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*半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~ 【はんじゅくひーろーふぉー しちにんのはんじゅくひーろー】 |ジャンル|バラエティ・RPG|&amazon(B0007W5DOO)|&amazon(B0007W5DO4)| |対応機種|プレイステーション2|~|~| |発売・開発元|スクウェア・エニックス|~|~| |発売日|2005年5月26日|~|~| |定価|7,140円(税込)&br()限定版は9,240円(税込)|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[半熟英雄シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1086.html]]''| **概要 -『半熟英雄』シリーズの第4作目であり、[[3作目>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/737.html]]の直接的な続編。パロディが多くあり、元ネタを探すだけでも面白い作品である。 **ストーリー 前作のラストで、ゲーム史上最悪のヒロインの一人と言って過言ではないカトリ・イネと結婚させられることになった若。~ しかし婚礼の儀の当日、空から巨大な火の玉が落下し、その中には若のものとは違う「たまご」を使う、謎の機械生命体の姿があった。~ どうにか撃退した王子たちだが、エッグワールドの伝説に、~ 「この広い宇宙には7人の英雄が存在するという。英雄の持つ7つのたまご呼び合うとき…すべての世に災厄訪れん…。」とあることを知る。~ 何者かが、7人の英雄と、その「たまご」を狙っているらしい。こうして王子たちは、まだ見ぬ英雄に出会うため、アルマムーン王国の存在する惑星アルマムーンから宇宙に飛び出すことになった。 **評価点 -新しいエッグモンスターが大量に追加された。 --作業量の都合上か前作でリストラを喰らわされたエッグモンスターも全員復活し、モンスター数は200体の大所帯になった。 --前作のエッグモンスターもそのまま使い回しているものだけではなく、グラフィックや技性能に変更があるものも存在する。 --もちろん今回も一般公募のモンスターが何体か存在する。 -前作の欠点・不満点は全体的に解消される方向に動いている。 --敵も「たまご」を使うようになり、前作で実質的に廃止されていたエッグモンスター同士の戦闘が復活した。 --4倍速ボタンの追加などテンポの悪さが改善され、長いイベント及び演出などがあまり気にならなくなった。 --前作でほぼ毎月強制的に起こっていた「貢ぎイベント」は、月イチコマンドで行う任意選択方式に変わった。さらに今回は「カトリ・イネ」だけでなく、性格は姉と同じで最悪だが容姿は美少女の妹「カトリ・イヌ」にも貢げるようになり、多くの金額を貢ぐと将軍として使えるようになったり、コスチュームチェンジできるようになったりと一応貢ぎがいのある?ものとなっている。 ---ただし、「カトリ・イヌ」のほうがお金がかかる(「カトリ・イネ」の約2倍)なのはちゃっかりしてるというか、なんというか…。 --形骸化していた技のヒット数がきちんと反映されるようになり、前々作の仕様に戻った。 --パラメータ「にんき」やきりふだパズルなど、前作で不評だった追加要素の多くは廃止された。 --主題歌を歌うささきいさお氏を除き、芸能人のゲスト出演は端役で行われるようになった。 ---これに伴い、前作から続投した鉄拳は闘技場のボスモンスター(実質勝利確定イベント)、およびダンジョンのモブキャラ扱いに留まった。 -エッグモンスターの3体同時召喚が出来るようになり、技ごとに単体・全体の対象が設定されたことで技の差別化が進んだ。 -新システム「タコメーター」が追加された。 --自動車などのタコメーターが元ネタだが、このゲームでは「タコのメーター」である。敵・味方双方が技を使うたびに、下部のタコが左右に動く。 --多くの強力な技(シリアスな技)を使うと、メーターがどんどん「ブチギレ方向」に動いていく。