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*ロックマン6 史上最大の戦い!!
【ろっくまんしっくす しじょうさいだいのたたかい】
|ジャンル|横スクロールアクション|&amazon(B000068HLP)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|カプコン|~|
|発売日|1993年11月5日|~|
|定価|7,800円|~|
|配信|バーチャルコンソール&br()【3DS】2012年12月12日/500円&br()ゲームアーカイブス(PS3・PSP・PSV)&br()2013年2月27日/600円|~|
|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''|
**プロローグ
度重なるDr.ワイリーの世界征服計画に対抗すべく、X財団をはじめとして、平和を目的とした世界ロボット連盟が発足。~
数々の対ワイリー戦闘ロボットが製作され、その中で特に優れた8体のロボットが集結、ナンバーワンを決めるロボット選手権が開催された。~
しかしその8体のロボットが主催者のMr.Xに奪われてしまう。~
実はMr.XがDr.ワイリーを影で操っており、もうワイリーを使うまでもないとついに自ら世界征服に乗り出したのだ。~
Mr.Xの野望を阻止するためまたもロックマンの戦いが始まる。
**概要・特徴
-ファミコンで発売された最後のロックマン。
-基本システムは前作とほとんど変わっていない。チャージショットは前作が強すぎたためか今作ではちょっと弱体化しているがそれでも強力。
--また、前作よりも使いやすい特殊武器が増え、前作とは違いチャージショット一辺倒のバランスではなくなった。
-前作に登場した「M缶」は廃止された。
-ロックマンワールド4に登場したアイテム「エネルギーバランサー」が登場。とあるステージの隠し部屋で入手できる。
-ボス部屋が二つ存在するステージがある。どちらのルートでクリアしても問題はないが、特定の方を倒すと「BEATプレート」も入手でき、4つ全て集めると前作にも登場したサポートメカ「ビート」が呼べるようになる。
--基本性能は前作と同じであるが、ボス敵を攻撃しなくなったので弱体化した。ただしラスボスすら避けているだけで撃破できる前作のビートが調整不足であるといえるので、良調整である。
--プレートを持ってない方を倒しても後でステージに再挑戦して改めてプレートを持っている方のボスを倒せばちゃんとプレートは手に入る。
-今作の新システムとして、ラッシュコイル・ラッシュジェットと入れ替わる形で、サポートメカ「ラッシュ」との合体が追加。合体形態は二つ存在する。
--一つは「パワーロックマン」。射程は短いが攻撃力が高くチャージすれば特定のブロックを破壊できる。また一部の敵の防御を貫いてダメージを与えられる。
--もう一つは「ジェットロックマン」。エネルギーの分だけ空を飛ぶ事ができる。そんなに長く飛べるわけではないがエネルギーは着地するたびに全回復する。
--それぞれ特定のステージをクリアすると合体できるようになる。ちなみに合体中はスライディングができない。
-難易度は前作と大体同じくらい。つまりそんなに難しくないのでとっつきやすい。
-今作のBGMも高品質。特に今作は「世界各国から集まったロボットが敵」という設定から、特定の国を意識したBGMも多い。
--余談だがオープニングのBGMは日本版と海外版で違う。後に発売されたファミコン版ロックマンのBGMをまとめたサウンドトラックに海外版BGMも収録されている。
-本作のボスキャラデザインコンテストは日本のみならず世界各国でも開かれた。
**問題点
-ゲーム自体は丁寧に作られているが、若干マンネリ気味で全体的に地味。
-Mr.Xの正体がどう見てもあの人で、今回の黒幕もやっぱり…
--にも関らず自身の変装に自信満々のMr.Xと、正体発覚時に驚いて飛び跳ねるロックマンは、そのシュールさからネタにされる事が多い。
-ラスボスは第3形態まであり、シリーズで最多形態をとるものの、いまいち強くない。
