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ぷよぷよ通 - (2012/10/28 (日) 17:02:09) の1つ前との変更点
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*ぷよぷよ通
【ぷよぷよつう】
|ジャンル|落ち物パズルゲーム|~|~|
|対応機種|(多数機種にて発売)((アーケード、メガドライブ、ゲームギア、スーパーファミコン、ゲームボーイ、PCエンジン スーパーCD-ROM2、セガサターン、プレイステーション、Windowsなど。))|~|~|
|開発元&br()発売元【SFC他】|コンパイル|~|~|
|発売元(他機種)|【AC/MD】セガ・エンタープライゼス&br()【PCE】NECインターチャネル|~|~|
|稼働開始日【AC】|1994年9月下旬|~|~|
|発売日|【MD】1994年12月2日&br()【SFC】1995年12月8日/リミックス:1996年3月8日|~|~|
|プレイ人数|1~2人(機種によっては1~4人)|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[魔導物語・ぷよぷよシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/574.html]]''|
**概要
-落ちものパズルとして一世を風靡した前作『ぷよぷよ』の続編。
--前作の悪い点を改善、登場キャラクターが3倍近くに増えたり、新システムの追加などあらゆる面でパワーアップしていて、これを最高傑作に挙げる人も多い。
-基本的なルールは前作と全く変わらないが、いくつかシステムとルールが追加されている。
--『ひとりでぷよぷよ』は塔を登っていき、同一階での対戦で得た経験値が規定点に到達すればレベルアップして次の階に進めるというシステムになっている。
--『ふたりでぷよぷよ』は前作と同じノーマルルールに加え、固ぷよ、得点ぷという特殊なおじゃまぷよ(後述)を使うルールなどもある。
**追加された新システム
''相殺''
-相手がぷよを消して自分のフィールドにおじゃまぷよが降る予告ぷよが発生している時にぷよを消すと、消した時に発生したおじゃまぷよの分降ってくる量を減らせる。余った分は相手のフィールドに移動する。
--この相殺こそがこのゲームの肝であり、致死量連鎖(おじゃまぷよ72個以上)を先に決めた者勝ちだった対戦プレイの幅を大きく広げた。たとえ100個以上のおじゃま予告が出ても相殺によって生存・逆転の可能性を残せるというシーソーゲームの様相を呈するようになった。
-例えば同じスピードで5連鎖を作り、相手がそれを先に打ってきても、相手の連鎖が終わる間にこちらが連鎖を6に伸ばせば、相手から送られてきたおじゃまぷよをすべて相殺した上で、相手に大量のおじゃまぷよを送ることができる。したがって、先手必勝ではなく後打ち有利となり、いかに早く致死連鎖を作るかではなく、いかに相手より大きな連鎖を作るかに重点が置かれるようになった。
''全消し''
-フィールドに積まれたぷよを全て消すと「全消し」になる。この状態で更にぷよを消すと、ボーナスとして相手に普通より多くおじゃまぷよを降らせることができる。その分の得点も入っている。
''クイックターン''
-縦向きの1個分の隙間にぷよが入った時にボタンを素早く2回押すと、上下が入れ替わるようになった。
-ぷよの入れ間違えを修正できるようになり、また時間稼ぎもできるようになった。
''NEXT2ぷよ''
-画面には次のぷよが表示されているが、その次のぷよも少しだけ見えるようになった。
''ぷよ、予告ぷよ、おじゃまぷよの進化''
-普通のぷよが積まれた後表情が変化したりと、色々アニメーションするようになった。
-予告ぷよも前作の小(1個)、大(6個)、岩(30個)に加え、きのこ(200個)、星(300個)、王冠(400個)が追加された。
-普通のおじゃまぷよに加えて固ぷよと得点ぷよが追加された。
--固ぷよは隣のぷよが1回消えただけでは消せず普通のおじゃまぷよになるだけで、少ない量でも結構なダメージになる。2回目で消せる。
--ぷよを消す際に2か所で隣り合っていれば1発で消え、目玉が天に昇っていく演出がある。
-得点ぷよは普通に消せるが、その名の通り消すと得点が入る。
--大量に降った後カウンターで一気にに消えると恐ろしい。
''連鎖ボイスが増えた''
