみやすさを醸し出している。 ---魔王やムスメの台詞が面白い。 --図鑑のネタ度の高さ。 ---モンスターや勇者など、いずれの項目も読んでいて面白い。特に勇者は物語として繋がっているものも多い(サトルやエリカなど)。 ---余談だが、:3Dの最終面の勇者の項目では一種のノスタルジーを感じた人も多いのではないだろうか。 --問題点は難易度の高さと魔物が多くなることによる処理落ち。 -&b(){リッジレーサーズ}(ナムコ) --携帯機初のリッジレーサー(海外ではRidgeRacer DSが出ているので二作目)でPSPのローンチタイトルの一つ。 --スタッフ曰く「本作でPSPの性能を使い切った」と豪語するそのグラフィックはPS2のVと見間違うほど綺麗、このグラフィックが60fpsでヌルヌル動くのである。 --コンセプトは「リッジレーサーの同窓会」であり、初代からR4までに登場した車種やコースがリファインされて収録されている。 --シリーズの名曲やリミックス曲も収録されており、サントラとしての価値も高い。 --本作から搭載された「ニトロ」は後の作品にも標準搭載されており、ファンからの評価は分かれている。 --2006年には2も発売されており、本作の内容に加えて9コース追加、リミックスや過去曲含めた12曲追加、デュエルモード・サバイバルモードの追加等、大ボリュームを実現した。 -&b(){煉獄 弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.}(ハドソン/ネバーランドカンパニー) --人造人間の「ADAM」を操作して、「煉獄」と呼ばれる塔の最上階を目指すことが目的のARPG。 --敵を倒してパーツを奪い、それを頭・腕・足・胸の五カ所に装着することでキャラをカスタマイズできるのが特徴。 --一部のパーツを覗いてほとんどが全身に装着できるので、頭に銃や剣を装着なんてこともできる。 --当時のPSPソフトとしては高水準なグラフィックなのにも関わらず、驚異的なロードの速さを誇る(それもメディアインストールなしで)。 --方向キーによる簡単操作に加え部位ごとに○×□△ボタンが攻撃に割り当てられているので、直感的な操作が可能。 --一部バランスを崩壊させる武器が存在するが、結局のところ使わなければ問題ない。 --世界観はかなり陰鬱で救いようのない世界なため、鬱ゲーに分類されるかもしれない。 --操作性やインターフェース、ロードの速さなど、あらゆる要素が携帯機に最適化された隠れた名作アクションである。 -&b(){みんなのスッキリ}(SCE/クラップハンズ) --ミニゲーム集。掃除機で大量のゴミを吸い取る・野菜をひたすら切りまくる・様々な武器で戦場を暴れ回る・・・等々、"スッキリ"出来るシチュエーションの数々をミニゲーム化。着眼点が面白く、実際のゲームの出来もよい良作。 **プレイステーション・ヴィータ -&b(){GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動}(SCE 12/2/9) --重力をテーマにした3D箱庭アクションゲーム。 ---モーションセンサーと左右のアナログスティックで重力を操り、壁や天井などあらゆる場所に立ったり高速移動したり、重いものを持ち上げたりできる。 ---戦闘も重力キックや高速回転といった重力を利用した技で敵を倒す。 --重力操作による様々なアクションは多少癖はあるものの浮遊感や移動の爽快感が素晴らしい。重力操作は若干慣れが必要だが、その分自在に飛び回れるようになったときの爽快感は格別。 --グラフィックや音楽も美しく、重力アクションの自由度の高さもあいまって街の中の色々な場所を探索してみたいという意欲にかられる。 ---街自体が1つのダンジョンと言えるほどに広く構造も複雑なため、「ただ街を散策しているだけで数時間経っていた」と言うこともザラにある。 --ボリュームがやや少なかったりリトライが面倒だったりと細かな欠点がないわけでもないが「重力」を使ったアクション性の高さはそれらの点も霞んでしまうほど操作感に新しさと気持ちよさがある。 --ありそうでなかったコンセプトをVitaというハードの特性を生かし切って実現させた名作といえる。 //-&b(){テイルズオブイノセンスR}(バンダイナムコゲームス) //カタログwikiの方で記事作成されたためCO

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