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モンスターファーム2 - (2010/01/07 (木) 17:30:46) の1つ前との変更点

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**モンスターファーム2 【もんすたーふぁーむつー】 |ジャンル|育成シミュレーションゲーム| |対応機種|プレイステーション| |発売・開発元|テクモ| |発売日|1999年2月25日| |定価|5800円| *概要 -前作[[モンスターファーム]]と同様、モンスターを育成し戦わせる「ブリーダー」となり、名人を目指すゲーム。 -今作の主人公は前作に登場したブリーダー組織「FIMBA」とは異なる「IMA」という組織に所属しており、コルトという助手が付く。 -前作のキャラクターも何人か登場する。 以下に、前作からの主な変更点を載せる *システム全般 -モンスターの種類が大幅に増加。 --いくつかの隠し種族を除いて前作のほとんどの種族が登場する他、新看板モンスターの「モッチー」を始め、多くの種族が新登場した。 --合体等で生まれる派生種の数は400種類程にもなる。これはモンスターファームシリーズの中でも最多である。 -CD等からモンスターを生み出す「円盤石再生」の他に、前作のセーブデータからモンスターを再生する「石版再生」が追加。 --前作で育てたモンスターを再生することで、同じ種族(例外あり)のモンスターを手に入れることが出来る。 --モンスターの年齢は0歳に戻り、技も基本技のみになるが、パラメータは前作で育成した分がある程度反映される。 -ポケットステーションを用いてお金を稼ぐ「アルバイト」が追加。 --ポケットステーションにモンスターを送り、ミニゲームをすることでポイントが貯まり、そのポイントに応じてお金を貰うことが出来る。 --ミニゲームの成績によって、お金の他に特別なアイテムを貰えることもある。そのアイテムの中にはあるレアモンを生み出すものも。 -全体的な難易度の上昇 --前作に比べて育成モンスターの寿命が減り易い上に、大会の敵モンスターが全体的に強く設定されている。 --ゲームの1つの目的である「レジェンド杯」での優勝を果たすためには、システムを熟知した上で、きちんと育成計画を立てなければ難しい。 *育成 -ファームでの様子やトレーニング画面等の描写がパワーアップ --固定カメラだった前作のファームと違い、今作のファームではモンスターの動きに合わせてカメラがそれを追うように動く。 ---特に意味があるわけではないが、モンスターの種類によって様々なモーションを見せ、スタッフの作り込みの程が伺える。 --(前作での「仕事」にあたる)「トレーニング」や「修行」のシーンもフル3Dで描写され、視覚的にも楽しめるようになっている。 -モンスターを1ヶ月特別な場所に送ってトレーニングする、「修行」では「ノラモン」と呼ばれる野生のモンスターと戦うことがある。 --このバトルではプレイヤーは一切指示することは出来ず、オートで戦う。また制限時間も無い(ただし一定時間経つと育成モンスターはギブアップする)。 --勝利することでノラモンのランクに応じて報奨金を貰うことが出来る。 -モンスターに「ヨイワル度」というパラメータが追加され、育成の仕方によって言う事をよく聞く「ヨイモン」になったり、逆に言う事をあまり聞かない「ワルモン」になったりする。 --ヨイかワルかによってトレーニングの成功率や覚えられる技等に影響が出る。ちなみに育成開始時の「ヨイワル度」は種族によって決まっている。 *大会、バトル -前作と違い、モンスターのランクの1つ上のランクの大会にも出場することが出来る。また、モンスターのランクに関わらず出場できるフリーランクの大会もある。 --優勝することでモンスターランクが上がる公式戦も、1つ上のランクに出ることで一気にランクを2つ上げることが出来る。 -4年に一度「IMA」と「FIMBA」、2つのブリーダー組織の対抗で行われる「2大陸対抗戦」がある。 --「FIMBA」側として登場するモンスターはそのほとんどが前作の大会等に登場したモンスターである(ただしパラメータ等は今作に合わせて調整されている) --また、ブリーダーとなった前作の助手「ホリィ」も登場する。 -前作でもバトルの重要な要素であった「ガッツ」は、今作ではさらにその重要性を増した。 --今作ではガッツは与えるダメージや命中率だけでなく、受けるダメージや回避率等、防御面にも影響を及ぼすので、ガッツの高い状態を維持することが前作以上に重要である。 --また、今作ではガッツ回復速度が遅いモンスターほど、ガッツによる能力補正割合が大きくなるため、単純にガッツ回復速度が速い程有利であるとは言えなくなった。 -バトル中の状態変化の追加 --前作にもあった、ピンチ時に攻撃力の上がる「底力」に加えて、「逆上」「必死」等、様々な状態変化が追加された。 --これらは、それぞれ発動出来るモンスターや発動条件が決まっており、中には不利な効果を発揮するものもある。 *総合 -今作は、良質な育成シミュレーションゲームである前作を、モンスターの種類、演出面等で大幅にパワーアップさせたものとなっている。 -対戦においても「ガッツ」関連の調整等により、モンスターのバランスが改善されており、より戦略性の高い対戦を楽しめる。 -以上のことより今作はシリーズ最高傑作との声が多く、2009年現在も高い人気を誇っている。 *余談 -今作はモンスターの種類等、様々な点で前作から大幅にボリュームが増えたせいか、バグや設定ミス等がしばしば見受けられる。 --有名なところでは、石版再生で、あるモンスターを再生しようとすると起こるフリーズや(BEST版では修正)、一部のモンスターの技が習得不能である点等。 -今作においてもテクモ公式の大会である「モンスター甲子園」が開催されたが、今作での初優勝モンスターの名前は「あ」である。
**モンスターファーム2 【もんすたーふぁーむつー】 |ジャンル|育成シミュレーションゲーム| |対応機種|プレイステーション| |発売・開発元|テクモ| |発売日|1999年2月25日| |定価|5800円| *概要 -前作[[モンスターファーム]]と同様、モンスターを育成し戦わせる「ブリーダー」となり、名人を目指すゲーム。 -今作の主人公は前作に登場したブリーダー組織「FIMBA」とは異なる「IMA」という組織に所属しており、コルトという助手が付く。 -前作のキャラクターも何人か登場する。 以下に、前作からの主な変更点を載せる *システム全般 -モンスターの種類が大幅に増加。 --いくつかの隠し種族を除いて前作のほとんどの種族が登場する他、新看板モンスターの「モッチー」を始め、多くの種族が新登場した。 --合体等で生まれる派生種の数は400種類程にもなる。これはモンスターファームシリーズの中でも最多である。 -CD等からモンスターを生み出す「円盤石再生」の他に、前作のセーブデータからモンスターを再生する「石版再生」が追加。 --前作で育てたモンスターを再生することで、同じ種族(例外あり)のモンスターを手に入れることが出来る。 --モンスターの年齢は0歳に戻り、技も基本技のみになるが、パラメータは前作で育成した分がある程度反映される。 -ポケットステーションを用いてお金を稼ぐ「アルバイト」が追加。 --ポケットステーションにモンスターを送り、ミニゲームをすることでポイントが貯まり、そのポイントに応じてお金を貰うことが出来る。 --ミニゲームの成績によって、お金の他に特別なアイテムを貰えることもある。そのアイテムの中にはあるレアモンを生み出すものも。 -全体的な難易度の上昇 --前作に比べて育成モンスターの寿命が減り易い上に、大会の敵モンスターが全体的に強く設定されている。 --ゲームの1つの目的である「レジェンド杯」での優勝を果たすためには、システムを熟知した上で、きちんと育成計画を立てなければ難しい。 *育成 -ファームでの様子やトレーニング画面等の描写がパワーアップ --固定カメラだった前作のファームと違い、今作のファームではモンスターの動きに合わせてカメラがそれを追うように動く。 ---特に意味があるわけではないが、モンスターの種類によって様々なモーションを見せ、スタッフの作り込みの程が伺える。 --(前作での「仕事」にあたる)「トレーニング」や「修行」のシーンもフル3Dで描写され、視覚的にも楽しめるようになっている。 ---一方で、前作の2Dアニメーションがよかったという声もある。 -モンスターを1ヶ月特別な場所に送ってトレーニングする、「修行」では「ノラモン」と呼ばれる野生のモンスターと戦うことがある。 --このバトルではプレイヤーは一切指示することは出来ず、オートで戦う。