--大型ボスは「特定の場所を攻撃しないとダメージを与えられない」ことが多いが、今作ラスボスはどこに当ててもダメージを与えられ、図体がでかいので攻撃を当てる格好の的となってしまうのが主因であろう。
--どの形態でも同じ特殊武器が弱点なので、手抜き感すら感じられる。
-スライディングの改悪
--本作ではスライディング中にジャンプする事ができなくなった。更にスライディングの終わり際に一瞬の硬直時間が追加されている。
--上記の仕様変更により、従来の流れるように動ける操作性から、やや動きの硬い操作性になってしまった。
--スライディング中にジャンプボタンを押した場合、その場で緊急停止するようになっているが、この緊急停止時にも一瞬の硬直が発生する。
-チャージショットの発射音がノーマルショットと同じで迫力に欠ける
--前作より弾が小さくなった事や貫通性が失われたのはバランス調整の結果としても、ダメージを受けるとチャージが無効になる性質だけは前作と変わっていない為、『4』のニューロックバスターよりも更に弱体化してしまっている。
**総評
-マンネリ感もありシリーズファンには地味で印象が薄いと評されがちではあるが、ゲーム自体は真っ当に作られた良作。難易度も低めなので前作同様ロックマンの初心者向け。
**余談
-今作のエンディングにおいて、ロックマンとワイリーの戦いに一度決着がつく。
--しかしながら次回作のオープニングであっさりと再開する。
-今作ではワイリーの罪状が「世界征服の罪」という謎の罪状である事が判明するため、ネタにされる事が多い。
-コミックボンボンで連載してた池原しげと氏によるコミカライズ版では、ケンタウロスマンがなんと''女性''として登場している。それに伴い兜の下は金髪のロングヘアーというオリジナルのデザインが施されている。
--しかもナイトマンの恋人という設定。
---が、名前に''マン''が付いているので''ウーマン''が登場した現在から見たら違和感を感じるかも知れない。
**移植
-他のFCロックマンシリーズと共に、PSに移植されている。
--ナビモードでは本作の曲がアーケード版でたったの1曲しかアレンジされてなかったのか、ほぼ全曲新規アレンジとなっている。
*ロックマン6 史上最大の戦い!!
【ろっくまんしっくす しじょうさいだいのたたかい】
|ジャンル|横スクロールアクション|&amazon(B000068HLP)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売・開発元|カプコン|~|
|発売日|1993年11月5日|~|
|定価|7,800円|~|
|配信|バーチャルコンソール&br()【3DS】2012年12月12日/500円&br()ゲームアーカイブス(PS版)&br()【PS3/PSP/PSV】&br()2013年2月27日/600円|~|
|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''|
**プロローグ
度重なるDr.ワイリーの世界征服計画に対抗すべく、X財団をはじめとして、平和を目的とした世界ロボット連盟が発足。~
数々の対ワイリー戦闘ロボットが製作され、その中で特に優れた8体のロボットが集結、ナンバーワンを決めるロボット選手権が開催された。~
しかしその8体のロボットが主催者のMr.Xに奪われてしまう。~
実はMr.XがDr.ワイリーを影で操っており、もうワイリーを使うまでもないとついに自ら世界征服に乗り出したのだ。~
Mr.Xの野望を阻止するためまたもロックマンの戦いが始まる。
**概要・特徴
-ファミコンで発売された最後のロックマン。
-基本システムは前作とほとんど変わっていない。チャージショットは前作が強すぎたためか今作ではちょっと弱体化しているがそれでも強力。
--また、前作よりも使いやすい特殊武器が増え、前作とは違いチャージショット一辺倒のバランスではなくなった。
-前作に登場した「M缶」は廃止された。
-ロックマンワールド4に登場したアイテム「エネルギーバランサー」が登場。とあるステージの隠し部屋で入手できる。
-ボス部屋が二つ存在するステージがある。どちらのルートでクリアしても問題はないが、特定の方を倒すと「BEATプレート」も入手でき、4つ全て集めると前作にも登場したサポートメカ「ビート」が呼べるようになる。
