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*イレギュラーハンターX 【いれぎゅらーはんたーえっくす】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000BPL6P2)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元・開発元|カプコン|~| |発売日|2005年12月15日&br()DL版:2009年12月16日|~| |定価|5,040円&br()DL版:1,500円|~| |備考|カプコレ:2007年1月25日発売/2,079円&br()バリューパック(ロックマンロックマンとのセット):2009年9月17日発売/2,990円&br()(全て税込)|~| |>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''| *概要 『ロックマンX』シリーズは『4』まで高いアクション性とバランスを持った人気シリーズであったが、『5』以降迷走が続いていたことは周知の事実であろう。~ ところが、『7』と同様にPS2で発売された、元『[[ブレス オブ ファイア>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1133.html]]』シリーズのスタッフ製作による『[[8>ロックマンX8]]』は荒削りながらも1~4に近いアクション性を持った良作となり、過去のシリーズの輝きを甦らせたのである。~ そしてそれから9ヵ月後、『X8』を製作したスタッフが次いでリリースしたのが今作、シリーズの原点である『[[ロックマンX]]』に新解釈を加えて作ったリメイク作品『イレギュラーハンターX』である。~ 製作には『X8』のスタッフのほか、Xシリーズの1~4まで携わっていたロックマン育ての親である稲船敬二が参加。ディレクターは『ロックマン8 メタルヒーローズ』のプランナー・松江一樹が担当した。 *長所 -アクション性 --スーパーファミコン時代のスピード感や挙動を損ねることなく再現している。 ---更にボスにダメージを与えた時の効果音も、スーパーファミコン時代と同じというこだわり。 --グラフィックは3D化されているが、『X8』と同様に2.5Dのゲーム性である。 --ステージも『X1』を基本としているため、『X8』のような陰湿トラップの配置は無く純粋にアクションを楽しめる。 -演出面の大幅強化 --ボス戦前に主人公とボスとの掛け合いが追加された事により、ボス達に個性がついた。終盤のいつものボス再戦も、実はデッドコピーだったり…など芸が細かい。 --またクリア後に、今作のラスボスであるシグマが反乱を起こす理由等を丁寧に描いたアニメーション「The day of ∑」を鑑賞可能になり、ストーリーに新たな広がりを見せている。 ---「The day of ∑」及び、ゲーム中のアニメムービーは『X4』『ロックマン8 メタルヒーローズ』でもムービー製作を手掛けたXEBEC(ジーベック)が担当。 ---アニメーションの監督はアニメ版『ロックマンエグゼ』シリーズを手掛けた加戸誉夫氏。そのほか、アニメ版エグゼに関与していたスタッフが参加している。 --声優の演技も非常に光っており、物語を盛り上げる。 -なお、今作のストーリーは&bold(){『ロックマンX』の設定をベースにした新作}で、オリジナルの『X1』とは設定が大幅に異なる。 --オープニングの「Based On RockmanX」という表記が全てを物語っている。 -ステージ構成の大幅な変更。 --エックスのパワーアップパーツが配置されたステージが、『X1』とは全く違うステージになっている。 --初代と異なるステージ攻略が楽しめる。 --また、最後のシグマステージに至ってはラストのステージ4を除き、全てが新作になっている。 ---但し、出て来るボス達は『X1』に準拠している。 -VAVAモードの追加 --エックスとの死闘を繰り広げたVAVAを主人公にしたifストーリーである「VAVAモード」がプレイ可能。 --エックスとは違ったシステムと操作性で敵と戦うことができる。 --また『X8』で不評であった声優もシグマ役の麦人から下崎紘史に変更され、大幅なイメージチェンジが図られた。 ---性格・設定もダークヒーローテイストになり、ユーザーからは高評価を得ている。 *短所 -処理落ち --敵が多く表示されたり、ストームトルネードのような多段ヒットする武器を使うと多少処理落ちがおきる。 --敵をほったらかしたり、終盤になるとそうなることが多いので注意。 -ダッシュボタン(○ボタン)の使い難さ --PSP本体の設計都合により、初代より押し難い。但し、オプションでキーコンフィング可能。 --GBAの『ロックマンゼロ』シリーズのようにLボタンにダッシュを割り振るとそこそこ使い易くなる。 -ストーリー --オリジナルとは別物なので、それを受け入れた上で見ないと違和感が残る。 --ただ一部ではおかしな方向に進み始めていたストーリーを仕切りなおすという意味ではありという声もある。 --もちろん本作がより掘り下げた面も見受けられるので、それは賛否あり程度であろう。 *総評 リメイク作品としても一つの作品としても出来は非常によく、Xシリーズは今作で完全な復活を遂げたといえる。~ しかし『X7』でのファン離れもあるが、今作はCM等の宣伝は一切されず、PSPがまだ普及していない時期での発売だったこともあり、売り上げは『X8』同様散々な結果となってしまった。~ これによりXシリーズは現在打ち止め状態である。 *その後の展開 -開発は『[[ロックマンロックマン]]』と並行して行われていた(スタッフも今作と一緒)。その『ロックマンロックマン』は、今作の発売から3ヶ月後という脅威のハイペースで発売された。 --こちらも非常に完成度が高く、プレイしたユーザーからは好評の声が相次いだ。 -入手困難な『X8』とは異なり、今作はベスト版(カプコレ)や『ロックマンロックマン』とのセットによるバリューパックなどがコンスタントにリリースされており、現在でも入手は容易である。 --また、ダウンロード版も配信されている。
