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ToHeart - (2011/11/12 (土) 03:54:22) の1つ前との変更点

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**ToHeart 【とぅ はーと】 |ジャンル|恋愛アドベンチャー(ビジュアルノベル)|&amazon(B00005OVX0)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売・開発元|アクアプラス|~| |発売日|1999年3月25日|~| |定価|¥6,800(税抜)|~| *概要 -成人向けPCソフト『To Heart』の移植。((コンシューマー移植版では、なぜかタイトルから空白が削除されている。ちなみに続編である『ToHeart2』は、オリジナルであるPC版から一貫して空白がない。)) -メーカー(アクアプラスはLeafの母体の会社)直々の移植ということもあり、相当力の入った移植になった。 --まずはCG・立ち絵を含めたグラフィック面の描き直し。 --そしてシナリオの変更。高橋龍也が担当したヒロイン(あかり・芹香・マルチ・葵・智子)はともかくとして、青紫/青村早紀(竹林明秀)担当の4ヒロイン(志保・レミィ・琴音・理緒)のシナリオも大幅改訂された。 ---また来栖川芹香の妹・綾香のシナリオも追加され、綾香も人気キャラの一翼となった。 --そしてミニゲーム「お嬢様は魔女」「○△□×」「Heart by Heart」「ウォーターサバイバル」も追加された。ミニゲームとは言えどれも非常に力の入った作りで、ファンからの評価も高く、本編以上にハマってしまうものもある。 ---中でもシューティングゲームの「お嬢様は魔女」はコンボシステムや隠し要素もあり非常に完成度が高く、ゲーム雑誌の中でスコアアタック大会が開催された程である。 ---「Heart by Heart」はファンディスク「初音のないしょ!」に収録されていた物だが、ステージが30に増え、使えるキャラも増えてリメイクされた。 --また、背景や立ち絵をアルバムに収録できる機能もあり、芹香のイベントで行く事になるオカルト研究会の部室で写真を取り、アルバムモードで見てみると一定の確率で心霊写真になる(しかもスタッフのボイス入りと言う凝り様)といった、普通にプレイしていると気づかないような所に「遊び」要素も仕込まれている。 ---直接は関係無いが、これらの出来が良かっただけに『ToHeart2』でミニゲームが無くなったことを残念がる声も多い。一応、PC版リメイクの『ToHeart2 XRATED』にはミニゲームも入っているが、ゲーム中でプレイできるわけではなくWindowsのメニューから直接起動しなければならない。 --良い意味でPC版とはほとんど別物であり、「移植」と言うよりむしろ「リメイク」と言ってしまってもいいかもしれない。 *問題点 -PS1のスペックの限界まで容量を使っているためか、フリーズがやや起きやすいという欠点を持つ。特にミニゲームからの復帰後などはフリーズしやすい傾向にあるので要注意。 -DISCが2枚組 --CDなので一枚ではボイスデータが入りきらず二枚組になっている。DISC1はOPと本編前半のキャラクターボイス、DISC2では本編後半のボイスデータが入っている。シナリオテキスト自体は両方とも最初から最後まで収録しているため、ボイス無しなら一枚で最後までプレイ可能。 //-PC版にあった、友人の雅史が「僕達、ずっと友達だよね」と言うホモっぽいエンディングがなくなっている。 //↑確認したけど、ちゃんとあるよ。PC版から内容が変わってるかどうかまでは未確認だけど、エンディングそのものと台詞は健在。 *その後の展開 -ただのエロゲーからの移植に終わらせず、後の『ToHeart』関連作品全ての基礎を作った良移植の鑑となった。 -後にPC版で『ToHeart PSE』が発売され、ビジュアル周りが大幅に改善された。 --後々『ToHeart2』がPS2で発売されたり、PSPに再移植された時にデラックスパックについてきたPS2(PSP)版『ToHeart』はPSEを基準に移植している。 -その年にPCで発売された『こみっくパーティー』共々Leaf(アクアプラス)の知名度を大幅に高め、「素人でも大メーカーだと判別できる」ほどの求心力を持たせるに至った。 --思えば、あの頃がLeafの黄金時代だった気もするのだが…。
