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*仮面ライダーV3
【かめんらいだーぶいすりー】
|ジャンル|対戦格闘|&amazon(B00005OVJU)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|KAZe|~|
|発売日|2000年9月14日|~|
|定価|5800円|~|
|備考|廉価版は2002年6月20日発売/2800円|~|
**概要
同名の特撮ヒーロー番組を原作としたゲームソフト。
98年に発売された格闘ゲーム「仮面ライダー」(以下「前作」)に準じた仕様だが、使用できるキャラ数やゲームモードは増強されている。
**登場キャラクター
-()内は変身前の姿。オプションの設定で戦闘中に変身するか、最初から変身しているかを選択できる。
-最初から使えるキャラ
--仮面ライダーV3(風見志郎)、ハサミジャガー(黒神父)、ジシャクイノシシ(怪人戦闘員)、ガマボイラー(怪人戦闘員)、カニレーザー(ドクトルG)、原始タイガー(魔女スミロドーン)、死人コウモリ(ツバサ大僧正)、カマクビガメ(怪人戦闘員)、ザリガーナ(ヨロイ元帥)
-隠しキャラ
--ライダーマン(結城丈二)、仮面ライダー1号(本郷猛)、仮面ライダー2号(一文字隼人)、デストロン首領(変身前も同じ)、カメバズーカ(怪人戦闘員)、サイタンク(ブラックサンタ)、親衛隊戦闘員(通常戦闘員)
--他に、スペシャル隠しキャラとして立花藤兵衛(珠純子)がいる。
**特徴
-デジタルカードゲットモードは、前作同様所有済みのカードを何度も入手する可能性があるが、「好きなカードを入手できるミニゲーム」という救済措置が加わった。
--「仮面ライダーストロンガー」最終回における、ライダー1~7号が素顔で勢揃いしているシーンの写真もカード化されている。
-豊富な隠しオプションの他、着ぐるみショーを思わせるコミカルな姿のキャラで対戦をすることもできる。
-ストーリーモードは、原作を再現したメインストーリーの他、1号・2号を主役とした「特別編」や、ライダーマンを主役とした「ライダーマン編」も用意されている。
-「前作」の音声はテレビ本編からの流用だったが、本作は新規録音となっている(ただし、立花藤兵衛と珠純子はテレビの音声を流用)。ライダーV3、1号、デストロン首領、ナレーションはオリジナル俳優・声優がアテているが、それ以外は代役である(もっとも、ライダーマンは当時既に故人だった)。
-前作もそうだったが、格闘ゲーとしての作りはバーチャファイターの流れを汲む3D格闘ゲームのそれである。怪人を蹴り上げて空中コンボを入れるライダーというのはあまり特撮っぽくない。
--また、デストロン首領の強さと戦い方に納得できないプレイヤーも少なく無い(原作での首領はV3の一撃でアッサリ粉砕されたが、今作では''あの姿で処刑釜を手に襲い掛かってくる'')と思われるが、ゲームの性質上、原作そのままでは余りにもぬるくなり過ぎるので致し方なし。
**ライダーマン編
本ソフトにおける白眉と言えるものが、このライダーマン編である。テレビ本編では、「プルトンロケットを奪い、自爆させる」という不遇な最期を遂げた(しかも、乗り込んだ時点では「V3が戦死した」とライダーマンは思っており、他に被害を回避する方法が無かった)が、本作では首領と決着をつける事ができる(首領はライダーマンの恩人でもあるため、因縁の対決である)。
このモードでは、ライダーマンは原作とは違ってザリガーナを倒し、最終面でデストロン本部に乗り込む。以下がその顛末である。
首領「よく来たなライダーマンよ。ヨロイ元帥のいない今、お前をデストロンの最高幹部に迎えても良いぞ」
ライダーマン「……(無言で身構える)」
首領「(姿を現し)どこまでも愚かな男だ、結城丈二!」
挿入歌「ぼくのライダーマン」(歌入り)をバックに、ライダーマンと首領の一騎打ちが始まる。勝利すると…。
首領「よく聞け結城丈二!私を倒せば、この基地の自爆装置が作動するのだ。バカめ!我々の勝利は、最初から決まっていたのだ!わはははは!!」
ライダーマン「………、パワー・アーム!!」
首領「ヒッ!?」
''ライダーマン「ライダーマン・結城丈二の最期を見よ!!」''
パワーアームが首領を貫き、画面暗転。そしてスタッフロールが始まる…。
ライダーマンを演じた俳優・山口暁は既に故人であるため、本ソフトのボイスは代役である。
