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*BAYONETTA
【べよねった】
|ジャンル|アクション|&amazon(B002SW3N16)|
|対応機種|Xbox360|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|プラチナゲームズ|~|
|発売日|2009年10月29日|~|
|定価|7,980円|~|
|備考|同時発売のPS3版については別項で解説|~|
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#contents(fromhere)
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*ストーリー
ほの暗い湖底から蘇った魔女ベヨネッタ。自分が魔女であること以外何一つ思い出せないまま20年の月日を天使を狩りながら気ままに過ごして来たが、ある日舞い込んできた情報でヨーロッパの辺境ヴィグリッドに行くこととなる。~
しかしそこには、彼女の行く手を阻むおぞましい姿の天使たちが迫っていた。~
彼女とかの地の関係は? 突然現れた赤い服の女は生き別れの姉なのか?~
謎が謎を呼ぶ中、ベヨネッタはノリノリで&bold(){バッボーイ}とささやくのであった。
*概要
-『バイオハザード2』『[[デビルメイクライ]]』等のヒット作を世に送り出した神谷 英樹氏のプラチナゲームズ初作品((神谷は元々カプコンに所属しており数名の社員と共に独立してプラチナゲームズを立ち上げた。なので本作には神谷以外にも何名か元カプコン社員が携わっている。))。
-ゲームの内容は推定年齢ごひゃ……げふんげふん歳なセクシーメガネおねーさんが天使共をバッボーイとかダーイとか言いながら昇天させまくるアクション。
--合うか合わないかはプロローグ後のムービーを見て腹を抱えて笑うか「いつまで続くんだ?」と思うかで決まる。
---後者は買わない方が良い。
--PS2で神谷氏が製作した初代『[[デビルメイクライ]]』に近い雰囲気を持っているが、それよりは&bold(){『[[ゴッドハンド>GOD HAND]]』寄り}のゲームと言ったほうが良いかもしれない。
-本作はXBox360とPS3で同時発売されている。PS3版については本文及びリンク先を参照。
*長所
-セクシー美女だが日本人男子を軽く上回る長身、見た目年齢30前後という主人公からも分かる通り、邦ゲーでは稀有なセンスに溢れている。その好き嫌いはあるにせよ、グラフィックやサウンドの品質は非常に高いレベル。ちなみにゲーム中のボイスはすべて英語で、ムービーには字幕が入る。
--人気曲の例を挙げると、ジャズの名曲「Fly Me To The Moon」を大胆にアレンジした「Fly Me To The Moon∞ Climax Mix」。激しい戦闘のBGMに、明るく柔らかい女性ヴォーカル曲を持ってくるという意外な選択は好評を博した。
//原文は「筆者のお勧め」とあったので、表現を変えます。
-ザコ戦でのスピーディかつ爽快感のある「バレットアーツ」を用いての戦闘が楽しい。
--慣れない内は連打プレイになりがちだが、慣れてくると回避後でもコンボが続く「ダッヂオフセット」を利用する事でスムーズなコンボ入力が可能になる。
-敵の攻撃を直前に避けると、「ウィッチタイム」という自分以外が全てスローモーションになるボーナスタイムに突入。一方的にダメージを与えられるようになり極めて爽快。
-基本的な難易度自体は高く、NORMALでもかなりの高難度。大半のプレイヤーは低評価の山を築きながら進んで行くことになる。上位難度も2つ用意されており、アクション慣れしたプレイヤーでも歯応えのあるゲームが楽しめる。
--かと言って初心者お断りという訳ではなく、通称「おかんモード」と言われるVERY EASYを搭載。ガチャプレイでもクリア可能という超初心者仕様のイージーオートマチックが用意されている。
--ゲームの基本操作に慣れる事で、初心者として本作に入ったプレイヤーでも徐々に上を目指せるような程良い難易度設定となっている。もっとも、難易度を1段階上げるごとに再度泣きを見る事になるわけだが。
//--しかし大抵は敵のパターンやウィッチタイムのタイミング、ダッヂオフセットに慣れることで評価が上昇しやすくなる。また次の難易度で泣くわけだが。
-隠し武器、隠しキャラ等、やり込み要素が豊富。これでもかと言うほど詰め込んである。気に入ればかなり長く遊べる。
-数々のぶっとんだスタイシッリュバカ演出。製作側が明らかにバカゲーを狙って作った感があり、スタッフの遊び心と思えるネタが結構豊富である。
--動画サイトにも上がっているセクシーダンス対決が有名だろう。
--他にもクリア後の追加コスチュームに体操服や水着があったりと、いい意味でやりたい放題である。着せる人間のバディがナイスすぎて逆に苦笑を誘う。
--とてもCERO:Dとは思えない光景が見られる「ジョイへのトーチャーアタック」はこのゲームで最も高く評価されたバカ要素。
*難点
とはいえ神ゲーではなく神谷ゲー。いくつかの点は賛否両論や問題等もはらんでいたり……
-カメラワークが悪い。
--全体的にカメラアングルが遠く、ベヨネッタが何をしているか、敵が何をしているかがよく見えず、攻撃を食らったりしてしまう事が多々ある。ロックオンした敵を画面内に捕らえられないこともしばしば。
--もっとも高解像度の大型のテレビやモニタでプレイすれば気にならない問題で、そういった環境でのプレイを前提としているとも言える。
--ただそれでも若干難があり、ジャンプした際などは思ったより着地点がずれたりする事も。
-バカ演出が楽しいムービーだが、スキップの方法が妙にややこしい。神谷氏入魂の出来だからか(本人は飛ばさずに見ているとのこと)ボタン一つでスキップではなくいくつかのボタンを組み合わせないといけない。
--操作が分かれば簡単ではあるが、問題は説明書に書いていない事である。
-ムービーをスキップしようとすると、たまにフリーズすることがある。
また問題点として挙げられやすいのは「''折角のテンポを殺ぐ要素の数々''」である。
-途中で挿入されるミニゲームの中に、長すぎてダレるものがある。
--せめて半分だったらまだどうにかなったと言われるバイクステージ、発売元セガの往年の名作をミサイルに乗ってリメイクしてみた『スペースハリアー』ステージがそれ。
---後者はボスの中では最も楽しいといわれるジャンヌ戦の前哨戦であり、評価に絡む上にスキップ不可能。
---バイクステージには、即死要素の他に、画面中央に大きくキャラクターが陣取って前が見づらいという初歩的な粗もある。
//--デビルメイクライの時と同じ悪癖とも言われている。
-QTEも唐突かつ大量に挿入され、失敗すると即死する。
--QTEなどの発生するイベントはスキップできないため一応見分けは付き、必要なコマンドも固定だが、知識が無いと分からない。たいていは初見殺しである。死ぬと普通にリザルトに響くため、これでステージ評価を落とされるのは辛い。
--また「イベントがスキップできない」というのも短いイベントならいいが、長い演出の場合だと周回の際はだれる要因になりがちである。
--場合によっては戦闘中に挟まったりするため、テンポも殺げ気味。
-QTE以外にも、「演出かと思って見ていると実は操作が必要で一発アウト」というイベントまである。それも準ラスボスとラスボスの撃破後に。
--しかも説明が極めて簡潔なためパッと見分かりづらく、ラスボス後の障害物避けは接触判定も若干謎判定なのでこちらも初見殺し。やはり失敗すると即ゲームオーバーでステージ評価も台無し。
--しかしやはりミニゲーム程度のものなので慣れてもそれほど面白いものではない。
-スタッフロール中にも評価対象になる短いステージがある。[[デビルメイクライ3]]のおまけ要素のようなものではなく、こっちは強制ミッションなのでスキップ不可。これも途中のスタッフロールが飛ばせないので周回する際のストレスになる。
-ザコ戦におけるトドメ技であるトーチャーアタック(TA)が一部を除いて演出過多になりすぎ、戦闘のスピード感を殺してしまっている。
--なら使わなければ良いだけかもしれないが使った方が面白いし点数も高い。困ったもんだ。
-またTAやボス戦後の演出、上記QTEにて連打を要求するアクションがやたらと多い。かなりの連打量なので、コントローラのボタンを傷めつける。
--その上これらの演出が長いこともあってアクションのスピードと爽快感を殺している部分がある。一応PS3版なら連射機能ありのコントローラーを使えば割と簡単に連打がクリアできる。
-ザコ戦が爽快感溢れるのに対して多くのボスが酷い。
--巨大なボスは一部以外の場所にダメージを受けない。ボスによっては長いムービーを見ながら倒さなくてはならない。一体くらいならそういうのがいても良いが5体も居る。うち4体はコンパチが各々に存在する為、ひどく作業感が漂うステージも。
--一方、人型ボスは楽しいとの評判。ただやっぱり間にムービーが入ったりQTEが入ったりするので人によっては気になる所である。
''その他''
-このゲームは誰がどうみてもバカゲー枠に入るが、発売前の宣伝だとクール&スタイリッシュを全面に押し出していた。その為買った後に違和感を感じる人も。
-キーコンフィグができないのも地味ながら不満点として挙げられている。360版・PS3版ともロックオンと回避のボタンがコントローラー右上面に並んでおり、右手中指を使わないと「ロックオンしながら回避」がやりづらい。
-ストーリーは粗が目立つ。勢いと「凄い感じ」を追求するあまりか、ご都合主義とライターの脳内完結でストーリーが進んでしまう。ストーリーの核心部分でさえ、辻褄が合っているのかいないのかを判定しがたい。
//↑ライター(神谷)の名前をなんとなく伏せてしまったが、明記の必要性を感じる人がいたら修正願う。
-特定条件でとある敵キャラが使えるようになり、そのキャラでスタートするとムービーもしっかりベヨネッタがそのキャラに入れ替わっている…のはいいのだが、その相手方の敵キャラの方はそのままなので同じキャラが2人居ることになり、違和感バリバリ。
--色違い等の工夫すら無いため分かりづらくもある。一応こちらがコスチュームを変えれば分かりやすいが…
//--後述するPS3版はロード時間がめちゃくちゃ長いので、死ぬたびに長いロードを挟まれて非常にイライラさせられる。
//-回復などの補助アイテムは豊富にあるが、使うと劇的に評価を落としてしまう。((いくつかの隠し要素はリザルトが高評価でないと出現しない))下手に使うくらいなら死んで回復した方がマシなため、大半のアイテムは死にアイテムになっている。高評価のピュアプラチナ狙いのプレイだと絶対アイテムは使ってはならない。
//--評価対象にノーダメでのクリアという要素も含まれるため、回復以前にダメージを受けた時点でアウトである。
//↑妥当な仕様なのではないか。隠し要素の内容・開放条件と設定されたハードルのバランスに問題があるなら、そこに踏み込んだ記述にしてほしい。
//-セクシーなベヨネッタだがなんというかエロくない。純粋なエロさから180度ほど回転しているせいかそれほどぐっとこない。
//↑できれば、主観的に受け取れる表現を直してほしい。
//-多彩な技・武器を駆使しての空中コンボも楽しめるが、『デビルメイクライ』のように敵のダウン時間などが一定していないため、コンボ中でも回避や反撃をしてくる敵が少なくない。安定して決められる敵は4種類ほど。難点とまでは行かずとも、デビルメイクライのプレイヤーには違和感があるかも知れない。
//↑CO状態での転載。
**ハード間の違い
-PS3版は当初、''ベヨ劣化''と呼ばれる程ひどいものになっていた。現在はSCEが出したパッチによりマシになってはいるが……直せよセガ。
--この点についてはクソゲーまとめWikiの[[本項>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/881.html]]を参照。
*総評
難易度調整でゲームの対象を大幅に広げ、肝心のゲームシステムも爽快感のある仕上がりにはなってはいるが、
いくつかの点で不備(というよりディレクターの趣味か?)が見られてしまう。痒いところに所々手が届いていない作品とでも言うべきか。~
とはいえ、あなたがバカゲー好きかアクションゲーマーなら買って損は無い。
