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*ワイルドアームズ
【わいるどあーむず】
|ジャンル|RPG|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~|
|開発元|メディア・ビジョン|~|
|発売日|1996年12月12日|~|
|定価|5,800円|~|
**概要
-口笛と荒野のRPG第1弾、正統派が不足していた当時のPSのRPG群の中、王道の見下ろし型RPGということで年末の目玉の1つとなっていたソフト。
-直後にファイナルファンタジーVIIの発売が控えており、ややその影に隠れる形になるも口コミで評判となりハーフミリオン近いセールスを記録。
-今は亡きザ・プレイステーションの読者投稿ランクでは、50位圏内を常にキープしていた唯一のPSソフトとなり根強い人気を誇った。
-FFVII発売のまさに直前、SFC時代に1つの円熟期を誇った、2Dドット絵RPG群の集大成を目指したかのような内容となっている。
**特徴
-ダンジョンの特徴や名称、敵キャラの位置づけ、シナリオの運び方、システム、シナリオ展開、隠し要素、世界観、あらゆるところにFC~SFC時代に名作と呼ばれたRPGの影響がそこかしこにみられる。
--特にエストポリス伝記2、クロノトリガーの影響が強く見受けられる。
-ともすれば散漫になってしまいがちなそれらいいとこどりをした特徴を西部劇風の世界観と3人の主人公の背景を掘り下げることで1本芯の通ったRPGとしてまとめた手腕は見事
-世界観に彩りをそえるなるけみちこの音楽も出色、西部劇テイストをうまくRPGの音楽として掘り起こしている。
-シリーズを特徴づけるシステムの数々は2からの登場となり、この1作目は形としてはまだオーソドックスないちRPGといった趣だが、逆に2以降の特徴となる濃い(オタク寄りな)要素もまだ薄いためシリーズ中でもおそらく最も一般受けしやすい内容となっている。
-戦闘はオーソドックスなコマンド入力型だが、敵から攻撃をうけるとフォースアビリティが溜まっていき特殊な攻撃ができ、またそれらを踏まえた上で3者3様の役割がしっかり割り振られておりコマンド選択型魅力を追求した戦闘システムとなっている。
--とくにボス戦では各人の特徴をしっかり掴んだ上で戦略をたてないと撃破が難しいボスも多く、一方雑魚戦はそれほど詰まることもなくサクサク進めるバランスになっている。
-シリーズの特徴となるグッズを使ったダンジョンの謎解きは程よいアクセントを生みプレイヤーに解く喜びを提供している。
--グッズの配分も3人の性質を良くあらわしており、「協力して冒険している」気分を実感できる。この点に関しては2以降よりも優秀。
**問題点
-上記のように2Dテイストの古き良きRPGの集大成のようなゲームだが戦闘シーンは見下ろし型RPGとしては初のフルポリゴンを実現している。これがこのゲームが発売当時、最も売りにしていた点だったが皮肉なことに過渡期のカクカクしたポリゴンのため、今見るとけっこうつらい。まだドット絵で表現した方がよかったのでは?と言う印象を残す。
--一方で戦闘突入時のアクセスの速さや光を効果的につかった演出などは評価できる。またドット絵のキャラクターをそのまま立体的に起こしたものとして見るとさほど違和感を覚えなくもなる。
-戦闘がオーソドックスなコマンド選択型で目新しい要素がなくキャラの育成要素も基本的にレベルをあげるだけという少々さびしいものになっている。
-終盤、特にラストダンジョン突入時が少々さびしい。
--主人公たちに絡んだサブキャラが終盤も終盤に差し掛かるとほとんど絡みがなくなりひっそりとラストダンジョンに突入したかのような印象を受ける。(リメイク版の『アルターコード:F』ではこのへんが解消されている)
-主人公のロディが使うワイルドバンチというARM技を使うとフリーズする可能性が高い。(特に初版は注意)
--またPS2でプレイすると通常の場面でも稀にフリーズすることがあるため、こまめなセーブを推奨する。
-状態異常攻撃が一部凶悪でハマリ要素を含む。
-移動中の地形に視認し辛い部分がある。いわゆる『倉庫番』タイプのパズルがあるのに、奥行きが分かりにくいため、一部の謎解きが必要以上に難解になっている傾向も。
