「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ソニック・ザ・ヘッジホッグCD - (2013/10/20 (日) 04:45:28) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ソニック・ザ・ヘッジホッグCD 【そにっく ざ へっじほっぐしーでぃー】 |ジャンル|アクション|&image(http://info.sonicretro.org/images/archive/d/d9/20100127181601%21Scd-box-us.jpg,width=160)[[高解像度で見る>http://image.gamespotcdn.net/gamespot/images/box/9/9/7/587997_49881_front.jpg]] [[裏を見る>http://image.gamespotcdn.net/gamespot/images/box/9/9/7/587997_49881_back.jpg]]| |対応機種|メガCD|~| |メディア|CD-ROM 1枚|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|ソニックCDチーム&br()H.I.C|~| |発売日|1993年9月23日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |その他|バックアップRAMカートリッジ対応|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ソニックシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1023.html]]''| **概要 -セガのマスコットキャラクターとなった超音速ハリネズミ『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』のシリーズ第三作目。 -本作では奇跡の星「リトルプラネット」に眠る石タイムストーンを使って世界を支配しようとするDr.エッグマンの野望を打ち砕く冒険が始まる。 -今作ではソニックシリーズの紅一点でもある「エミー・ローズ」とDr.エッグマンが開発したソニックに対抗するために生み出されたロボット「メタルソニック」が初登場した。 -後にGC・PS2の『ソニック ジェムズコレクション』に収録され、海外ではPS3・360に配信された。 **特徴 -過去・未来・現代へ行けるアクション。 --本作では現代だけではなく過去や未来へ行けるシステムが追加された。過去や未来へ行くためのマーカーに触れると過去や未来に行ける状態である程度のスピードを出すと過去や未来・現代へタイムワープが出来るようになった。 -セーブ機能の実装 --本作ではセーブ機能が始めて実装され、新しいゾーンに行った時にセーブされる。『1』と『2』では実装されていなかったセーブ機能の実装により前回のステージからプレイできるようになった。 **評価点 -プレイの周りの快適化。 --前作までは理不尽とも言えたレベルだったが、本作では概ね及第点に収まっている。 -ステージの改良。 --全体的に常にスピードが出せるようになり、敵キャラ、落下死が少なくなった。 --ボーナスステージは3D視点でフィールド上に浮遊しているUFOを破壊していく形式で、イメージ的には後のソニックアドベンチャーのサブセット版ともいえなくもない。 -相変わらず高クオリティのBGM。 --1・2では中村正人による作曲だが、本作ではGG・SMS版『ソニック2』を担当した尾形雅史と幡谷尚史が担当している。 --当時はジュリアナ現象の真っただ中であり、その影響かダンスミュージック色が非常に強いオシャレな曲が多い。ボス戦に至っては主旋律がほとんどなく、ベースとラップとサンプリングというヒップホップ調。 --なお、本作は『日本・欧州版』と『北米版』があり、BGMが過去のステージとラスボス戦以外全て異なっている。 -クオリティの高いOP・EDアニメーション。 --本作は東映動画がOP・EDアニメーション制作を担当。手書きアニメが制作され、メガCD版ではドット絵で打ち直された。PC版、『ジェムズ』版、配信版では画面全体に原版アニメそのものが表示される。 -ボリュームの高い主題歌 --主題歌は宇徳敬子とケーシー・ランキンが担当しており、クオリティが高くなっている。 -小ネタや隠し要素もふんだんに盛り込まれており、作りこみが深い。 **問題点 -スピンダッシュやダッシュは一定の量までチャージしないと使えない。 --そのため、前2作より爽快感は若干下がっているが、そこは気にならない。 -過去のゾーンでゴールした場合、音源の切り替え時間の影響でステージクリアのBGMが少ししか聴けない。 -真のエンディングを見るためにはタイムストーンを全部集めるか過去のステージに設置されている敵転送用マシンをすべて破壊しなければならなかったりと非常に面倒。 --一応、どちらかを満たせばOKなのが救いか。 -ソニックとメタルソニックの対決が少ない。 --もっとも、唯一の対決シーンは横長のステージを競走するといった非常にスピード感溢れるものとなっており、本作最大の山場といってもいいためそこまで気にならないかも。 -本作は海外ではPS3・360で配信されているが、国内ではまったく音沙汰がない為にプレイは困難。 --上記の移植以外はPC版が北米版のBGMのみ、『ジェムズ』版が水の色などの削除や効果音の劣化などと完全な移植ではなく、値段も中々に高騰している。 -メガCD版、PC版、ジェムズ(GC、PS2)版ではテイルスが登場しないため、テイルスでのプレイはできない。 --また、その関係上ソニック2で実装されていた2人プレイが出来ない。 ---そもそも原作のメガCD版ではテイルスはストーリーには全く関係ないので、仕方がない側面はあるが((一応、サウンドテストモードの画面には登場している。))。 ---PS3・XBOX360版ではテイルスが追加されているが、テイルスは隠しキャラ扱いとされている為に一度ソニックでゲームクリアしないと使用できない。 ---テイルスでプレイした場合はエミー関係の演出やOP・EDアニメーションが省略されてしまう。 **総評 難易度の調整やセーブ機能が搭載された事でほぼ快適に遊べる事ができた本作でもあり、ファンからは本作を「メガドライブ時代での『ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ』の中では最高傑作」と言う層も多く存在する。メガCDでは『[[ゆみみみっくす]]』『[[ナイトストライカー]]』『[[シルフィード]]』『[[キャプテン翼>キャプテン翼 (MCD)]]』『[[シャイニング・フォースCD>シャイニング・フォース外伝]]』『[[LUNAR ETERNAL BLUE]]』『[[ヘブンリーシンフォニー]]』と並び立つ程のメガCDのソフトの最高傑作ともいえる。 **余談 -本作のスタッフは『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2]]』に関わらなかった大島直人と『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の一部のスタッフが「ソニックCDチーム」名義で制作した作品である。 --しかし、本作には『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』に関わっていた中裕司は一旦セガを退社し、セガ・オブ・アメリカで上記の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』とソニックシリーズ第4作でもある『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ3]]』、『ソニック&ナックルズ』の開発に関わっているため、本作の開発には関与していない。 -惜しむらくは、またしてもメガCDソフトのローンチタイトルでは無かったことか。ローンチは『[[惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/144.html]]』というたった1日でクリア出来てしまうクソゲーが登場してしまい、メガCD自体の評価自体が長らく冷淡だったのも逆風であった事もあり、メガCDでのソニックシリーズのソフトはこれしか発売されなかったという事もあった。 --しかし、海外(特に北米)などではゲームアーツ社の『シルフィード』、『LUNAR ザ・シルバースター』以上に大ヒットを博したメガCDのソフトといえよう。 -SEGA CD(北米版メガCD)で発売された時にはヒロインの名前や舞台が、北米で放映されたアニメシリーズ、北米で連載されたコミックシリーズの物に変更され、エミー・ローズはプリンセス・サリーという名前に変更され、リトルプラネットは惑星モビウスに改変されている(欧州版では舞台のみ変更)。 -セガの3作目は何故かこけるという謎の法則が広まっているが、本作と「[[サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~]]」はこの法則を見事に無視した作品である。 -北米では上記の移植版がPSNでのトップセラーで月間1位に輝くなど、今なお中々の健闘ぶりである。 --現在でも『最高のソニックは?』という話題になると『[[ソニックアドベンチャー2]]』と共にトップを競う人気を誇る。 #region(CM動画) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=UWsMoB97PjU) #endregion #region(OP/ED主題歌(日本版)) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=6WeKBOPcyJk) #endregion #region(OP/ED主題歌(北米版)) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=UswLbZIxavM&feature=related) #endregion #region(Crush 40による北米版主題歌のカバー版) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=t24HNM9cBJ0) #endregion