*イレギュラーハンターX 【いれぎゅらーはんたーえっくす】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000BPL6P2)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元・開発元|カプコン|~| |発売日|2005年12月15日&br()DL版:2009年12月16日|~| |定価|5,040円&br()DL版:1,500円|~| |備考|カプコレ:2007年1月25日発売/2,079円&br()バリューパック(ロックマンロックマンとのセット):2009年9月17日発売/2,990円&br()(全て税込)|~| |>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''| *概要 『ロックマンX』シリーズは『4』まで高いアクション性とバランスを持った人気シリーズであったが、『5』以降迷走が続いていたことは周知の事実であろう。~ ところが、『7』と同様にPS2で発売された、元『[[ブレス オブ ファイア>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1133.html]]』シリーズのスタッフ製作による『[[8>ロックマンX8]]』は荒削りながらも1~4に近いアクション性を持った良作となり、過去のシリーズの輝きを甦らせたのである。~ そしてそれから9ヵ月後、『X8』を製作したスタッフが次いでリリースしたのが今作、シリーズの原点である『[[ロックマンX]]』に新解釈を加えて作ったリメイク作品『イレギュラーハンターX』である。~ 製作には『X8』のスタッフのほか、Xシリーズの1~4まで携わっていたロックマン育ての親である稲船敬二が参加。ディレクターは『ロックマン8 メタルヒーローズ』のプランナー・松江一樹が担当した。 *長所 -アクション性 --スーパーファミコン時代のスピード感や挙動を損ねることなく再現している。 ---更にボスにダメージを与えた時の効果音も、スーパーファミコン時代と同じというこだわり。 --グラフィックは3D化されているが、『X8』と同様に2.5Dのゲーム性である。 --ステージも『X1』を基本としているため、『X8』のような陰湿トラップの配置は無く純粋にアクションを楽しめる。 -演出面の大幅強化 --ボス戦前に主人公とボスとの掛け合いが追加された事により、ボス達に個性がついた。終盤のいつものボス再戦も、実はデッドコピーだったり…など芸が細かい。 --またクリア後に、今作のラスボスであるシグマが反乱を起こす理由等を丁寧に描いたアニメーション「The day of ∑」を鑑賞可能になり、ストーリーに新たな広がりを見せている。 ---「The day of ∑」及び、ゲーム中のアニメムービーは『X4』『ロックマン8 メタルヒーローズ』でもムービー製作を手掛けたXEBEC(ジーベック)が担当。 ---アニメーションの監督はアニメ版『ロックマンエグゼ』シリーズを手掛けた加戸誉夫氏。そのほか、アニメ版エグゼに関与していたスタッフが参加している。 --声優の演技も非常に光っており、物語を盛り上げる。 -なお、今作のストーリーは&bold(){『ロックマンX』の設定をベースにした新作}で、オリジナルの『X1』とは設定が大幅に異なる。 --オープニングの「Based On RockmanX」という表記が全てを物語っている。 -ステージ構成の大幅な変更。 --エックスのパワーアップパーツが配置されたステージが、『X1』とは全く違うステージになっている。 ---初代で強制取得だったパーツを取らずにボス戦に挑めるなど、初代と異なるステージ攻略や縛りプレイが楽しめる。 --また、最後のシグマステージに至ってはラストのステージ4を除き、全てが新作になっている。 ---但し、出て来るボス達は『X1』に準拠している。 -VAVAモードの追加 --エックスとの死闘を繰り広げたVAVAを主人公にしたifストーリーである「VAVAモード」がプレイ可能。 --エックスとは違ったシステムと操作性で敵と戦うことができる。 --また『X8』で不評であった声優もシグマ役の麦人から下崎紘史に変更され、大幅なイメージチェンジが図られた。 ---性格・設定もダークヒーローテイストになり、ユーザーからは高評価を得ている。 *短所 -処理落ち --敵が多く表示されたり、ストームトルネードのような多段ヒットする武器を使うと多少処理落ちがおきる。 --敵をほったらかしたり、終盤になるとそうなることが多いので注意。 -ダッシュボタン(○ボタン)の使い難さ --PSP本体の設計都合により、初代より押し難い。但し、オプションでキーコンフィング可能。 --GBAの『ロックマンゼロ』シリーズのようにLボタンにダッシュを割り振るとそこそこ使い易くなる。 -ストーリー --オリジナルとは別物なので、それを受け入れた上で見ないと違和感が残る。 --ただ一部ではおかしな方向に進み始めていたストーリーを仕切りなおすという意味ではありという声もある。 --もちろん本作がより掘り下げた面も見受けられるので、それは賛否あり程度であろう。 *総評 リメイク作品としても一つの作品としても出来は非常によく、Xシリーズは今作で完全な復活を遂げたといえる。~ しかし『X7』でのファン離れもあるが、今作はCM等の宣伝は一切されず、PSPがまだ普及していない時期での発売だったこともあり、売り上げは『X8』同様散々な結果となってしまった。~ これによりXシリーズは現在打ち止め状態である。 *その後の展開 -開発は『[[ロックマンロックマン]]』と並行して行われていた(スタッフも今作と一緒)。その『ロックマンロックマン』は、今作の発売から3ヶ月後という脅威のハイペースで発売された。 --こちらも非常に完成度が高く、プレイしたユーザーからは好評の声が相次いだ。 -入手困難な『X8』とは異なり、今作はベスト版(カプコレ)や『ロックマンロックマン』とのセットによるバリューパックなどがコンスタントにリリースされており、現在でも入手は容易である。 --また、ダウンロード版も配信されている。

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