*ワイルドアームズ
【わいるどあーむず】
|ジャンル|RPG|&amazon(B000069SPU)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~|
|開発元|メディア・ビジョン|~|
|発売日|1996年12月12日|~|
|定価|5,800円|~|
**概要
-口笛と荒野のRPG第1弾。正統派が不足していた当時のPSのRPG群の中、王道の見下ろし型RPGということで年末の目玉の1つとなっていたソフト。
-直後にファイナルファンタジーVIIの発売が控えており、ややその影に隠れる形になるも口コミで評判となりハーフミリオン近いセールスを記録。
-今は亡きザ・プレイステーションの読者投稿ランクでは、常に50位圏内をキープしていた唯一のPSソフトとなり、根強い人気を誇った。
-FFVII発売のまさに直前、SFC時代に1つの円熟期を誇った2Dドット絵RPG群の集大成を目指したかのような内容となっている。
**特徴
-ダンジョンの特徴や名称、敵キャラの位置づけ、シナリオの運び方、システム、シナリオ展開、隠し要素、世界観、あらゆるところにFC~SFC時代に名作と呼ばれたRPGの影響がそこかしこにみられる。
--特にエストポリス伝記2、クロノトリガーの影響が強く見受けられる。
-ともすれば散漫になってしまいがちなそれらいいとこどりをした特徴を西部劇風の世界観と3人の主人公の背景を掘り下げることで1本芯の通ったRPGとしてまとめた手腕は見事
-世界観に彩りをそえるなるけみちこの音楽も出色、西部劇テイストをうまくRPGの音楽として掘り起こしている。
-シリーズを特徴づけるシステムの数々は2からの登場となり、この1作目は形としてはまだオーソドックスないちRPGといった趣だが、逆に2以降の特徴となる濃い(オタク寄りな)要素もまだ薄いためシリーズ中でもおそらく最も一般受けしやすい内容となっている。
-戦闘はオーソドックスなコマンド入力型だが、敵から攻撃をうけるとフォースアビリティが溜まっていき特殊な攻撃ができ、またそれらを踏まえた上で3者3様の役割がしっかり割り振られておりコマンド選択型魅力を追求した戦闘システムとなっている。
--とくにボス戦では各人の特徴をしっかり掴んだ上で戦略をたてないと撃破が難しいボスも多く、一方雑魚戦はそれほど詰まることもなくサクサク進めるバランスになっている。
-シリーズの特徴となるグッズを使ったダンジョンの謎解きは程よいアクセントを生みプレイヤーに解く喜びを提供している。
--グッズの配分も3人の性質を良くあらわしており、「協力して冒険している」気分を実感できる。この点に関しては2以降よりも優秀。
**問題点
-上記のように2Dテイストの古き良きRPGの集大成のようなゲームだが戦闘シーンは見下ろし型RPGとしては初のフルポリゴンを実現している。これがこのゲームが発売当時、最も売りにしていた点だったが皮肉なことに過渡期のカクカクしたポリゴンのため、今見るとけっこうつらい。まだドット絵で表現した方がよかったのでは?と言う印象を残す。
--一方で戦闘突入時のアクセスの速さや光を効果的につかった演出などは評価できる。またドット絵のキャラクターをそのまま立体的に起こしたものとして見るとさほど違和感を覚えなくもなる。
-戦闘がオーソドックスなコマンド選択型で目新しい要素がなくキャラの育成要素も基本的にレベルをあげるだけという少々さびしいものになっている。
-終盤、特にラストダンジョン突入時が少々さびしい。
--主人公たちに絡んだサブキャラが終盤も終盤に差し掛かるとほとんど絡みがなくなりひっそりとラストダンジョンに突入したかのような印象を受ける。(リメイク版の『アルターコード:F』ではこのへんが解消されている)
-主人公のロディが使うワイルドバンチというARM技を使うとフリーズする可能性が高い。(特に初版は注意)
--またPS2でプレイすると通常の場面でも稀にフリーズすることがあるため、こまめなセーブを推奨する。
-状態異常攻撃が一部凶悪でハマリ要素を含む。
-移動中の地形に視認し辛い部分がある。いわゆる『倉庫番』タイプのパズルがあるのに、奥行きが分かりにくいため、一部の謎解きが必要以上に難解になっている傾向も。