振り切れるとこちらのターンが一回休みになり、その間相手の攻撃力は倍になってしまう。また、中には「ブチギレ」状態になると特殊なイベントが発動し、極めて不利な状態にさせられてしまう(ゲームオーバーになってしまうことも!)敵もいる。 --逆にギャグ的な技を使うと、メーターが「アキレ方向」に動く。振り切れると相手が1ターン休みになった上に、倍の攻撃力で攻撃できる。 --このため、攻撃力を頼りにゴリ押しする傾向の強かった過去作と異なり、わざと弱い攻撃などを使ってブチギレを打ち消す戦略性も場合によっては必要になった。たとえ「エッグマン」「ウゴカザル」などの戦闘に役立つコマンドが一切存在しないエッグモンスターでも、活躍の可能性が生まれたことになる。 ---とはいえ、当たり前だが技そのものの性能が変化したわけではないので、上に挙げたような役立たずモンスターたちが戦力として全く頼りにならないことに変わりはない。逆に言えば、それらのモンスターのアイデンティティーも失われていない。 -「ダンジョン」「闘技場」の追加など、やりこみ要素の増加。 --前者はレベルアップやお金稼ぎができ、ここでしか手に入らないエッグモンスターやアイテムがある。 --後者は既存のエッグモンスターの外見が変化したボスモンスターが控えており、強さは段違い。一番最速のタイミングで挑める「呪われたデス」ですら、4444という破格のHP((参考までに、ストーリー序盤のボスが繰り出すエッグモンスターはせいぜい3桁台のHPしかない))に加えて高火力に即死技を所有と、狂った強さを見せ付けてくる。 ---更に全ての闘技場を制覇すると、本編ボスらを遥かに上回る凶悪な隠しボスに挑戦できる。 -ボス曲などの新曲は植松伸夫・伊藤賢治・関戸剛などの多数の作曲家陣が製作しており、非常に豪華。 -前作でもあったタツノコプロ&アニメーター・金田伊功製作のOPアニメは健在。 --今作はアニメ作品のパロディとなっているアイキャッチも多数追加され、アニメーションを堪能する機会は多い。 **問題点 -一部のグラフィック・BGMが前作から使い回されている。 --直接的な続編である以上、基本的な要素を引き継ぐのはある程度しょうがないが、通常戦闘のBGMや不評だった将軍グラフィックなどが変更されていないことには不満もある。 -テンポの悪さが完全に改善されているとは言えない。 --戦闘が3vs3の大人数になったこともあり、スキップを駆使しても一戦一戦に結構時間がかかる。 -前作と比較して難易度が高い。 --戦闘規模が大きくなったのもあるが、技のヒット数が機能したことで非召喚時のリスクが高まっているのが一因。 --必中か命中率の高い全体攻撃持ちのボスはこの傾向が顕著である。特にラストボスは攻撃力の高さと素早さから、2回分喰らっただけで(エッグモンスターを召喚していないと)全滅に追い込まれることも珍しくない。 -「ダンジョン」が面倒くさい。 --やたら同じ場所をまわらないといけない仕掛けが多い。さらに敵が召喚するエッグモンスターが強いなど、難易度が高い。 ---敵の強さに関しては、敵エッグモンスターの「HP以外のステータス」がプレイヤー側の同モンスターに比例して強くなる本作の仕様のせい。特に100階ダンジョンのほぼ全域に渡って登場する「ジュードーカ」は攻撃力がよく育つ優秀なアタッカーで扱いやすく、こいつを使い続けるほどダンジョン攻略の難易度が上がるという罠。 --本編とは関係のないおまけの割にやたらと分量が多く、全100階の巨大ダンジョンまであるため、下手をすると全クリアに本編のクリア以上の時間がかかる。その分本編が割を食ったのかそれほど長くはなく、ボリュームのバランスが悪い。 --ちなみに100階ダンジョンの中では様々なサブストーリーや根幹に関わる謎めいた伏線が張られているのだが、このうち後者は最後の最後で盛大に肩透かしを喰らってしまう((いよいよ大詰めだ、と意気込んで扉の前に立った途端、落とし穴で落とされその先には・・・))。 ---しかもこのダンジョンの謎を解き明かそうとして亡くなった犠牲者もいるだけに、何とも複雑である。 -前作にあった、データ引き継ぎを行ったうえでの2周目(いわゆる「強くてニューゲーム」)がない。 --使えるエッグモンスターが大量に増えたにも関わらず、一度クリアしてしまったら育てる場所がほとんどない。クリア後の「ダンジョン」で育てることは可能だが、正直なところ単調で飽きる。 -エッグモンスター及びエッグに差がありすぎる。(ある意味これはシリーズ恒例なのかもしれないが…) --例えばサイバーエッグは大器晩成型が多い代わりに回復持ちが一人も居ないため、他のエッグに比べると相対的に弱い。 -ギャグ色の強いシリーズであるが、前作は行き過ぎとして評判を下げる原因の一つとなっていた。今作も残念ながら、そちらに関しては行き過ぎと取られるレベルでネタが詰め込まれている。 --ある英雄を覚醒させるきっかけとして貢献したとはいえ、主人公の若が前作に増して悪フザケに徹しているのも原因。今回はブラックドラゴンの夢や若覚醒イベントに相当するシリアス成分が皆無なのもそれを助長している。 **総評 総合的に見るとまぎれもない良作である。ただ路線的に評価の低かった前作を引き継いでいることもあり、減ったファンを完全に取り戻せなかったのが残念でもある。 *余談 前作では集英社の雑誌『週刊少年ジャンプ』『Vジャンプ』と大々的にコラボレーションを取っていたのだが、本作ではまともな紹介すら行われなかった。~ おそらく、上記のパロディで[[自社の雑誌>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%88%8A%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3]]を宣伝していたのが原因だと思われる。そこまでしてパロディに徹しなくても…。~ ちなみに、ほぼ同時期に発売された[[エッグモンスターHERO>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/489.html]]は『月刊コロコロコミック』にて毎号特集を組まれていた。 //とりあえず保存、また随時書き足したいと思います。 //↑作成された方とは別人ですが書き足しました。不満ありましたら書き変えてください。&bold(){}
*半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~ 【はんじゅくひーろーふぉー しちにんのはんじゅくひーろー】 |ジャンル|バラエティ・RPG|&amazon(B0007W5DOO)|&amazon(B0007W5DO4)| |対応機種|プレイステーション2|~|~| |発売・開発元|スクウェア・エニックス|~|~| |発売日|2005年5月26日|~|~| |定価|7,140円(税込)&br()限定版は9,240円(税込)|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[半熟英雄シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1086.html]]''| **概要 -『半熟英雄』シリーズの第4作目であり、[[3作目>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/737.html]]の直接的な続編。パロディが多くあり、元ネタを探すだけでも面白い作品である。 **ストーリー 前作のラストで、ゲーム史上最悪のヒロインの一人と言って過言ではないカトリ・イネと結婚させられることになった若。~ しかし婚礼の儀の当日、空から巨大な火の玉が落下し、その中には若のものとは違う「たまご」を使う、謎の機械生命体の姿があった。~ どうにか撃退した王子たちだが、エッグワールドの伝説に、~ 「この広い宇宙には7人の英雄が存在するという。英雄の持つ7つのたまご呼び合うとき…すべての世に災厄訪れん…。」とあることを知る。~ 何者かが、7人の英雄と、その「たまご」を狙っているらしい。こうして王子たちは、まだ見ぬ英雄に出会うため、アルマムーン王国の存在する惑星アルマムーンから宇宙に飛び出すことになった。 **評価点 -新しいエッグモンスターが大量に追加された。 --作業量の都合上か前作でリストラを喰らわされたエッグモンスターも全員復活し、モンスター数は200体の大所帯になった。 --前作のエッグモンスターもそのまま使い回しているものだけではなく、グラフィックや技性能に変更があるものも存在する。 --もちろん今回も一般公募のモンスターが何体か存在する。 -前作の欠点・不満点は全体的に解消される方向に動いている。 --敵も「たまご」を使うようになり、前作で実質的に廃止されていたエッグモンスター同士の戦闘が復活した。 --4倍速ボタンの追加などテンポの悪さが改善され、長いイベント及び演出などがあまり気にならなくなった。 --前作でほぼ毎月強制的に起こっていた「貢ぎイベント」は、月イチコマンドで行う任意選択方式に変わった。さらに今回は「カトリ・イネ」だけでなく、性格は姉と同じで最悪だが容姿は美少女の妹「カトリ・イヌ」にも貢げるようになり、多くの金額を貢ぐと将軍として使えるようになったり、コスチュームチェンジできるようになったりと一応貢ぎがいのある?ものとなっている。 ---ただし、「カトリ・イヌ」のほうがお金がかかる(「カトリ・イネ」の約2倍)なのはちゃっかりしてるというか、なんというか…。 --形骸化していた技のヒット数がきちんと反映されるようになり、前々作の仕様に戻った。 --パラメータ「にんき」やきりふだパズルなど、前作で不評だった追加要素の多くは廃止された。 --主題歌を歌うささきいさお氏を除き、芸能人のゲスト出演は端役で行われるようになった。 ---これに伴い、前作から続投した鉄拳は闘技場のボスモンスター(実質勝利確定イベント)、およびダンジョンのモブキャラ扱いに留まった。 -エッグモンスターの3体同時召喚が出来るようになり、技ごとに単体・全体の対象が設定されたことで技の差別化が進んだ。 -新システム「タコメーター」が追加された。 --自動車などのタコメーターが元ネタだが、このゲームでは「タコのメーター」である。敵・味方双方が技を使うたびに、下部のタコが左右に動く。 --多くの強力な技(シリアスな技)を使うと、メーターがどんどん「ブチギレ方向」に動いていく。振り切れるとこちらのターンが一回休みになり、その間相手の攻撃力は倍になってしまう。また、中には「ブチギレ」状態になると特殊なイベントが発動し、極めて不利な状態にさせられてしまう(ゲームオーバーになってしまうことも!)敵もいる。 --逆にギャグ的な技を使うと、メーターが「アキレ方向」に動く。振り切れると相手が1ターン休みになった上に、倍の攻撃力で攻撃できる。 --このため、攻撃力を頼りにゴリ押しする傾向の強かった過去作と異なり、わざと弱い攻撃などを使ってブチギレを打ち消す戦略性も場合によっては必要になった。たとえ「エッグマン」「ウゴカザル」などの戦闘に役立つコマンドが一切存在しないエッグモンスターでも、活躍の可能性が生まれたことになる。 ---とはいえ、当たり前だが技そのものの性能が変化したわけではないので、上に挙げたような役立たずモンスターたちが戦力として全く頼りにならないことに変わりはない。逆に言えば、それらのモンスターのアイデンティティーも失われていない。 -「ダンジョン」「闘技場」の追加など、やりこみ要素の増加。 --前者はレベルアップやお金稼ぎができ、ここでしか手に入らないエッグモンスターやアイテムがある。 --後者は既存のエッグモンスターの外見が変化したボスモンスターが控えており、強さは段違い。一番最速のタイミングで挑める「呪われたデス」ですら、4444という破格のHP((参考までに、ストーリー序盤のボスが繰り出すエッグモンスターはせいぜい3桁台のHPしかない))に加えて高火力に即死技を所有と、狂った強さを見せ付けてくる。 ---更に全ての闘技場を制覇すると、本編ボスらを遥かに上回る凶悪な隠しボスに挑戦できる。 -ボス曲などの新曲は植松伸夫・伊藤賢治・関戸剛などの多数の作曲家陣が製作しており、非常に豪華。 -前作でもあったタツノコプロ&アニメーター・金田伊功製作のOPアニメは健在。 --今作はアニメ作品のパロディとなっているアイキャッチも多数追加され、アニメーションを堪能する機会は多い。 **問題点 -一部のグラフィック・BGMが前作から使い回されている。 --直接的な続編である以上、基本的な要素を引き継ぐのはある程度しょうがないが、通常戦闘のBGMや不評だった将軍グラフィックなどが変更されていないことには不満もある。 -テンポの悪さが完全に改善されているとは言えない。 --戦闘が3vs3の大人数になったこともあり、スキップを駆使しても一戦一戦に結構時間がかかる。 -前作と比較して難易度が高い。 --戦闘規模が大きくなったのもあるが、技のヒット数が機能したことで非召喚時のリスクが高まっているのが一因。 --必中か命中率の高い全体攻撃持ちのボスはこの傾向が顕著である。特にラストボスは攻撃力の高さと素早さから、2回分喰らっただけで(エッグモンスターを召喚していないと)全滅に追い込まれることも珍しくない。 -「ダンジョン」が面倒くさい。 --やたら同じ場所をまわらないといけない仕掛けが多い。さらに敵が召喚するエッグモンスターが強いなど、難易度が高い。 ---敵の強さに関しては、敵エッグモンスターの「HP以外のステータス」がプレイヤー側の同モンスターに比例して強くなる本作の仕様のせい。特に100階ダンジョンのほぼ全域に渡って登場する「ジュードーカ」は攻撃力がよく育つ優秀なアタッカーで扱いやすく、こいつを使い続けるほどダンジョン攻略の難易度が上がるという罠。 --本編とは関係のないおまけの割にやたらと分量が多く、全100階の巨大ダンジョンまであるため、下手をすると全クリアに本編のクリア以上の時間がかかる。その分本編が割を食ったのかそれほど長くはなく、ボリュームのバランスが悪い。 --ちなみに100階ダンジョンの中では様々なサブストーリーや根幹に関わる謎めいた伏線が張られているのだが、このうち後者は最後の最後で盛大に肩透かしを喰らってしまう((いよいよ大詰めだ、と意気込んで扉の前に立った途端、落とし穴で落とされその先には・・・))。 ---しかもこのダンジョンの謎を解き明かそうとして亡くなった犠牲者もいるだけに、何とも複雑である。 -前作にあった、データ引き継ぎを行ったうえでの2周目(いわゆる「強くてニューゲーム」)がない。 --使えるエッグモンスターが大量に増えたにも関わらず、一度クリアしてしまったら育てる場所がほとんどない。クリア後の「ダンジョン」で育てることは可能だが、正直なところ単調で飽きる。 -エッグモンスター及びエッグに差がありすぎる。(ある意味これはシリーズ恒例なのかもしれないが…) --例えばサイバーエッグは大器晩成型が多い代わりに回復持ちが一人も居ないため、他のエッグに比べると相対的に弱い。 -ギャグ色の強いシリーズであるが、前作は行き過ぎとして評判を下げる原因の一つとなっていた。今作も残念ながら、そちらに関しては行き過ぎと取られるレベルでネタが詰め込まれている。 --ある英雄を覚醒させるきっかけとして貢献したとはいえ、主人公の若が前作に増して悪フザケに徹しているのも原因。今回はブラックドラゴンの夢や若覚醒イベントに相当するシリアス成分が皆無なのもそれを助長している。 **総評 総合的に見るとまぎれもない良作である。ただ路線的に評価の低かった前作を引き継いでいることもあり、減ったファンを完全に取り戻せなかったのが残念でもある。 **余談 前作では集英社の雑誌「週刊少年ジャンプ」「Vジャンプ」と大々的にコラボレーションを取っていたのだが、本作ではまともな紹介すら行われなかった。~ おそらく、上記のパロディで[[自社の雑誌>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%88%8A%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3]]を宣伝していたのが原因だと思われる。そこまでしてパロディに徹しなくても…。~ ちなみに、ほぼ同時期に発売された『[[エッグモンスターHERO>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/489.html]]』は月刊コロコロコミックにて毎号特集を組まれていた。

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