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*ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子 【ゾイド ていこくブイエスきょうわこく めかせいたいのいでんし】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B00005OVJX)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|トミー|~| |開発元|ウィル|~| |発売日|2000年11月22日|~| **概要 トミーが当時の主力玩具ゾイドをテーマにして、発売されたシミュレーションRPG。ゾイドが1999年に復刻されてからは、2作目のゲームである。(過去を含めると6作目にあたる) ゾイドのアニメが放送されている中で発売されたが、現行のアニメストーリーではなく、1980年代に雑誌展開されていた「バトルストーリー」と呼ばれるヘリック共和国とゼネバス帝国の戦いを描いた作品である。なお、アニメはバトルストーリーより40年後の話だが、直接の続編であり同じ時代である「公式ファンブック」とはパラレルワールドである((例えば共和国大統領のミドルネームが違っていたり、アニメで重要だったオーガノイドシステムが別物だったりする等。アニメが英雄譚、漫画が冒険物、公式ファンブックが戦記物と言われている。))。 そのためブレードライガーやジェノザウラーといった当時の最新鋭機は登場せず、サラマンダーやディメトロドンといったアニメに登場しないゾイドが登場する。また、ウルトラザウルスやモルガ等、色を変えて再販売済みだったゾイドも、ほぼ当時のカラーリングに近い仕様で登場する。 先行予約特典として、旧カラーを再現したレドラーが付属していた。 **評価点 -共和国と帝国が存在するが、好きな方の国をプレイする事ができる。 -ゾイドはすべて3DCG。初代PSにしてはなかなかの高画質。 --またモーションもバリエーション豊富。撃破されると小・中型機は豪快に吹っ飛び、大型機はアニメーションで崩れ落ちるという演出付き。 ---大型ゾイドは敵機を撃破すると勝利の雄叫びを挙げる。なんとマンモスやサラマンダーも咆哮する。 -オープニングムービーとエンディングムービーを担当したのはガイナックス。ガイナックスならではのケレン味も健在でアレンジも許容範囲。迫力満点かつ美しい。 -範囲攻撃を行う際に流れるムービーは、簡にして明にしてド迫力。古参のゾイド好きならば何度鑑賞しても見飽きないだけの爽快感がある。 -ガリウスやスパイカーといった、80年代初期に発売された初期のゾイド(俗に云う「骨ゾイド」)も登場するが、帝国の小型ゾイドとも互角に戦える。 -音楽は概して高評価。昭和当時の旧ゾイドの雰囲気を残しながらもミリタリーテイスト漂う緊張感あるサウンド。 -捕獲用ゾイドを用いる事で、敵軍のゾイドを捕獲し、自軍で使用する事も可能(共和国でデスザウラー、帝国でマッドサンダーを使用する事もできる)。 --ただし隊長機は捕獲できない為、隊長機になる事の多い高性能機を捕獲できる機会は少ない。 ---敵味方共に隊長機が倒されると部隊が撤退する。1番隊の隊長機が倒されると全軍撤退で敗北。 -ヘルキャットやスネークス等、設定の上で奇襲攻撃が得意とされるゾイドは隠蔽機能を持ち、近づいた敵ゾイドに最初の一撃のみ2倍のダメージを与えられるといった戦い方が可能。 -上記の通り登場ゾイドは旧大戦のものだったが、「邪神復活」と違い、こちらはプレイした子供達も楽しめた模様。 **問題点 -基本的に地形に対応したゾイドが共和国に偏っている。帝国で隠蔽持ち、飛行ゾイドと潜水ゾイドは中型しかいない。 --もっともこれは原作設定。共和国も大型は飛行ゾイドがいるだけで、隠蔽と潜水は中型と小型のみ。 ---原作設定なので続編でも変わらない。続編では帝国側に大型潜水ゾイド(デススティンガー)が追加されたが、基本的にCPU専用機。このバランスを気にしてか、共和国の新型機である飛行ゾイドと空海両用ゾイドは登場しなかった(帝国に新型飛行ゾイドが存在しなかった為)。 --共和国大型のウルトラザウルスは潜水こそ出来ないものの、水中戦適応はある(潜水は水中限定の隠蔽能力)。 ---水中戦適応を持たないと水に入れないどころか水中の敵に反撃もできないため、水辺では水中ゾイドが一方的に攻撃できる。続編では攻撃力が半分にはなるものの、適応が無くとも水中の敵に攻撃出来る様になった。 -一方、共和国編中盤では自軍の主力が中型の一方、敵がディメトロドンやレッドホーンといった大型機体を使用する為、苦戦を強いられる。 --と思われるが、たいした問題は無い。詳しくは後述。CPUが高圧濃硫酸砲を上手に使えない(と言うかCPUの武器選びが適当)のも理由。 -帝国大型ゾイドが装着している高圧濃硫酸砲がかなり強い。攻撃力は弱いが、高確率で敵を動けなくするショート状態に追いやる。 --中でもレッドホーンは、ショート中に当てると威力が増加する電磁砲を持つ為、硫酸砲→電磁砲のコンボがほぼ確定してしまう。 --続編ではショートしても、かなりの確率で次ターンで回復する様になった為、本作よりも使用頻度が減少した。 -シールドライガーがEシールド、ゴルドスがレーダーといった特殊装備を付けていない。図鑑では装備されていると書かれているが。 --もとより本作品にEシールドは存在しない。レーダーは補助パーツにのみ存在する。続編ではそれぞれ装備された。 --また、ディバイソンの頬にミサイルポッドが無かったり、シールドライガーが爪で攻撃できないと、武装にやや難がある。これも続編で装備された。 -サーベルタイガーはシールドライガーと違い爪で攻撃できるが補助パーツを一つしか付けられない。 --これは武器と補助パーツを併せて6つしか装備できないと言うゲーム的な制約の為(サーベルタイガーの武器は5つ)。続編では武装に関係無く補助パーツを4つ搭載できる様になった。 ---そのため、下手に武器の多い(使わない武器の多い)機体より、必要最小限の武器を持った機体に補助パーツを満載した方が強い事になった。 -ゾイドは撃破されると残骸になり、そのマスにゾイドが止まると残骸を回収できる。自軍が自軍ユニットを拾うと次のマップで再度使用することができるし、敵軍を拾うと色々なアイテムが手に入るが、敵軍が自軍の残骸を拾うと拾われた機体は二度と自軍に戻らない。 --ただし、資金さえあればショップでゾイドをいくらでも買える為、早解き(ターン数)を競う気が無ければ問題は無い((あえて言えば、ショップで売られるゾイドはステージ毎に変わる為、後半ステージでは買えないゾイドもある。基本的に弱いゾイドのみだが。))。しかも演習ステージで無限に資金を稼ぐ事ができ、ショップのゾイドは推奨レベルより少し低い程度の状態な為、レベルの上げづらい水中専用ゾイドなどは海戦ステージの度に買い直した方が早い場合も。 ---ちなみに早解きボーナスなどは無い。 -パイロットは存在するという設定だけで名前さえ無い。レベルはゾイド自身に与えられる為、乗り換えなどの考えも無い。 --続編では名前を持つパイロットも現れたが、ストーリー以外に関わらず、やはり能力値などは無い。 -大型ゾイドが弱い。 --大型ゆえ機動性が低いのだが、本作品には''装甲値が存在しない''為、HP2倍程度ではただの的である。もちろん攻撃力は高いのだが、回避重視設定にされた小型機には殆ど当たらない。それなのに大型機は小型機の倍の部隊積載量(配備ポイント)を食う。 ---流石に小型機では火力不足なため、中型機が最強の座を手に入れる。一応、帝国軍なら前述の高圧濃硫酸砲の存在の為、一部大型ゾイドの方が強いが。 ---ただし最終2ステージだけは敵のレベルが跳ね上がる為、中小型機でも回避しきれない。もっとも、その段階になってからショップで大型ゾイドを買えば良いだけなのだが。 --続編では装甲値が与えられ、さらにシールドライガーなどの大型高速機の機動性がアップした。なお本作品では何故か隠し能力だった「機動性」((同じ攻撃でも敵によって命中率が違う事で存在が確認できる。))も続編ではステータス画面に表示されるようになる。 -一部に誤字脱字が見られる。最強兵器である荷電粒子砲がムービーなどで誤った漢字で表記されている。 **問題点(マニア限定) -人気機種であるグレートサーベルやライジャーが登場しなかった。 --続編でグレートサーベルはセイバータイガーATとして、ライジャーは帝国編の隠しゾイドとして登場した。 -人気中型ゾイドで、旧大戦でも活躍したはずのコマンドウルフの扱いが悪い。隠蔽を持つが格闘攻撃はやや弱め、ビーム攻撃は燃費がとても悪く使い勝手が悪い。 --続編では改善された模様。 -帝国の最終兵器デスザウラーは2機までしか手に入らない。しかしデスザウラーを駆逐するために開発された共和国の切り札マッドサンダーは終盤においてショップで無限に買う事ができる。共和国側でプレイした際には、このことがバランスブレイカーともなりうる。 --アニメではマッドサンダーは存在せず、デスザウラーは1機しか無い貴重な機体だが、バトルストーリーでは双方とも量産されている。(続編の公式ファンブックでもデスザウラー30(+1)機、マッドサンダー20機が存在する。)ただし、旧大戦での共和国と帝国の国力を比べると共和国が圧倒的に優位に立っており、背景ストーリーまで踏まえた時には、この共和国側への優遇が間違いであるとは言い切れない((ただし、これはデスザウラー登場前の話。デスザウラーの登場で共和国首都は陥落、マッドサンダー登場時の共和国軍はゲリラ同然だった。))。 --続編では上の2機を含めた一部高性能機はイベントでしか手に入らなくなっている。 **余談 -ゾイドのゲームとしてはかなり評判は良い。高品質なムービー、音楽、ゾイドとしての個性が反映されてキャラ立ちしているユニット達、そこそこ要求される戦略性などなど、キャラゲーだからクソゲーという評価は確実に当てはまらない。 -攻略本は発売されなかった。 -2002年に続編である『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』が発売された。こちらもゾイドのゲームとしてはかなり好評。 --既に述べている様に、旧作の問題点をかなり改善している。 --しかし戦闘画面で、旧作は俯瞰で見るゾイドに迫力があったが、本作では鳥瞰で小さく見える様になった。またコマンド待ち中、旧作はカメラがゾイドの周りを廻り対峙する敵が見える事もあったが、続編ではカメラが固定で戦闘開始まで敵の姿を見る事が出来ない。変更した理由は不明。 ---
*ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子 【ゾイド ていこくブイエスきょうわこく めかせいたいのいでんし】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B00005OVJX)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|トミー|~| |開発元|ウィル|~| |発売日|2000年11月22日|~| **概要 トミーが当時の主力玩具ゾイドをテーマにして、発売されたシミュレーションRPG。ゾイドが1999年に復刻されてからは、2作目のゲームである。(過去を含めると6作目にあたる) ゾイドのアニメが放送されている中で発売されたが、現行のアニメストーリーではなく、1980年代に雑誌展開されていた「バトルストーリー」と呼ばれるヘリック共和国とゼネバス帝国の戦いを描いた作品である。なお、アニメはバトルストーリーより40年後の話だが、直接の続編であり同じ時代である「公式ファンブック」とはパラレルワールドである((例えば共和国大統領のミドルネームが違っていたり、アニメで重要だったオーガノイドシステムが別物だったりする等。アニメが英雄譚、漫画が冒険物、公式ファンブックが戦記物と言われている。))。 そのためブレードライガーやジェノザウラーといった当時の最新鋭機は登場せず、サラマンダーやディメトロドンといったアニメに登場しないゾイドが登場する。また、ウルトラザウルスやモルガ等、色を変えて再販売済みだったゾイドも、ほぼ当時のカラーリングに近い仕様で登場する。 先行予約特典として、旧カラーを再現したレドラーが付属していた。 **評価点 -共和国と帝国が存在するが、好きな方の国をプレイする事ができる。 -ゾイドはすべて3DCG。初代PSにしてはなかなかの高画質。 --またモーションもバリエーション豊富。撃破されると小・中型機は豪快に吹っ飛び、大型機はアニメーションで崩れ落ちるという演出付き。 ---大型ゾイドは敵機を撃破すると勝利の雄叫びを挙げる。なんとマンモスやサラマンダーも咆哮する。 -オープニングムービーとエンディングムービーを担当したのはガイナックス。ガイナックスならではのケレン味も健在でアレンジも許容範囲。迫力満点かつ美しい。 -範囲攻撃を行う際に流れるムービーは、簡にして明にしてド迫力。古参のゾイド好きならば何度鑑賞しても見飽きないだけの爽快感がある。 -ガリウスやスパイカーといった、80年代初期に発売された初期のゾイド(俗に云う「骨ゾイド」)も登場するが、帝国の小型ゾイドとも互角に戦える。 -音楽は概して高評価。昭和当時の旧ゾイドの雰囲気を残しながらもミリタリーテイスト漂う緊張感あるサウンド。 -捕獲用ゾイドを用いる事で、敵軍のゾイドを捕獲し、自軍で使用する事も可能(共和国でデスザウラー、帝国でマッドサンダーを使用する事もできる)。 --ただし隊長機は捕獲できない為、隊長機になる事の多い高性能機を捕獲できる機会は少ない。 ---敵味方共に隊長機が倒されると部隊が撤退する。1番隊の隊長機が倒されると全軍撤退で敗北。 -ヘルキャットやスネークス等、設定の上で奇襲攻撃が得意とされるゾイドは隠蔽機能を持ち、近づいた敵ゾイドに最初の一撃のみ2倍のダメージを与えられるといった戦い方が可能。 -上記の通り登場ゾイドは旧大戦のものだったが、「邪神復活」と違い、こちらはプレイした子供達も楽しめた模様。 **問題点 -基本的に地形に対応したゾイドが共和国に偏っている。帝国で隠蔽持ち、飛行ゾイドと潜水ゾイドは中型しかいない。 --もっともこれは原作設定。共和国も大型は飛行ゾイドがいるだけで、隠蔽と潜水は中型と小型のみ。 ---原作設定なので続編でも変わらない。続編では帝国側に大型潜水ゾイド(デススティンガー)が追加されたが、基本的にCPU専用機。このバランスを気にしてか、共和国の新型機である飛行ゾイドと空海両用ゾイドは登場しなかった(帝国に新型飛行ゾイドが存在しなかった為)。 --共和国大型のウルトラザウルスは潜水こそ出来ないものの、水中戦適応はある(潜水は水中限定の隠蔽能力)。 ---水中戦適応を持たないと水に入れないどころか水中の敵に反撃もできないため、水辺では水中ゾイドが一方的に攻撃できる。続編では攻撃力が半分にはなるものの、適応が無くとも水中の敵に攻撃出来る様になった。 -一方、共和国編中盤では自軍の主力が中型の一方、敵がディメトロドンやレッドホーンといった大型機体を使用する為、苦戦を強いられる。 --と思われるが、たいした問題は無い。詳しくは後述。CPUが高圧濃硫酸砲を上手に使えない(と言うかCPUの武器選びが適当)のも理由。 -帝国大型ゾイドが装着している高圧濃硫酸砲がかなり強い。攻撃力は弱いが、高確率で敵を動けなくするショート状態に追いやる。 --中でもレッドホーンは、ショート中に当てると威力が増加する電磁砲を持つ為、硫酸砲→電磁砲のコンボがほぼ確定してしまう。 --続編ではショートしても、かなりの確率で次ターンで回復する様になった為、本作よりも使用頻度が減少した。 -シールドライガーがEシールド、ゴルドスがレーダーといった特殊装備を付けていない。図鑑では装備されていると書かれているが。 --もとより本作品にEシールドは存在しない。レーダーは補助パーツにのみ存在する。続編ではそれぞれ装備された。 --また、ディバイソンの頬にミサイルポッドが無かったり、シールドライガーが爪で攻撃できないと、武装にやや難がある。これも続編で装備された。 -サーベルタイガーはシールドライガーと違い爪で攻撃できるが補助パーツを一つしか付けられない。 --これは武器と補助パーツを併せて6つしか装備できないと言うゲーム的な制約の為(サーベルタイガーの武器は5つ)。続編では武装に関係無く補助パーツを4つ搭載できる様になった。 ---そのため、下手に武器の多い(使わない武器の多い)機体より、必要最小限の武器を持った機体に補助パーツを満載した方が強い事になった。 -ゾイドは撃破されると残骸になり、そのマスにゾイドが止まると残骸を回収できる。自軍が自軍ユニットを拾うと次のマップで再度使用することができるし、敵軍を拾うと色々なアイテムが手に入るが、敵軍が自軍の残骸を拾うと拾われた機体は二度と自軍に戻らない。 --ただし、資金さえあればショップでゾイドをいくらでも買える為、早解き(ターン数)を競う気が無ければ問題は無い((あえて言えば、ショップで売られるゾイドはステージ毎に変わる為、後半ステージでは買えないゾイドもある。基本的に弱いゾイドのみだが。))。しかも演習ステージで無限に資金を稼ぐ事ができ、ショップのゾイドは推奨レベルより少し低い程度の状態な為、レベルの上げづらい水中専用ゾイドなどは海戦ステージの度に買い直した方が早い場合も。 ---ちなみに早解きボーナスなどは無い。 -パイロットは存在するという設定だけで名前さえ無い。レベルはゾイド自身に与えられる為、乗り換えなどの考えも無い。 --続編では名前を持つパイロットも現れたが、ストーリー以外に関わらず、やはり能力値などは無い。 -大型ゾイドが弱い。 --大型ゆえ機動性が低いのだが、本作品には''装甲値が存在しない''為、HP2倍程度ではただの的である。もちろん攻撃力は高いのだが、回避重視設定にされた小型機には殆ど当たらない。それなのに大型機は小型機の倍の部隊積載量(配備ポイント)を食う。 ---流石に小型機では火力不足なため、中型機が最強の座を手に入れる。一応、帝国軍なら前述の高圧濃硫酸砲の存在の為、一部大型ゾイドの方が強いが。 ---ただし最終2ステージだけは敵のレベルが跳ね上がる為、中小型機でも回避しきれない。もっとも、その段階になってからショップで大型ゾイドを買えば良いだけなのだが。 --続編では装甲値が与えられ、さらにシールドライガーなどの大型高速機の機動性がアップした。なお本作品では何故か隠し能力だった「機動性」((同じ攻撃でも敵によって命中率が違う事で存在が確認できる。))も続編ではステータス画面に表示されるようになる。 -一部に誤字脱字が見られる。最強兵器である荷電粒子砲がムービーなどで誤った漢字で表記されてしまっている。 **問題点(マニア限定) -人気機種であるグレートサーベルやライジャーが登場しなかった。 --続編でグレートサーベルはセイバータイガーATとして、ライジャーは帝国編の隠しゾイドとして登場した。 -人気中型ゾイドで、旧大戦でも活躍したはずのコマンドウルフの扱いが悪い。隠蔽を持つが格闘攻撃はやや弱め、ビーム攻撃は燃費がとても悪く使い勝手が悪い。 --続編では改善された模様。 -帝国の最終兵器デスザウラーは2機までしか手に入らない。しかしデスザウラーを駆逐するために開発された共和国の切り札マッドサンダーは終盤においてショップで無限に買う事ができる。共和国側でプレイした際には、このことがバランスブレイカーともなりうる。 --アニメではマッドサンダーは存在せず、デスザウラーは1機しか無い貴重な機体だが、バトルストーリーでは双方とも量産されている。(続編の公式ファンブックでもデスザウラー30(+1)機、マッドサンダー20機が存在する。)ただし、旧大戦での共和国と帝国の国力を比べると共和国が圧倒的に優位に立っており、背景ストーリーまで踏まえた時には、この共和国側への優遇が間違いであるとは言い切れない((ただし、これはデスザウラー登場前の話。デスザウラーの登場で共和国首都は陥落、マッドサンダー登場時の共和国軍はゲリラ同然だった。))。 --続編では上の2機を含めた一部高性能機はイベントでしか手に入らなくなっている。 **余談 -ゾイドのゲームとしてはかなり評判は良い。高品質なムービー、音楽、ゾイドとしての個性が反映されてキャラ立ちしているユニット達、そこそこ要求される戦略性などなど、キャラゲーだからクソゲーという評価は確実に当てはまらない。 -攻略本は発売されなかった。 -2002年に続編である『ZOIDS2 ヘリック共和国VSガイロス帝国』が発売された。こちらもゾイドのゲームとしてはかなり好評。 --既に述べている様に、旧作の問題点をかなり改善している。 --しかし戦闘画面で、本作は俯瞰で見るゾイドに迫力があったが、続編では鳥瞰で小さく見える様になった。またコマンド待ち中、本作はカメラがゾイドの周りを廻り対峙する敵が見える事もあったが、続編ではカメラが固定で戦闘開始まで敵の姿を見る事が出来ない。変更した理由は不明。 ---

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