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*Saint Raw 2 【せいんつ ろう つー】~ |ジャンル|ACT|&amazon(B003L215OY)|&amazon(B003EQ3H66)| |対応機種|Xbox360&br()プレイステーション3&br()Windows XP/Vista|~|~| |発売元|【360/PS3】THQジャパン&br()【Win】ズー|~|~| |開発元|Volition Inc.|~|~| |発売日|【360/PS3】2008年12月4日&br()【Win】2009年1月30日|~|~| |定価|【360/PS3】7,140円&br()【Win】8,190円|~|~| |プレイ人数|1人(マルチプレイ時:2~12人)|~|~| |備考|【360】プラチナコレクション:2010年6月10日/2,940円&br()【PS3】THQコレクション:上記と同時発売/3,880円|~|~| ※データ内では日本語版のみを記載しています。 *&size(35){WARNING!!!!!!!} **&size(20){本作の360/PS3版はCEROからZ指定を受けている18歳以上のみ対象のゲームです。} **&size(20){Win原語版はESRBからM指定を受けている17歳以上(日本語版は18歳以上)のみ対象のゲームです。} --- **概要 所謂GTAのクローンゲーム。本作は良くも悪くも特に露骨で、本国でも度々GTAと比較される(主人公のギャングカラーが紫だったり)。~ ただし「GTAクローンの中では最高レベル」との評価を受けている。~ オープンワールド、暴力的なクライムアクション、緊急車両を用いたミニゲーム等、基本的な要素はPS2時代の『GTA』三部作を踏襲、独自発展させたものである。~ -特に『GTA:SA』からインスパイアされた要素が色濃く、ギャング同士の抗争や縄張り争奪戦が主題となっている。 主人公は前作の主人公と同一人物。前作ラストの爆発事故から数年後、主人公が昏睡状態から目覚めた所で物語が始まる。~ 今回は主人公がギャングチーム「サードストリートセインツ」のリーダーとなり、自分が眠っている間に弱体化したチームを再建し、新たに台頭してきたライバルギャング達と対決、奪われた縄張りを全て取り戻すことがゲームの目的である。 **評価点 -アクティビティと呼ばれるぶっ飛んだサブゲームの数々。 --GTAでも定番であった車集めや職業ミッションに加え、芸能人の護衛として発狂したファンを殺しまくる「エスコート」、地価を下落させるためにバキュームカーで汚物を街中に撒き散らす「正義の汚水」、街中で破壊の限りを尽くす「メイヘム」、わざと車にぶつかり、轢かれ方の派手さでポイントを稼ぐ「保険金詐欺(要するに当たり屋)」、などなど多種多様。 --これらのサブゲームをクリアし、リスペクトを貯めることがストーリーミッションの発生条件にもなっている。 -自由度の高いキャラメイク --人種、性別はもちろん顔の細部、口の表情、年齢(体のシワの数)、体格(ガリガリもメタボも可能)、歩き方、声の種類まで設定可能。 ---前作の主人公(男)と同一人物だが、前作ラストの爆発事故で全身整形を強いられたという設定により性転換も可能。性別と声を不一致にすることもできる。 --衣服もスポーツウェアからビジネススーツ、着ぐるみなど種類が豊富で女装も可能。下着まである。更に色やマーキング、着こなし方(帽子を被る角度等)を自由に設定可能。 ---海外版では全裸になることも可能(股間にはモザイク)。この状態で外出するとストリーキングというアクティビティが発生する。 -車や自宅までもカスタマイズ可能。 --特に車は色や模様、、ステッカーは勿論、タイヤやホイールの種類や大きさの変更、隠し武器(ニードル)の仕込みまでできる。 --全盛期には有名なアニメ・ゲームのキャラや有名人に似せたキャラを作りネットで公開するプレイヤーが多く存在した。 -車、ヘリ、船、飛行機をガレージに50台まで登録できる。破損、紛失してもガレージに行けば再入手可能なので、お気に入りの車で気兼ねなくドライブできる。 -ライフは自動回復制、回復アイテムを持ち歩き可。