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学校であった怖い話 - (2010/10/12 (火) 14:13:41) の1つ前との変更点

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*学校であった怖い話 【がっこうであったこわいはなし】 |ジャンル|サウンドノベル|&image(gakkou1.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068HP9/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkou1.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkou2.jpg]]|&image(gakkouSFC 01.png,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkouSFC+01.png,width=160)| |対応機種|スーパーファミコン|~|~| |メディア|24MbitROMカートリッジ|~|~| |発売元|バンプレスト|~|~| |開発元|パンドラボックス|~|~| |発売日|1995年8月4日|~|~| |定価|11800円|~|~| |プレイ人数|1人|~|~| |セーブデータ|3個(バッテリーバックアップ)|~|~| |レーティング|CERO:C(15才以上対象)|~|~| **概要 従来のサウンドノベルとは一線を画す、「短編集」という形を取ったゲームソフト。 6人の語り手から好きな順番で怪談を聞くという内容で、誰をどの順番にしたかによってまったく違う話を聞く事ができる。 更に各エピソードは、従来のノベル同様選択肢によって細かく分岐していく。 また、特定の条件を満たさないと聞く事のできない「隠しシナリオ」も用意されており、シナリオのバリエーションの豊富さに関しては他の追随を許さないソフトとなっている。 グラフィックは当時のゲームとしては珍しく実写だが、登場人物を演じているのは開発スタッフ達である。 |&image(gakkouSFC 02.png,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkouSFC+02.png,width=240)|&image(gakkouSFC 03.png,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkouSFC+03.png,width=240)| **ストーリー 「今度の新聞で、うちの高校の七不思議の特集を組もうぜ」 部長の一言で学校の七不思議を特集することになり、一年生新聞部員の主人公・坂上修一が取材担当に抜擢される。 今年の夏に、長い間使われていなかった旧校舎が取り壊されることになり、それに合わせて恐怖ネタをやりたいということだった。 取材当日、部長は7人に声をかけるという話だったが、語り部として部室に集まったのは6人だけ。主人公の知っている顔は1人もいなかった。 しかし、待てど暮らせど7人目は現れない。 「……あのう、どうでしょうか? このまま待っていても仕方がないので、そろそろ始めませんか?」 まだ見ぬ7人目を待たずして、「学校であった怖い話」が始まった。 ※OPより、一部セリフなどを引用 **システム -語り手を1人ずつ選んで怪談を聞く。 --怪談の内容は、6人いる語り部を何人目に選ぶかによって変化する。 --1つのシナリオにはそれぞれ、1つ以上の結末が存在する。中には、ゲームオーバーとなってそれ以上怪談を続けられないバッドエンドも含まれている。 -6人全員から話を聞くとその物語の締めである「7話目」が始まり、その話の結末を迎えるとエンディングとなる。 --エンディングのスタッフロールの背景は通常・BADの2パターンあるが、どちらでもクリア扱いになる。 --つまりシナリオの本数は、通常分だけでも6×7の42本。これに隠しシナリオ8本を加えた50本がシナリオ総数である。開発元の社長である飯島健男が、全シナリオの大筋を執筆している(分岐先はスタッフが書いている)。 -話の途中でメニューを呼び出すと、語り部を別の人に切り替えたり、最初から話を聞きなおしたり、その週回では終了した話まで遡ったりできる。その代わり、バックログ機能は無い。 -テキストを1ページ分、1度に表示できる機能がある。文章スキップなど無くて当然だった当時のノベルゲーでは重宝する。 **評価点 -先が気になるようなシチュエーション設定であり、7話目に向けて徐々に盛り上がるよう工夫された物語構成は見事。 -学校の怪談にテーマを絞ったシナリオの総本数と用意された結末の数は非常に多い。バッドエンドなども凝ったものがある。 -6人の語り部はみな個性的であり、語り口やレパートリーの傾向なども含めたキャラ付けがよく際立っている。「怪談の内容よりも、目の前でしゃべってる語り部の方が怖い」という人も少なくない。 -一部のシナリオはグラフィック演出、話の内容とも本当に怖い。特に主人公が話の当事者として巻き込まれるパターンのシナリオが面白いと評判である。 --語り部の1人である「岩下明美」は、聞き手の目線と当事者目線を重ねるような語り口をするため、否応なしに臨場感が出る。 **問題点 -怪談としてはベーシックな内容の話が大半なので、先が読めるという人も多いだろう。怪談としての面白さを単体で見ると、多分に「語り手補正」が加わっているものと思われる。グラフィックで脅かすタイプの結末も割合としてはけっこう多い。 -「所定のシナリオで所定の結末を向かえる」という手順を6人分繰り返す事で見られる隠しシナリオがあるのだが、普通にやっていて気付ける条件ではない。 --この隠しシナリオの内容は、ルートに入り始めた時点からじわじわと盛り上がっていく。話としても面白いので、この見つけにくさはマイナスと言っていいだろう。 --この話に限らず、本作の隠しシナリオの出現条件は全般的に厳しい傾向にある。攻略サイトを利用してもいいが、話のあらすじなども同時に見てしまわないよう注意しなければならない。 -7話目は結末が1通りしかないものが2本ある。話の内容は問題ないのだが、何周回もするゲームなのでさすがに飽きる。かと思えば、クリア難度の非常に高い探索式ADVになっている話もあったりと、同じ7話目でも中身のボリュームがアンバランスである。 **総評 BGMやグラフィック演出を武器にホラーテイストを前面に出してくるノベル系アドベンチャーは『弟切草』『かまいたち』の発表をきっかけに数多く存在したが、「語って聞かせてもらう短編集」という構成は、ゲームの世界にプレイヤーが参加する形としては新しかった。 怪談を聞きながら、展開に合わせて「この後どうなったと思う?」「お前ならどうする?」などと質問され、回答していく事で物語が広がる質疑応答形式とノベルゲームとの相性は良好である。 飯島のプロデュースしたゲームはシステムが良くも悪くも独特で、一般受けする物は少ないのだが、本作はその豊富なシナリオと独自のシステム、特異な魅力を持ったキャラクター達が話題を呼び、人気作となり得た。 **余談 -アンケートには、「学校以外を舞台にした怪談も聞きたい」「登場人物が高校生に見えない」という声が多かったらしい。中には、ここを「本作最大の問題点だ」とする人もいる。&br()そのそれぞれに答える形で、『[[晦~つきこもり~>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/179.html]]』と『学校であった怖い話S』が作られた。 ---- *学校であった怖い話S 【がっこうであったこわいはなし えす】 |ジャンル|サウンドノベル|&amazon(B000069TI7)| |対応機種|プレイステーション|~| |メディア|CD-ROM1枚|~| |発売元|バンプレスト|~| |開発元|パンドラボックス|~| |発売日|1996年7月19日|~| |定価|5800円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1ブロック使用|~| |レーティング|CERO:B(12才以上対象)|~| **概要 SFCソフト『学校であった怖い話』のリメイク版。 同シリーズのソフト『晦~つきこもり~』とほぼ同時期に作られている為か、1部のグラフィックに流用が見られる。 女性主人公の追加で、主人公の性別を選択できるようになった。 その為、どちらかでないとプレイできないシナリオが追加され、シナリオの数が20本増え、70本となった。 本家から引き継がれたシナリオにも新展開が加えられているものもある。 社長の飯島健男(現・多紀哉)によると、出荷数は特別少なくなかったが、皆が手放さず中古になかなか出回らないためプレミア化したとの事。 -ゲームアーカイブスとして配信中!、興味があれば購入してみよう **問題点 -「晦」に準じた問題点がある。 --以前のシナリオに戻って読み直す機能が失われた。 --本家では7話目ではバッドエンドであってもその周はクリアとなり、セーブして再び第1話から始められたのだが、本作ではバッドエンドを迎えるとゲームオーバーになる。勿論そのシナリオの最初からやり直し。 ---新堂の7話目は非常に難易度が高いため、攻略本無しではほぼ詰み確定。ただしこれはSFC版から引き続きの問題点。このシナリオ自体の人気は高い。 -「晦」攻略本のインタビューでは「殆どムービー使いまくり」と語られていたが、これは誇大広告。ムービーはそれほどない。 -追加の新シナリオが出来が、いい物と悪い物との落差が激しい。特に盛り上がる終盤の第6・7話に限って分岐も結末も少なく、呆気なく終るものも。 **その残したもの …と、このようにシステム的には劣化した面もあるものの、アドベンチャーゲームとしては極めて良作であり、ファンの間からは『完全版』として愛され続けている。 また、ダウンロード販売(PSP)とはいえ再版されているのにもかかわらず、中古市場の価格がプレミア価格(9000円前後)のまま下落していない。 しかし、飯島にとっては、本作は異質な存在だったのかもしれない。 -後に飯島は「学怖シリーズ」を同人作品として展開する際、本作の女主人公は自分の作ったキャラではないとして、その性格を殆ど別人に変えてしまったのである。 -それは同キャラを気に入っていた人々の多くに拒絶反応を起こさせる結果となり、ファンの反発を招いた。