--敵味方とも前作の5種から7種に増えた。前作の5連鎖のボイスが7連鎖ボイスとなり、5連鎖と6連鎖のボイスは新しいものになっている。
**問題点(賛否両論点?)
''ひとりでぷよぷよの延長戦キャラが非常に出しにくい''
-ひとりでぷよぷよではスコアとは別に経験値があり、得点した分だけ経験値に加算される。最上階以外の各階に規定点が設定されていて、それまでの獲得経験値の合計が規定点に達することで次の階に進むのだが、その階の全ての敵を倒しても規定点に届かない場合に発生するのが延長戦。敵がもう一人登場し、これに勝って規定点をクリアすればレベルアップ、勝ってもまだ足りなければゲームオーバーになってしまう((機種によってはゲームオーバーにならず、同じキャラと再戦になる。))。
--しかし普通にプレイしていると規定点自体が低く、負けてもその戦いの点数が経験値に加算されるため((経験値はトータルスコアとは別に記録される。トータルスコアは負けてコンティニューすると0に戻る。ただし勝利しない限りは経験値が規定点以上になることはない))簡単にクリアしてしまう事が多く、狙って延長戦に持ち込むのはなかなか難しい。
--上の階の経験値はそれまでの階の合計点の上に積み重ねられるが、上の階ほど(結果として)規定値の縛りが緩くなっている。敵数の少なくなる4階(4体)や5階(2体)はともかく、3連鎖ですら点の取りすぎになってしまう低階層の方が出現させるのが難儀なのである。
--1階の規定点15,000点は、ぷよぷよ通の唯一の失敗として挙げられることも多い。1階のデフォルトの敵キャラ数は''8体''(このせいか、移植版の一部では規定点が25,000点もしくは30,000点に引き上げられている)。
''「漫才デモ」の廃止''
-AC版、MD版等では対戦開始前に敵キャラクターの紹介が表示されるが、前作にあった「漫才デモ」が廃止されている。
--余談だが、AC版ではトリオ・ザ・バンシーの紹介の際に「こいつらのおかげで八部衆は11名になった」((もちろん10名(トリオ・ザ・バンシー3名+他7名)が正しい。MD版ではその点に気がついたのか10名に修正されている。))と表記されている。
**機種ごとのルール、モード
-今作は様々な機種に移植されていて、機種によってあったりなかったりするシステムやルールがある。
''乱入''
-アーケードや初期の移植では格闘ゲームよろしくひとりでぷよぷよ中に乱入できる。
-対戦して勝った方がひとりでぷよぷよのプレイを引き継ぐ。
''追加ルールとエディットルール''
-対戦モードにルールが増えており、追加ルールは2個消しと6個消しというぷよぷよの概念そのものを覆すルール。
-エディットはぷよの消える数、おじゃまぷよ1個降らせるのに必要な点数、連鎖の際のおじゃまぷよの増える倍率、おじゃまぷよの得点などいろいろなルールを自分で設定して対戦できる。
''れんしゅうモード''
--ひとりでぷよぷよのやさしいモードで、3~7人と順番に対戦する。このモード用に追加された敵キャラもいる。
''通モード''
-「ひとりで~」と同様だが、ゲームランクが最高難易度に固定された状態で全キャラと順番に対戦していく長い長いモード。機種によってはセーブができる。
--並び順は機種によって違っていて、マスクドサタン((「ひとりで~」1階の延長戦及び条件を満たした場合の最終戦に出てくる隠しキャラ。正体はバレバレ。))が出てくる機種もある。
''みんなでぷよぷよ''
-最大4人(CPUも入れられる)で対戦できるモード。
-一人一人の画面は小さくなるものの多人数での対戦で盛り上がれる。
''とことんぷよぷよ''
-前作からあるモードだが一部の機種にしかない。
**総評
総じて問題点は少なく、最高傑作の評価に恥じない名作であるといえる。
*ぷよぷよ通
【ぷよぷよつう】
|ジャンル|落ち物パズルゲーム|~|~|