*ソニック・ザ・ヘッジホッグCD 【そにっく ざ へっじほっぐしーでぃー】 |ジャンル|アクション|&image(http://info.sonicretro.org/images/archive/d/d9/20100127181601%21Scd-box-us.jpg,width=160)[[高解像度で見る>http://image.gamespotcdn.net/gamespot/images/box/9/9/7/587997_49881_front.jpg]] [[裏を見る>http://image.gamespotcdn.net/gamespot/images/box/9/9/7/587997_49881_back.jpg]]| |対応機種|メガCD|~| |メディア|CD-ROM 1枚|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|ソニックCDチーム&br()H.I.C|~| |発売日|1993年9月23日|~| |定価|8,800円(税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |その他|バックアップRAMカートリッジ対応|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ソニックシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1023.html]]''| **概要 -セガのマスコットキャラクターとなった超音速ハリネズミ『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』のシリーズ第三作目。 -本作では奇跡の星「リトルプラネット」に眠る石タイムストーンを使って世界を支配しようとするDr.エッグマンの野望を打ち砕く冒険が始まる。 -今作ではソニックシリーズの紅一点でもある「エミー・ローズ」とDr.エッグマンが開発したソニックに対抗するために生み出されたロボット「メタルソニック」が初登場した。 -後にGC・PS2の『ソニック ジェムズコレクション』に収録され、海外ではPS3・360に配信された。 **特徴 -過去・未来・現代へ行けるアクション。 --本作では現代だけではなく過去や未来へ行けるシステムが追加された。過去や未来へ行くためのマーカーに触れると過去や未来に行ける状態である程度のスピードを出すと過去や未来・現代へタイムワープが出来るようになった。 -セーブ機能の実装 --本作ではセーブ機能が始めて実装され、新しいゾーンに行った時にセーブされる。『1』と『2』では実装されていなかったセーブ機能の実装により前回のステージからプレイできるようになった。 **評価点 -プレイの周りの快適化。 --前作までは理不尽とも言えたレベルだったが、本作では概ね及第点に収まっている。 -ステージの改良。 --全体的に常にスピードが出せるようになり、敵キャラ、落下死が少なくなった。 --ボーナスステージは3D視点でフィールド上に浮遊しているUFOを破壊していく形式で、イメージ的には後のソニックアドベンチャーのサブセット版ともいえなくもない。 -相変わらず高クオリティのBGM。 --1・2では中村正人による作曲だが、本作ではGG・SMS版『ソニック2』を担当した尾形雅史と幡谷尚史が担当している。 --当時はジュリアナ現象の真っただ中であり、その影響かダンスミュージック色が非常に強いオシャレな曲が多い。ボス戦に至っては主旋律がほとんどなく、ベースとラップとサンプリングというヒップホップ調。 --なお、本作は『日本・欧州版』と『北米版』があり、BGMが過去のステージとラスボス戦以外全て異なっている。 -クオリティの高いOP・EDアニメーション。 --本作は東映動画がOP・EDアニメーション制作を担当。手書きアニメが制作され、メガCD版ではドット絵で打ち直された。PC版、『ジェムズ』版、配信版では画面全体に原版アニメそのものが表示される。 -ボリュームの高い主題歌 --主題歌は宇徳敬子とケーシー・ランキンが担当しており、クオリティが高くなっている。 -小ネタや隠し要素もふんだんに盛り込まれており、作りこみが深い。 **問題点 -スピンダッシュやダッシュは一定の量までチャージしないと使えない。 --そのため、前2作より爽快感は若干下がっているが、そこは気にならない。 -過去のゾーンでゴールした場合、音源の切り替え時間の影響でステージクリアのBGMが少ししか聴けない。 -真のエンディングを見るためにはタイムストーンを全部集めるか過去のステージに設置されている敵転送用マシンをすべて破壊しなければならなかったりと非常に面倒。 --一応、どちらかを満たせばOKなのが救いか。 -ソニックとメタルソニックの対決が少ない。 --もっとも、唯一の対決シーンは横長のステージを競走するといった非常にスピード感溢れるものとなっており、本作最大の山場といってもいいためそこまで気にならないかも。だがそのレースの難易度は針や背後から追ってくるエッグマンが放つ即死光線も相まってソニックシリーズ史上最も高い部類になっているので心して挑むべし。 -本作は海外ではPS3・360で配信されているが、国内ではまったく音沙汰がない為にプレイは困難。 --上記の移植以外はPC版が北米版のBGMのみ、『ジェムズ』版が水の色などの削除や効果音の劣化などと完全な移植ではなく、値段も中々に高騰している。 -メガCD版、PC版、ジェムズ(GC、PS2)版ではテイルスが登場しないため、テイルスでのプレイはできない。 --また、その関係上ソニック2で実装されていた2人プレイが出来ない。 ---そもそも原作のメガCD版ではテイルスはストーリーには全く関係ないので、仕方がない側面はあるが((一応、サウンドテストモードの画面には登場している。))。 ---PS3・XBOX360版ではテイルスが追加されているが、テイルスは隠しキャラ扱いとされている為に一度ソニックでゲームクリアしないと使用できない。 ---テイルスでプレイした場合はエミー関係の演出やOP・EDアニメーションが省略されてしまう。 **総評 難易度の調整やセーブ機能が搭載された事でほぼ快適に遊べる事ができた本作でもあり、ファンからは本作を「メガドライブ時代での『ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ』の中では最高傑作」と言う層も多く存在する。メガCDでは『[[ゆみみみっくす]]』『[[ナイトストライカー]]』『[[シルフィード]]』『[[キャプテン翼>キャプテン翼 (MCD)]]』『[[シャイニング・フォースCD>シャイニング・フォース外伝]]』『[[LUNAR ETERNAL BLUE]]』『[[ヘブンリーシンフォニー]]』と並び立つ程のメガCDのソフトの最高傑作ともいえる。 **余談 -本作のスタッフは『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ2]]』に関わらなかった大島直人と『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の一部のスタッフが「ソニックCDチーム」名義で制作した作品である。 --しかし、本作には『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』に関わっていた中裕司は一旦セガを退社し、セガ・オブ・アメリカで上記の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』とソニックシリーズ第4作でもある『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ3]]』、『ソニック&ナックルズ』の開発に関わっているため、本作の開発には関与していない。 -惜しむらくは、またしてもメガCDソフトのローンチタイトルでは無かったことか。ローンチは『[[惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/144.html]]』というたった1日でクリア出来てしまうクソゲーが登場してしまい、メガCD自体の評価自体が長らく冷淡だったのも逆風であった事もあり、メガCDでのソニックシリーズのソフトはこれしか発売されなかったという事もあった。 --しかし、海外(特に北米)などではゲームアーツ社の『シルフィード』、『LUNAR ザ・シルバースター』以上に大ヒットを博したメガCDのソフトといえよう。 -SEGA CD(北米版メガCD)で発売された時にはヒロインの名前や舞台が、北米で放映されたアニメシリーズ、北米で連載されたコミックシリーズの物に変更され、エミー・ローズはプリンセス・サリーという名前に変更され、リトルプラネットは惑星モビウスに改変されている(欧州版では舞台のみ変更)。 -セガの3作目は何故かこけるという謎の法則が広まっているが、本作と「[[サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~]]」はこの法則を見事に無視した作品である。 -北米では上記の移植版がPSNでのトップセラーで月間1位に輝くなど、今なお中々の健闘ぶりである。 --現在でも『最高のソニックは?』という話題になると『[[ソニックアドベンチャー2]]』と共にトップを競う人気を誇る。 #region(CM動画) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=UWsMoB97PjU) #endregion #region(OP/ED主題歌(日本版)) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=6WeKBOPcyJk) #endregion #region(OP/ED主題歌(北米版)) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=UswLbZIxavM&feature=related) #endregion #region(Crush 40による北米版主題歌のカバー版) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=t24HNM9cBJ0) #endregion

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: