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パニッシャー - (2010/06/20 (日) 15:37:39) の1つ前との変更点

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*パニッシャー 【ぱにっしゃー】 #image(ヤッターマン.png,title=2P側からはじめることも出来る) |ジャンル|ベルトアクション|~| |対応機種|アーケード(CPシステム+)|~| |販売・開発元|カプコン|~| |稼動開始日|1993年|~| //どしどし修正、加筆しちゃってください。 *悪ある限り戦い続ける事を運命づけられたダークヒーロー -MARVEL社のアメコミ「The Punisher」のゲーム化。記念すべきカプコン初のマーヴルゲー。 --パニッシャーは仲間がいないので、2Pとしてマーヴル世界共通のサブキャラを務める有能な軍人「ニック=フューリー」をゲストに迎えている。ニックだけでプレイした場合ストーリーが異なるため、「ニック=フューリーのゲーム化」という貴重な側面を兼ねた作品であるといえる。 ---おそらくニックは、「ミュータントでない」「悪を追う側」「各種火器や兵器の扱いに長けた猛者」というパニッシャーとの共通点を持つという理由だけで選考されたのではないかと思われる。 --ちなみに、本作の敵役のボスは同じくマーヴル世界共通の大物ヴィラン(悪役)として名を馳せる「キングピン」が務める。キングピンは本作のラスボスも担当しており、巨体・機敏な動き・極めて多彩な攻撃手段…と驚異的な格闘能力で最後の最後に立ちはだかる。 -プレイヤーがヤケクソ気味に高性能な上にヤケクソ気味に救済措置だらけでどうしようもないほどプレイヤーが有利、敵は強さも抑え気味、とベルトアクションが持つ爽快感だけを味わえる作品。同一ジャンルのゲームの中ではトップクラスの低難度のため、誰にでもオススメ。 -自機の性能は「コーディーとハガーとガイの長所だけ合わせて向上させ、ダッシュ・ボム・射撃を追加した」ような前代未聞の超絶高性能。2面ボスと5面ボスのガードロイド系以外の全ての敵に何らかのハメが通用する。 --射撃については、銃器を持つ敵が存在する場面で自動的に銃を抜き出して発砲できるようになる。しかも半自動照準・弾数制限無しとデメリットはほとんど無い。 -マフィアに家族を殺され復讐鬼となったダークヒーロー・パニッシャーがなみいる悪人達を情け容赦なく素手・凶器・銃火器で叩き潰し、最終的には犯人グループのボスにも制裁を下し復讐を果たす、という極端に単純明快で乱暴なスタイルが強調されているため、プレイにも熱が入ることうけあい。 --中でも1面ラストの「情報と引き換えに命乞いするボスから情報を聞き出した後に、口内に銃を突っ込んでそのまま射殺」は残酷でありながらも馬鹿馬鹿しさすら感じられる。 --そんなノリでいて、意外にも上品でアダルティなBGM群が暗く激しい本作の雰囲気に非常にマッチ。時に静かに、時に激しくゲームを盛り上げる。特に5面前半&タイトルデモで使用される曲「REVENGER ~復讐のテーマ~」は怒りと悲しみに満ちたパニッシャーの心象を代弁するかのような曲調で、本作のテーマ曲といえるだろう。 ---一方ニックは、任務で嫌々やっているだけ+本人のノリが非常に軽いためデモ中の言動が終始かなりソフト。パニッシャーと好対照。2人同時プレイの場合は、頭に血が上りっぱなしのパニッシャーをなだめてばかりという迷コンビぶりも楽しめる。 -ミュータントでもなんでもないパニッシャーとニックが「敵が青白く燃える蹴り」を出せる、前述のキャラのイメージぶちこわしの攻撃動作とボイスなど、マーヴルからクレームが来たらしく海外版でははっちゃけ具合が抑え気味。笑いどころ…かもしれない。 *余談 -パニッシャーに似合わぬほど後味の良いエンディング --パニッシャーにはひとときの平穏が訪れ、ニックはジョークを飛ばしながら愛妻に想いを馳せる…というアメコミものゲームとしては無難な内容であるが、スタッフロールがここまでの暗いムードをぶちこわしにしてくれるカプコン臭丸出しの明るい味付け。後味爽やかに席を立つ事ができる。 ---ノーコンティニュークリア達成時とそうでない時でスタッフロールは計2種類存在する。その内容は、両方ともその目で確かめてほしい。 -業界一有名なメガクラッシュ --パニッシャーのメガクラッシュの意味不明な動きと''「ファイオー!」''というこれまた意味不明な掛け声がパニッシャーにあまりにも似合わずシュール。その絶大なインパクトに加え、月刊アルカディアの「無差別範疇十傑集」というコーナーの「回転するキャラ十傑」特集回で紹介されたのを皮切りに知名度が爆発的にアップ。その時点で発売から10年近く経つゲームだったはずにも関わらず、一時期の読者投稿コーナーの鉄板ネタとして君臨していた事がある。愛称は「パニシ」。 ---ファイオーに隠れてほぼ触れられなかったが''パニッシャーのイズナフォール時の奇声''と、''ニックのメガクラッシュのパニッシャーより変な動作''も必見。 -サントラ --サントラには、「最終面中盤・エレベーターのシーンで流れる曲」と「パニッシャー使用時コンティニュー画面で流れる曲」が収録されていないという致命的なミスがある(どちらも曲名不明)。どちらも良曲なだけに、未収録が非常に惜しまれる。 -ハイスコア --パニッシャー・ニックともに9999900点でカンスト達成されているが、血の滲むような努力でパターンを作らないと達成不可能なためカンスト達成は本作プレイヤーの勲章のような扱いとなっている。 -隔世遺伝 --本作以降、カプコン製ベルトアクションはもとより他社製ベルトアクションもボタンが増えるなど操作そのものの大幅な複雑化が加速していく。 --しかし、カプコン製ベルトアクション最終作(現在)である「バトルサーキット」ではシンプルな2ボタン操作に戻り、基本操作はパニッシャーほぼそのままという大胆な操作系の整頓が行われた。操作性は非常に良好で敷居も低く、「パニッシャー」の操作系がいかに遊びやすいものであったかを示しているといえないだろうか。
*パニッシャー 【ぱにっしゃー】 #image(ヤッターマン.png,title=2P側からはじめることも出来る) |ジャンル|ベルトアクション|~| |対応機種|アーケード(CPシステム+)|~| |販売・開発元|カプコン|~| |稼動開始日|1993年|~| //どしどし修正、加筆しちゃってください。 *1P 悪ある限り戦い続ける事を運命づけられたダークヒーロー&br()2P ニックファン必見!あのヒーローとのコラボが実現! -MARVEL社のアメコミ「The Punisher」のゲーム化。記念すべきカプコン初のマーヴルゲー。 --パニッシャーは仲間がいないので、2Pとしてマーヴル世界共通のサブキャラを務める有能な軍人「ニック=フューリー」をゲストに迎えている。ニックだけでプレイした場合ストーリーが異なるため、「ニック=フューリーのゲーム化」という貴重な側面を兼ねた作品であるといえる。 ---おそらくニックは、「ミュータントでない」「悪を追う側」「各種火器や兵器の扱いに長けた猛者」というパニッシャーとの共通点を持つという理由だけで選考されたのではないかと思われる。 --ちなみに、本作の敵役のボスは同じくマーヴル世界共通の大物ヴィラン(悪役)として名を馳せる「キングピン」が務める。キングピンは本作のラスボスも担当しており、巨体・機敏な動き・極めて多彩な攻撃手段…と驚異的な格闘能力で最後の最後に立ちはだかる。 -プレイヤーがヤケクソ気味に高性能な上にヤケクソ気味に救済措置だらけでどうしようもないほどプレイヤーが有利、敵は強さも抑え気味、とベルトアクションが持つ爽快感だけを味わえる作品。同一ジャンルのゲームの中ではトップクラスの低難度のため、誰にでもオススメ。 -自機の性能は「コーディーとハガーとガイの長所だけ合わせて向上させ、ダッシュ・ボム・射撃を追加した」ような前代未聞の超絶高性能。2面ボスと5面ボスのガードロイド系以外の全ての敵に何らかのハメが通用する。 --射撃については、銃器を持つ敵が存在する場面で自動的に銃を抜き出して発砲できるようになる。しかも半自動照準・弾数制限無しとデメリットはほとんど無い。 -マフィアに家族を殺され復讐鬼となったダークヒーロー・パニッシャーがなみいる悪人達を情け容赦なく素手・凶器・銃火器で叩き潰し、最終的には犯人グループのボスにも制裁を下し復讐を果たす、という極端に単純明快で乱暴なスタイルが強調されているため、プレイにも熱が入ることうけあい。 --中でも1面ラストの「情報と引き換えに命乞いするボスから情報を聞き出した後に、口内に銃を突っ込んでそのまま射殺」は残酷でありながらも馬鹿馬鹿しさすら感じられる。 --そんなノリでいて、意外にも上品でアダルティなBGM群が暗く激しい本作の雰囲気に非常にマッチ。時に静かに、時に激しくゲームを盛り上げる。特に5面前半&タイトルデモで使用される曲「REVENGER ~復讐のテーマ~」は怒りと悲しみに満ちたパニッシャーの心象を代弁するかのような曲調で、本作のテーマ曲といえるだろう。 ---一方ニックは、任務で嫌々やっているだけ+本人のノリが非常に軽いためデモ中の言動が終始かなりソフト。パニッシャーと好対照。2人同時プレイの場合は、頭に血が上りっぱなしのパニッシャーをなだめてばかりという迷コンビぶりも楽しめる。 -ミュータントでもなんでもないパニッシャーとニックが「敵が青白く燃える蹴り」を出せる、前述のキャラのイメージぶちこわしの攻撃動作とボイスなど、マーヴルからクレームが来たらしく海外版でははっちゃけ具合が抑え気味。笑いどころ…かもしれない。 *余談 -パニッシャーに似合わぬほど後味の良いエンディング --パニッシャーにはひとときの平穏が訪れ、ニックはジョークを飛ばしながら愛妻に想いを馳せる…というアメコミものゲームとしては無難な内容であるが、スタッフロールがここまでの暗いムードをぶちこわしにしてくれるカプコン臭丸出しの明るい味付け。後味爽やかに席を立つ事ができる。 ---ノーコンティニュークリア達成時とそうでない時でスタッフロールは計2種類存在する。その内容は、両方ともその目で確かめてほしい。 -業界一有名なメガクラッシュ --パニッシャーのメガクラッシュの意味不明な動きと''「ファイオー!」''というこれまた意味不明な掛け声がパニッシャーにあまりにも似合わずシュール。その絶大なインパクトに加え、月刊アルカディアの「無差別範疇十傑集」というコーナーの「回転するキャラ十傑」特集回で紹介されたのを皮切りに知名度が爆発的にアップ。その時点で発売から10年近く経つゲームだったはずにも関わらず、一時期の読者投稿コーナーの鉄板ネタとして君臨していた事がある。愛称は「パニシ」。 ---ファイオーに隠れてほぼ触れられなかったが''パニッシャーのイズナフォール時の奇声''と、''ニックのメガクラッシュのパニッシャーより変な動作''も必見。 -サントラ --サントラには、「最終面中盤・エレベーターのシーンで流れる曲」と「パニッシャー使用時コンティニュー画面で流れる曲」が収録されていないという致命的なミスがある(どちらも曲名不明)。どちらも良曲なだけに、未収録が非常に惜しまれる。 -ハイスコア --パニッシャー・ニックともに9999900点でカンスト達成されているが、血の滲むような努力でパターンを作らないと達成不可能なためカンスト達成は本作プレイヤーの勲章のような扱いとなっている。 -隔世遺伝 --本作以降、カプコン製ベルトアクションはもとより他社製ベルトアクションもボタンが増えるなど操作そのものの大幅な複雑化が加速していく。 --しかし、カプコン製ベルトアクション最終作(現在)である「バトルサーキット」ではシンプルな2ボタン操作に戻り、基本操作はパニッシャーほぼそのままという大胆な操作系の整頓が行われた。操作性は非常に良好で敷居も低く、「パニッシャー」の操作系がいかに遊びやすいものであったかを示しているといえないだろうか。

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