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信長の野望 武将風雲録 - (2013/05/17 (金) 10:41:21) の1つ前との変更点

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*信長の野望 武将風雲録 【のぶながのやぼう ぶしょうふううんろく】 |ジャンル|SLG|#amazon(B000EXF8YQ)| |対応機種|PC-8801SR以降、PC-9801VM/UV以降、MSX2、&br();X68000、FM TOWNS、DOS/V、Windows、&br();ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、&br();PCエンジン スーパーCD-ROM2、メガドライブ、&br();プレイステーション|~| |発売・開発元|光栄|~| |発売日|1990年12月12日|~| |定価|【通常版】9,800円&br()【withサウンドウェア】12,200円&br()【コーエー定番シリーズ】1,980円|~| |>|>|CENTER:''[[信長の野望シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1045.html]]''| **概要 -信長の野望シリーズの第四作。 -武将や篭城戦という概念を取り入れ『全・国・版』までのゲーム性を大きく変えた前作『戦国群雄伝』。しかし、東北・九州が除外されるなど不満があった。本作はその不満が解消され規模は再度、全国へ拡大、さらにシステムを発展させた作品となっている。 **評価点 -前作の不満が解消され更に遊び易くなった。特に前作で使いにくかった忍者武将が特殊能力持ちで非常に使いやすくなった。 -配下武将が登場するシリーズで初めて全国をカバー。伊達政宗や最上義光といった東北武将、立花道雪や鍋島直茂、島津義弘といった九州武将も初登場し、本作以降の常連武将が一通り揃った。 -家宝や海戦、鉄甲船といった後のシリーズに受け継がれる要素も初登場した。 -国単位の戦略シミュレーションの決定版とも言える内容で、この作品を最後に次回作からは城単位の構成に変化する。 -大河ドラマのような曲にのせて大名を秀逸な文で紹介するシリーズ屈指の傑作OP。クオリティが高い。特にSFC版などの2行文版が人気。 -専用BGMは前作では織田だけだったが、上杉・武田・今川・毛利といった有名大名家の専用BGMも流れるようになった。 -前作では織田家・武田家といった有名な大名が滅びやすかったこともありコンピュータ同士の合戦を自動判定にした場合、有名な大名が有利になるように判定された。 **問題点 -本陣、本丸の地形効果が高すぎる。メチャクチャ硬い上に突撃も通用しないのでかなり面倒。 -史実でも強かった鉄砲や鉄甲船が、異常なほど強力。 --鉄砲は移動力こそ低いが遠距離攻撃可能・超高火力の上弾切れなし・周りの鉄砲隊と連携と匙を投げたくなる強さ。 --本陣、本丸に鉄砲兵100で篭られると、地形・武将の能力によっては、数倍の兵力をもってしても落とせない。 --しかも難易度によっては、武田信玄や上杉謙信など鉄砲隊のイメージの薄い大名家までもがCPUは終盤は鉄砲フル装備状態にする。 --なお鉄甲船はCPUが使ってくることはほとんど無い。味方が作れるようになる頃には既に自勢力が強大化している時が殆どなので、作っても弱いものいじめ状態にしかならないという欠点も。 -武力96以上になると内部補正がかかってしまうため、上杉謙信・武田信玄・真田幸村が異様に強すぎ((幸村は元服年が遅いのがせめてもの救い))。謙信に至っては武力100と表示されているが、実際は120くらいある模様。 --それゆえ信玄・謙信は1人でもごり押しで天下統一が余裕。またCPUの謙信が鉄砲100で本陣に立てこもるとほぼ絶望的な状態に。 -相場を見ながらの米売買での利益が高く、相対的に内政にあまり意味がない。 --効率だけを考えると「何もしないで米相場の変化を待ちトレード→兵雇って訓練して出撃」という流れになる。