*学校であった怖い話 【がっこうであったこわいはなし】 |ジャンル|サウンドノベル|&image(gakkou1.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068HP9/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkou1.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkou2.jpg]]&image(gakkouSFC 01.png,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkouSFC+01.png,width=160)| |対応機種|スーパーファミコン|~| |メディア|24MbitROMカートリッジ|~| |発売元|バンプレスト|~| |開発元|パンドラボックス|~| |発売日|1995年8月4日|~| |定価|11,800円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|3個(バッテリーバックアップ)|~| |レーティング|CERO:C(15才以上対象)|~| **概要 従来のサウンドノベルとは一線を画す、「短編集」という形を取ったゲームソフト。 6人の語り手から好きな順番で怪談を聞くという内容で、誰をどの順番にしたかによってまったく違う話を聞く事ができる。 更に各エピソードは、従来のノベル同様選択肢によって細かく分岐していく。 また、特定の条件を満たさないと聞く事のできない「隠しシナリオ」も用意されており、シナリオのバリエーションの豊富さに関しては他の追随を許さないソフトとなっている。 グラフィックは当時のゲームとしては珍しく実写だが、登場人物を演じているのは開発スタッフ達である。 |&image(gakkouSFC 02.png,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkouSFC+02.png,width=240)|&image(gakkouSFC 03.png,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=44&file=gakkouSFC+03.png,width=240)| **ストーリー 「今度の新聞で、うちの高校の七不思議の特集を組もうぜ」 部長の一言で学校の七不思議を特集することになり、一年生新聞部員の主人公・坂上修一が取材担当に抜擢される。 今年の夏に、長い間使われていなかった旧校舎が取り壊されることになり、それに合わせて恐怖ネタをやりたいということだった。 取材当日、部長は7人に声をかけるという話だったが、語り部として部室に集まったのは6人だけ。主人公の知っている顔は1人もいなかった。 しかし、待てど暮らせど7人目は現れない。 「……あのう、どうでしょうか? このまま待っていても仕方がないので、そろそろ始めませんか?」 まだ見ぬ7人目を待たずして、「学校であった怖い話」が始まった。 ※OPより、一部セリフなどを引用 **システム -語り手を1人ずつ選んで怪談を聞く。 --怪談の内容は、6人いる語り部を何人目に選ぶかによって変化する。 --1つのシナリオにはそれぞれ、1つ以上の結末が存在する。中には、ゲームオーバーとなってそれ以上怪談を続けられないバッドエンドも含まれている。 -6人全員から話を聞くとその物語の締めである「7話目」が始まり、その話の結末を迎えるとエンディングとなる。 --エンディングのスタッフロールの背景は通常・BADの2パターンあるが、どちらでもクリア扱いになる。 --つまりシナリオの本数は、通常分だけでも6×7の42本。これに隠しシナリオ8本を加えた50本がシナリオ総数である。開発元の社長である飯島健男が、全シナリオの大筋を執筆している(分岐先はスタッフが書いている)。 -話の途中でメニューを呼び出すと、語り部を別の人に切り替えたり、最初から話を聞きなおしたり、その週回では終了した話まで遡ったりできる。その代わり、バックログ機能は無い。 -テキストを1ページ分、1度に表示できる機能がある。文章スキップなど無くて当然だった当時のノベルゲーでは重宝する。 **評価点 -先が気になるようなシチュエーション設定であり、7話目に向けて徐々に盛り上がるよう工夫された物語構成は見事。 -学校の怪談にテーマを絞ったシナリオの総本数と用意された結末の数は非常に多い。バッドエンドなども凝ったものがある。 -6人の語り部はみな個性的であり、語り口やレパートリーの傾向なども含めたキャラ付けがよく際立っている。「怪談の内容よりも、目の前でしゃべってる語り部の方が怖い」という人も少なくない。 -一部のシナリオはグラフィック演出、話の内容とも本当に怖い。特に主人公が話の当事者として巻き込まれるパターンのシナリオが面白いと評判である。 --語り部の1人である「岩下明美」は、聞き手の目線と当事者目線を重ねるような語り口をするため、否応なしに臨場感が出る。 **問題点 -怪談としてはベーシックな内容の話が大半なので、先が読めるという人も多いだろう。怪談としての面白さを単体で見ると、多分に「語り手補正」が加わっているものと思われる。グラフィックで脅かすタイプの結末も割合としてはけっこう多い。 -「所定のシナリオで所定の結末を向かえる」という手順を6人分繰り返す事で見られる隠しシナリオがあるのだが、普通にやっていて気付ける条件ではない。 --この隠しシナリオの内容は、ルートに入り始めた時点からじわじわと盛り上がっていく。話としても面白いので、この見つけにくさはマイナスと言っていいだろう。 --この話に限らず、本作の隠しシナリオの出現条件は全般的に厳しい傾向にある。攻略サイトを利用してもいいが、話のあらすじなども同時に見てしまわないよう注意しなければならない。 -7話目は結末が1通りしかないものが2本ある。話の内容は問題ないのだが、何周回もするゲームなのでさすがに飽きる。かと思えば、クリア難度の非常に高い探索式ADVになっている話もあったりと、同じ7話目でも中身のボリュームがアンバランスである。 **総評 BGMやグラフィック演出を武器にホラーテイストを前面に出してくるノベル系アドベンチャーは『弟切草』『かまいたち』の発表をきっかけに数多く存在したが、「語って聞かせてもらう短編集」という構成は、ゲームの世界にプレイヤーが参加する形としては新しかった。 怪談を聞きながら、展開に合わせて「この後どうなったと思う?」「お前ならどうする?」などと質問され、回答していく事で物語が広がる質疑応答形式とノベルゲームとの相性は良好である。 飯島のプロデュースしたゲームはシステムが良くも悪くも独特で、一般受けする物は少ないのだが、本作はその豊富なシナリオと独自のシステム、特異な魅力を持ったキャラクター達が話題を呼び、人気作となり得た。 **余談 -アンケートには、「学校以外を舞台にした怪談も聞きたい」「登場人物が高校生に見えない」という声が多かったらしい。中には、ここを「本作最大の問題点だ」とする人もいる。&br()そのそれぞれに答える形で、『[[晦~つきこもり~>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/179.html]]』と『学校であった怖い話S』が作られた。 ---- *学校であった怖い話S 【がっこうであったこわいはなし えす】 |ジャンル|サウンドノベル|&amazon(B000069TI7)| |対応機種|プレイステーション|~| |メディア|CD-ROM1枚|~| |発売元|バンプレスト|~| |開発元|パンドラボックス|~| |発売日|1996年7月19日|~| |定価|5800円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|1ブロック使用|~| |レーティング|CERO:B(12才以上対象)|~| **概要 SFCソフト『学校であった怖い話』のリメイク版。 同シリーズのソフト『晦~つきこもり~』とほぼ同時期に作られている為か、1部のグラフィックに流用が見られる。 女性主人公の追加で、主人公の性別を選択できるようになった。 その為、どちらかでないとプレイできないシナリオが追加され、シナリオの数が20本増え、70本となった。 本家から引き継がれたシナリオにも新展開が加えられているものもある。 社長の飯島健男(現・多紀哉)によると、出荷数は特別少なくなかったが、皆が手放さず中古になかなか出回らないためプレミア化したとの事。 -ゲームアーカイブスとして配信中!、興味があれば購入してみよう **問題点 -「晦」に準じた問題点がある。 --以前のシナリオに戻って読み直す機能が失われた。 --本家では7話目ではバッドエンドであってもその周はクリアとなり、セーブして再び第1話から始められたのだが、本作ではバッドエンドを迎えるとゲームオーバーになる。勿論そのシナリオの最初からやり直し。 ---新堂の7話目は非常に難易度が高いため、攻略本無しではほぼ詰み確定。ただしこれはSFC版から引き続きの問題点。このシナリオ自体の人気は高い。 -「晦」攻略本のインタビューでは「殆どムービー使いまくり」と語られていたが、これは誇大広告。ムービーはそれほどない。 -追加の新シナリオが出来が、いい物と悪い物との落差が激しい。特に盛り上がる終盤の第6・7話に限って分岐も結末も少なく、呆気なく終るものも。 **その残したもの …と、このようにシステム的には劣化した面もあるものの、アドベンチャーゲームとしては極めて良作であり、ファンの間からは『完全版』として愛され続けている。 また、ダウンロード販売(PSP)とはいえ再版されているのにもかかわらず、中古市場の価格がプレミア価格(9000円前後)のまま下落していない。 しかし、飯島にとっては、本作は異質な存在だったのかもしれない。 -後に飯島は「学怖シリーズ」を同人作品として展開する際、本作の女主人公は自分の作ったキャラではないとして、その性格を殆ど別人に変えてしまったのである。 -それは同キャラを気に入っていた人々の多くに拒絶反応を起こさせる結果となり、ファンの反発を招いた。

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