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*青の6号 歳月不待人 -TIME AND TIDE-
【あおのろくごうさいげつひとをまたずたいむあんどたいど】
|ジャンル|海洋サルベージアドベンチャー|&amazon(B000069TAA)|
|対応機種|ドリームキャスト|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|まるばつ組|~|
|発売日|2000年12月7日|~|
|定価|5800円(税抜き)|~|
**概要
1998年から2000年に掛けて発売されたGONZO制作のアニメ作品を元にしてゲーム化したスピンオフ作品。~
小型潜航艇セーレを操縦して海底に眠るお宝や依頼品を回収するサルベージャーゲームである。~
アニメ版と同じ主人公、速水鉄の語られなかった過去にスポットをあてたオリジナルストーリーでゲームは展開していく。
本作では舞台となる新世界で情報集める「アドベンチャーモード」小型潜航艇セーレを操縦する「サルベージモード」に分かれており、~
「アドベンチャーモード」では情報収集の他に依頼を受けたり潜航艇を改造する為に必要なパーツや弾薬の購入を行い、「サルベージモード」では実際に海の中に潜航艇で潜り依頼品を回収する事になる。~
海中にはミュータントした海洋生物が生物しているのでサルベージの他に潜航艇での戦闘パートも本作の大きなウェイトを占めている。~
ストーリーとは無関係なお宝や装備品も数多く眠っておりそれらをプレイヤーが自由にサルベージする事が出来るのも本作の魅力である。~
~
海洋サルベージを題材にした珍しいゲーム内容と完成度の高さも相まってドリームキャストの隠れた名作としての評価を受けている。
**評価できる部分
-自由度の高さ
--依頼をガンガン引き受けてストーリーを進めるのもよし、海に潜ってお宝探しに熱中するのもよし、オープンワールドのゲームには劣るが自由度はそれなりに高い。
-海の中の映像表現
--実際に海の中にいるかのような気持ちにさせる優れたグラフィック。水の流れや水泡などDCの性能で頑張って表現している。
-潜航艇セーレの魅力
--セーレの操縦はかなり複雑だが慣れると自分の手足の様に操縦できて面白い。
--購入したりサルベージして装備を入手する事によってセーレを改造する事が出来る。小型潜航艇の改造できるポイントは多く、直接性能に関わるエンジンやシャーシ、サルベージ作業ととミュータントの発見に必要なソナー類、武器においては使用する弾の種類まで指定可能。
---使える装備と使えない装備がある程度ハッキリしているのでゲームを進行するにつれ装備が固定化していってしまう問題もある。
-魚雷は男の浪漫
--数少ない魚雷が主武器のゲームなので魚雷を撃ちまくりたい人にはオススメである。
-アニメシーン
--ゲーム中に挿入されるムービー何れもアニメ版を手掛けたGONZOがゲームの為に新規に制作したもので質が高い。
**評価できない部分
悪い部分
-アドベンチャーモードの出来は良くない
--登場キャラやイベント数は非常に少なく会話量も少ない。
--ストーリー進める為に稀に総当り式に会話を聞くだけで基本的には装備の売買と依頼の引き受けにしか使わない。
-敵となるミュータントの種類が少ない。
**総評
セーレを操縦してサルベージするという作業の面白さがこのゲームの全てである。突如サメが襲ってきた…逃げるか、戦うか?酸素の量が少なくなってきた…どうする?全てはプレイヤーの操縦テクニックと経験に基づく状況判断に委ねられている。引き込むようなストーリーが用意されてる訳ではないが、海に潜りセーレを操縦して探索していくプレイヤーの体験自体がストーリーでありイベントと言えるのでは無いだろうか。大作ゲームが全てにおいて豪華にしようとして失敗する例も多い中、制作スタッフが何処に力を入れれば面白いゲームが出来るのか的確に判断した為に出来た傑作。出来の悪いアドベンチャーモード、ミュータントの種類が少なかったりマップのサイズが小さかったりとボリュームの面での不満点も少なくは無いがそれを補う程に良い部分が光っている作品。