戦争に集中しやすいとも言える。 -CPUのチートが酷い。 --こちらが米相場と睨めっこしている間に、相手はさっさと城と技術をカンストさせ、あっという間に大量の兵糧と鉄砲を完備する。しかも難易度が上がるほどチートは酷くなる。 --さあ出撃だと考えても、相手は全員が鉄砲武装で圧倒的な兵力。どうしろと。 -『全国版』では8ヶ国だった東北は、3ヶ国しかなく蝦夷国も登場しない。 --おかげで南部晴政や津軽為信などの陸奥国出身武将は登場しない。 -PS版・Win版など近年の移植では武将紹介OPが省かれていたり、隠れた名曲と評された「機能(セーブ・ロードなど)」の曲がないものもある。 **欠点かどうか微妙な点 -夜間奇襲が強すぎる。 --籠城戦の仕様もあって大軍を率いる意味が薄くなっているが、本陣立てこもりの対抗策にもなっている。 -九州では龍造寺と伊東無双になることが多く、史実((どちらの大名も、それぞれ沖田畷の戦いと木崎原の戦いで島津家に大敗し壊滅的打撃を受けた))と逆の立場になることがしばしば。 -茶器を家臣でたらい回しにして忠誠度を手っ取り早く上げる「茶器回し」という裏技がよくネタにされている。 **総評 信長の野望シリーズの中でも高い評価が多い作品。多くの機種に移植されている他、GBA版、DS2版(『信長の野望DS2』)とリメイク作品が2つもある。 -『信長の野望DS2』では、東北地方が3ヶ国から7ヶ国に分割、新たに南部・安東・相馬・津軽が登場、その他色々な部分がアレンジされている。 -機種によっては、前田慶次がシリーズ初登場する作品となった。 --当時、漫画誌『週刊少年ジャンプ』で連載中だった『花の慶次』や、同誌の読者コーナー『ジャンプ放送局』で前田慶次を捜索していたというネタが投稿されていたという影響もあったのだろう。 -松本図書助など、マイナーな武将が初登場。ごくごく一部で有名。
*信長の野望 武将風雲録 【のぶながのやぼう ぶしょうふううんろく】 |ジャンル|SLG|#amazon(B000EXF8YQ)| |対応機種|PC-8801SR以降、PC-9801VM/UV以降、MSX2、&br();X68000、FM TOWNS、DOS/V、Windows、&br();ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、&br();PCエンジン スーパーCD-ROM2、メガドライブ、&br();プレイステーション|~| |発売・開発元|光栄|~| |発売日|1990年12月12日|~| |定価|【通常版】9,800円&br()【withサウンドウェア】12,200円&br()【コーエー定番シリーズ】1,980円|~| |>|>|CENTER:''[[信長の野望シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1045.html]]''| **概要 -信長の野望シリーズの第四作。 -武将や篭城戦という概念を取り入れ『全・国・版』までのゲーム性を大きく変えた前作『戦国群雄伝』。しかし、東北・九州が除外されるなど不満があった。本作はその不満が解消され規模は再度、全国へ拡大、さらにシステムを発展させた作品となっている。 **評価点 -前作の不満が解消され更に遊び易くなった。特に前作で使いにくかった忍者武将が特殊能力持ちで非常に使いやすくなった。 -配下武将が登場するシリーズで初めて全国をカバー。伊達政宗や最上義光といった東北武将、立花道雪や鍋島直茂、島津義弘といった九州武将も初登場し、本作以降の常連武将が一通り揃った。 -家宝や海戦、鉄甲船といった後のシリーズに受け継がれる要素も初登場した。 -国単位の戦略シミュレーションの決定版とも言える内容で、この作品を最後に次回作からは城単位の構成に変化する。 -大河ドラマのような曲にのせて大名を秀逸な文で紹介するシリーズ屈指の傑作OP。クオリティが高い。特にSFC版などの2行文版が人気。 -専用BGMは前作では織田だけだったが、上杉・武田・今川・毛利といった有名大名家の専用BGMも流れるようになった。 -前作では織田家・武田家といった有名な大名が滅びやすかったこともありコンピュータ同士の合戦を自動判定にした場合、有名な大名が有利になるように判定された。 **問題点 -本陣、本丸の地形効果が高すぎる。メチャクチャ硬い上に突撃も通用しない、おまけに天候にかかわらず常時鉄砲が使用可能なので力攻めは兵力を消耗しかなり面倒。 --一応少数で攻め込み野戦に持ち込むという方法もある。むしろこちらが圧倒的戦力で攻めるとほぼ篭城されるために数に頼る戦い方は分が悪い。最も、敵が大勢力だと何度も攻め込んで武将や兵力を減らす必要があるのでやはり効率的とは言えない、守備側が有利なのはリアルともとれるが。 -史実でも強かった鉄砲や鉄甲船が、異常なほど強力。 --鉄砲は移動力こそ低いが遠距離攻撃可能・超高火力の上弾切れなし・周りの鉄砲隊と連携と匙を投げたくなる強さ。 --本陣、本丸に鉄砲兵100で篭られると、地形・武将の能力によっては、数倍の兵力をもってしても落とせない。 --しかも難易度によっては、武田信玄や上杉謙信など鉄砲隊のイメージの薄い大名家までもがCPUは終盤は鉄砲フル装備状態にする。 --なお鉄甲船はCPUが使ってくることはほとんど無い。味方が作れるようになる頃には既に自勢力が強大化している時が殆どなので、作っても弱いものいじめ状態にしかならないという欠点も。 -武力96以上になると内部補正がかかってしまうため、上杉謙信・武田信玄・真田幸村が異様に強すぎ((幸村は元服年が遅いのがせめてもの救い))。謙信に至っては武力100と表示されているが、実際は120くらいある模様。 --それゆえ信玄・謙信は1人でもごり押しで天下統一が余裕。またCPUの謙信が鉄砲100で本陣に立てこもるとほぼ絶望的な状態に。 -相場を見ながらの米売買での利益が高く、相対的に内政にあまり意味がない。 --元々米の取引は街の開発(金収入上昇)より利益が高く主な現金調達手段の一つであったが商人の有無次第でできないことも多くほかの内政コマンドと釣り合いが取れていた・・・今作ではすべての取引を今井宗久が取り仕切っておりいつでも取引が可能。 --その為、効率だけを考えると「極力金や米を温存しつつ米相場の変化を待ちトレード→兵雇って訓練して出撃」という流れになる。戦争に集中しやすいとも言える。 -CPUのチートが酷い。 --こちらが米相場と睨めっこしている間に、相手はさっさと城と技術をカンストさせ、あっという間に大量の兵糧と鉄砲を完備する。しかも難易度が上がるほどチートは酷くなる。 --さあ出撃だと考えても、相手は全員が鉄砲武装で圧倒的な兵力。どうしろと。 -『全国版』では8ヶ国だった東北は、3ヶ国しかなく蝦夷国も登場しない。 --おかげで南部晴政や津軽為信などの陸奥国出身武将は登場しない。 -PS版・Win版など近年の移植では武将紹介OPが省かれていたり、隠れた名曲と評された「機能(セーブ・ロードなど)」の曲がないものもある。 **欠点かどうか微妙な点 -夜間奇襲が強すぎる。 --籠城戦の仕様もあって大軍を率いる意味が薄くなっているが、本陣立てこもりの対抗策にもなっている。 -九州では龍造寺と伊東無双になることが多く、史実((どちらの大名も、それぞれ沖田畷の戦いと木崎原の戦いで島津家に大敗し壊滅的打撃を受けた))と逆の立場になることがしばしば。 -茶器を家臣でたらい回しにして忠誠度を手っ取り早く上げる「茶器回し」という裏技がよくネタにされている。 **総評 信長の野望シリーズの中でも高い評価が多い作品。多くの機種に移植されている他、GBA版、DS2版(『信長の野望DS2』)とリメイク作品が2つもある。 -『信長の野望DS2』では、東北地方が3ヶ国から7ヶ国に分割、新たに南部・安東・相馬・津軽が登場、その他色々な部分がアレンジされている。 -機種によっては、前田慶次がシリーズ初登場する作品となった。 --当時、漫画誌『週刊少年ジャンプ』で連載中だった『花の慶次』や、同誌の読者コーナー『ジャンプ放送局』で前田慶次を捜索していたというネタが投稿されていたという影響もあったのだろう。 -松本図書助など、マイナーな武将が初登場。ごくごく一部で有名。

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