|対応機種|(多数機種にて発売)((アーケード、メガドライブ、ゲームギア、スーパーファミコン、ゲームボーイ、PCエンジン スーパーCD-ROM2、セガサターン、プレイステーション、Windowsなど。))|~|~|
|開発元&br()発売元【SFC他】|コンパイル|~|~|
|発売元(他機種)|【AC/MD】セガ・エンタープライゼス&br()【PCE】NECインターチャネル|~|~|
|稼働開始日【AC】|1994年9月下旬|~|~|
|発売日|【MD】1994年12月2日&br()【SFC】1995年12月8日/リミックス:1996年3月8日|~|~|
|プレイ人数|1~2人(機種によっては1~4人)|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[魔導物語・ぷよぷよシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/574.html]]''|
**概要
-落ちものパズルとして一世を風靡した前作『ぷよぷよ』の続編。
--前作の悪い点を改善、登場キャラクターが3倍近くに増えたり、新システムの追加などあらゆる面でパワーアップしていて、これを最高傑作に挙げる人も多い。
-基本的なルールは前作と全く変わらないが、いくつかシステムとルールが追加されている。
--『ひとりでぷよぷよ』は塔を登っていき、同一階での対戦で得た経験値が規定点に到達すればレベルアップして次の階に進めるというシステムになっている。
--『ふたりでぷよぷよ』は前作と同じノーマルルールに加え、固ぷよ、得点ぷという特殊なおじゃまぷよ(後述)を使うルールなどもある。
**追加された新システム
''相殺''
-相手がぷよを消して自分のフィールドにおじゃまぷよが降る予告ぷよが発生している時にぷよを消すと、消した時に発生したおじゃまぷよの分降ってくる量を減らせる。余った分は相手のフィールドに移動する。
--この相殺こそがこのゲームの肝であり、致死量連鎖(おじゃまぷよ72個以上)を先に決めた者勝ちだった対戦プレイの幅を大きく広げた。たとえ100個以上のおじゃま予告が出ても相殺によって生存・逆転の可能性を残せるというシーソーゲームの様相を呈するようになった。
-例えば同じスピードで5連鎖を作り、相手がそれを先に打ってきても、相手の連鎖が終わる間にこちらが連鎖を6に伸ばせば、相手から送られてきたおじゃまぷよをすべて相殺した上で、相手に大量のおじゃまぷよを送ることができる。したがって、先手必勝ではなく後打ち有利となり、いかに早く致死連鎖を作るかではなく、いかに相手より大きな連鎖を作るかに重点が置かれるようになった。
''全消し''
-フィールドに積まれたぷよを全て消すと「全消し」になる。この状態で更にぷよを消すと、ボーナスとして相手に普通より多くおじゃまぷよを降らせることができる。その分の得点も入っている。
''クイックターン''
-縦向きの1個分の隙間にぷよが入った時にボタンを素早く2回押すと、上下が入れ替わるようになった。
-ぷよの入れ間違えを修正できるようになり、また時間稼ぎもできるようになった。
''NEXT2ぷよ''
-画面には次のぷよが表示されているが、その次のぷよも少しだけ見えるようになった。
''ぷよ、予告ぷよ、おじゃまぷよの進化''
-普通のぷよが積まれた後表情が変化したりと、色々アニメーションするようになった。
-予告ぷよも前作の小(1個)、大(6個)、岩(30個)に加え、きのこ(200個)、星(300個)、王冠(400個)が追加された。
-普通のおじゃまぷよに加えて固ぷよと得点ぷよが追加された。
--固ぷよは隣のぷよが1回消えただけでは消せず普通のおじゃまぷよになるだけで、少ない量でも結構なダメージになる。2回目で消せる。
--ぷよを消す際に2か所で隣り合っていれば1発で消え、目玉が天に昇っていく演出がある。
-得点ぷよは普通に消せるが、その名の通り消すと得点が入る。
--大量に降った後カウンターで一気にに消えると恐ろしい。
''連鎖ボイスが増えた''