これにより多少力押しなプレイも可能。 -ミッションの節目にチェックポイントが存在し、失敗してもチェックポイントからリトライが可能。 --GTAクローンに有りがちであった、失敗→武器や車を調達し直し→受け直しに行くという手間が無い。 -出入り可能な建物が多く、そのうえ中が複雑で手の込んだ作りになっている。 -マルチプレイ、協力プレイ。 --幾つかのルールのマルチプレイモードの他、本編の協力プレイも可能。同じ車に2人で乗りこんで運転と攻撃を分担するなど、ゲーム性が変化する。 -ストーリーや登場人物は前作を上手に引き継いでおり、前作をプレイした人はさらに楽しめる。 --仲間のジョニー・ギャットは前作でもともに戦った戦友。この他前作に登場したキャラが数多く登場する。前作のアクティビティにのみ登場したキャラがストーリー本編に絡むなど、意外な役どころにニヤリとさせられる。 --前作から今作に至る謎も解き明かされる。しかし肝心な部分に日本語訳がついていない。 -イースターエッグと呼ばれるお遊び要素。ヘリでしか入れない場所にある人形だらけの謎の部屋、海から浮上する巨大なウサギ等、隠されたギミックがマップのあちこちに存在する。 -遊び心一杯なチートコマンド。 --定番の暴動などに加え、巨大化、小人化、低重力化などゲームの楽しさを広げてくれるユニークなコマンドが多い。 ---ただしチートを使用したセーブデータは実績が凍結されるので注意が必要である。マルチプレイ時は相手のPCまで巻き込む。 --海外版ではショップ予約特典であったUFOなどのユニークな乗りものもチートで入手可能。これらは実績凍結の対象にならない。 --幸か不幸かトロフィーには対応しておらず、ps3版ではチートを使用してもなんのデメリットもない。 **難点 -とにかくバグが多い。特に協力プレイではバグが多く、バグとの戦いになる。 --ロード中にフリーズしたり、対象物が消えてクリア不能になったりと、ここぞというところで進行不能になってやり直しになる。 --所持アイテム、特に弾丸類が消滅してゼロになるのはしょっちゅう。 --壁や床にめり込んで脱出不可能になることがたまに起こる。 -メモリーの問題なのか、瓦礫や車がすぐ消える。少し距離を置いたり、カメラの視界から外れただけで消えてしまう。道端で欲しい車を発見して即座にUターンしたら消えていた、なんて事が多々ある。 -グラフィックは当時の水準で並程度。 -一部のミッションが理不尽に難しい。 -キャラメイクはキャラの大きさは変えられない。女キャラでもかなりでかいキャラになってしまう。 -走行中の車を奪うのがやたら難しい。Yボタンを押した瞬間に運転手が超反応し一目散に逃げる為である。他の車で進路妨害を図っても即座に路線変更され逃げられる。 -PS3版のみ多くの要素が削除されている。 --Xbox360版では血だまりが無い、火だるまにならないなど演出上の規制のみであったが、PS3版では更に下記のような規制が施されている。 ---長所にも書いたアクティビティの「メイヘム」や「ヒットマン(依頼殺人)」が削除、それらのクリアにより解禁されるボーナス要素も削除。 ---人質を取るアクション「ヒューマンシールド」が敵味方ともに消滅((アクティビティ「群衆整理」のみ例外で、その場で人質を殺せない点を除けば問題なく使用可能。「飛行機のジェットエンジンに放り込む」「駅のホームから突き落とし電車に轢かせる」といったギミックはXbox360版と変わらない。))、それに伴い一部ミッションの内容が大きく変更されている。 ---削除された要素が関連するマルチプレイのルールが削除。これに伴い日本語版マルチプレイは隔離サーバーに。 ---死体が即座に消える。 **総評 -本家GTAがリアリティ重視の道を選んだのに対し、本シリーズはPS2時代のGTAのような自由度、お馬鹿要素を究める道を選んだ。最早GTAのパクリゲーではない(1はパクリと言われても文句言えないレベルだった)。~ GTA4に馴染めなかった人はこちらに浮気してみるのも手であろう。 -ただし好き嫌いが分かれる点として、やはり残虐表現がある。本作は主人公からして残虐で暴力的な性格であり、能動的に残虐な行為に出る場面もある。
