「ファイナルファンタジーI・II アドバンス」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
**ファイナルファンタジーI・II アドバンス
【ふぁいなるふぁんたじー わん・つー あどばんす】
|ジャンル|RPG|&amazon(B00029RW0A)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=168&file=ffbox1.JPG]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=168&file=ffbox2.JPG]]&br()※）ぼったくり出品者に注意！|
|対応機種|ゲームボーイアドバンス|~|
|発売元|スクウェア・エニックス|~|
|開発元|トーセ(日本&上海)|~|
|発売日|2004年7月29日|~|
|定価|6,090円（税込）|~|
*概要
1987-1988年にそれぞれファミリーコンピュータで発売されたロールプレイングゲーム『[[ファイナルファンタジー]]』と『[[ファイナルファンタジーII>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/474.html]]』の2タイトルをゲームボーイアドバンスにリメイクして1本に収録した作品。~
先に発売されたワンダースワンカラー及びプレイステーション版のグラフィックやシステムを踏襲し、更なる追加要素を加えた。
なお、後に発売されたPSP移植版「FFI」と「FFII」も、原作ではなく本作GBA版のシステムや追加要素をベースとしている。
*変更点
***共通
-FC・WSC・PS版と比べ、本編は全体的に難易度が低下している。
-シナリオ、テキストが全面的に書き直されている。
***FFI
-強化された4体のカオスや、他シリーズのボス敵と戦え、本編中で手に入る物より更に強力な武具を入手出来る新ダンジョン「Soul of Chaos」の追加。
//--「風のささやく洞穴」に出てくる[[FF6>ファイナルファンタジーVI]]のボスが元作品より歯ごたえのあるボス戦が楽しめる。（元作品では魔列車はフェニックスの尾で後半のオルトロスとデスゲイズもバニシュデスであっけなく終わってしまう。テュポーンも鼻息の仕様が元作品では逃走扱いのため問題ない。唯一手ごわいのがオルトロスの初戦ぐらいである。）
//フェニックスの尾やバニシュ＋デスで倒すのが普通のプレイで、だから弱いと書くのは明らかにどうかと。
-魔法が回数制からMP制になった。
--これに伴いMP回復アイテムが追加。異様に安く買える。
-飛空艇が「シド」という名前の古代人に作られた、という後付け設定が追加され、（本作では名前のみの登場だが）シドが歴代全FF皆勤賞となった。
***FFII
-本編中で死亡したスコット・ミンウ・ヨーゼフ・リチャードのその後を描いた新ストーリー「Soul of Re・Birth」の追加。
-ちから・ちせい・たいりょくが下がらなくなった。
-アルテマが役に立つようになった。
-アイテムが無制限にもてるようになったり、ステータスダウンがなくなったことで、回避率をあげなくても物量作戦でクリアできるようになった。
*問題点
***FFII
-SOCで入手した武器が攻撃魔法以上の威力で、魔法の存在価値が薄くなりがちである。
--それでも白・黒・赤魔道士は「けんじゃのつえ」を装備した状態で「ライトブリンガー」を道具として使えば強化されたホーリーをノーコストで使えるが。
-あまりに簡単になりすぎて全滅する要素がない。
-WSC版より大幅にゲームスピードが遅くなり高いエンカウントと相まってストレスが溜まる。
-敵に先制攻撃されやすくなった。
-シナリオ中から追加ダンジョンが登場するため本来の目的地が分かりづらい。
-追加ダンジョンが極めて単調なうえクリアまで本編と同じくらい時間がかかる。
-携帯機ということで子供向けもあってか全体的に難易度は下がっている。しかしラスボスだけ異常強化されたのでそのためだけに経験値稼ぎが必要。
-追加ボス戦が単なるドーピングゲーでワンパターン。
-単純に能力値を上げる方向でジョブ差が是正されたため、無個性化。
//↑そうか？
-ダッシュの存在でかえってエンカウント率が高く感じる。
--ダッシュのためにわかりにくいが、どうも実際に上がっているらしい。
-原作の特徴的なテキストがオミットされている。
-モンスターデザインがオリジナルやPSP版よりも迫力に欠ける。
--ただしPSP版はテカテカしすぎて安っぽくRPGツクールで作ったようだという意見もある
--WSC版のグラフィックをそのまま流用しているためサイズやコントラストがGBAの画面に合っていない。
-音楽はPS版準拠だがGBAの音源のため再現性にいくらか無理がある。
-エルフ村の象徴な店売り品であったミスリルソードが削除。
--ミスリルの装備に関するセリフは残っているので、その時点で入手できないのに説明だけ残っている状態になった。
***FFII
-シナリオを書き換えすぎている。比較的有名なセリフも明確な理由なく削除されており（ネタ成分が若干強いため、か？）、異なった印象を受けるキャラクターも。
-天野イラストをもとにした顔グラフィックは好みが分かれる。PSP版ではオフにできるので、不評もあったようだ。
-即死魔法「テレポ」の成功率が異常に高くなっている。何らかの救済措置？
-ダメージを受けなくてもHPが勝手に上がる（上がりすぎても不利になる可能性がある）
*PSP版について
-基本的には同じゲームであり、いい点も問題点も受け継いでいる。
-グラフィックは手間はかかっているがクセもあり、不評も少なくない。
-キャラクターが大きくなったぶん、一画面に表示できるマス数がGBA版より小さい。
-戦闘前のロードが非常に長い……と思いきや次の戦闘からは速くなる。全体的にGBAより快適なほど。ただしリセットなどは激重。
-GBA版と比べると分割販売のため高いが、それぞれ一本の新作としては安い。
-1はGBA版よりレベルアップに必要な経験値が多くなっている。それでもザコ戦は単純作業で、ボス戦のみオリジナル以上に厳しいというチグハグなバランスになっている。
-1の追加ダンジョンが、おまけ要素ということを鑑みても出来に難があり、評価を下げている。
--ここで手に入る追加アイテムは全て他シリーズからの出典だが、原作を知っているほど「なぜこの武器が強いの？」と困惑させるようなものが選ばれている。看板タイトルの重みを感じさせない。
-一方で2の追加ダンジョンは非常に凝った作り。一見の価値あり。