--敵味方とも前作の5種から7種に増えた。前作の5連鎖のボイスが7連鎖ボイスとなり、5連鎖と6連鎖のボイスは新しいものになっている。
**問題点(賛否両論点?)
''ひとりでぷよぷよの延長戦キャラが非常に出しにくい''
-ひとりでぷよぷよではスコアとは別に経験値があり、得点した分だけ経験値に加算される。最上階以外の各階に規定点が設定されていて、それまでの獲得経験値の合計が規定点に達することで次の階に進むのだが、その階の全ての敵を倒しても規定点に届かない場合に発生するのが延長戦。敵がもう一人登場し、これに勝って規定点をクリアすればレベルアップ、勝ってもまだ足りなければゲームオーバーになってしまう((機種によってはゲームオーバーにならず、同じキャラと再戦になる。))。
--しかし普通にプレイしていると規定点自体が低く、負けてもその戦いの点数が経験値に加算されるため((経験値はトータルスコアとは別に記録される。トータルスコアは負けてコンティニューすると0に戻る。ただし勝利しない限りは経験値が規定点以上になることはない))簡単にクリアしてしまう事が多く、狙って延長戦に持ち込むのはなかなか難しい。
--上の階の経験値はそれまでの階の合計点の上に積み重ねられるが、上の階ほど(結果として)規定値の縛りが緩くなっている。敵数の少なくなる4階(4体)や5階(2体)はともかく、3連鎖ですら点の取りすぎになってしまう低階層の方が出現させるのが難儀なのである。
--1階の規定点15,000点は、ぷよぷよ通の唯一の失敗として挙げられることも多い。1階のデフォルトの敵キャラ数は''8体''(このせいか、移植版の一部では規定点が25,000点もしくは30,000点に引き上げられている)。
''「漫才デモ」の廃止''
-AC版、MD版等では対戦開始前に敵キャラクターの紹介が表示されるが、前作にあった「漫才デモ」が廃止されている。
--余談だが、AC版ではトリオ・ザ・バンシーの紹介の際に「こいつらのおかげで八部衆は11名になった」((もちろん10名(トリオ・ザ・バンシー3名+他7名)が正しい。MD版ではその点に気がついたのか10名に修正されている。))と表記されている。
--SFC版など、一部機種への移植版では漫才デモが追加されている。
**機種ごとのルール、モード
-今作は様々な機種に移植されていて、機種によってあったりなかったりするシステムやルールがある。
''乱入''
-アーケードや初期の移植では格闘ゲームよろしくひとりでぷよぷよ中に乱入できる。
-対戦して勝った方がひとりでぷよぷよのプレイを引き継ぐ。
''追加ルールとエディットルール''
-対戦モードにルールが増えており、追加ルールは2個消しと6個消しというぷよぷよの概念そのものを覆すルール。
-エディットはぷよの消える数、おじゃまぷよ1個降らせるのに必要な点数、連鎖の際のおじゃまぷよの増える倍率、おじゃまぷよの得点などいろいろなルールを自分で設定して対戦できる。
''れんしゅうモード''
--ひとりでぷよぷよのやさしいモードで、3~7人と順番に対戦する。このモード用に追加された敵キャラもいる。
''通モード''
-「ひとりで~」と同様だが、ゲームランクが最高難易度に固定された状態で全キャラと順番に対戦していく長い長いモード。機種によってはセーブができる。
--並び順は機種によって違っていて、マスクドサタン((「ひとりで~」1階の延長戦及び条件を満たした場合の最終戦に出てくる隠しキャラ。正体はバレバレ。))が出てくる機種もある。
''みんなでぷよぷよ''
-最大4人(CPUも入れられる)で対戦できるモード。
-一人一人の画面は小さくなるものの多人数での対戦で盛り上がれる。
''とことんぷよぷよ''
-前作からあるモードだが一部の機種にしかない。
**総評
総じて問題点は少なく、最高傑作の評価に恥じない名作であるといえる。