*Saint Raw 2 【せいんつ ろう つー】 |ジャンル|ACT|&amazon(B003L215OY)|&amazon(B003EQ3H66)| |対応機種|Xbox360&br()プレイステーション3&br()Windows XP/Vista|~|~| |発売元|【360/PS3】THQジャパン&br()【Win】ズー|~|~| |開発元|Volition Inc.|~|~| |発売日|【360/PS3】2008年12月4日&br()【Win】2009年1月30日|~|~| |定価|【360/PS3】7,140円&br()【Win】8,190円|~|~| |プレイ人数|1人(マルチプレイ時:2~12人)|~|~| |備考|【360】プラチナコレクション:2010年6月10日/2,940円&br()【PS3】THQコレクション:上記と同時発売/3,880円|~|~| ※データ内では日本語版のみを記載しています。 ---- CENTER:''&size(35){WARNING!!!!!!!}''~ &size(20){本作の360/PS3版はCEROからZ指定を受けている18歳以上のみ対象のゲームです。}~ &size(20){Win原語版はESRBからM指定を受けている17歳以上(日本語版は18歳以上)のみ対象のゲームです。} ---- **概要 所謂GTAのクローンゲーム。本作は良くも悪くも特に露骨で、本国でも度々GTAと比較される(主人公のギャングカラーが紫だったり)。~ ただし「GTAクローンの中では最高レベル」との評価を受けている。~ オープンワールド、暴力的なクライムアクション、緊急車両を用いたミニゲーム等、基本的な要素はPS2時代の『GTA』三部作を踏襲、独自発展させたものである。~ -特に『GTA:SA』からインスパイアされた要素が色濃く、ギャング同士の抗争や縄張り争奪戦が主題となっている。 主人公は前作の主人公と同一人物。前作ラストの爆発事故から数年後、主人公が昏睡状態から目覚めた所で物語が始まる。~ 今回は主人公がギャングチーム「サードストリートセインツ」のリーダーとなり、自分が眠っている間に弱体化したチームを再建し、新たに台頭してきたライバルギャング達と対決、奪われた縄張りを全て取り戻すことがゲームの目的である。 **評価点 -アクティビティと呼ばれるぶっ飛んだサブゲームの数々。 --GTAでも定番であった車集めや職業ミッションに加え、芸能人の護衛として発狂したファンを殺しまくる「エスコート」、地価を下落させるためにバキュームカーで汚物を街中に撒き散らす「正義の汚水」、街中で破壊の限りを尽くす「メイヘム」、わざと車にぶつかり、轢かれ方の派手さでポイントを稼ぐ「保険金詐欺(要するに当たり屋)」、などなど多種多様。 --これらのサブゲームをクリアし、リスペクトを貯めることがストーリーミッションの発生条件にもなっている。 -自由度の高いキャラメイク --人種、性別はもちろん顔の細部、口の表情、年齢(体のシワの数)、体格(ガリガリもメタボも可能)、歩き方、声の種類まで設定可能。 ---前作の主人公(男)と同一人物だが、前作ラストの爆発事故で全身整形を強いられたという設定により性転換も可能。性別と声を不一致にすることもできる。 --衣服もスポーツウェアからビジネススーツ、着ぐるみなど種類が豊富で女装も可能。下着まである。更に色やマーキング、着こなし方(帽子を被る角度等)を自由に設定可能。 ---海外版では全裸になることも可能(股間にはモザイク)。この状態で外出するとストリーキングというアクティビティが発生する。 -車や自宅までもカスタマイズ可能。 --特に車は色や模様、、ステッカーは勿論、タイヤやホイールの種類や大きさの変更、隠し武器(ニードル)の仕込みまでできる。 --全盛期には有名なアニメ・ゲームのキャラや有名人に似せたキャラを作りネットで公開するプレイヤーが多く存在した。 -車、ヘリ、船、飛行機をガレージに50台まで登録できる。破損、紛失してもガレージに行けば再入手可能なので、お気に入りの車で気兼ねなくドライブできる。 -ライフは自動回復制、回復アイテムを持ち歩き可。これにより多少力押しなプレイも可能。 -ミッションの節目にチェックポイントが存在し、失敗してもチェックポイントからリトライが可能。 --GTAクローンに有りがちであった、失敗→武器や車を調達し直し→受け直しに行くという手間が無い。 -出入り可能な建物が多く、そのうえ中が複雑で手の込んだ作りになっている。 -マルチプレイ、協力プレイ。 --幾つかのルールのマルチプレイモードの他、本編の協力プレイも可能。同じ車に2人で乗りこんで運転と攻撃を分担するなど、ゲーム性が変化する。 -ストーリーや登場人物は前作を上手に引き継いでおり、前作をプレイした人はさらに楽しめる。 --仲間のジョニー・ギャットは前作でもともに戦った戦友。この他前作に登場したキャラが数多く登場する。前作のアクティビティにのみ登場したキャラがストーリー本編に絡むなど、意外な役どころにニヤリとさせられる。 --前作から今作に至る謎も解き明かされる。しかし肝心な部分に日本語訳がついていない。 -イースターエッグと呼ばれるお遊び要素。ヘリでしか入れない場所にある人形だらけの謎の部屋、海から浮上する巨大なウサギ等、隠されたギミックがマップのあちこちに存在する。 -遊び心一杯なチートコマンド。 --定番の暴動などに加え、巨大化、小人化、低重力化などゲームの楽しさを広げてくれるユニークなコマンドが多い。 ---ただしチートを使用したセーブデータは実績が凍結されるので注意が必要である。マルチプレイ時は相手のPCまで巻き込む。 --海外版ではショップ予約特典であったUFOなどのユニークな乗りものもチートで入手可能。これらは実績凍結の対象にならない。 --幸か不幸かトロフィーには対応しておらず、ps3版ではチートを使用してもなんのデメリットもない。 **難点 -とにかくバグが多い。特に協力プレイではバグが多く、バグとの戦いになる。 --ロード中にフリーズしたり、対象物が消えてクリア不能になったりと、ここぞというところで進行不能になってやり直しになる。 --所持アイテム、特に弾丸類が消滅してゼロになるのはしょっちゅう。 --壁や床にめり込んで脱出不可能になることがたまに起こる。 -メモリーの問題なのか、瓦礫や車がすぐ消える。少し距離を置いたり、カメラの視界から外れただけで消えてしまう。道端で欲しい車を発見して即座にUターンしたら消えていた、なんて事が多々ある。 -グラフィックは当時の水準で並程度。 -一部のミッションが理不尽に難しい。 -キャラメイクはキャラの大きさは変えられない。女キャラでもかなりでかいキャラになってしまう。 -走行中の車を奪うのがやたら難しい。Yボタンを押した瞬間に運転手が超反応し一目散に逃げる為である。他の車で進路妨害を図っても即座に路線変更され逃げられる。 -PS3版のみ多くの要素が削除されている。 --Xbox360版では血だまりが無い、火だるまにならないなど演出上の規制のみであったが、PS3版では更に下記のような規制が施されている。 ---長所にも書いたアクティビティの「メイヘム」や「ヒットマン(依頼殺人)」が削除、それらのクリアにより解禁されるボーナス要素も削除。 ---人質を取るアクション「ヒューマンシールド」が敵味方ともに消滅((アクティビティ「群衆整理」のみ例外で、その場で人質を殺せない点を除けば問題なく使用可能。「飛行機のジェットエンジンに放り込む」「駅のホームから突き落とし電車に轢かせる」といったギミックはXbox360版と変わらない。))、それに伴い一部ミッションの内容が大きく変更されている。 ---削除された要素が関連するマルチプレイのルールが削除。これに伴い日本語版マルチプレイは隔離サーバーに。 ---死体が即座に消える。 **総評 -本家GTAがリアリティ重視の道を選んだのに対し、本シリーズはPS2時代のGTAのような自由度、お馬鹿要素を究める道を選んだ。最早GTAのパクリゲーではない(1はパクリと言われても文句言えないレベルだった)。~ GTA4に馴染めなかった人はこちらに浮気してみるのも手であろう。 -ただし好き嫌いが分かれる点として、やはり残虐表現がある。本作は主人公からして残虐で暴力的な性格であり、能動的に残虐な行為に出る場面もある。

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