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**RPGツクール2000
【あーるぴーじーつくーるにせん】
|ジャンル|RPG製作ソフト|&amazon(B000093H7I)|
|対応機種|Windows95~XP|~|
|発売・開発元|アスキー|~|
|発売日|2000年4月5日|~|
|定価|9800円|~|
|>|>|CENTER:''[[ツクールシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/576.html]]''|
#contents(fromhere)
----
*概要
-プログラミングの知識が無くても、誰でも手軽にRPGが作れるソフト、RPGツクールのWindows版。
-様々なイベントスイッチを駆使して自分だけのRPGを作る事ができる。
-画像及び音楽素材は初めから複数用意されているが、自分で作ったり調達したりする事も可能。
--ただし、権利は製作者にあるので無断使用は御法度。
-本ソフトで製作したゲームは本ソフトに付属している葉書をアスキーに送れば公開する事が可能。
-『RPGツクールシリーズ』の一作。最新作である『VX』が発売された現在でも、制作ツールとして本作を選ぶツクラーは多い。
*長所
-余計な機能がちらつかず、非常にわかりやすいシンプルなインターフェイス。
--間違えて押してイベントが変な事になった! なんて事がおきにくい。
-前作RPGツクール95と違いスイッチのみならず変数と言う要素が加わり、より複雑なイベントを作りやすくなった。
--例えば「あるキャラに話し掛けるごとに変数が1上昇し、一定以上になるとイベント発生」と言った具合。
-イベントスイッチは非常にわかりやすく機能もシンプル。種類も多い。
--気の遠くなるほど面倒ではあるが、ある程度触っていれば理解できる範囲内でシューティングや2Dアクションを作る事が可能。
-ツクールで作られたゲームを遊ぶために必要なデータ集RTP(ランタイムパッケージ)の導入によりゲームデータが軽量化できるようになった。
-収録されているサンプルゲーム『花嫁の冠』がやたらと豪華。
--なんとプロのシナリオライター、キャラデザ、人気声優を起用。出演声優は堀江由衣、釘宮理恵、田村ゆかり、うえだゆうじ、塩沢兼人、飯塚昭三など。キャラデザは『俺の屍を越えてゆけ』の佐嶋真実。
--ゲームとしてはサンプルゲームらしく平々凡々なRPGなのだが、上記の声優のこともあってキャラはギャルゲー的な魅力はある。
--版権絡みもあるのか、『花嫁の冠』のみに使われているオリジナル素材(音楽や画像どころか、ボイスデータやイベントで使用される一枚絵等、RTPの素材を除くすべてが対象)の使用は禁止されている。起訴でもされたら危険と判断された模様。
---過去にはこのゲームの素材を用いた作品が数多く生まれていた
---なお、他のサンプルゲームの素材は一部を除いて使用可能。
-WindowsのRPGツクールシリーズの中では最も愛用者が多いので、素材公開をしている人が多い。
--くどいようだが、素材の権利は製作者にあるのでフリーでない場合、無断使用は禁止である。(一部例外あり)
//--ツクール2000で製作された作品や素材が[[こちら>http://cgp.srv7.biz/index.html]]に多くあるので、興味のある人は使ってみよう。
//↑著作権的に問題のあるサイトをリンクするのは如何なものかと思いますが…
*短所
-デフォルトで設定されている敵数値のバランスが防御力過剰であまり宜しくない。
-デフォルト設定されている効果音が甲高く、デフォルト設定だと音量も大きく耳に劈く。
--これらは製作者たるプレイヤーが変更できる点なのであまり問題ではない。
-敵が魔法や必殺技を使っても画面が光るだけでエフェクトを付けられない。
--イベントスイッチが豊富なので一応できない事は無いが、信じられないくらい手間がかかる。
---比較的容易に実現可能なスクリプトが有氏によって組まれているのでそれを利用する手もある。
-デフォルトの素材(通称RTP)はお世辞にも「かっこいい」とは言えず、種類も『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のようなファンタジー向けに偏っている。が、それ故に某所ではデフォルトの素材やキャラの名前が愛されているようである。
-ゲーム起動時の画面モードがフルスクリーンモードで固定。
--ゲーム中でウィンドウモードに切り替えることはできる。
--制作ツール側で起動するか、有志によるソフトを使えば、最初からウィンドウモードで起動できる。
-ゲーム起動後のタイトル画面の構成などは固定されており、制作の自由度に限界がある。
-使用できるキーの数が少ない。
--上下左右、決定、キャンセル、Shiftの7つ。
-ピクチャーの最大表示枚数が50枚。
--枚数に困ることは基本的には無いが、ゲームによっては50枚でも限界を感じる。
-PCの環境によっては、キーの押し続け入力が正しく認識されない(入力が途中で一瞬途切れてしまう場合がある)。
*その他
-廉価版のRPGツクール2000VALUE!が販売されている。
--2000と銘打っているがこちらはVista・7対応。
-また、[[ハンドブック>http://www.amazon.co.jp/RPG%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB2000-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E9%83%A8/dp/4757701721]]も発売されている。
--付属CDが付いており、このCDには、RTP、体験版、製品版のアップデータ(1.09)の他に、様々な素材と3つのサンプル作品が入っている。
--現在はほぼ出回っていない。
