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パネキット - (2010/03/03 (水) 18:14:25) の1つ前との変更点

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*パネキット 【ぱねきっと】 |ジャンル|シミュレーション|&amazon(B00005OVN1)| |対応機種|PS|~| |販売元|ソニーコンピュータエンタテインメント|~| |発売日|1999年8月5日|~| |定価|5800円|~| *概要 -キャッチコピーは「無限工作おもちゃ箱」。その名の通り無限に遊べる途方もない自由度を持つ。 -パネル状のパーツを組み合わせ。自動車や船、飛行機などのモデルを作って動かす物理シミュレーション。 --発想次第で何でも作れるという、子供の頃の夢を具現化したようなソフト。 *「自由度」とは? ゲームを語るときに欠かせない要素の一つとして「自由度」がある。「なんでもできる」ということはそれだけでウリになる事が多く、逆にどんなに名作でも「一本道で自由度が無い」と批判されることがあることからも、その重要性が分かる。自由度の高いゲームの例として同じPS末期の[[高機動幻想ガンバレード・マーチ]]をあげると、「生き残こる事ができれば何でもしていい」という自由度が大きな支持を得た。 そして現在、自由度を重視したゲームとして前述の「ガンバレード・マーチ」や「グランド・セフト・オート」のようないわゆる「箱庭系ゲーム」が多く発売されるようになっている。しかし、それとは全く異なる方向性で「一生遊べる」とまで言われた自由度を持ったソフトがあった。それが「パネキット」である。 *基本的なシステム -舞台は個性豊かな5つの島。それぞれにシームレスな移動が可能。 -「パーツを組み合わせてモデルを作り、競技をクリアする」というのが基本的な流れである。子供のころの積み木遊びがそのまま「ロボコン」のようになったとでも例えれば良いだろうか。 -パーツ --パネル型の形状をしており、これを組み合わせてモデルを作る。--パーツは全7種類。中心となるコア、3軸それぞれの曲げパーツ、車輪、ジェット、モーター、弾丸を飛ばすシューターと必要最低限で重要なパーツばかりである。-モデル --基本的に自分でパーツを組み合わせて作るが、「プリセット」という設計図を後述の競技で入手したり、フィールドで払ったりして、それを読み込んで動かすこともできる。もちろん改造もできる。 --また、パネルの数に応じた電力や様々な抵抗、1モデルにつきパーツ100個という制限などを考えなければならず、非常に奥が深い。 -競技 --各島の特徴を生かしたバラエティに富む競技が用意されている。それぞれレベル1、レベル2の二つのノルマがあり、それをクリアすることによってゲームを進めていく。 --第一の島「わかば島」からチュートリアルで始まり、レースやラリー、グライダー、射撃などを経て最後には全5島を一周する「ワールドツアー」で締め括られる。 --「ワールドツアー」のレベル1をクリアすれば''一応''エンディング。スタッフロールが流れる。が…… *エンディング=オープニング -むしろスタッフロールが終わってからが本番との声が多い。レベル1の「ワールドツアー」までは''ちょっと長めなチュートリアル''と考えてもらっても差し支えない。 -まずレベル2全制覇を目指そう。かなりシビアな設定となっている競技も多く、モデルの完成度と操作技術が両方試される。 -そしてレベル2を制覇してもそこで終わりではない。そこからの楽しみ方は人それぞれ。例えば…… --''20段変形ロボを作ってみる。'' --''プログラム上の限界を超えて上昇してみる。'' --''何も操作しないでも勝手に動き、競技をクリアしてくれるモデルを作ってみる。'' など様々。もちろん競技の記録を限界まで伸ばすのもいいし、外観にこだわったネタ系モデルを作るのもOK。''想像力が尽きない限り一生プレイできる''、それがパネキットなのである。 **問題点 -所々処理落ちする。 -前述の通り、一モデルにパーツが100枚までという制限がある。 --「制限があるから燃える」との意見も。 -新型PS2で動かない。 --ただし、SCEに連絡すれば修正版と交換してくれる。 *その後の展開 -PS末期のソフトのため、出荷数はそこまで伸びなかったとされる。 -その後、インターネットの普及とともに再評価され、ファンサイトが多く立ち上げられた。検索すれば、モデルのセーブデータや攻略情報を掲載しているサイトが出てくるはずである。中には、バグさえ利用して普通では考えられない動きを実現させてしまうモデルもある。一度でもいいので「パネキット」で検索して、その才能の無駄遣いを見て頂きたい。 -現在、原作ソフトはプレミア化していて、なかなか触れる機会がないのが惜しまれていた。が、2007年6月28日にゲームアーカイブスで配信。600円という安価な価格も手伝って、再びファンを増やしている。 -また、気軽に体験したいなら、同じようなコンセプトのフリーソフトで「RigidChips」というソフトがあるので、そちらで体験してみるのも手だろう。 --もちろんRigidChipsにも別の良さがある。ネットワーク対戦、Luaによるスクリプト制御などが取り入れられていて、さらに自由度の高いモデル作成が可能。 --更新マダー?
*パネキット 【ぱねきっと】 |ジャンル|シミュレーション|&amazon(B00005OVN1)| |対応機種|PS|~| |販売元|ソニーコンピュータエンタテインメント|~| |発売日|1999年8月5日|~| |定価|5800円|~| *概要 -キャッチコピーは「無限工作おもちゃ箱」。その名の通り無限に遊べる途方もない自由度を持つ。 -パネル状のパーツを組み合わせ。自動車や船、飛行機などのモデルを作って動かす物理シミュレーション。 --発想次第で何でも作れるという、子供の頃の夢を具現化したようなソフト。 *「自由度」とは? ゲームを語るときに欠かせない要素の一つとして「自由度」がある。「なんでもできる」ということはそれだけでウリになる事が多く、逆にどんなに名作でも「一本道で自由度が無い」と批判されることがあることからも、その重要性が分かる。自由度の高いゲームの例として同じPS末期の[[高機動幻想ガンパレード・マーチ]]をあげると、「生き残こる事ができれば何でもしていい」という自由度が大きな支持を得た。 そして現在、自由度を重視したゲームとして前述の「ガンバレード・マーチ」や「グランド・セフト・オート」のようないわゆる「箱庭系ゲーム」が多く発売されるようになっている。しかし、それとは全く異なる方向性で「一生遊べる」とまで言われた自由度を持ったソフトがあった。それが「パネキット」である。 *基本的なシステム -舞台は個性豊かな5つの島。それぞれにシームレスな移動が可能。 -「パーツを組み合わせてモデルを作り、競技をクリアする」というのが基本的な流れである。子供のころの積み木遊びがそのまま「ロボコン」のようになったとでも例えれば良いだろうか。 -パーツ --パネル型の形状をしており、これを組み合わせてモデルを作る。--パーツは全7種類。中心となるコア、3軸それぞれの曲げパーツ、車輪、ジェット、モーター、弾丸を飛ばすシューターと必要最低限で重要なパーツばかりである。-モデル --基本的に自分でパーツを組み合わせて作るが、「プリセット」という設計図を後述の競技で入手したり、フィールドで払ったりして、それを読み込んで動かすこともできる。もちろん改造もできる。 --また、パネルの数に応じた電力や様々な抵抗、1モデルにつきパーツ100個という制限などを考えなければならず、非常に奥が深い。 -競技 --各島の特徴を生かしたバラエティに富む競技が用意されている。それぞれレベル1、レベル2の二つのノルマがあり、それをクリアすることによってゲームを進めていく。 --第一の島「わかば島」からチュートリアルで始まり、レースやラリー、グライダー、射撃などを経て最後には全5島を一周する「ワールドツアー」で締め括られる。 --「ワールドツアー」のレベル1をクリアすれば''一応''エンディング。スタッフロールが流れる。が…… *エンディング=オープニング -むしろスタッフロールが終わってからが本番との声が多い。レベル1の「ワールドツアー」までは''ちょっと長めなチュートリアル''と考えてもらっても差し支えない。 -まずレベル2全制覇を目指そう。かなりシビアな設定となっている競技も多く、モデルの完成度と操作技術が両方試される。 -そしてレベル2を制覇してもそこで終わりではない。そこからの楽しみ方は人それぞれ。例えば…… --''20段変形ロボを作ってみる。'' --''プログラム上の限界を超えて上昇してみる。'' --''何も操作しないでも勝手に動き、競技をクリアしてくれるモデルを作ってみる。'' など様々。もちろん競技の記録を限界まで伸ばすのもいいし、外観にこだわったネタ系モデルを作るのもOK。''想像力が尽きない限り一生プレイできる''、それがパネキットなのである。 **問題点 -所々処理落ちする。 -前述の通り、一モデルにパーツが100枚までという制限がある。 --「制限があるから燃える」との意見も。 -新型PS2で動かない。 --ただし、SCEに連絡すれば修正版と交換してくれる。 *その後の展開 -PS末期のソフトのため、出荷数はそこまで伸びなかったとされる。 -その後、インターネットの普及とともに再評価され、ファンサイトが多く立ち上げられた。検索すれば、モデルのセーブデータや攻略情報を掲載しているサイトが出てくるはずである。中には、バグさえ利用して普通では考えられない動きを実現させてしまうモデルもある。一度でもいいので「パネキット」で検索して、その才能の無駄遣いを見て頂きたい。 -現在、原作ソフトはプレミア化していて、なかなか触れる機会がないのが惜しまれていた。が、2007年6月28日にゲームアーカイブスで配信。600円という安価な価格も手伝って、再びファンを増やしている。 -また、気軽に体験したいなら、同じようなコンセプトのフリーソフトで「RigidChips」というソフトがあるので、そちらで体験してみるのも手だろう。 --もちろんRigidChipsにも別の良さがある。ネットワーク対戦、Luaによるスクリプト制御などが取り入れられていて、さらに自由度の高いモデル作成が可能。 --更新マダー?

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