*青の6号 歳月不待人 -TIME AND TIDE-
【あおのろくごうさいげつひとをまたずたいむあんどたいど】
|ジャンル|海洋サルベージアドベンチャー|&amazon(B000069TAA)|
|対応機種|ドリームキャスト|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|まるばつ組|~|
|発売日|2000年12月7日|~|
|定価|5800円(税抜き)|~|
**概要
1998年から2000年に掛けて発売されたGONZO制作のアニメ作品を元にしてゲーム化したスピンオフ作品。~
小型潜航艇セーレを操縦して海底に眠るお宝や依頼品を回収するサルベージャーゲームである。~
アニメ版と同じ主人公、速水鉄の語られなかった過去にスポットをあてたオリジナルストーリーでゲームは展開していく。
本作では舞台となる新世界で情報集める「アドベンチャーモード」小型潜航艇セーレを操縦する「サルベージモード」に分かれており、~
「アドベンチャーモード」では情報収集の他に依頼を受けたり潜航艇を改造する為に必要なパーツや弾薬の購入を行い、「サルベージモード」では実際に海の中に潜航艇で潜り依頼品を回収する事になる。~
海中にはミュータント化した海洋生物が生息しているのでサルベージの他に潜航艇での戦闘パートも本作の大きなウェイトを占めている。~
ストーリーとは無関係なお宝や装備品も数多く眠っておりそれらをプレイヤーが自由に探索しサルベージする事が出来るのも本作の魅力である。~
~
海洋サルベージを題材にした珍しいゲーム内容と完成度の高さも相まってドリームキャストの隠れた名作との評価が多い。
**評価できる部分
-自由度の高さ
--依頼をガンガン引き受けてストーリーを進めるのもよし、海に潜ってお宝探しに熱中するのもよし、オープンワールドのゲームには劣るが自由度はそれなりに高い。
-海の中の映像表現
--実際に海の中にいるかのような気持ちにさせる優れたグラフィック。水の流れや水泡などDCの性能で頑張って表現している。
-潜航艇セーレの魅力
--セーレの操縦はかなり複雑だが慣れると自分の手足の様に操縦できて面白い。自分の操縦テクニックがダイレクトに反映されるシビアな作りと言える。
--購入したりサルベージして装備を入手する事によってセーレを改造する事が出来る。小型潜航艇の改造できるポイントは多く、直接性能に関わるエンジンやシャーシ、サルベージ作業ととミュータントの発見に必要なソナー類、武器においては使用する弾の種類まで指定可能。
---使える装備と使えない装備がある程度ハッキリしているのでゲームを進行するにつれ装備が固定化していってしまう問題もある。
-魚雷は男の浪漫
--数少ない魚雷が主武器のゲームなので魚雷を撃ちまくりたい人にはオススメである。
-アニメシーン
--ゲーム中に挿入されるムービー何れもアニメ版を手掛けたGONZOがゲームの為に新規に制作したもので質が高い。
**評価できない部分
-アドベンチャーモードの出来は良くない
--登場キャラやイベント数は非常に少なく会話量も少ない。
--ストーリー進める為に稀に総当り式に会話を聞くだけで基本的には装備の売買と依頼の引き受けにしか使わない。
-敵となるミュータントの種類が少ない。
--特にボス的な存在となる巨大ミュータントは二体しか存在しないので、非常に寂しい。
**総評
セーレを操縦してサルベージするという作業の面白さがこのゲームの全てである。突如サメが襲ってきた…逃げるか、戦うか?酸素の量が少なくなってきた…どうする?全てはプレイヤーの操縦テクニックと経験に基づく状況判断に委ねられている。引き込むようなストーリーが用意されてる訳ではないが、海に潜りセーレを操縦して探索していくプレイヤーの体験自体がストーリーでありイベントと言えるのでは無いだろうか。大作ゲームが全てにおいて豪華にしようとして失敗する例も多い中、制作スタッフが何処に力を入れれば面白いゲームが出来るのか的確に判断した為に出来た傑作。出来の悪いアドベンチャーモード、ミュータントの種類が少なかったりマップのサイズが小さかったりとボリュームの面での不満点も少なくは無いがそれを補う程に良い部分が光っている作品。