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*BAYONETTA
【べよねった】
|ジャンル|アクション|&amazon(B002SW3N16)|
|対応機種|Xbox360|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|プラチナゲームズ|~|
|発売日|2009年10月29日|~|
|定価|7,980円|~|
|備考|同時発売のPS3版については別項で解説|~|
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#contents(fromhere)
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*ストーリー
ほの暗い湖底から蘇った魔女ベヨネッタ。自分が魔女であること以外何一つ思い出せないまま20年の月日を天使を狩りながら気ままに過ごして来たが、ある日舞い込んできた情報でヨーロッパの辺境ヴィグリッドに行くこととなる。~
しかしそこには、彼女の行く手を阻むおぞましい姿の天使たちが迫っていた。~
彼女とかの地の関係は? 突然現れた赤い服の女は生き別れの姉なのか?~
謎が謎を呼ぶ中、ベヨネッタはノリノリで&bold(){バッボーイ}とささやくのであった。
*概要
-『バイオハザード2』『[[デビルメイクライ]]』等のヒット作を世に送り出した神谷 英樹氏のプラチナゲームズ初作品((神谷は元々カプコンに所属しており数名の社員と共に独立してプラチナゲームズを立ち上げた。なので本作には神谷以外にも何名か元カプコン社員が携わっている。))。
-ゲームの内容は推定年齢ごひゃ……げふんげふん歳なセクシーメガネおねーさんが天使共をバッボーイとかダーイとか言いながら昇天させまくるアクション。
--合うか合わないかはプロローグ後のムービーを見て腹を抱えて笑うか「いつまで続くんだ?」と思うかで決まる。
---後者は買わない方が良い。
--PS2で神谷氏が製作した初代『[[デビルメイクライ]]』に近い雰囲気を持っているが、それよりは&bold(){『[[ゴッドハンド>GOD HAND]]』寄り}のゲームと言ったほうが良いかもしれない。
-本作はXBox360とPS3で同時発売されている。PS3版については本文及びリンク先を参照。
*長所
-セクシー美女だが日本人男子を軽く上回る長身、見た目年齢30前後という主人公からも分かる通り、邦ゲーでは稀有なセンスに溢れている。その好き嫌いはあるにせよ、グラフィックやサウンドの品質は非常に高いレベル。ちなみにゲーム中のボイスはすべて英語で、ムービーには字幕が入る。
--人気曲の例を挙げると、ジャズの名曲「Fly Me To The Moon」を大胆にアレンジした「Fly Me To The Moon∞ Climax Mix」。激しい戦闘のBGMに、明るく柔らかい女性ヴォーカル曲を持ってくるという意外な選択は好評を博した。
//原文は「筆者のお勧め」とあったので、表現を変えます。
-ザコ戦でのスピーディかつ爽快感のある「バレットアーツ」を用いての戦闘が楽しい。
--慣れない内は連打プレイになりがちだが、慣れてくると回避後でもコンボが続く「ダッヂオフセット」を利用する事でスムーズなコンボ入力が可能になる。
-敵の攻撃を直前に避けると、「ウィッチタイム」という自分以外が全てスローモーションになるボーナスタイムに突入。一方的にダメージを与えられるようになり極めて爽快。
-基本的な難易度自体は高く、NORMALでもかなりの高難度。大半のプレイヤーは低評価の山を築きながら進んで行くことになる。上位難度も2つ用意されており、アクション慣れしたプレイヤーでも歯応えのあるゲームが楽しめる。
--かと言って初心者お断りという訳ではなく、通称「おかんモード」と言われるVERY EASYを搭載。ガチャプレイでもクリア可能という超初心者仕様のイージーオートマチックが用意されている。
--ゲームの基本操作に慣れる事で、初心者として本作に入ったプレイヤーでも徐々に上を目指せるような程良い難易度設定となっている。もっとも、難易度を1段階上げるごとに再度泣きを見る事になるわけだが。