**ToHeart 【とぅ はーと】 |ジャンル|恋愛アドベンチャー(ビジュアルノベル)|&amazon(B00005OVX0)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売・開発元|アクアプラス|~| |発売日|1999年3月25日|~| |定価|¥6,800(税抜)|~| *概要 -成人向けPCソフト『To Heart』の移植。コンシューマー移植版では、タイトルから空白が削除されている。ちなみに続編である『ToHeart2』は、オリジナルであるPC版から一貫して空白がない。 --これに関しては当時、SCEがブランドイメージの関係上18禁PCソフトの移植を表向き禁止していた関係で、移植したいメーカー側と、PS発売当時ではまだまだ嗜好品の類といえるPCを所持できるようなユーザーを顧客にしたいSCE側が移植に際してゲームのタイトルを変更した上で、&br()メーカー「これは別のゲームッスよ、タイトル違うし。ハハハ」&br()SCE「だよねぇ、タイトル違うし。ハハハ」&br()というツッコミどころ満載の抜け道を使った事による。((この決まりは現在も一応、続いているようでその後、PS2、PSP、PS3となってもタイトルそのままの移植はほとんど存在しない。だが、PS2以降はあくまで任意であるらしく、『みずいろ』、『SNOW』等、いくつかの例外がある)) --余談ではあるが、補足をしておくと『To Heart』→『ToHeart』はほぼそのままだから良いが、タイトルが原形をとどめていない事もざらであった。((例:『With You ~みつめていたい~』→『絆という名のペンダント』、『果てしなく青い、この空の下で…』→『どこまでも青く…』、『ゆきうさぎ』→『ゆきんこ☆ばぁにんぐ』等))また、タイトルに規制の無いDCとPSでタイトルが違うこともあった。((例:DC版『水夏』、PS版『WATER SUMMER』等)) -メーカー(アクアプラスはLeafの母体の会社)直々の移植ということもあり、相当力の入った移植になった。 --まずはCG・立ち絵を含めたグラフィック面の描き直し。 --そしてシナリオの変更。高橋龍也が担当したヒロイン(あかり・芹香・マルチ・葵・智子)はともかくとして、青紫/青村早紀(竹林明秀)担当の4ヒロイン(志保・レミィ・琴音・理緒)のシナリオも大幅改訂された。 ---また来栖川芹香の妹・綾香のシナリオも追加され、綾香も人気キャラの一翼となった。 --そしてミニゲーム「お嬢様は魔女」「○△□×」「Heart by Heart」「ウォーターサバイバル」も追加された。ミニゲームとは言えどれも非常に力の入った作りで、ファンからの評価も高く、本編以上にハマってしまうものもある。 ---中でもシューティングゲームの「お嬢様は魔女」はコンボシステムや隠し要素もあり非常に完成度が高く、ゲーム雑誌の中でスコアアタック大会が開催された程である。 ---「Heart by Heart」はファンディスク「初音のないしょ!」に収録されていた物だが、ステージが30に増え、使えるキャラも増えてリメイクされた。 --また、背景や立ち絵をアルバムに収録できる機能もあり、芹香のイベントで行く事になるオカルト研究会の部室で写真を取り、アルバムモードで見てみると一定の確率で心霊写真になる(しかもスタッフのボイス入りと言う凝り様)といった、普通にプレイしていると気づかないような所に「遊び」要素も仕込まれている。 ---直接は関係無いが、これらの出来が良かっただけに『ToHeart2』でミニゲームが無くなったことを残念がる声も多い。一応、PC版リメイクの『ToHeart2 XRATED』にはミニゲームも入っているが、ゲーム中でプレイできるわけではなくWindowsのメニューから直接起動しなければならない。 --良い意味でPC版とはほとんど別物であり、「移植」と言うよりむしろ「リメイク」と言ってしまってもいいかもしれない。 *問題点 -PS1のスペックの限界まで容量を使っているためか、フリーズがやや起きやすいという欠点を持つ。特にミニゲームからの復帰後などはフリーズしやすい傾向にあるので要注意。 -DISCが2枚組 --CDなので一枚ではボイスデータが入りきらず二枚組になっている。DISC1はOPと本編前半のキャラクターボイス、DISC2では本編後半のボイスデータが入っている。シナリオテキスト自体は両方とも最初から最後まで収録しているため、ボイス無しなら一枚で最後までプレイ可能。 //-PC版にあった、友人の雅史が「僕達、ずっと友達だよね」と言うホモっぽいエンディングがなくなっている。 //↑確認したけど、ちゃんとあるよ。PC版から内容が変わってるかどうかまでは未確認だけど、エンディングそのものと台詞は健在。 *その後の展開 -ただのエロゲーからの移植に終わらせず、後の『ToHeart』関連作品全ての基礎を作った良移植の鑑となった。 -後にPC版で『ToHeart PSE』が発売され、ビジュアル周りが大幅に改善された。 --後々『ToHeart2』がPS2で発売されたり、PSPに再移植された時にデラックスパックについてきたPS2(PSP)版『ToHeart』はPSEを基準に移植している。 --PSE版のグラフィック改善は基本的に好意的に受け入れられているものの、MAP移動の際にヒロインの居場所を示すために表示されるミニキャラの画風の変更だけは否定意見が多いようだ。 -その年にPCで発売された『こみっくパーティー』共々Leaf(アクアプラス)の知名度を大幅に高め、「素人でも大メーカーだと判別できる」ほどの求心力を持たせるに至った。 --思えば、あの頃がLeafの黄金時代だった気もするのだが…。

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