しかし本シナリオは、制作側のライダーマンに対する愛情に溢れた名シナリオと言えよう。
*仮面ライダーV3
【かめんらいだーぶいすりー】
|ジャンル|対戦格闘|&amazon(B00005OVJU)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|KAZe|~|
|発売日|2000年9月14日|~|
|定価|5800円|~|
|備考|廉価版は2002年6月20日発売/2800円|~|
**概要
同名の特撮ヒーロー番組を原作としたゲームソフト。
98年に発売された格闘ゲーム「仮面ライダー」(以下「前作」)に準じた仕様だが、使用できるキャラ数やゲームモードは増強されている。
**登場キャラクター
-()内は変身前の姿。オプションの設定で戦闘中に変身するか、最初から変身しているかを選択できる。
-最初から使えるキャラ
--仮面ライダーV3(風見志郎)、ハサミジャガー(黒神父)、ジシャクイノシシ(怪人戦闘員)、ガマボイラー(怪人戦闘員)、カニレーザー(ドクトルG)、原始タイガー(魔女スミロドーン)、死人コウモリ(ツバサ大僧正)、カマクビガメ(怪人戦闘員)、ザリガーナ(ヨロイ元帥)
-隠しキャラ
--ライダーマン(結城丈二)、仮面ライダー1号(本郷猛)、仮面ライダー2号(一文字隼人)、デストロン首領(変身前も同じ)、カメバズーカ(怪人戦闘員)、サイタンク(ブラックサンタ)、親衛隊戦闘員(通常戦闘員)
--他に、スペシャル隠しキャラとして立花藤兵衛(珠純子)がいる。
**特徴
-デジタルカードゲットモードは、前作同様所有済みのカードを何度も入手する可能性があるが、「好きなカードを入手できるミニゲーム」という救済措置が加わった。
--「仮面ライダーストロンガー」最終回における、ライダー1~7号が素顔で勢揃いしているシーンの写真もカード化されている。
-豊富な隠しオプションの他、着ぐるみショーを思わせるコミカルな姿のキャラで対戦をすることもできる。
-ストーリーモードは、原作を再現したメインストーリーの他、1号・2号を主役とした「特別編」や、ライダーマンを主役とした「ライダーマン編」も用意されている。
-「前作」の音声はテレビ本編からの流用だったが、本作は新規録音となっている(ただし、立花藤兵衛と珠純子はテレビの音声を流用)。ライダーV3、1号、デストロン首領、ナレーションはオリジナル俳優・声優がアテているが、それ以外は代役である(もっとも、ライダーマンは当時既に故人だった)。
-前作もそうだったが、格闘ゲーとしての作りはバーチャファイターの流れを汲む3D格闘ゲームのそれである。怪人を蹴り上げて空中コンボを入れるライダーというのはあまり特撮っぽくない。
--また、デストロン首領の強さと戦い方に納得できないプレイヤーも少なく無い(原作での首領はV3の一撃でアッサリ粉砕されたが、今作では''あの姿で処刑鎌を手に襲い掛かってくる'')と思われるが、ゲームの性質上、原作そのままでは余りにもぬるくなり過ぎるので致し方なし。
**ライダーマン編
本ソフトにおける白眉と言えるものが、このライダーマン編である。テレビ本編では、「プルトンロケットを奪い、自爆させる」という不遇な最期を遂げた(しかも、乗り込んだ時点では「V3が戦死した」とライダーマンは思っており、他に被害を回避する方法が無かった)が、本作では首領と決着をつける事ができる(首領はライダーマンの恩人でもあるため、因縁の対決である)。
このモードでは、ライダーマンは原作とは違ってザリガーナを倒し、最終面でデストロン本部に乗り込む。以下がその顛末である。
首領「よく来たなライダーマンよ。ヨロイ元帥のいない今、お前をデストロンの最高幹部に迎えても良いぞ」
ライダーマン「……(無言で身構える)」
首領「(姿を現し)どこまでも愚かな男だ、結城丈二!」
挿入歌「ぼくのライダーマン」(歌入り)をバックに、ライダーマンと首領の一騎打ちが始まる。勝利すると…。
首領「よく聞け結城丈二!私を倒せば、この基地の自爆装置が作動するのだ。バカめ!我々の勝利は、最初から決まっていたのだ!わはははは!!」
ライダーマン「………、パワー・アーム!!」
首領「ヒッ!?」
''ライダーマン「ライダーマン・結城丈二の最期を見よ!!」''
パワーアームが首領を貫き、画面暗転。そしてスタッフロールが始まる…。
ライダーマンを演じた俳優・山口暁は既に故人であるため、本ソフトのボイスは代役である。
しかし本シナリオは、制作側のライダーマンに対する愛情に溢れた名シナリオと言えよう。