//--しかし大抵は敵のパターンやウィッチタイムのタイミング、ダッヂオフセットに慣れることで評価が上昇しやすくなる。また次の難易度で泣くわけだが。
-隠し武器、隠しキャラ等、やり込み要素が豊富。これでもかと言うほど詰め込んである。気に入ればかなり長く遊べる。
-数々のぶっとんだスタイシッリュバカ演出。製作側が明らかにバカゲーを狙って作った感があり、スタッフの遊び心と思えるネタが結構豊富である。
--動画サイトにも上がっているセクシーダンス対決が有名だろう。
--他にもクリア後の追加コスチュームに体操服や水着があったりと、いい意味でやりたい放題である。着せる人間のバディがナイスすぎて逆に苦笑を誘う。
--とてもCERO:Dとは思えない光景が見られる「ジョイへのトーチャーアタック」はこのゲームで最も高く評価されたバカ要素。
*難点
とはいえ神ゲーではなく神谷ゲー。いくつかの点は賛否両論や問題等もはらんでいたり……
-カメラワークが悪い。
--全体的にカメラアングルが遠く、ベヨネッタが何をしているか、敵が何をしているかがよく見えず、攻撃を食らったりしてしまう事が多々ある。ロックオンした敵を画面内に捕らえられないこともしばしば。
--もっとも高解像度の大型のテレビやモニタでプレイすれば気にならない問題で、そういった環境でのプレイを前提としているとも言える。
--ただそれでも若干難があり、ジャンプした際などは思ったより着地点がずれたりする事も。
-バカ演出が楽しいムービーだが、スキップの方法が妙にややこしい。神谷氏入魂の出来だからか(本人は飛ばさずに見ているとのこと)ボタン一つでスキップではなくいくつかのボタンを組み合わせないといけない。
--操作が分かれば簡単ではあるが、問題は説明書に書いていない事である。
-ムービーをスキップしようとすると、たまにフリーズすることがある。
また問題点として挙げられやすいのは「''折角のテンポを殺ぐ要素の数々''」である。
-途中で挿入されるミニゲームの中に、長すぎてダレるものがある。
--せめて半分だったらまだどうにかなったと言われるバイクステージ、発売元セガの往年の名作をミサイルに乗ってリメイクしてみた『スペースハリアー』ステージがそれ。
---後者はボスの中では最も楽しいといわれるジャンヌ戦の前哨戦であり、評価に絡む上にスキップ不可能。
---バイクステージには、即死要素の他に、画面中央に大きくキャラクターが陣取って前が見づらいという初歩的な粗もある。
//--デビルメイクライの時と同じ悪癖とも言われている。
-QTEも唐突かつ大量に挿入され、失敗すると即死する。
--QTEなどの発生するイベントはスキップできないため一応見分けは付き、必要なコマンドも固定だが、知識が無いと分からない。たいていは初見殺しである。死ぬと普通にリザルトに響くため、これでステージ評価を落とされるのは辛い。
--また「イベントがスキップできない」というのも短いイベントが少しならいいが、回数が多い、長い演出の場合だと周回の際はだれる要因になりがちである。
--場合によっては戦闘中に挟まったりするため、テンポも殺げ気味。
-QTE以外にも、「演出かと思って見ていると実は操作が必要で一発アウト」というイベントまである。それも準ラスボスとラスボスの撃破後に。
--しかも説明が極めて簡潔なためパッと見分かりづらく、ラスボス後の障害物避けは接触判定も若干謎判定なのでこちらも初見殺し。やはり失敗すると即ゲームオーバーでステージ評価も台無し。
--しかしやはりミニゲーム程度のものなので慣れてもそれほど面白いものではない。
-スタッフロール中にも評価対象になる短いステージがある。[[デビルメイクライ3]]のおまけ要素のようなものではなく、こっちは強制ミッションなのでスキップ不可。これも途中のスタッフロールが飛ばせないので周回する際のストレスになる。
-ザコ戦におけるトドメ技であるトーチャーアタック(TA)が一部を除いて演出過多になりすぎ、戦闘のスピード感を殺してしまっている。
--なら使わなければ良いだけかもしれないが使った方が面白いし点数も高い。困ったもんだ。
-またTAやボス戦後の演出、上記QTEにて連打を要求するアクションがやたらと多い。かなりの連打量なので、コントローラのボタンを傷めつける。