--Windows95,98,2000&ME用だがこちらもXP・Vista・7対応
**RPGツクール2000
【あーるぴーじーつくーるにせん】
|ジャンル|RPG製作ソフト|&amazon(B000093H7I)|
|対応機種|Windows95~XP|~|
|発売・開発元|アスキー|~|
|発売日|2000年4月5日|~|
|定価|9800円|~|
|>|>|CENTER:''[[ツクールシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/576.html]]''|
#contents(fromhere)
----
*概要
-プログラミングの知識が無くても、誰でも手軽にRPGが作れるソフト、RPGツクールのWindows版。
-様々なイベントスイッチを駆使して自分だけのRPGを作る事ができる。
-画像及び音楽素材は初めから複数用意されているが、自分で作ったり調達したりする事も可能。
--ただし、権利は製作者にあるので無断使用は御法度。
-本ソフトで製作したゲームは本ソフトに付属している葉書をアスキーに送れば公開する事が可能。
-『RPGツクールシリーズ』の一作。最新作である『VX』が発売された現在でも、制作ツールとして本作を選ぶツクラーは多い。
*長所
-余計な機能がちらつかず、非常にわかりやすいシンプルなインターフェイス。
--間違えて押してイベントが変な事になった! なんて事がおきにくい。
-前作RPGツクール95と違いスイッチのみならず変数と言う要素が加わり、より複雑なイベントを作りやすくなった。
--例えば「あるキャラに話し掛けるごとに変数が1上昇し、一定以上になるとイベント発生」と言った具合。
-イベントスイッチは非常にわかりやすく機能もシンプル。種類も多い。
--気の遠くなるほど面倒ではあるが、ある程度触っていれば理解できる範囲内でシューティングや2Dアクションを作る事が可能。
-ツクールで作られたゲームを遊ぶために必要なデータ集RTP(ランタイムパッケージ)の導入によりゲームデータが軽量化できるようになった。
-収録されているサンプルゲーム『花嫁の冠』がやたらと豪華。
--なんとプロのシナリオライター、キャラデザ、人気声優を起用。出演声優は堀江由衣、釘宮理恵、田村ゆかり、うえだゆうじ、塩沢兼人、飯塚昭三など。キャラデザは『俺の屍を越えてゆけ』の佐嶋真実。
--ゲームとしてはサンプルゲームらしく平々凡々なRPGなのだが、上記の声優のこともあってキャラはギャルゲー的な魅力はある。
--版権絡みもあるのか、『花嫁の冠』のみに使われているオリジナル素材(音楽や画像どころか、ボイスデータやイベントで使用される一枚絵等、RTPの素材を除くすべてが対象)の使用は禁止されている。起訴でもされたら危険と判断された模様。
---過去にはこのゲームの素材を用いた作品が数多く生まれていた
---なお、他のサンプルゲームの素材は一部を除いて使用可能。
-WindowsのRPGツクールシリーズの中では最も愛用者が多いので、素材公開をしている人が多い。
--くどいようだが、素材の権利は製作者にあるのでフリーでない場合、無断使用は禁止である。(一部例外あり)
//--ツクール2000で製作された作品や素材が[[こちら>http://cgp.srv7.biz/index.html]]に多くあるので、興味のある人は使ってみよう。
//↑著作権的に問題のあるサイトをリンクするのは如何なものかと思いますが…
*短所
-デフォルトで設定されている敵数値のバランスが防御力過剰であまり宜しくない。
-デフォルト設定されている効果音が甲高く、デフォルト設定だと音量も大きく耳に劈く。
--これらは製作者たるプレイヤーが変更できる点なのであまり問題ではない。
-敵が魔法や必殺技を使っても画面が光るだけでエフェクトを付けられない。
--イベントスイッチが豊富なので一応できない事は無いが、信じられないくらい手間がかかる。
---比較的容易に実現可能なスクリプトが有氏によって組まれているのでそれを利用する手もある。
-デフォルトの素材(通称RTP)はお世辞にも「かっこいい」とは言えず、種類も『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のようなファンタジー向けに偏っている。が、それ故に某所ではデフォルトの素材やキャラの名前が愛されているようである。
-ゲーム起動時の画面モードがフルスクリーンモードで固定。
--ゲーム中でウィンドウモードに切り替えることはできる。
--制作ツール側で起動するか、有志によるソフトを使えば、最初からウィンドウモードで起動できる。
-ゲーム起動後のタイトル画面の構成などは固定されており、制作の自由度に限界がある。
-使用できるキーの数が少ない。
--上下左右、決定、キャンセル、Shiftの7つ。
-ピクチャーの最大表示枚数が50枚。
--枚数に困ることは基本的には無いが、ゲームによっては50枚でも限界を感じる。
-PCの環境によっては、キーの押し続け入力が正しく認識されない(入力が途中で一瞬途切れてしまう場合がある)。
*その他
-廉価版のRPGツクール2000VALUE!が販売されている。
--2000と銘打っているがこちらはVista・7対応。
-また、[[ハンドブック>http://www.amazon.co.jp/RPG%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB2000-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E9%83%A8/dp/4757701721]]も発売されている。
--付属CDが付いており、このCDには、RTP、体験版、製品版のアップデータ(1.09)の他に、様々な素材と3つのサンプル作品が入っている。
--現在はほぼ出回っていない。
--Windows95,98,2000&ME用で、XP・Vista・7対応では動作未確認。