--基本性能は前作と同じであるが、ボス敵を攻撃しなくなったので弱体化した。ただしラスボスすら避けているだけで撃破できる前作のビートが調整不足であるといえるので、良調整である。
--プレートを持ってない方を倒しても後でステージに再挑戦して改めてプレートを持っている方のボスを倒せばちゃんとプレートは手に入る。
-今作の新システムとして、ラッシュコイル・ラッシュジェットと入れ替わる形で、サポートメカ「ラッシュ」との合体が追加。合体形態は二つ存在する。
--一つは「パワーロックマン」。射程は短いが攻撃力が高くチャージすれば特定のブロックを破壊できる。また一部の敵の防御を貫いてダメージを与えられる。
--もう一つは「ジェットロックマン」。エネルギーの分だけ空を飛ぶ事ができる。そんなに長く飛べるわけではないがエネルギーは着地するたびに全回復する。
--それぞれ特定のステージをクリアすると合体できるようになる。ちなみに合体中はスライディングができない。
-難易度は前作と大体同じくらい。つまりそんなに難しくないのでとっつきやすい。
-今作のBGMも高品質。特に今作は「世界各国から集まったロボットが敵」という設定から、特定の国を意識したBGMも多い。
--余談だがオープニングのBGMは日本版と海外版で違う。後に発売されたファミコン版ロックマンのBGMをまとめたサウンドトラックに海外版BGMも収録されている。
-本作のボスキャラデザインコンテストは日本のみならず世界各国でも開かれた。
**問題点
-ゲーム自体は丁寧に作られているが、若干マンネリ気味で全体的に地味。
-Mr.Xの正体がどう見てもあの人で、今回の黒幕もやっぱり…
--にも関らず自身の変装に自信満々のMr.Xと、正体発覚時に驚いて飛び跳ねるロックマンは、そのシュールさからネタにされる事が多い。
-ラスボスは第3形態まであり、シリーズで最多形態をとるものの、いまいち強くない。
--大型ボスは「特定の場所を攻撃しないとダメージを与えられない」ことが多いが、今作ラスボスはどこに当ててもダメージを与えられ、図体がでかいので攻撃を当てる格好の的となってしまうのが主因であろう。
--どの形態でも同じ特殊武器が弱点なので、手抜き感すら感じられる。
-スライディングの改悪
--本作ではスライディング中にジャンプする事ができなくなった。更にスライディングの終わり際に一瞬の硬直時間が追加されている。
--上記の仕様変更により、従来の流れるように動ける操作性から、やや動きの硬い操作性になってしまった。
--スライディング中にジャンプボタンを押した場合、その場で緊急停止するようになっているが、この緊急停止時にも一瞬の硬直が発生する。
-チャージショットの発射音がノーマルショットと同じで迫力に欠ける
--前作より弾が小さくなった事や貫通性が失われたのはバランス調整の結果としても、ダメージを受けるとチャージが無効になる性質だけは前作と変わっていない為、『4』のニューロックバスターよりも更に弱体化してしまっている。
**総評
-マンネリ感もありシリーズファンには地味で印象が薄いと評されがちではあるが、ゲーム自体は真っ当に作られた良作。難易度も低めなので前作同様ロックマンの初心者向け。
**余談
-今作のエンディングにおいて、ロックマンとワイリーの戦いに一度決着がつく。
--しかしながら次回作のオープニングであっさりと再開する。
-今作ではワイリーの罪状が「世界征服の罪」という謎の罪状である事が判明するため、ネタにされる事が多い。
-コミックボンボンで連載してた池原しげと氏によるコミカライズ版では、ケンタウロスマンがなんと''女性''として登場している。それに伴い兜の下は金髪のロングヘアーというオリジナルのデザインが施されている。
--しかもナイトマンの恋人という設定。
---が、名前に''マン''が付いているので''ウーマン''が登場した現在から見たら違和感を感じるかも知れない。
**移植
-他のFCロックマンシリーズと共に、PSに移植されている。
--ナビモードでは本作の曲がアーケード版でたったの1曲しかアレンジされてなかったのか、ほぼ全曲新規アレンジとなっている。