--その上これらの演出が長いこともあってアクションのスピードと爽快感を殺している部分がある。一応PS3版なら連射機能ありのコントローラーを使えば割と簡単に連打がクリアできる。
-ザコ戦が爽快感溢れるのに対して多くのボスが酷い。
--巨大なボスは一部以外の場所にダメージを受けない。ボスによっては長いムービーを見ながら倒さなくてはならない。一体くらいならそういうのがいても良いが5体も居る。うち4体はコンパチが各々に存在する為、ひどく作業感が漂うステージも。
--一方、人型ボスは楽しいとの評判。ただやっぱり間にムービーが入ったりQTEが入ったりするので人によっては気になる所である。
''その他''
-このゲームは誰がどうみてもバカゲー枠に入るが、発売前の宣伝だとクール&スタイリッシュを全面に押し出していた。その為買った後に違和感を感じる人も。
-キーコンフィグができないのも地味ながら不満点として挙げられている。360版・PS3版ともロックオンと回避のボタンがコントローラー右上面に並んでおり、右手中指を使わないと「ロックオンしながら回避」がやりづらい。
-ストーリーは粗が目立つ。勢いと「凄い感じ」を追求するあまりか、ご都合主義とライターの脳内完結でストーリーが進んでしまう。ストーリーの核心部分でさえ、辻褄が合っているのかいないのかを判定しがたい。
//↑ライター(神谷)の名前をなんとなく伏せてしまったが、明記の必要性を感じる人がいたら修正願う。
-特定条件でとある敵キャラが使えるようになり、そのキャラでスタートするとムービーもしっかりベヨネッタがそのキャラに入れ替わっている…のはいいのだが、その相手方の敵キャラの方はそのままなので同じキャラが2人居ることになり、違和感バリバリ。
--色違い等の工夫すら無いため分かりづらくもある。一応こちらがコスチュームを変えれば分かりやすいが…
//--後述するPS3版はロード時間がめちゃくちゃ長いので、死ぬたびに長いロードを挟まれて非常にイライラさせられる。
//-回復などの補助アイテムは豊富にあるが、使うと劇的に評価を落としてしまう。((いくつかの隠し要素はリザルトが高評価でないと出現しない))下手に使うくらいなら死んで回復した方がマシなため、大半のアイテムは死にアイテムになっている。高評価のピュアプラチナ狙いのプレイだと絶対アイテムは使ってはならない。
//--評価対象にノーダメでのクリアという要素も含まれるため、回復以前にダメージを受けた時点でアウトである。
//↑妥当な仕様なのではないか。隠し要素の内容・開放条件と設定されたハードルのバランスに問題があるなら、そこに踏み込んだ記述にしてほしい。
//-セクシーなベヨネッタだがなんというかエロくない。純粋なエロさから180度ほど回転しているせいかそれほどぐっとこない。
//↑できれば、主観的に受け取れる表現を直してほしい。
//-多彩な技・武器を駆使しての空中コンボも楽しめるが、『デビルメイクライ』のように敵のダウン時間などが一定していないため、コンボ中でも回避や反撃をしてくる敵が少なくない。安定して決められる敵は4種類ほど。難点とまでは行かずとも、デビルメイクライのプレイヤーには違和感があるかも知れない。
//↑CO状態での転載。
**ハード間の違い
-PS3版は当初、''ベヨ劣化''と呼ばれる程ひどいものになっていた。現在はSCEが出したパッチによりマシになってはいるが……直せよセガ。
--この点についてはクソゲーまとめWikiの[[本項>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/881.html]]を参照。
*総評
難易度調整でゲームの対象を大幅に広げ、肝心のゲームシステムも爽快感のある仕上がりにはなってはいるが、
いくつかの点で不備(というよりディレクターの趣味か?)が見られてしまう。痒いところに所々手が届いていない作品とでも言うべきか。~
とはいえ、あなたがバカゲー好きかアクションゲーマーなら買って損は無い。
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