また制限時間も無い(ただし一定時間経つと育成モンスターはギブアップする)。 --勝利することでノラモンのランクに応じて報奨金を貰うことが出来る。 -モンスターに「ヨイワル度」というパラメータが追加され、育成の仕方によって言う事をよく聞く「ヨイモン」になったり、逆に言う事をあまり聞かない「ワルモン」になったりする。 --ヨイかワルかによってトレーニングの成功率や覚えられる技等に影響が出る。ちなみに育成開始時の「ヨイワル度」は種族によって決まっている。 *大会、バトル -前作と違い、モンスターのランクの1つ上のランクの大会にも出場することが出来る。また、モンスターのランクに関わらず出場できるフリーランクの大会もある。 --優勝することでモンスターランクが上がる公式戦も、1つ上のランクに出ることで一気にランクを2つ上げることが出来る。 -4年に一度「IMA」と「FIMBA」、2つのブリーダー組織の対抗で行われる「2大陸対抗戦」がある。 --「FIMBA」側として登場するモンスターはそのほとんどが前作の大会等に登場したモンスターである(ただしパラメータ等は今作に合わせて調整されている) --また、ブリーダーとなった前作の助手「ホリィ」も登場する。 -前作でもバトルの重要な要素であった「ガッツ」は、今作ではさらにその重要性を増した。 --今作ではガッツは与えるダメージや命中率だけでなく、受けるダメージや回避率等、防御面にも影響を及ぼすので、ガッツの高い状態を維持することが前作以上に重要である。 --また、今作ではガッツ回復速度が遅いモンスターほど、ガッツによる能力補正割合が大きくなるため、単純にガッツ回復速度が速い程有利であるとは言えなくなった。 -バトル中の状態変化の追加 --前作にもあった、ピンチ時に攻撃力の上がる「底力」に加えて、「逆上」「必死」等、様々な状態変化が追加された。 --これらは、それぞれ発動出来るモンスターや発動条件が決まっており、中には不利な効果を発揮するものもある。 *総合 -今作は、良質な育成シミュレーションゲームである前作を、モンスターの種類、演出面等で大幅にパワーアップさせたものとなっている。 -対戦においても「ガッツ」関連の調整等により、モンスターのバランスが改善されており、より戦略性の高い対戦を楽しめる。 -以上のことより今作はシリーズ最高傑作との声が多く、2009年現在も高い人気を誇っている。 *バグやら設定ミスやら -今作はモンスターの種類等、様々な点で前作から大幅にボリュームが増えたせいか、バグや設定ミス等がしばしば見受けられる。 --前作に居たプロトメサイヤー(ヘンガー×ガリ)が抜けており、石板再生しようとすると通常版ではフリーズする。BEST版では再生を拒否される。 --2ではパラメータの並びが上から「ライフ、ちから、かしこさ、命中、回避、丈夫さ」なのだが、1では「かしこさ」と「丈夫さ」の欄が逆であった。&br()何が問題かというと、二大陸対抗戦でのFIMBA側モンスターのパラ。前作の並びで移したらしく、1のパラと比べるとどう見てもかしこさと丈夫さが逆。 --「丈夫さ」の影響が少し弱い。被ダメージ減少がちからとかしこさにも依存されているようで、かしこさが低くて丈夫さが高いモンスターがかしこさ技を食らうとダメージが結構大きい。 --コロペンドラ種限定の「団結」という状態変化があるのだが、これの効果が「泥酔」と同じになってしまっている。泥酔はマイナスの状態変化のためコロペンドラ涙目。 --取得出来ない技がいくつかある。ガリの「魔人ナックル」やチャッキーの「ソニックブーム」は孵化や合体でどうにか出来るが、バジャールの一部の技はどうやっても取得不可能。 --ヴァージアハピというモンスターのガッツ回復が「1」(基本的に6~19)である。おそらくは「11」と入れようとしたところをミスしたのだろう。&br()そのせいでモンスター甲子園での使用は禁止され、すえきすえぞーと同じ予選用モンスターとして登場した。 --ヨイワル度が「そのモンスターの基本値±100」しか変動しない。このせいでヒノトリの「火炎連砲」を始め、特定のモンスターで一部のヨイワル技が取得出来ない。 *余談 -今作においてもテクモ公式の大会である「モンスター甲子園」が開催されたが、今作での初優勝モンスターの名前は「あ」である。

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